2021年01月28日(木)
犬が殺されている [わんこ・にゃんこ]
◎現代ビジネス 1/28(木) 8:01配信
犬が殺されている…多くの人がまだ知らない「解剖実習の衝撃実態」
石井 万寿美(獣医師・作家)
新型コロナウイルスが爆発的に感染拡大をしています。
そんな中、東京大学医科学研究所の研究チームは「新型コロナウイルスに感染後、回復したネコには、無症状であるにもかかわらず長期間、肺にダメージが残る」ことが分かったと発表しました。
この記事を読んだネットユーザーは、SNS上で「猫に新型コロナウイルスを感染させるとは、どういうこと」「かわいそう」などと炎上していました。
動物愛護の人から見れば「猫にわざわざ病気を感染させるとは、なにごとか」と思われるのでしょう。その考えも理解はできます。できれば、「動物実験」をしないで、科学が進歩すればいいのですが、実際はそういうわけにはいかないこともあるのです。
いまの時点で、たとえばフェレットは、インフルエンザウイルスの感染実験モデル動物にされています。ヒト分離株と感受性がよく、インフルエンザウイルスが飛沫伝播でフェレットに感染するからです。
もちろん、マウスなどに比べるとコストもかかりますし、飼育しにくいという点があります。実際には、フェレットも実験動物として使われています。
その一方で、フェレットをペットとして飼っている人から見れば、猫と同様にフェレットを実験に使うとは、どういうことかと思っている人もいるでしょう。
筆者は、獣医学生のときに、実習という名の下に牛、犬、ラット、カエルなどで動物実験をしたことがあります。今回はその話を書いていきます。
時事通信の森映子さんが「『明日殺されるのに…』獣医大の驚くべき実態、学生たちの苦悩」という記事を書かれていました。
それを読んだネットユーザーが「医師は、人殺しをしないのに、なぜ獣医師は、動物を殺すの?」と投稿がありました。筆者は学生時代、重い気持ちで動物実験をしたことを告白します。
■獣医学生のときの動物実験
私の獣医学生時代は、もう30年以上も前なので、いまの獣医大学と大きく変わっていると思っていました。
ところが、森映子さんの著書『犬が殺される』を読むと、2015年頃には、同じ犬を使って開腹・開胸手術を5日間で行ったとあります。筆者の頃をあまり変わっていないのでそれは驚きでした。
筆者の大学では、大学3年生で牛の解剖の実習が始まりました。
病理解剖は、病気になった動物の原因を探すために解剖します。この場合の解剖学なので、健康な動物を解剖して正常な体を頭に叩き込みことが目的です。病気の動物を診ても健康な体がどんなものか理解できていないと、何が病気かわかりません。まずは、健康な牛からはじめるのです。
もっとも獣医学で健康な牛と言っても、外科実習に使った牛が解剖学に回ってきていました。解剖学で牛を実習に使うということは「殺す」という意味です。
■牛の解剖実習
私たちの学生時代は、まだ「アニマルウェルフェア」という考えがほとんどなかったです。本当はあったのかもしれませんが、大学で教育された記憶はありません。
アニマルウェルウフェアとは、日本では動物の福祉と訳されています。愛護動物(家畜も含まれている)は、感受性を持つ生き物として心を寄り添わせ、誕生から死を迎えるまでの間、ストレスをできる限り少なく、行動要求が満たされた、健康的な生活ができる飼育方法をめざします。
その頃の獣医大学の実習は、無麻酔で牛を放血殺しました。牛の四肢に縄をかけて、実習室のコンクリートの床に寝かせて、牛の首の血管から大量出血させて殺すというものです。
牛の命が絶えると、解剖学の教授は、「命を差し出してくれた牛に感謝、そして君たちはしっかり実習しないといけません。獣医学生をしていると、動物の死に鈍感になっていきます。初めての実習のことを忘れないように、黙祷」という言葉でありました。それから獣医学生が実習に入りました。
いまはさすがになく、鎮痛剤が処方されてからされています。獣医学生になって初めての解剖は、牛の解剖でした。この実習の前には、先輩から心して取り組むようにと何度も言われています。実際に、この実習に耐えることができず、学生を辞める人もいました。
次は、動物実験をしたのは犬です。
牛のときもショックでしたが、犬はさらに衝撃でした。高校時代から犬も飼っていましたし、動物が好きで獣医師を目指しているのに、犬を殺すことになるとは思ってもみませんでした。いまではそんなことをすんなりといないですが、学生の筆者は、その実習を拒否するとか、大学に抗議するという考えはありませんでした。
■犬の実習の様子
筆者の『動物のお医者さんになりたい』にも犬の外科実習の様子を書きました。
獣医学生の6年生になったときに、6人ぐらいで同じ犬を使って膀胱切開術、腸吻合術、胃切開術、涙管洗浄術と眼瞼内反術、腎切除術、肛門嚢摘出術、開胸術、前肢か後肢の骨折で計8回の手術をした。
実習犬を「ペロ」と名付けて、もちろん術後のケアもしたし、散歩も行きました。そして、そう豊かなでない学生でしたが、その犬に肉をあげたりもしていました。
どの犬も合計で8回も毎週、獣医学生に手術をされるので、体力がない場合は、途中で亡くなることもありました。生き残っても最後は、安楽死をさせて、各手術がどのような結果になっているのか見るため、学生の手術に耐えたとしても「死」が待っていました。
当時の筆者は、その現実を受け入れることができず、ペロが安楽死されるとき、実習を休みました。名前の由来は、どんなときでも学生の手をペロっとなめてくれる人懐っこさからです。ペロの命が尽きたころ、私は自分の部屋のベッドの中でペロの温かくて優しい舌の感触を思い出していました。
■動物実験とアニマルウェルフェア
獣医学部の特権のように、動物実験をしていると、人は動物を支配下に置き、人だけが特別なものという意識が芽生えてきます。牛や犬の命を奪うわけですから。
動物実験は、自分の勉強のために動物実験をして社会に出て手術が上手になるとことはあります。そのことばかりが頭を支配して、目の前の動物にも動物としての権利があることをないがしろにしてしまうのです。
実験動物は、実習のため科学の発展のために使われるのだから、それ以外のことをだんだん考えなくなってしまう怖さを孕んでいます。
以前、ある愛護団体から小学校の教育として「動物の命の大切さ」「アニマルウェルフェア」についての講師は、獣医師がいいですよね、と問い合わせがありました。長い間、臨床獣医師をしていますが、ネグレクトが動物虐待だと深く考えている獣医師が少ないのではないかと推測しています。
獣医学部だけではなく、医学部、看護学部、薬学部などの動物実験をする大学は、もっとしっかりアニマルウェルフェアについて教育する必要があると思います。このような教育をすることで、いま現実に起こっている多頭飼育崩壊が、動物の虐待であることの理解が深まると思います。
日本が豊かになり、SNSで犬や猫の投稿であふれています。人々の生活の中で、ペットを家族の一員と言って大丈夫な世の中になりつつあります。
そのような状態なので、もっとペットの文化が成熟する必要があります。そのひとつに、愛護動物の命の尊厳があり、愛護動物の権利もあるということをもっと知ってもらうことが必要なのでしょう。
このようなアニマルウェルフェアの考えてはやはりヨーロッパが進んでいます。最近、ドイツでは雄ひよこの大量処分を世界初で禁止しました。
AFPBB Newsでは以下のように報じられています。
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ユリア・クレックナー(Julia Kloeckner)食料・農業相は発表で、雄のひよこの大量殺処分禁止は2022年からで、「動物福祉にとって重要な一歩だ」と述べた。同氏は、こうした決定は「世界初」で、ドイツは諸外国の先導役となり、模範となることを望んでいると強調した。
(略)
また、養鶏業者らは2024年から、ふ化前のひよこが痛みを感じることがないように、ふ化過程の早い段階で処分できる方法を導入することが求められる。
(略)
動物福祉活動家らはこうした慣行の廃止を訴えてきたが、農家らは実用的かつ安価で、残酷ではない代替法などないと反論していた。
ドイツ企業が開発した代替法の一つに、殻にレーザーで小さな穴を開け、受精卵内の液体を採取し、雌ホルモンの有無を調べるというものがある。
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ひよこの雄は卵を産みません。そのため、一般的には、養鶏場ではひよこがふ化するとすぐに雄と雌が選別され、雄は粉砕機やガスによる処分が行われています。
このことが残酷だと感じて、ドイツは雄のひなの大量殺処分を禁止したのです。
日本ではこのような議論がほとんど上がっていません。動物福祉をもっと真剣に考えるようになれば、動物実験ももっと改善されていくのではないでしょうか。
愛護動物は人と同じように、痛みを感じます。いま、動物の権利をしっかり考えて時代になってきているのです。
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ずっと葛藤がある。
「犬猫を殺さないで」と言いながら、牛・豚・鶏などを食べている。
「動物実験はやめて」と言いながら、その成果による医療を受けて助かっている。
だいぶ前にも書いたが、18歳の時に「ナカニシヤ書店」に勤め、京大医学部に本を配達に行っていた。そこで見たのが、まさに動物実験に使われる犬や猫。もう、悲しくて悲しくて・・・。
50年近く前の話だが、今もはっきりと覚えている。
建物の裏で鳴き続けていた犬たち。体にいくつもの管を通されていた猫たち・・・。
「人間だけが長生きできればいい」という考えはストップさせなくては。
見たくないところもしっかり見て、「犬猫を殺さないで」、「動物実験はやめて」という考えが広がるように、少しでも自分ができることを考えよう。
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2021年01月19日(火)
みーでか [わんこ・にゃんこ]
今日もバイトで、朝早くに家を出る。
その前にみーちゃんの朝ごはん。
スリスリいっぱいありますよー。
バイト先に着いてから、家族ラインに画像を送った。
そしたら、廉から「みーでか」のコメント。
うーん、「みーちゃんでかい」の略か。
確かに、8か月前のガリガリから比べたらでかくなっている。
でも私が思うのは、体より態度。
ヨメさんがよくみーちゃんに説教している。
「みーちゃん、オバサンがみーちゃん助けへんかったら、こんなさぶいさぶいとこで食べるもん探してさまよわんなんとこやったんやで。」
「べつにー」みたいな顔で、みーちゃんは聞いているふりをしている。
「そんなこと言うんやったら、出て行ってもいいんですけど」みたいな・・・。
ほんま、猫らしい猫やわ。
まだオバサンはまし。
私が何か言おうとしたら、言う前に「猫パンチ!」
「なんでやねん。」
ヨメさんの説によると、野良時代に男の人にいじめられて、その記憶が消えないので男性を敵視するのかもと。
でも、もう8か月やで―。いやなことは何一つしてへんつもりなんやけどなあ。ええかげん、なつかんかなあ。
私の向かいのオバサンの席に座って、愛想ふりまいてくれてるときもあるのになあ。
「もう、オッサンへの猫パンチはやめなさい。」
と言っても、まだまだ続きそう。
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【今日のきく】
ヨメさんから、きくの写真が送られてきた。
今日は朝起きてから、ずっと昼寝をせずに起きていたそうだ。めずらしい。これだと晩にしっかり寝てくれるかも。
オバサンは、きくの夜徘徊で毎日睡眠不足。
さて、今夜はどうでしょう。
おととい久しぶりの逆落としをしたら、坂の下でこけてそのまま寝てしまいそうになった。
でも、ちゃんと自分で起きる。
そのあと20分ほど、元気に歩き回った。
寒さにも負けてへん。
きくを抱っこしたら、いつも暖かい。
今のきくちゃんが一番かわいい。
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2020年12月10日(木)
きくのぬくもり [わんこ・にゃんこ]
「きくちゃんを抱っこしたら、あったかくていい匂いがするねん。その時が一番しあわせやなあと思う」と私。
「そう思うんやったら、もっと大事にし―」とヨメさん。
足腰が弱ってきて歩くのも大変に見えるが、できるだけ歩かせた方がいい。でもたくさん歩いた後は、「ちょっとだけ、オッサンが抱っこしたるしな」と言って抱っこする。
前は重たくてすぐに手がしびれた。でも今は軽くなってしまって、いくらでも抱っこできる。それが、うれしいような悲しいような。もういくらでも抱っこできるので、これ以上は軽くならないでほしい。
今日もきく抱っこ。
以前はすばしこくてすぐには捕まらなかったが、今はすぐに捕まえられる。
前は「オッサン大好き」と言ってくれていたのに。今はその5%も覚えていないのかもしれない。
でも抱っこしても嫌がらないので、私の匂いで覚えてくれてるのかなあ。
きくを噛もうとしたら、噛み返してくれるし。
二人の歯がぶつかって「カチカチ」ゆっておかしかった。
いろいろなものが積み重なって味わい深い「今のきくが一番かわいい」。それはまちがいない。
歳とった犬や猫を大事にしている人は、みなそう思っておられるのだと思う。
オバサンも負けじと「きく急襲」。
きくちゃん、大人気です。
この「きくのぬくもり」が、どうかいつまでもいつまでも続きますように。
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今日もかわいいみーちゃん。
おめめがクリクリ。
リラックスして大あくび。
「みーのぬくもり」は、いつになったら感じられるのかなあ。
今は、抱っこどころかさわりもできんもんなあ・・・。
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【RUN】
昨日の恥骨痛はちょっとだけましになった。
夕方走りに行こうと思っていたが、機会を逃してしまった。
「晩ごはんのあとに町内ランしよう」と思っていたが、晩ごはんは「ぶりしゃぶ」でお腹いっぱい。もう走る気はどこかに行ってしまった。
こんな日もあるさ。
明日はしっかり走りましょう。
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2020年12月07日(月)
晴れて「うちの子」 [わんこ・にゃんこ]
昨日のブログの最後に、「今日からうちの子やてー」と書いた。
するとさっそく、fukikoさんのブログ「猫と過ごす、こんな一日」に「まずは、みーちゃん 家族が出来ておめでとう〜〜!」と。
そして今日、じょんのびかあさんとねこ4さんからコメント。
図らずもお二人がほぼ同じ内容。「うちの子記念日、おめでとう」と。
5月17日に、ヨメさんが子猫4ひきとともにおかあさん猫も保護。子猫がもらわれて行って、おかあさん猫だけが残ってしまった。おかあさん猫もどこかにもらってもらえないかと探したが、なかなか難しかった。
私は初めから、「子猫よりおかあさん猫の方がずっとかわいい」と感じていた。子猫はもちろんただただかわいい。でも、背中にいろいろなものをしょっているおかあさん猫はもっともっとかわいい。
この複雑なかわいさが理解できない人は、年老いた犬や猫を飼い続けることはむずかしいと思う。
おかあさん猫ももらってもらうつもりだったので、もちろん名前もつけず。
しかしある日、NHK「日本人のおなまえっ!」で “ハードルが高すぎる名字”というのをやっていた。その中に出てきたのが、「美麗さん」。
「これや、この名前つけたろ。美麗でみーちゃんでええんちゃうん。」
ヨメさんは不服だったようだが、この日からおかあさん猫は「みーちゃん」になった。本名は藤井美麗ですよ〜ん。
そして11月11日。私が体調が悪くて、早く2階に寝に上がったあと、みーちゃんは家出。
翌日私は高熱が出て、翌々日から入院。
この時でうちに来て約半年たっていたが、なんとなく「もう帰ってこないのでは」と思っていた。
動物病院の先生によると、推定野良猫歴2年、出産も2回目と言われていたので。全然なつかないのも、野良歴が長いからかとか思ったりもして。私らの手に負える相手ではなかったのかもしれないと思えてきた。
しかし家出から3日後、ご近所の猫友だちさんのご協力によりみーちゃん確保。
その時私は入院中だったが、自分の病気のことよりずっと気にしていたみーちゃんの問題が解決して本当にうれしかった。
この事件がボディブローのように効きましたね。みーちゃんのいない我が家がさみしくてさみしくて。
特に私がバイトで早朝から出かけるときに、みーちゃんがみーみー言って送り出してくれるのがうれしくてうれしくて。それがなくなった朝は、本当にガックリだった。
みーちゃんが戻ってきてくれて、私は「もう絶対に、ずっとみーちゃんを飼ったろ」と思った。でも、ヨメさんは「あくまでもきくが一番大事で、みーちゃんは保護猫」という姿勢を崩そうとはしなかった。
でも、それはすごく大事なこと。一時の感情で、犬や猫の生涯を簡単には決めてはいけない。
しかし、おととい「カフェじょんのび」さんにおじゃまして何か考えが変ったんでしょうか。
昨日(12月6日)、ヨメさんが「みーちゃん、もううちの子になり」と語りかけている場面に遭遇した。
「やったね、みーちゃん。オバサンは考えに考えた上で、そうゆうてくれはったんやでー。もう何も心配することないでー。うちでゆっくり暮らしていったらええねんでー。」
ヨメさんにこの間のことをブログに書いたと報告すると、「私が鬼みたいに思われる」と嘆いていた。
そんなことは絶対にない。私のこのブログの読者は、読解力のある賢明な方ばかり。私が口ばっかりの「役立たず」であることはお見通しだが、よくよく考えてから行動しているヨメさんのことを「鬼」などと思う人はいない。
そうですよねー。
今日のみーちゃん。
オバサンが席を立つと、「なんか食べ物が落ちてへんか」と探索。
私は時々、ヨメさんとみーちゃんを見まちがう。
これがほんとの「めしどろぼう」。
時々、ヨメさんとみーちゃんを見まちがう。
いやいや。
今日はかなり早めの晩ごはんをあげた。
そのとき、まちがいなく私の足元にスリスリ。それも2回も。
今までかすったことはあったが、ちゃんとスリスリしてくれたのは初めて。
ちょっとはオッサンに恩義を感じてくれてるのかなあ。
ゆっくりでいいし、なついてちょうだいね。
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【今日のきく】
冬になると、うちの庭は日が当たらない。
でもすぐ前が日当たりのいい公園。
午前と午後、2回連れ出して日向ぼっこタイム。
きくは鉄棒の支柱に引っ掛かって、変顔になっていた。
たくさん歩いたから、帰りはオッサンの抱っこ。
また「無」の顔になってんのかー。
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【RUN】
私が走るのはたいてい夕方。
しかし日が暮れるのが早く、寒いのもあって、できるだけ暖かいうちに走りたい。
今日は午後2時40分ごろスタート。
まずは深泥池まで。
家から2.7kmくらい。
この池の周りを走れたらいいのだが、立入禁止になっていて走ることはできない。
きつね坂を通って宝が池へ。
寒暖計は17℃。
しっかり着てきたので、汗が出てきた。
宝が池到着。
4.2km、34分。キロ8分05秒ペース。
ここでちょっとだけ休けい。
風がまったくなく、穏やかな気候。
「ごんぞう」はいつもの場所に。
夜はどこで寝てるのかな。
「いこいの森」方面へ。
落ち葉がいっぱいで、滑りやすくなっていた。
コンクリトラックには少年サッカーの子がいっぱい。
地下鉄・国際会館駅の横を通り自宅へ。
4.81km、40分40秒。キロ8分27秒ペース。
これで合わせて9kmになった。
町内猫パトロール1kmをたしたら、ちょうど10km。
今日は、黒長毛猫ちゃん。
大きな公園のブランコが付け替え。
ゆっくりなら、10kmは普通に走れるようになった。
次は15km、行きましょうかねえ。
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2020年12月05日(土)
のびちゃんに会いに [わんこ・にゃんこ]
「きくちゃん、そこはダメ!」
「なんぼ狭いとこが好きやからって、のびちゃんのお股はダメ!」
やっと来れた綾部の「カフェじょんのび」さん。
ここののびちゃんは保護犬で、縁あって去年から「カフェじょんのび」の看板犬を務めている。
さすが仕事人・・・、いやいや仕事犬。
小さく「ウー」という場面もあったが、ちょっとボケの入ったおばあさん犬のめちゃぶりにも必死で耐えていた。
「のびちゃん、えらい!」
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去年の11月、「もうきくを連れてくるのも最後になるかもしれません」と泣きっ面でおとずれた「カフェじょんのび」。「きくのこの1年先はありえない」と勝手に途方に暮れていた。
去年の今ごろと比べて、さらに衰えたのはまちがいない。しかし、去年の秋に「ドーン」と落ち込んでしまったことを思うと、その後の落ち込みはゆっくりゆっくりと。1年後に、しっかり歩いているきくの姿を見てもらえるなんて。こんなうれしいことはない。
今日は午後の鍼灸をお断りし、ヨメさんもいっしょについてきてくれることになった。
できるだけ暖かいうちに着きたかったので、お昼はなか卯で買って車の中で食べた。これでだいぶ時間節約。
ところがポカポカ日和だったせいか、五条通が渋滞。これで思っていたより時間がかかってしまった。
京都縦貫道・沓掛ICからはスムーズに。ところが、最近きくは長い時間車に乗っていないので、「ウォンウォン」と言い始めた。
「道の駅 京丹波 味夢の里」で休けい。
この時期にしたらすごく暖かいのだが、お日さんが雲に隠れてしまったら一気に寒くなる。早く行かねば。
「カフェじょんのび」さんには2時50分ごろ到着。
さっそくドッグランに入らせてもらい、きくちゃんの得意な「下り坂ててて」を披露。
じょんのびかあさんに、「きくちゃんすごいね」と言ってもらった。
自由歩きにすると、谷の方へコロコロコロ。
でも、ネットをはってくださってるので安心。
きくちゃんは、何回もこのネットに救われていた。
しばらくして、のびちゃん登場。
2年前のきくなら、即かみちゃちゃくりです。
今は穏やか穏やか。
のびちゃんは気が進まない風だったが、「看板犬だもの」。
仕事だと思って、かなりしんぼうしていたみたい。
かしこいワンちゃんです。
「のびちゃんきくちゃんツーショット」を撮るために、両脇からガチっと固めて。
のびちゃん、これもお仕事やからね。しんぼう、しんぼう。
まあまあいいのが撮れましたね。
のびちゃんは小さく見るけど9kgあるそうです。きくは最高17.5kgまで行ったが、今は14kg弱。
カフェに入れてもらうと、ストーブが焚いてありポカポカ。これは天国。
じょんのびかあさんがおやつを持ってきてくださり、「のびちゃんおやつやり体験」。
もう、なにをさせられるやら。
のびちゃん、ごめんね。
そのあと、きくがのびちゃんのお股にスッポリ。
なんぼ狭いとこが好きと言っても、そこはあかんやろ。
のびちゃん、「心頭滅却すれば火もまた涼し」かな。
修行僧の顔になってますなあ。
きくもリラックスできたのか、オシッコたれたれ。よそでしたことなかったのになあ。じょんのびさん、こんなことまでお世話になって申し訳ありませんでした。
私らは交代できくの番。
ヨメさんがカフェに入っている間に、お店の周りをぐーるぐる。
最後に、お店の入り口前で記念写真を撮っていただいた。
「きくちゃん、今日はいっぱいいっぱい歩けてよかったね。じょんのびさんご夫婦、のびちゃん、いろいろとありがとうございました。がんばってまた来れるようにしますね。」
4時20分ごろ、おみやげをいっぱいいただいて帰路へ。
帰りは渋滞を避け、一般道(国道162)で。
一般道はどこでも停まれるので安心。
きくちゃんはもひとつお腹の調子がよくなかったので、こちらを通って正解だった。ちょっと時間がかかったけどね。
京北を通ったので、「スーパー・サンダイコー」で水炊きの材料を買ってかえった。私がお買い物、その間にヨメさんがきくのお散歩。
家に着いたのは、ちょうど7時。
みーちゃんがみーみー言うと予想していたのに、全然。
どうも、ひとり置いて行かれてさびしかったみたい。
いや、猫にはそんな感情はないと書いてあったような・・・。
とにかく、いつもとはちょっと様子がちがった。
「今日は昨日の残りの大根の炊いたんでええか」とヨメさん。
「えー、水炊きちゃうん?」
「水炊きは明日の予定。」
「もう、水炊きの口になってるのに!」
ということで、無理矢理私の大好きな水炊きにしてもらった。
入院前に比べて退院時は約2.5kg減。その後も少しずつ減り続け、今は4kg減でもうすぐ60kgを切ろうとしている。
ところが、今日水炊きの晩ごはんを食べると1kg増。
これは効きますなあ。
「高くつくからしょっちゅうはダメ」とのことだが、体力が戻るまで好きなもん食べさせてほしいなあ。
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2020年11月15日(日)
みーちゃん、発見! [わんこ・にゃんこ]
現在夜中の2時すぎですが、ちょっと前にヨメさんから「みーちゃん発見」のラインあり。
今日は昼間はしんどくてほとんど寝ていたので、夜になっても眠れず、みーちゃんのことばかり考えていた。それがよかったのかなあ。
ご近所の猫友だちのNさんが仕掛けてくださった捕獲機に入っていたそうだ(みーちゃんの爪とぎ入り)。Nさん、どうもありがとうございました。
Nさんちは、車道を通っていくと遠いがまっすぐ突き抜けたら近い。うちの玄関から直線距離50m弱か。やっぱり、猫に優しい人を目指していくんですね。
そして、みーちゃんのことを心配してくださっていたみなさん、どうもありがとうございました。今後、このようなことがないように気を付けていきます。
ヨメさんの話では、どこもけがはしていないが、何も食べていないかもしれないとのこと。3日と4時間なら、猫にとってはそんなこと平気なんかな。
退院したら、みーちゃんにまず謝らなあかん。「至らん飼い主でかなんかったんやなあ」と。
今日は夕食抜きできつかったけど、みーちゃんの3日間の足元にも及ばん。早う退院できるようにがんばろう。
みーちゃん、ひょっとして病気のオッサンがかわいそうでわざと捕まってくれたんかなあ。それはないなあ。
いろいろ考えて、また寝られん。
みーちゃん、オッサンが退院するときはでっかい「ぱっ!」で迎えてね。
たのしみ!
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【追加】
昼間に寝すぎてしまって、消灯時間になっても全然眠くならなかった。うつらうつらしかけたと思ったら、目がバチッ。また、うつらうつらしかけたと思ったら、目がバチッ。
その間に、夢とも幻とも現実ともいえないような同じ映像が頭の中を駆け巡っていた。
みーちゃんがトコトコと帰ってきて、自分でゲージに入りえさをカリカリと食べている。「なんや、みーちゃん帰ってきてくれたんやー」というところで目がパッチリ。見えるのは病室の天井。
これが何回も何回も繰り返されるので、ケイタイがプルッとふるえたとき、「みーちゃんが帰ってきたー」と反射的に思った。
携帯を開くと、さっきまで繰り返し見ていたのとまったく同じ画像「みーちゃんカリカリ」。
夢と現実がピッタリつながっていて、こわくなったくらい。
こんなことってあるんですね。
今回の「みーちゃん探し」では、私はなに一つとして役に立たなかったが、「気」は送れていたのかも・・・。
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午後3時半ごろ、ヨメさんがきくちゃん連れで「差し入れ」を持ってきてくれた。普通「着替え」を持ってきてくれたとなるところですが、この内容は完全に「差し入れ」。
新聞2日分
ふりかけ12個
ミカン5個
せっけん、シャンプー、ひげそり
「着替え」はパジャマ1セット、Tシャツ1、パンツ1
吐き気が治まらず、ふりかけをかけたらなんとかごはんだけでも食べられるかなあと思って頼んだ。(今日の夕食には海苔がついていたので使わなかったが。)
ミカンはスーパーの安いやつのつもりで頼んだのだが、果物屋さんのいいのを買ってきてくれた。食べてビックリ、うますぎ。いくつでも食べられそうだったが、貴重な食品だったので今日は2個だけ。
おいしくておいしくて、ありがたくてありがたくて・・・。
はよ、元気になろ!
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