パオパオだより

2010年05月23日(日)

第33回小豆島オリーブマラソン [ランニング・出張販売]

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 廉と同じ大会で同じ距離のレースに出るのは何年ぶりだろう。
 そうそう、廉が高1の時、「坊っちゃんいっしょランランラン」(愛媛県松山市)でハーフを走って以来3年ぶり。

 「親子対決」とは名ばかり。私の目標は、10kmゴールで廉のゴールから10分以上離されないこと。廉が36分でゴールするとして、私は46分以内。なんとも情けない目標です。
 それよりも、せっかくの折り返しコースなので、帰ってくる廉を見つけてしっかり写真を撮ること。こっちのほうが大事。
 さて、結果は・・・。

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 朝5時45分起床。
 外はなぐりつけるような雨。「小豆島オリーブマラソン」に来だしてからちょうど20年くらいになるが、当日の朝から雨なのは初めてである。
 出店場所をお借りしているバスの車庫は、大きな屋根があるので助かる。雨だとお客様は少なくなるが、商品をいためてしまう心配のほうが先に立つ。

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 「いつもブログ見せてもらってます。」
 初対面の人であっても、その一言でお友だち。ブログの中の私のことをよく知ってもらっているということだ。
 今日一番に声をかけてくださったのは、高知の安光さん。私と同じく去年「四万十川ウルトラ」に初めて出られ、安光さんは見事完走されたそうだ。
 「折り返しで出会ったら、大声で呼んでください。写真撮らせてもらいますし。」
 しかし、5000人規模の参加者なので、うまく撮れない可能性が高い。失敗保険のつもりで、うちの店の前で写真を撮らせてもらった。

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 10時ちょうどに、黄色ゼッケンのハーフがスタート。
 その7分後に、青ゼッケンの5kmがスタート。
 そしてそのまた7分後、私ら白ゼッケンの10kmがいよいよスタート。

 「スタート○分前です」と1分ごとにコール。
 「スタート3分前です。」
 「あー! チップ着けんのん忘れたー!」

 建物をぐるっとまわってうちのテントへ。チップと針金をつかんでスタート地点へダッシュ!

 「スタート30秒前です。」
 手がふるえて、うまいこと着けられへんがなー。スタート地点の先頭で、かがみながらモゾモゾしている変なオッサン。ムチャクチャやけど、なんとか5秒前くらいに取りつけることができた。

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 廉は入賞狙いなので、初めから先頭に並んでいた。
 「時々おんにゃー、速くもないのに先頭に並ぶ場違いな人・・・」
 あっ、それ、今日の私でした・・・、すいません。

 スタート直後、後ろから見てみると、廉は好位置をキープしていた。
 あとは、前をしっかり見て、自分の走りに徹すること。ロードでは、つぼにはまると自分でもビックリするようないいタイムで走れることがある。激しかった雨も少し小降りになり、走る条件としては最高に近い。

 あと、私の仕事は、しっかり写真を撮ることだけ。

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 3km地点の近くが、毎年泊めていただいている「千鳥」さん。ご家族そろっての応援です。
 と言っても私への応援ではなく、10kmに出場されている姪子さんへの応援です。
 せっかくなんで、ちょっと道を横断させてもらって、パチリ! ご主人も、私の写真を撮ってくださっています。

 「姪子さん、ウェアの色なんでしたっけ?」
 「えーと、ブルー。」
 「写真、撮らんなんから・・・」
 「もうだいぶ先に行ったよ。ちゃんと撮ってね。」

 おかみさんは頭の切れる方で、こちらの聞くことに即座に答えてもらえます。20年前からまったく歳をとっておられません。

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 折り返しに近づくと、カメラの用意。
 しばらくすると、白ゼッケンダントツのランナーが一人。しばらく置いて4、5人が続いて迫ってきた。
 その人影から、「ウェイ!」
 
 「あっ、廉」と気づいたときは、もう後ろ。この人ごみの中では写真は無理やな。なんと言っても、14分先にスタートしたハーフ3000人近くをかき分けて進まんなんにゃからなあ。14分差やったら、10kmのトップ集団は8割り方抜いてんのとちゃうかなあ。

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 正確には分からなかったが、廉は10番手以内には入っていた。年代ごと6位まで入賞なので、これでバッチリ。後はタイムやね。

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 折り返しにだいぶ近づいたところで、ブルーのユニフォームの女性ランナー発見。
 カメラを向けると手を振ってくれはったので、「千鳥」さんの姪子さんにまちがいない。ただ、ちょっとガラスがくもっていたようで・・・。

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 私の5km地点は、23分07秒。
 これは後半ペースアップしないと、目標の46分をオーバーしてしまう。

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 うちの店の前が、残り500m地点。

 「廉、どうやった?」 
 「2位やで。よかったわ。」
 「写真、撮れた?」 
 「あかん。撮れへんかった。」
 「あらまー。」

 ゴール手前で立ち話をするお気楽な夫婦でした。

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 ゴール前も写真を撮ってと・・・。
 結局ゴールは、45分52秒。一応、目標の46分はクリア。

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 ムチャクチヤあせって着けたチップも、ゴールまで取れずに無事。この大きな鉄板プレートには、大きすぎて今までいい印象がなかったが、あわてて取り付ける場合はいいのかも。

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 記録証発行係のおねえさんもパチリ!
 「わー、写真撮ってもらったー」と喜んでくださっていた。

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 愛媛のお友だち・塩崎一将さん。この大会と11月のタートルマラソンでいつも会います。今日は10kmを1時間3分。前より楽に走れているように見えた。
 塩崎さんのお母さんも久しぶりに走られ、10km51分。本当はもっともっと速い実力の持ち主です。 

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 廉の正式タイムは、35分06秒。29歳以下の2位。
 私が思っていたタイムより1分ほど速い。まさかここまで伸ばしてくるとは・・・。
 次のトラック10000mが楽しみじゃー。(次くらい、気温が急上昇して頭がガーンになりそうな気配がせんこともないが・・・。)
 まっ、何でもいいほうに向けていこうぜ!

         廉            パオパオ
 記録     35分06秒      45分52秒     
 総合順位  6位/1563人中  113位/1563人中
 種目順位  2位/ 171人中   18位/157人中

 目標の廉のゴールから10分以内は、ダメー。
 廉の写真も、失敗。
 でも、雨の中、しっかりも目標を持って走れたことはよかった。

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 とかしき島マラソンで知り合った大内さんが、ごあいさつにきてくださった。山口県の大学の先生である。
 この大会は初出場で、5km50代の部で4位入賞されたようだ。
 私の10kmのタイムが、とかしきのすごいアップダウンのコースより悪いのを知って驚いておられた。そうなんです。私は練習してこそそこそこ走れますが、ふだんはこんなもん。でも、来年の「とかしき」では、こんどこそ、「打倒大内!」ということで。

 少しお話させていただいただけだが、大内さんの研究にも興味がもてる。専門は数学だそうだが、古銭の研究もされている。そこに統計学などもからみ・・・。
 いつかゆっくりお話ができればうれしいですね。

 ほかには、「ランナーズ9の会」の山下けいきさんも来られていた。小豆島町(旧内海町)は、山下さんの地元・茨木市と姉妹都市の関係を結ばれているそうだ。それで13年ほど前からずっとこの大会に来られているとのこと。
 今日は私が「ランナーズ9の会」のユニフォームじゃなかったので、ちょっと話もはずまなかったかな。

 廉がいると後片づけも早い。2時半ごろに終わり、土庄へお買い物に。「しまむら」と「マルナカ」で、衣類やおみやげを買った。
 いつもはギリギリ5分前くらいに着いていたフェリー乗り場も、余裕の30分前に到着。

 結局一日中降り続いた雨だったが、それほどイライラもせず、余裕を持って過ごせた一日となった。それは、廉が手伝いに来てくれたのと、予想以上の2位入賞をしてくれたのが大きいねえ。

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 瀬戸内海では珍しい強風にゆれるフェリーの中で、パンをぱくつくますみさん。廉がいたから、私をぼろくそにゆうのもちょっとひかえてた?

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 こちらは、三木SAの宝塚ホテル直営のレストランでの夕食。

 真樹、ごめんなー。きくとの留守番、たいへんやったやろ。
 また、夏にみんなで旅行に行こうなー。

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◎おまけ・・・「千鳥」のご主人が撮ってくださった2年前の写真

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2010年05月22日(土)

第33回小豆島オリーブマラソン・前日受付 [ランニング・出張販売]

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 小豆島坂手港前の「鯛安」さん。ここのお寿司が、今まで食べたお寿司の中で一番おいしいお寿司です。
 今年も、この大会には廉が手伝いに来てくれた。その理由の一つは、この「鯛安」さんのお寿司が食べられるから。たぶん廉の一番の好物は、《おいしい》お寿司です。

 私たちは、金曜の夕方、岡山県日生港発のフェリーで小豆島入り。廉は大学の授業の関係で、本日早朝家出発。家から自転車で地下鉄・国際会館、京都駅からJRで姫路駅。駅前からバスで姫路港。姫路港からフェリーで小豆島福田港へ。
 福田港着が11時25分だったので、廉を迎えに出店場所の坂手港前を11時に出た。

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 道端のガレージで、かわいいワンちゃん軍団発見。
 ロープも首輪もないが、自称・雑種犬研究会会員の私としては「琉球犬系」と判定。

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 こちらは明らかにオス。
 私が手を出しても、「ウー」とうならない。穏やかな野良犬(?)です。 

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 こちらはたぶんメス。
 体のシマシマは、琉球犬や甲斐犬などにしか見られないもの。
 どうしてこんな上等ぽいワンちゃんたちが、こんなところにたむろしているのだろう。

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 福田港の手前で11時25分は過ぎていたが、フェリーは今まさに着岸しようとしているところだった。後で廉に聞くと、お客さんが多くて、乗船手続きに時間がかかったらしい。

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 以前はこの福田港もよく利用していたのだが、最近はもっぱら「日生〜大部」航路。この福田港に来るのは久しぶり。

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 早朝から何回も乗り換えなので、ちょっと心配していた。でも、JR姫路行き快速→バス→姫路港発フェリーというパターンの人がたくさんおられたらしい。仲間がいれば心強い。

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 廉は朝5時40分に起きたと言っていたので、およそ6時間の旅。ご苦労さんでした。

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 戻りしに「鯛安」さんに寄り、お寿司の持ち帰り。急いで食べて、さっそく仕事。
 廉はそのつもりで来ているので、一切不平不満なし。まあ、お寿司がおいしかったのが一番かな。

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 うちの出店場所は大会受付のすぐおとなりなので、多くの人がちょこっとのぞいてくださる。

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 ただし、前が路線バスの回転場所になっているので、車を止められないよう注意して見ておかなくてはならない。

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 廉がしっかり働いてくれているので、私はそこらをブーラブラ。
 とはいっても、ここの近辺にはコンビニもスーパーもない。かなりさびれたところです。

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 坂手港の近くで、かわいいワンちゃん発見。 
 「バジル・オス・まだ2ヶ月」
 私の手のにおいをクンクンとかいでいた。

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 前日受付は6時で終了。
 廉がいてくれたので後片づけも早くできた。ちょうど7時ごろ、会場出発。
 さっきのかわいい琉球系ワンちゃん3頭、まだいるかなあ・・・。

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 いましたー、おんなじ場所に。
 フラッシュたいたら目が光ってちょっとこわい感じやけど、ほんまはビローンとしたのんびり系のええワンちゃんたちです。 

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 ちょっとさわっていきたかったけど、もうおなかペコペコやったし、ここはしんぼう。
 また、明日会えたらいいのにね。

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 夜は、「千鳥」さんでおいしい夕食。
 廉も、おなかいっぱい食べられたようでよかった。
 
 明日は、「めざせ入賞、36分」。私はそれプラス10分で46分。じゃじゃぶりの雨の中を走るのは久しぶりやけど、しっかり走ろうぜ! 

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2010年05月21日(金)

「西遊記」 [グルメ情報]

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 水曜の昼、久しぶりに二人で外食。
 北山通り「TSUTAYA」のお向かい、松ヶ崎の「西遊記」。
 うちのヨメさんは中華料理が好きだ。私ものどの通りがいいので、中華は好きなほうである。

 ヨメさんは「焼きソバとバンズのセット」、私は「麻婆豆腐のセット」。両方1000円。
 これに「辛〜い手羽先4本」というのも注文した(770円)。
 どれもおいしかった。特に「辛〜い手羽先」は、辛くてたいへんかなと思っていたが、そうでもなかった。お上品な辛さだった。

 このごろ、水曜定休日に「食べに行こか」とさそっても、「アンタと食べてもおいしない」と断られ続けていた。この日は、ちょっとはきげんがよかったんかな。

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  今度の日曜は、「小豆島オリーブマラソン・10km」で廉と親子対決。とは言っても、廉は36分くらいで走るやろうから、私の目標は10分以上離されないことかな。それと、廉の写真をしっかり撮ること。
 たぶんヨメさんは廉の応援ばっかりして、私の走ってる写真も撮ってはくれんにゃろなあ。うちの出店しているすぐ前を通過するんやけど・・・。

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2010年05月20日(木)

ドローとビローン [グルメ情報]

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 まだまだ続く、「鯖街道」ネタ。

 家に帰ろうと叡電・出町柳駅まで来た時、めちゃくちゃソフトクリームが食べたくなった。駅の近くにはコンビニがない。でも、「ロッテリア」がある。とりあえず入ってみた。

 「あのー、ソフトクリームぽいもんてありません?」
 「ソフトクリームぽいものはないんですけど、ドローとしたものだったらあります。」
 「あっ、それ。そのドローとしたもんください。」

 若いおねえさんの店員さんも心得たものである。私のような中途半端なオッサンに対する説明としては、「good!」
 「マックシェイクみたいなもんです」と言ってくれればもっとよく分かったけど、さすがにライバル店の商品名は出せへんわなあ。
 まあ、このおねえさんにはほっこりさせてもらいました。そのドローとしたやつ(商品名不明)も、めっちゃうまかった。

 そこでそのドローを食べている時、8チャンの「よーいドン」で紹介していたあんドーナツのことを思い出した。
 「京ぜんざいあげあんぱん」、買いに行こうっと。
 出町枡形商店街に入った南側3軒目。こじんまりしたお店「いがぐりくん」。黒あんドーナツと白あんドーナツの2種類のみ。毎日11時、3時、5時の3回のみ各限定100個。
 私は、あげたてあつあつの黒3つと白3つを買った。(1個180円。)
 出町柳駅のベンチで黒のほうをパクリ。パンの中からおもちがビローン。これにあんこがからんで、また絶妙のコンビネーション。自販機でこうたサイダーと合いまんにゃわ。

 ドローとビローン、どっちも抜群の味でした。
 と言うか、マジメに走った後は何でもおいしいんかなあ。

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2010年05月19日(水)

ごん・17歳 [わんこ・にゃんこ]

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 鯖街道ウルトラが終わって、その帰り道。叡電・出町柳駅に向かう途中、前をトボトボと歩いているかわいいワンちゃん発見。飼い主さんに聞いてみた。

 「ワンちゃん、おいくつですか。」
 「17歳なんです。」
 「すごい、17歳ってなかなかいませんよね。」
 「もうだいぶ弱っているんですけどね。近所で仲良くしてもらってた犬がみんな先に死んでしまって、さびしくてねえ。」
 「そうですか。うちが前に飼ってた犬も、16歳で死んでしまいました。たいていそれくらいですよね。17歳はすごいですよ。やさしい顔してますね。お名前は?」
 「ごんです。」
 「ごん? ごんって、オスですか?」
 「いえ、メスなんですけど、小さいときオスだとばっかり思っていて、そうつけたんです。」
 「そうなんですか。もっともっと長生きしてね。ありがとうございました。写真撮らせてもらってもいいですか。」
 「はい、ありがとうございます。」

 今日は、レース中にはあまりたくさんのワンちゃんに会えなかった。でも、最後にかわいいワンちゃんにめぐり会えた。年とっている犬は、みんな天使に見える。
 出町の近くに住んでいる犬みたいだし、ぜひもう一度会いたいな。

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2010年05月18日(火)

第15回鯖街道ウルトラマラソンBコース・まとめ [ランニング]

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 途中の記事もろくすっぽ書いていないのに、もうまとめです。
 「パオパオだより」は、そんないいかげんなブログです。最近、とりあえず写真だけアップしておいて、記事を後付けするパターンになっています。「鯖街道」の中身もぼちぼち後付けしていきますので、また戻って見てくださいね。

 ということで、「鯖街道」まとめ。

 ゴールして豚汁をもらおうと思って歩いていると、「ふじいさーん」という黄色い呼び声。それもダブルで。京都ランナーズの外峯さんと松田さん。

外「藤井さん、走れましたやん。」
パ「まあ、なんとか。」
松「よかったねー。昨日もフル走らはったんでしょう。」
パ「そうやん。もう今日はとんでもないことになるかと思ってたけど、走れましたわ。昨日は平坦な周回コースで、今日は山の中でしょう。全然ちがうコースやったから、気分が変わって走れたんやろね。みんなに勧めますわ、2日連続フルマラソンはおもしろいぞ、って。」
外「尊敬しますわ、そんなことできはる人って。」
パ「こんなもんだれでもできますって。昨日は制限5時間で、途中子どものレース観戦も入っててきつかったけど、今日は制限8時間ですもん。よっぽどのことがない限りゴールできますって。」
松「でもそれができて、なんで100kmが完走できんかなあ。」
パ「てへへ・・・。」
外「足とか、なんともないんですか。」
パ「うん、どうもないなあ。ヒザとかやられたらかなんかったんやけど、まあ今日はゆっくりやったからもったね。それよりね、股関節あたりが痛とうて・・・。股間の部分がズボッと取れそうなくらい痛いんですわ。どんどん悪化してるみたいで・・・。いっそのこと股間部分がズボッと抜けて、宇宙に飛んで行ってくれへんかいなあと思ってしまいますわ。」
外「なんとなくわかります。」
パ「わかるんかいな!?」

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パ「こんなことばっかりしてたら、またヨメさんに怒られますねん。」
松「いや、なんで。これも仕事のうちやんねえ。」
パ「そそそ。どんなウェアが多いかとか、どんなシューズがこのコースには合うかとか、市場調査せんとね。今日もね、足首に手作りのカバーしてはる人がいやはって、聞いてみたら小石が入らんようにしてはるんですって。そんなんは、実際にレース出てみんとなかなかわからんことやからね。うちのヨメさんにゆうたって、『ダンナさん、しっかり仕事してはるよ』って。」
外「今日も急いで帰らなあかんのとちゃいます?」
パ「いや、それはない。がけから落ちてポックリ死んでくれたらええのにと思うタイプやから。このナンバー見て、『ろくに(692)仕事しない』って書いてあるやろ。」

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パ「ふくらはぎのゲイターするようになってから、こぶらがえりせんようになって・・・。」
松「えー、そうなん。私も毎回足がつるんやわ。」
外「今してはる人多いよ。私もほしいなあ。」
松「それっていくらするんですか。」
パ「3990円です。ただほら、合う人と合わへん人とあるしねー。」
松「いや、ほしいわあ。買いに行こうかなあ。」
外「私には高くて買えへんわ。松田さん合わへんかったら、私にちょうだい。」

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 豚汁をもらったあと、ゴールしてくるランナーを見ていると、また外峯さんに声をかけられた。

外「藤井さん、私はほんとに尊敬します。」
パ「なんでやねん。一回2日連続フルを走ってみたかっただけのことやん。こんなこと、だれでもできるって。ひとに『ほー』とか言ってもらいたくて走ってるだけやっちゅうねん。」
外「いや、だれでもできることじゃないですよ。体もだいぶしぼられて、精悍な感じになってますよね。」
パ「そうでもないで。けっこう腹出てんでー。見せましょか。」
外「いいです!」

外「私、今年初めてこの大会に出たんですけど、藤井さんの去年のブログ見てたから、それがシュミレーションになってて、走りやすかったです。」
パ「いや、ありがとう。役に立ちましたか。」
外「杉峠に行くまでのきれいなツツジ探しましたわー。」
パ「あーそれ、ボクも探しててん。今年咲いてへんかったね。でも、あそこいっちゃん好きやわ。なんか幻想的な感じで。天にのぼっていけそうな気になんにゃな。」
外「それで、ますみさんに、『愛してるとか言いなさい』とか電話で言ったりして・・・。」
パ「へへへ・・・。」

 そしてこのあと、お互いの家族に関する話題になった。私のほうは公開してもまったく問題ないのだが、外峯さんのほうはダメだと思う。
 一般的な話として、走ることが大好きな人と好きになれない人が夫婦になった場合は・・・。いろいろと問題が生じるでしょうね。うちのヨメさんは、「アンタが走ってへんかったら、私は走ることが好きになってたと思う。アンタが自分勝手に好き放題走ってるのを見るとむかついて走る気がなくなる」と言う。
 そらそやな。うちのヨメさんが走ることに必死になったら、私はうれしい。でも、例えばフラダンスに必死になって、家帰ってきたら玄関で倒れるようなヨメさんやとしたら、それを心から応援できるやろか。なかなかむずかしい問題ですな。

 話の脈略が全然ないんですけど、私が外峯さんに最後に言った言葉。
 「外峯さん。うちのヨメさん、外峯さんのゆうことやったら割りとちゃんと聞くみたいなんやわ。そやし、今度おうたらゆうといて。『ダンナさん、ああ見えてもいいとこいっぱいありますよ。ますみさんのことをすごく大事に思ってはるし、本当に愛してはりますよ』って。」
 「そこまで言わなあきませんか」とは、外峯さんのお返し。
 「そら、言わな。」
 外峯さん、あきれとったなあ。「なにをぬかすか、このオッサン」ていう感じやろなあ。

 本当のまとめ。
 今年の「鯖街道ウルトラマラソンBコース」の収穫は、杉峠でかもなす・由美さんと話せたことと、ゴール後に外峯・松田ペアと話せたこと。これに尽きます。

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