2018年05月20日(日)
第38回奥びわ湖健康マラソン [ランニング・出張販売]
ふつうの車いすランナー・川畑さん(大阪)。
15kmの部のスタート前にお見かけし、「お話させてもらっていいですか」と声をかけさせてもらった。
奥様といっしょに待機されていたのだが、すごく実のあるお話ができた。ご夫婦とも気さくな方で、私の話を親身になって聞いてくださった。
もちろん、その中身は「ふつうの車いすランナー・下山さん」の件。私との出会いから話し始め、ふつうの車いすではほとんどの大会で出場を認められないことを主に話させてもらった。
川畑さんも同じ悩みを持っておられたが、今までいくつかの大会でふつうの車いすでの出場を認められたとのこと。この「奥びわ湖」も前もって問い合わせたが、「どうぞ出場してください」と大歓迎されたそうだ。もうそれだけでも、いい大会だと感じます。
また、目標にしている「ふつうの車イスランナー」がおられることも教えていただいた。神戸のHさんという方(50歳代)は、ハーフを1時間半くらいで完走されるらしい。日常生活用で、重くて太いタイヤの車いすでですよ。
関西には、ふつうの車いすでも出られる大会がけっこうあるらしい。(残念ながらフルはなく、ハーフ以下の距離のレースではあるが。)
「下山さんにもぜひ出てもらいたい」とお誘いを受けた。年齢も下山さんに近いようだ。下山さんと川畑さんのお二人が並んで走っているところ、見てみたいですねえ。早く下山さんにメールしなくては。
スタート前に、私といっしょの写真を奥様に撮っていただいた。本当は、ご夫婦の写真を撮りたかったんですが・・・。
今度お会いした時に、また交渉してみよう。
◇ ◇ ◇
川畑さんがこのブログを見てくださると信じ、今までの下山さん関連の主な記事をピックアップ。
「なぜ車イスだけが、ダメなんでしょうね」」2012年9月11日
「マラソン大会から車イス使用者を排除することは社会から排除するのと同じではないのか」」2012年9月15日
「下山さんに申し訳ない」2012年9月21日
「普通の車イスランナー・下山さんの決意」2014年2月22日
「『かつしか』でお会いしましょう」2015年3月5日
「第4回かつしかふれあいRUNフェスタ」2018年3月11日
こんなところでどうでしょう。
どの記事も長くて見るのが大変でしょうが、見てくださーい。
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朝6時出発予定が、もたもたしていて6時7分。
それでも会場(旧西浅井町役場)到着は7時25分。近いと焦ることがないので楽。
今年は、ランニング用品系はうちともう1店舗だけの出店だった。
15kmに2000人、5kmに500人の参加だが、受付が混雑することはなくスムーズに。
この大会はなんでもシンプル。
タイム計測なし、記録証なし、ナンバーカードは前だけ、参加賞も小さめのタオルのみ。これで十分です。
今日はヨメさんがおにぎりを作って来てくれて、運転しながら2個とも食べた。それでも物足りなかったので、赤飯を買ってきて腹ごしらえ。今日は順位を争うレースではないので、お腹いっぱい食べてもだいじょうぶ。
9時半ごろからアップジョグに。
いつものワンちゃんコース。
「ひょっとしたら今年は会えへんかも・・・」と心配していたが、ちゃんと会ってきました。ガリガリになっていたのが気になったが、また来年までしっかり生きてね。
会場のトイレは混雑していたので、すぐ近くのJR・永原駅のトイレを借用。こちらはすいていた。
この大会に出店させてもらうようになって7年目。
出店場所が同じなので、毎年顔を出してくださるお客様も増えた。あがたいことです。
10時10分ごろにランナーが動き出した。
「えっ、もうはや移動かいな。」
15kmの部は、スタート地点が500mほど先。プログラムにはスタート10分前の10時20分に整列と書いてあったので、このころから移動される方が多かったようだ。
私も前に並びたかったので、いつもより早めにスタート地点に向かった。
たぶんすでに私の前に1000人以上。追い抜けそうになかったので、左側にある歩道を駆け抜けていった。
その時、チラッとふつうの車いすのランナーが目に入った。
「これは素通りはできん。こういう時に話をせんことには」と思い、引返した。
いきなり話しかけられて戸惑われたとは思うが、やはり話しかけさせてもらってよかった。今までいろいろな大会に出場してきたが、車いすランナーと「いっしょに走った」経験は、「マラソンに挑戦する会」(金沢)、「阿波吉野川マラソン」(徳島)、「かつしかふれあいRUNフェスタ」(東京)の3大会のみ。今日でやっと4大会目。そんな貴重な体験を、取材しないわけにはいかない。
東京の下山さんを紹介する話をしていて、途中で「これは完全に自分の自慢話みたいになってるなあ」と思った。
「長距離夜行バスで東京・金沢を往復してフルマラソンに参加」とか「泊まる場合はネットカフェ」とか、「フルを4時間半ちょっとで完走」とか。
「ところで、その下山さんとあなたはどういうご関係?」と聞かれると言葉に詰まってしまう。
「まあ、ちょっと変わったオッサン同士ということで・・・。(一回りも年下の下山さんに、「いっしよにしないでください」と怒られそうですが。)」
※ついでに、「第34回阿波吉野川マラソン〜新しいともだち〜」2012年10月21日 も見てください。
10時30分、15kmの部がスタート。
私はずっと5kmの部に出て続けていたので、15kmは初めて。でも出られた方にお聞きすると、「景色が抜群で、ずっとフラットで走りやすい」とのこと。ということは、絶好調時ならキロ4分半で1時間7分、不調時でもキロ4分50秒で1時間12分くらい・・・。
それが頭に残っていたので、スタート前に川畑さんから「今日はどれくらいで?」と聞かれたときに、見栄を張って「1時間7分で」と答えてしまった。
なんでやねん。腰痛最悪で、靴下履くのにかがめへんゆうてるのに。この「見栄」が、だんだんと効いてくることになるとは・・・。
自分ではかなり前のほうに並んでいたつもりだったが、スタートラインを超えるのに55秒もかかってしまった。
最初の1kmは4分22秒で行けたが、そのあとはガクンと落ちて4分50秒。
「えっ、このペースやと最悪想定の1時間12分も無理やん。」
そのあともスピードアップを図るが、アップせず。
今日はかなり涼しくなるとの予報だったが、日なたはかなり暑い。これがスピードアップできない理由か。いやいや、やっぱり腰痛のせいですね。
折り返してきたトップ。
今年は、1位の選手に宿泊券が贈呈されるらしい。
これは、私は反対。
この大会は「健康マラソン」と銘打って、タイム計測も順位表彰もしないはず。中途半端な「優勝者のみたたえる」はやめたほうがいい。どうせするのなら、「全参加者(または全完走者)の中から抽選」でしょう。健康マラソンですから。
7km過ぎで折り返し。
つまり、往路は8km近くある。
この大きな木を折り返し点に決めたため、スタート地点が前のほうになったようです。
「折り返してからの残りのほうが長い」ちゅうのは、ちょっとしんどいですねえ。
折り返すと、急に走りやすくなった気がした。
ほとんど風はないように思っていたが、若干帰りは追い風になっていたのではないのだろうか。
川畑さんに遭遇。
もっと差をつけていると思っていたが、そんなに大きな差は空いていなかった。
川畑さんは、まずまず順調な走りに見えた。
10km、48分19秒(23分57秒)。
残り5kmを24分で行っても、1時間12分を超える。
「今日は景色を見ながらゆっくり」のはずだったのに、「1時間7分で」と宣言したばっかりに、「これではかっこ悪すぎる」と思えてきた。
そのあとは自分のターゲットに出来そうなランナーを、一人食いまた一人食いしてがんばった。
最後のほうも、何回も抜きつ抜かれつの男性ランナーと競い合った。
そのおかげで、最後の5kmはかなりのスピードアップができた。
最後が直線で、ゴールアーチが見えるのがいいですね。
ここでラストスパートするランナー多し。私もがんばったつもりだったが、例の「抜きつ抜かれつさん」に最後はかわされてしまった。
ゴールは1時間11分50秒(23分30秒)。
何とか、最悪想定の1時間12分が切れたからいいか。
この大会名物の手書き完走証。
みなさん、ものすごくていねいに書いてくださっています。ありがとうございます。私はこれを毎年楽しみにしています。
ゴール後はコースを逆走し、応援へ。
私に「15kmの部は景色が抜群ですよ」と教えてくださった相馬さん。
いつもの軽快な走りだった。
そのすぐ後ろに川畑さん発見。
今日は、1時間半切りが目標だったそうだ。
余裕で8分残しのゴール。
その表情からは、ほとんど疲れておられないように見えた。
出店テントに戻ろうとすると、お隣のテントにかわいいワンちゃん。大型系雑種犬に見えたけど、ちがうんでしょうか。
飼い主さんがどの方が分からなかったので、勝手に写真を撮らせてもらった。たぶん、次はうちのテントに来てくださるだろうと思って。
ところが、このワンちゃんの飼い主さんはうちにはご来店なさらず。ワンちゃんのお話を聞こうと思っていたのに、残念!
店に戻ってしばらくすると、川端さんご夫妻がごあいさつに来てくださった。
「走った後すぐにお仕事で、たいへんですね」と川畑さん。
「安心してください。この人は仕事なんか一切しませんから」とうちのヨメさん。
「仕事するふりするのもたいへんなんですよ」と私。
また、「抜きつ抜かれつさん」もご来店。
「ずっと抜きつ抜かれつでしたよね」と話しかけたが、私の存在はまったく意識の中にはなかったようだ。しかし、その言葉をきっかけにいろいろと話しこんだ。
20代だと思いこんでいたその男性ランナーは42歳。まだ走り始めて4年とおっしゃっていた。「練習ではキロ5分を切ったことがないのに、レースになると速く走れるんですよ」ともおっしゃっていた。
こんなふうに、同じレースを走った者同士がすぐ友だちのように話せるのがマラソン大会のいいところ。
商売的にはほとんど役に立っていないかもしれないが、マラソンの話なら何でも対応できるところが私のいいところである。
毎年のことだが、JRで来られるランナーも多い。
今日が、一年で一番乗降客が多い日かも。
1時ごろから片付け始めて、2時半ごろ会場出発。
今年は商品の品ぞろえが芳しくなかったが、その割には売り上げは健闘。楽しみに待ってくださっているお客様が多くいてくださっているということ。その期待に、こちらもこたえられるようにがんばらないと。
遅いお昼ごはんは、「道の駅・マキノ追坂峠」へ。
びわ湖がきれいに見える「おうさかとうげ」やと思っていたら、「おっさかとうげ」と読むんですね。
私は「エビフライ定食」(980円)。
ヨメさんは「チキン南蛮定食」(980円)。
きれいな景色を見ながら、ゆっくり食べることができた。
帰りも近いですから。
先週寄ったばかりの「道の駅・くつき新本陣」へ。
もちろんお目当ては、「ひだまり堂」のパン。
あと、お漬物がなくなったので梅干しなども買った。
それと、ヨメさんは庭に植えたトマトとしそ用の腐葉土を買っていた。
寄り道して帰ったのに、家に着いたのは5時。
朝出るもそんなに早くなく、帰りは早く帰れる。天気さえよければ、大会規模の割にはまあまあ売れる。「京都キャロット」にとっては、本当にありがたい大会です。
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【今日のきく】
オバサンの家庭菜園づくりに付き合ったげているきく。
なぜか、憂いのある表情・・・。
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2018年05月13日(日)
第40回鯖江つつじマラソン [ランニング・出張販売]
朝4時40分起きで、4時55分出発。
自宅から名神・京都東ICまで約15km。
京都東IC〜鯖江ICまでは158.5km、4770円。かなり高い。
ただ会場が高速道を出てすぐなので、6時45分に到着。こんなに遠いのに、1時間50分で来れた。
昨日の時点の予報では午前中は降らないということだったのに、それがどんどん早くなってしまった。会場に着いたときにはもうかなりの雨。
テントを2つ立て、ブルーシートで車のバックドアとつないだ。これで何とかお客様に見ていただけそう。ただしみなさん体育館に入って行かれ、こちらをのぞいてくださる方は少なかった。
選手受付は7時から。
短いレースに絞った練習はできていないのと、頭痛が続き体調がもひとつなこともあってDNSということも考えた。でも、せっかくやしねえ。目標の21分切りができたら、ぎりぎり10位以内入賞もあるかもしれないし。
受付をした後、体育館のトイレへ。
まっさらなきれいなトイレで気持ちよかった。
9時35分にハーフの部がスタート。
朝にごあいさつに来てくださった、三重の林さん。林さんは、サンショー(3000m障害)つながりの走友。
今年のインターハイ陸上が伊勢で開催なので、見にいく約束をした。林さんは審判をされるらしい。(ただし、インターハイの時期は私の入院時期と重なる可能性あり。)
元取引先におられたRさん。この大会の常連さんです。
元気そうににこやかに走っておられた。1年に一度お会いできるだけでもうれしいです。
2kmほどアップジョグをしたのだが、頭痛はまし。雨が降って呼吸がしやすいので、とりあえずレースには出ることにした。
5kmの部は10時5分スタート。
10分前に集合場所に行くと、同い年最強の北出さん、2年前にゴール前デッドヒートだった山本さんが見つかった。
北出さんは、スタートラインに並んだ時にメガネを落としたことに気づいていないというおとぼけ。拾った女性ランナーから預かったメガネを渡すときに、今までのおとぼけの数々を教えてもらった。これでスタート前の緊張が解けた。
スタート直後に、もう北出さんの姿は見えなくなってしまった。でも山本さんがすぐ前に見えたので、山本さんを目標にして、離されないようにがんばって走った。
最初の1kmは4分05秒。このペースを落とさないように。
しかし、このあとは4分17〜4分20秒ペース。
折り返してきた北出さん。
いつものフォアフット走法。大迫選手ばりの軽やかな走り。
山本さんとは、この時点ではわずか20mほどの差。
後半がんばれば、追いつけるかも。2年前のデッドヒート再び!
しかし、強いランナーは後半が強い。山本さんとの差はどんどん広がっていった。
残り1km地点で17分ちょうど。最後の1kmを3分台は無理じゃろう。
ゴールは21分17秒。
「ギリギリ入賞行けたんちゃうん?」
完走証をもらうと、部門14位。
「今年はレベルが高かったんやなあ。」
ダウンジョグをしながら、競技場の周りを一周。
もちろん、体はビチャビチャ。
車の中で着替え。
その時、「こうじさん、峯田さんが帰ってきやはったわ」とヨメさん。
「ボク着替え中やし、写真撮ってきたげて。」
10kmに参加されていた速歩まんさん。
私のカメラが曇っていて、ちょうどお顔のところにボカシがかかったみたいになってしまった。
もう一枚は、まあまあいい感じで撮れたかな。
速歩まんさん、ヨメさんの合格祝いまで持って来てくださってありがとうございます。今日は雨の中の仮装、お疲れさまでした。
雨はやむどころかますますきつく。
まだハーフのランナーが走っておられたが、早じまいすることにした。雨は全然小降りにならず、二人ともずぶぬれになっての後片付けだった。
片付け終わったのは、最終ランナーがゴールされた12時20分ころ。こんなに早じまいしたのは初めて。
高速道に入りすぐの南条SAへ。
普通のお昼ごはんの時間にSAに入ることはめずらしい。超満員でビックリ。座るところもないくらいに混んでいた。
私は「餃子&塩中華」(980円)、ヨメさんは「味好み・ソーカツ」(980円)。
「つうは冷たいお蕎麦を食べる」と意気込んでいたが、さらに体が冷えて具合悪そうだった。ソースカツ丼のほうはおいしかったらしい。
「生羽二重餅」(756円)というのが売ってあったので、即買い。
私の理想の羽二重餅に近いような気がして。
帰りは急がないので、高速道は鯖江から敦賀まで(1420円)。
そこから国道におり、今津・朽木回りで帰ることにした。この道は運転に慣れているので、大雨でも平気で楽々。
途中、道の駅・くつき新本陣へ。
おいしそうなパンが売ってあったので、一つだけ買って食べた。これがまたおいしくておいしくて・・・。
調べてみると、このすぐ近くでパン工房を開かれた「ひだまり堂」さんのパン。この道はよく通るので、また次も買いたい。
こんなかわいいスマホケースも売ってあったので、真樹のおみやげに買った。ヨメさんからは「絶対買ったらあかん」と言われたのだが。かわいいのにね。
こんなお買い物の楽しみでもないと、今日の雨はしんどすぎたわ。
国道で帰っても、4時前には家に着いた。
距離も行きしより40kmほど短く、高速料金3350円の節約。
これからも節約できるところは節約していかないとね。
今日の晩ごはんのおかずは、南条SAで買った「ざぶとん揚げ」(515円)。
すごいボリュームがあり、食べ応えがあった。味もよし。
これは安くておいしいおみやげだった。
レースのタイムは目標に届かず、店の売り上げは微々たるもの。
そんなことゆっててもしょうがないので、しっかり食べて、また次にがんばりましょう。
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【今日のきく】
このごろ、ちょっと耳が聞こえにくくなったよう。
大きな声で呼んだら、やっと「なに?」というような顔をして振り返る。
その顔がまたかわいい。
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2018年05月05日(土)
第1回奥河内オフロードランニングフェスタ [ランニング・出張販売]
「きくちゃん、きくちゃんのごはん代稼げへんかったわー。」
天気も良く、出店場所もよく、準備万端で見やすいように広げられたのに・・・。
なにがダメだったんでしょうね。
ただし、オフロードコースを走るのはめっちゃ楽しかった。アップダウンにはめっきり弱いと思いこんでいたが、10.5kmを55分11秒。そこそこ走れたじゃないですか。
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家を6時に出て、会場には7時28分着。
河内長野は近い。
「プラザ阪下レーシングコース」。
バイクのレーシングコースを走るのは初めてなので、わくわくしながら到着。
南海・近鉄「河内長野駅」から徒歩7分という近くに、こんなコースがあるのがすごいと思った。
ヨメさんは、会場に着くなり「戦隊もんとかでダイナマイト爆発させるとこやな」と。
たしかにたしかに、この景色、戦隊もんに出てきます。実際に撮影とかもしてるのかも。
駐車場の一角をお借りし、お客様が見てもらいやすいようにきれいに出せることができた。
9時になったので受付に行くと、リレーと21kmの部のみ。
私の出る10km(10.5km)の部は、11時半から受付だった。
10時スタートのリレーの部は、1.5kmコースを20周。
わずか13チームの出場だったので、ちょっとさびしい。
それでも第1走者はつわものぞろいか。
いきなりデッドヒートだった。
最初のきつい上り坂でも、10チームが競り合い。
この会場は、住宅地から少し上ったところにある。
こんな景色を見ながら走れるのだから、気分がいい。
10時10分から、21kmの部。
1.5kmコース14周はきつい。絶対に、走っていて何周か分からなくなるランナーが出てくると思う。
さすがにメインイベント。
100人ほど出ておられるようだ。
この大会は若いランナーが多い。
最初からガンガン飛ばしていく姿勢は、見ていて気持ちいい。
最初に長いスラロームがある。
ここでいいリズムを作り・・・。
この急な上り坂をスタスタ上る。
イメージトレーニング、バッチリです。
あっという間に1周回って帰ってきた。
ダイナミックな走りは、爽快。
リレーチームの中には、若い女性もたくさんおられた。
最後のゴール前の急な下り坂は要注意。
すべってしまったら、お尻ずるむけになる。
しばらくレースの様子をみたあと、「京都キャロット」のテントへ。
ヨメさんは、昨日の夜から熱が出てダウン。それでもいつもと同じように出店準備などしたので、さらに熱が上がったようだ。今日は販売より鍼灸の宣伝ができればいいと思っていたが、とてもそれどころではなかった。
きくちゃんのごはん代を稼ぐのはたいへん。
11時半になり、10kmの部の受付へ。
こちらは21kmの部より少なく、60人くらい。
2kmほどアップジョグ。
ここはバイクコースとして何種類ものコースが設定してあるので、ランのコースとしてもいろいろなバリエーションが取れそう。
ヨメさんダウンなので、カメラを車に置いて自撮り。
13時スタートの15分前から競技説明。
この大会の特徴は、リストバンドによる計測。
機械にタッチすれば、自動的に計測してくれる。
10kmの部は1.5kmコースを7周なのだが、周回ごとのタッチは必要なく、ゴールのときだけタッチすればいいとのこと。
さて、スタート。
最初は最後尾に並んでいたのだが、やっぱり気を取り直して前から3列目くらいまで行かせてもらった。
今日の目標は特にはない。強いて上げれば、「ケガしないこと」ですかね。
同じところを7周なので、早くコースの特徴をつかみ、リズミカルに走ることを心がけねば。
スタート地点で、大会役員の坂本さんが写真を撮ってくださっていた。
とりあえずは1周目は様子見。
コース案内図だけでは、全然コースのイメージがわかなかった。
最初のくねくねを終わると、次は急な上り坂。
そこから細かいアップダウンが続く。
1km地点は5分20秒くらい。
これで1周1.5kmが8分になる。このペースで7周走れればゴールは56分。これが一つの目安になる。
最後の最後に急な下り坂。
ここは気を緩めると、ズルッと行ってしまうところ。
慎重に、慎重に。
1周目は7分49秒。
抑えて入ってこのタイムなら上出来。
最初の上りはリズミカルに、細かいアップダウン区間はそれを気にせず淡々と、最後の下りはこけないように気を付けつつも大胆に。
これを心がけて走ると、案外楽に走れるようになった。
1周目 7分49秒
2周目 7分46秒
3周目 7分39秒
4周目 7分55秒
5周目 7分49秒
6周目 7分58秒
7周目 7分59秒
55分11秒でゴール。(10km地点通過は52分36秒。)
男子40人中の9位。
スタート前はまったくレースのイメージがわいてこなかったが、めちゃくちゃ楽しく走れた。参加者が少なく、競う場面が少なかったのがちょっと残念。
ゴール後おにぎりをもらいに行き、その横の完走証発行所へ。
発行されていたのは、大会主催者代表の古川さん。
「コースは物足りませんでしたか。」
「いえいえ、足りすぎて足りすぎて・・・。」
「もっとすごいコースも設定できるんですよ。」
「ぜひ新コースも付け加えてください。こんなところを走りたい人はたくさんおられると思いますよ。1年に1回ではもったいないくらいです。1年に春と秋の2回くらい開催してほしいですね。」
私らのような参加者側は勝手なことばかり言っているが、大会運営側はいろいろと大変でしょう。ここは民間の施設を借り切って開催しておられるので、運営は赤字かも。楽しい大会なので、なんとか今後も続けていってほしいと思う。
ゴール後、シューズの裏を見ると想像していた通り。下りのブレーキで、だいぶすり減ってしまった。こういうレースは、絶対に新しいシューズで出てはいけない。
「ゲルフジがあったらなあ・・・・。」
お客様が来られそうな雰囲気はまったくないので、「京都キャロット」出店は早じまい。
ヨメさんの具合も悪かったので、どこにも寄らずまっすぐ帰ってきた。3時半ころに会場を出て、5時10分自宅着。渋滞もなく、運転のストレスなし。
レースは最高におもしろかったが、出店のほうは惨敗。
来年は、走りにだけ来ますかねえ。
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【今日のきく】
最近、きくは私たちが出張販売から帰ってきたときも寝たままのことが多い。ところが、今日は玄関戸を開けるとそこに待っていた。さびしかったんかなあ。
いつもはヨメさんが行ってくれるのだが、今日は私がお散歩に。
きくは、オバサンのことをちょっと心配していたみたい。
はよ元気になってもらって、いっしょに走ってもらわんとね。
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2018年04月28日(土)
第5回香住ジオパークフルマラソン [ランニング・出張販売]
昨日歩くのもたいへんだったのに、今日はなぜか走れました。
当初の目標は4時間切りで、あわよくば3時間50分切り。
鼠径部の痛みで、スタートさえできればいいと思っていたのに3時間43分21秒。
フルマラソン男子の162位。男子60歳以上の10位。
昨日の夜のヨメさんのマーサージが効いたんでしょうか。とてもそうとは思えないんですが、それしか考えられないんですよね。
やっぱり、ヨメさんはゴールドフィンガーなんですかね。(鍼灸よりマッサージのほうが向いているような気がするんですけど・・・。)
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ヨメさんは5時前起きで、きくのお散歩。
私は、去年と同じく5時20分起きで40分出発。
今年は出店場所がきちんとテープで囲われており、出店者の掲示もしてあったので分かりやすかった。
きくは久しぶりの車中泊で、ちょっと体調がよくなさそうだった。
空は快晴で陽射しがきつかったが、潮風があるので日陰は過ごしやすい。
走るには少し暑いが、たしかコース上に日陰のある所もあったので、そこはうまく選んで走らなければ。
トイレがすごい行列だったので、コースの1km地点にある東港のトイレまで行ってきた。これがちょうどいいウォーミングアップになった。
今日はもちろんランシャツランパン。
当初はシューズは「アディゼロタクミ・レンブースト」で行くつもりだったのだが、鼠径部の痛みが心配なので安定の「スカイセンサーJAPAN」にした。
昨日の激痛はなくなったが、走り出したらいつどこでどうなるか分からん。昨日の状態に戻ったら即途中棄権。収容車って見たことないんやけど、そらありますよね。
何とか粘りに粘って、とりあえずここ(33km過ぎ)に戻ってこられたら・・・。
9時前になったのでスタート地点に並ぶと、「パオパオさん」と声をかけてくださる方あり。「ランナーズ9の会」の同世代、主原さんでした。
たぶんお会いするのは4年ぶりくらい。その間いろいろありました。
「声が変わりましたね」と言われた。
「そうなんですよ。喉のあたりの手術をしたので、渋いええ声になりました。」
スタートからちょっとだけ、3時間半のペースランナーに付いて行った。
でも元々の私の目標は「4時間切り」だったので、4時間のペースランナーの前さえ走っておればいい。1kmのペースで言うと5分40秒。これはどこも痛くならなければ、すごく楽なペースと言える。
ついでに言うと、あわよくば「3時間50分切り」はキロ5分27秒ペース。これは、エイドでゆっくりしていたらすぐに超えてしまう厳しいペースと言える。
コース上には人家がないところも多い。
そういうところに、こうして応援の方が来てくださっているとホッとする。
5分32、5分21、4分56、5分02、5分03で5km5分56秒。
いきなりスプリットがバラバラなのは、かなりのアップダウンがあるということ。
でも心配していた鼠径部の痛みは出ず、普通に走れている。
5分37、5分28、4分30、5分13、5分01で10km51分48秒(25分52秒)。
5〜7kmの上り坂もきつかったが、この先12km地点あたりにこのコースの最高点(高低差80m)の峠を越える。
兵庫のまっちゃんが折り返してきた。
「えっ、3時間半のペースランナーにコバンザメ作戦とちがうかったんかいなー。」
その後ろに、小林玲子さんたちの3時間半ペースランナーが。
第1折り返しは14.2km。
ここでちょうどフルの3分の1ですね。
4時間ペースランナーの後ろに大集団。こんなに多いのなら、3時間45分とか4時間15分のペースランナーも設定したらいいかも。
15kmの表示が見えなかった。
ランナーがかたまっていたところかもしれない。
5分12、5分56、4分32、4分38、5分04で15km1時間17分13秒(25分25秒)。
さすがに上りは6分近くかかったが、下りで挽回。この間の5kmラップが全コースで一番速かった。
今年は今までで一番参加者が多いらしい。たしかに走っていても多いような気がした。そのため、知り合いの写真がほとんど撮れなかった。気づいたら、もうすぐ目の前とかで。
中島てっちゃんだけはしっかり撮らせてもらいましたでー。「視覚障害」と「伴走」のビブスは目立ちますから。
毎度おなじみ「カッパちゃん」。
ウェア(いや、カッパの皮膚?)が夏バージョンになってますね。
このコースで一番きれいなところ。
でも、今年はうまく撮れなかった。
坂を下り切り、佐津川を超えたところが20km。
ちょうどJR山陰本線の電車が佐津駅に到着するところだった。赤いかわいい電車だった。
5分39、5分16、4分44、5分36、5分00で20km1時間43分05秒(25分52秒)。
今回からコース変更になったところ。
距離合わせのために、左折して2kmほど行って折り返してくる。それが去年までは何もない田んぼの中の道だったが、今年からは国道。
このエイドのちょっと先が中間点。私は1時間49分で通過。
「これは、こむら返りさえ起らなかったら『4時間切り』は行けそう」と思えてきた。
兵庫のまっちゃんが折り返してきたが、さっきまでの元気がない。ちょっと心配。
第2折り返しは22.7km。
この距離合わせ区間は平坦なのだが、かえってそれが単調で疲れる。
私の2kmほど後ろに、「ランナーズ9の会」の矢澤さん。
はるばる長野からの参加です。
4分48、5分13、5分02、5分05、5分26で25km2時間08分56秒(25分51秒)。
25〜27kmがまたきつい上り坂。
5分44、5分46、5分28、5分11、5分43で30km2時間36分51秒(27分55秒)。
この上り下りで何回も足が攣りかけた。それでも、「コムレケアを飲んできたから攣るはずがない」と自分に暗示をかけて走った。
30kmを超え、やっとゴールタイムを計算できるようになった。
ここから先はもう大きなアップダウンはない。よほどのことがない限り、キロ5分半平均で行けるはず。エイドでのロスタイムもほとんどない。キロ5分半ということは2kmで11分。これは計算しやすい。
あと12.2kmは、11分の6倍+1分。あと1時間07分。3時間44分ですかー。
うひひのひ。これは京都マラソンサブ3.5枠の資格、3時間45分以内も狙えるじゃないですか。まあ、毎回こんな「捕らぬ狸の皮算用」をしては大惨敗という結果なんですけどね。
31kmあたりで、前をフラフラと走っているランナーを発見。なんと「サブ3.5は確実」と豪語していた兵庫のまっちゃんじゃないですか。
「アウトですか。」
「なんや頭が痛くなってきて・・・。」
「熱中症かもしれませんね。」
この「熱中」は気象条件によるものではなく・・・。世の中、いろいろな熱中症があるんですよ。
スタート地点に近い33km地点で、2時間52分くらい。
去年の私の途中下車が2時間44分なので、今年はフルでもいいタイムで走れているということ。
「男は黙って佐古井流」の佐古井さんが応援してくださった。
すごくうれしい。
長野の矢澤さんの奥さま。
10kmを走り終えられてダンナさんの応援。私にも声をかけてくださった。ありがとうございます。気持ちがシャキンとしました。
ゴレンジャーのうちの3名。
ひょっとして、「宍粟市さつきマラソン」のときに走ってられるゴレンジャーと同一ゴレンジャー?
5分29、5分04、5分10、5分21、5分38で35km3時間03分35秒(26分44秒)。
あと7.2kmやから、38分半+1分。ゴールは3時間43分台?
毎年泊めてもらっている「民宿・つかさ」さんの前を通過。
香住高校のすぐお隣り。
ここから先の海岸沿いは、同じような景色が続きけっこうしんどい。
第3折り返しは37.7km。
残り4.5km。
5分26、5分25、5分48、5分35、5分34で40km3時間31分25秒(27分50秒)。
あとたった2.2kmやん。たった12分やん。
そう思ったら気持ちが楽になった。
ゴール前の建物を曲がると、あと200m。
うれしいうれしいゴールアーチが見えた。
5分37、5分23、55秒でゴールは3時間43分21秒(11分56秒)
昨日あんなに痛くて歩くのもたいへんだったのに、ちゃんと走れましたねえ。それも、去年の「おきなわマラソン」3時間42分50秒とほとんど変わらない好タイムで。
完走証をもらうと、自己計時と同じ3時間43分21秒。
部門順位の10位は妥当なところ。
この大会はレベルが高いので、60歳以上も3時間半を切らないと6位入賞は無理。
「帰ってきました」とヨメさんに言ったら、「ナニいちびってんにゃな」。
なんにもいちびってへんにゃけどなあ。
「痛みが出ーへんかって、よかったなあ」と言ってほしかったなあ。
失格と言われて車に入っていたきくちゃんが、失格解除で戻ってきた。
私はカニ雑炊などをもらいに行った。
カニ雑炊、カニ足、サザエ。
走った後にこれはうれしい。
きくちゃんも、たい焼きの皮をちょっとだけもらいました。
午後3時がゴール関門(スタートから6時間)。
そこから片付け始めて、4時15分に片付け終わり会場出発。
今年は参加者が増えたらしいのだが、うちの売り上げは去年とほとんど変わらず。ただし去年より商品が貧弱になっているので、売り上げが同じということは実質健闘したということかも。
来年も来られるなら、車に満タンの商品を持って来たいなあ。
会場にいたネコちゃん。
今日は騒がしくして、ごめんね。
帰りは、去年と同じく豊岡の「来来亭」。
ちょっと早いけど晩ごはん。
私らが食べ終わった後は、きくの長い長いお散歩。
さわやかな風が吹き、田んぼのあぜ道をたくさん歩いた。
これで、ちょっときくのきげんもよくなった。
京都縦貫道に入り、初めて道の駅「味夢の里」に寄った。
あとは、きく部屋でゆっくりと。
洛西が渋滞するかと心配だったが、すんなりと帰ってこれた。
「味夢の里」で買った「三食だんごミニ」。
小さくてかわいくておいしかった。
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2018年04月27日(金)
きく連れ出張販売 [ランニング・出張販売]
「御用だ、御用だ。わがままばっかり言う犬は御用だ。」
久しぶりのきく連れ出張販売。
車に乗るのを嫌がり、「ガウガウガウ」。
たいへんやけど、しんぼうしてね。
私は鼠径部の痛みがさらに悪化。歩くのも困難。
明日は、スタートだけはしたいのだが・・・。
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ヨメさんは今、真樹の電動アシスト自転車で移動。
「京都キゃロット」店舗や旧事務所まで、半径2km圏内だが、これがけっこういい運動になっているのかも。
2時出発の予定が、いろいろあって3時過ぎになってしまった。
きくちゃんもそれなりに心づもりをしていただろうに、待ちぼうけ食らわせてしまったね。
ヨメさんが旧事務所の整理をしていたら、誰かが真樹にくれたと思われるおみやげの十手が出てきた。
「きくと十手」、似合いますねえ。
いなかの兄のところに届け物があったので、花脊別所経由で。
車から降ろしてやると、きくは大喜び。
きくはいなかが大好き。
冬は雪でたいへんやけど、きくの老後のためにはいなかに帰るほうがいいのかな。
きくはキャラバンのパワーウィンドウも開けられる。
落ちたらえらいこっちゃし、ヨメさんがロープをずっと持っていた。
丹後から香住はすぐだと思っていたが、渋滞もあって時間が時間かかった。
「民宿・つかさ」さんに到着したのはちょうど8時。
遅くなってしまったが、いつものおいしい蟹をいただいた。
さて、明日ねえ・・・。
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2018年04月15日(日)
第13回宍粟市さつきマラソン [ランニング・出張販売]
上昇から、一転下降へ。
今日はヨメさんがいっぱい写真を撮ってくれたのに、ふがいない結果に終わってしまった。
10km44分切りを目指し、順調に練習をこなしてきたつもりなのに44分27秒。60歳以上男子の部、第12位。
この失敗の分析をしっかりしなくては・・・。
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4時50分起き、5時08分発。
まだ小雨が降っていたが、西に向いて出発なので、天気予報通りやむことを期待しながら運転した。
途中給油にも寄ったのだが、新名神開通区間のおかげで、ちょうど7時に着。距離は変わらないようだが(うちから会場まで約150km)、今までより10分ほど早く着いた。
ここらあたりはだいぶ前に雨がやんでいたようで、心配していた風もなく、いつもお借りしている場所にスムーズに出店できた。
大会要項では8時から受付開始だったが、実際はそれよりずっと早く「受付開始」のアナウンスがあった。そのせいか、早い時間からうちのお店をのぞきに来られるお客様が多かった。
8時15分ころ、私も受付へ。
その途中で、「ゆめさき舎」の松本さんに遭遇。松本さんは「ハーフ1時間33分」と宣言してのレース。しっかり走ってほしい。
松本さんは、お米やお味噌を持って来てくださった。いつもいつもありがとうございます。それに、ヨメさんの合格祝いまで。お菓子をいただいて、ヨメさんは大喜び。
スタート時刻が近づいてきたので、農道へアップしに。
2kmほどジョギングして戻ってきたら、ちょうど10時。
ハーフの応援をしなくては。
全参加者数2672名中、ハーフに1551名。
スタートから緩やかな上りなので、この大人数のスタートでもスムーズ。
松本さん発見。
ちょうど私のいる側を走っていたので写真が撮りやすかった。
コース高低差図を見ると、ハーフは155m上って下りてくる。けっこう大変なコースだが、帰りがずっと下りなのでその点は走りやすいかも。
10時10分、5kmの部(384名)がスタート。
そして、10時20分に私の10kmの部(727名)。
スタート地点に向かうと、意外と前列の部分がすいていた。前から3列目くらいにシューと入らせてもらった。
しばらくすると地元メディアの取材があった。最前列に並ばれていた長谷川和正さんにインタビュー。長谷川さんは、60歳以上の部で36、7分で優勝される方。いつも2位に1kmくらい差をつけておられる。今日はどんなことを話されていたんでしょう。
次は私かなあ。インタビューに来られたら「打倒・長谷川さんです」と受け狙いで答えようと思っていた。しかし、インタビュアーは私の横の速そうな女性に。
その時気づいた。初めからインタビューする相手を決めてはったんでしょうね。そらそうやわ。私のような変なオッサンにマイク向けたら、なにゆうや分からんからねえ。
スタートしてすぐに異変に気付いた。胃がもたれている。
ふむふむふむ・・・。
朝から、ヨメさんが作ってくれたおにぎりを二つ。それに、昨日スーパーで買っておいたサンドイッチとアップルパン。お腹パンパンでスタートしとるがなー。ウルトラマラソンでもあるまいに・・・。
往路5kmはキロ4分半で22分半。復路5kmはキロ4分15で21分15秒。これで、10kmゴールが43分45秒。その予定でスタートしたのだが、途中からキロ4分40秒も超えてしまうようになってしまった。
ああ、お腹がパンパン・・・。
やっぱり長谷川さんは速い。部門2位とは大差だった。
自分では6位入賞圏内を走っているつもりだった。ところが折り返してくるランナーをカウントすると、なんと私は部門12位。今年はレベルアップしすぎ。
折り返した少し先が5km、23分03秒。予定より30秒以上遅かった。
帰りは下りなので、気分を切り替えて少しでも目標に近づけなくては。
6km地点あたりで朝日啓介さんに遭遇。
今日は曇り空で気温も低めだったので、朝日さんも楽そうに走られていた。
毎度おなじみのパフォーマンス。
「今年はなんやろう」といつも楽しみにしています。
今年は「女子フィギュア」でしょうね。
下りはやはり走りやすい。
ゴールに近づくにつれて調子が出てきた。(ちょっと遅すぎたか。)
うちのテント前も元気よく通過できた。
ヨメさんが、たくさん私の写真を撮ってくれていた。ありがとうございます。
ゴールは、私の時計で44分25秒(21分21秒)。
復路5kmはだいたい目標通りに走れた。
正式計時では44分27秒。
このタイムなら去年の6位なのに、今年は12位。あーあ。
教訓・・・お腹パンパンで10kmレースを走ったらダメ。
次から気を付けましょう。
あとはいつも通り、走友の応援へ。
まずは10kmの朝日さん。81歳とは思えない元気な走り。
ハーフの松本さん。
走りは快調。
その時、私の腕時計を見てビックリ。「1時間32分やん!」
これは目標通り。
ゴール後に、松本さんがうちのテントに来てくださった。
ゴールタイムは1時間33分08秒。「申告タイムレースやったら優勝ですね」と言っておいた。
使用シューズは私とお揃いの「アディゼロタクミ・レンブースト」。
このシューズはほんまによろしいよ。
今日は、ヨメさんの鍼灸師としての初仕事。
その記念すべき第1号として、松本さんに。
知り合いだと気遣って感想が言いにくいでしょうけど、遠慮せず言ってやってくださいね。これが仕事ですから。
そのあと、ヨメさんは恒例餅まきに参戦。
「もっと早く行って、前に並んだらよかったわ」と言っていたが、しっかりと賞品ゲット。今年は餅だけでなく、ほかのものがもらえる引換券が入っていたそうだ。
スタートから2時間半後の12時30分にゴール関門。しかし、例年だとそのあとも歩道を走って帰ってこられるランナーが多数おられた。
ところが今年はパタッとランナーの姿が見えなくなった。あとで最終走者になったと言われていた方にお聞きすると、「今年は収容車に乗るように何度も言われた。去年まで歩道を走らせてもらってゴールしたと言うと、なんとか認めてもらえた」とのこと。
ハーフ2時間半は厳しすぎる。今までのように、2時間半を過ぎたら歩道を走ってもらい、3時間までは完走証を出すということではダメなんでしょうか。(その最終走者さんは2時間54分の完走証を持っておられた。)
開会式のときに「去年よりだいぶ参加者が増えた」とごあいさつされていたので、もっとにぎやかになると思っていた。ところが厳しい規制のせいか、終盤の盛り上がりに欠けたように思う。
例年、ゴール後もうちのテントにのぞきに来られる方が多かったのに、今年はさっぱりだった。せっかく晴れてきて、穏やかな気候になってきたというのに。
30分の交通規制延長で、喜んでもらえる方がぐっと増えると思いますが・・・。それよりも一部の不満を訴える方の力が上ということでしょうか。
これが理由というわけでもないでしょうが、うちの売り上げも去年より激減。心配していた雨がだいじょうぶだったのに、残念。
最近、帰りの昼食は「活いき亭」のお寿司にしている。
2時過ぎに到着したので、まだたくさんのお客様が入っておられた。
ここは「三種盛り」がおすすめ。
私は、春味、マグロ、エビ、の各三種盛りを注文。ヨメさんは「カルパッチョ三種盛り」というのを注文していた。
ほかにも「サーモンフェア」開催中で、各種サーモンが100円均一。
どれもみなおいしかった。
最後にパイナップルもいただいた。
最近また果物不足なので、こういうときに食べておかないと。
お支払額2200円。
「こうじさんが1500円で、私が700円やな」とヨメさん。
一人でたくさん食べてばっかりですみません。でも、1500円分くらいは働いたつもりですが・・・。
帰りは新名神・宝塚北SAへ。
「西日本最大級」とうたわれているSAなので期待していたが、東名や新東名のSAを見ている私たちには物足りないものだった。
手塚治虫の「リボンの騎士」のサファイア像と写真を撮っただけで、何も買ったりはせず。
それにしても、ヨメさんのかっこうは異様では?
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