2008年08月12日(火)
犬にかまれて手がジンジン [わんこ・にゃんこ]

耳ぺったんこで反省するろくちゃん
昨日、真樹が雲ヶ畑に遊びにいった。
雲ヶ畑の中学生を中心にキャンプをするところによせてもらう(参加させてもらう)。
まず、同い年のTさんのうちへ。ヨメさんが車で送って行った。
ここには、うちのきくと顔が似ている「ろく」ちゃん(オス)がいる。
ヨメさんは、去年初めてろくちゃんに会い、その時ろくちゃんは腹を見せて喜んでいたそうだ。
そして、今年・・・。
「やられたー。」
腕を押さえながら、ヨメさんが帰ってきた。
今年も去年とおんなじ調子で手を出したらしい。そこを、ガブッ!
「ろくちゃんにかまれてもたー。血が止まらへん。」
この時、昼の1時前。
「北村クリニックやったら、時間外でもみてくれはんでー。とにかく、行ってみよう。」
しぶっているヨメさんを連れて行った。
「北村クリニック」は、うちから長代川沿いに200mほど南へ行ったところ。先生一人だが、何でもみてくれはる。診察がていねいで、信頼できる。(私も何回もお世話になった。)
玄関が閉まっていたのでインターホンを鳴らすが反応無し。
「やっぱり無理か。」と思い、帰ろうとした時、玄関が開いた。よかった。(先生は、その時お電話中だったそうだ。)
診察の結果、即手術。左手首2箇所(動脈近く)を10針くらい縫ったらしい。化膿止めのお薬もいただいた。本当にみてもらえてよかった。
教訓。
「こんなかわいい私が、犬にかまれるはずがない・・・は大まちがい。人間も機嫌が悪い日があるように、犬にもある。犬に近づく前には、必ず『そばにいってもいい?』と犬に聞いてから近づこう。」
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2008年08月11日(月)
「シロクロ」〜シリーズご近所猫1〜 [わんこ・にゃんこ]
昨日の夕方、きくちゃんといつもの散歩コースを歩いた。
北稜高校の近くまで行って、真っすぐな新しい道から帰ろうと花背造園さんの前を通った。家の前に奥さんがおられたので会釈をして通り過ぎようとしたら、呼び止められた。
「うちの猫のこと、書いてくださったんですね。」
「あっ、見ていただけましたか。」
「東京にいる息子が帰ってきて、『おかあさん、うちの猫のこと、書いてあったよ。』と教えてくれて。」
「そうなんですか。花背造園さんで検索してくれはったんかな。」
「息子のお嫁さんにうちの名刺作ってくれるように頼んだんですけど、その時『はなせ』の字を確かめようとしたら偶然見つかったみたいです。」
この後、いろいろなお話を聞かせてもらった。
4月22日のブログ「ちょび」の記事の続きに、花背造園さんの「ひなたぼっこねこ」の訃報を書かせてもらった。その猫ちゃんは、いつもゆったりひなたぼっこをしているので、ボーとしているうちのきくは気づかず通り過ぎてしまうことも多かった。あんなかわいいねこちゃんが・・・。
そのねこちゃんの名は、「にゃみ」。シリーズご近所猫の1番バッターに登場してもらおうと思っていた矢先の事故だった。
ひき逃げされたのは、お昼の3時ごろ。ひいていった車はそのまま走り去ったそうだ。
ひかれた直後、それを教えてくれたのは花背造園のワンちゃん。奥さんはすぐ道路に駆け寄ったが、「にゃみ」ちゃんは虫の息。頭をやられていたので、まもなく息を引き取ったとのこと。
「にゃみ」ちゃんは、9歳。初めのうち避妊手術をしていなかったので、最高26ぴきまで増えてしまったそうだ。
道路の反対側などめったに行ったことがなかったのに、事故の日はなぜか反対側に渡っており、戻ろうとしてひかれたらしい。
真っすぐな新しい道をビュンビュンと飛ばす車が・・・。
最近、花背造園さんの前で同じねこをよく見かける。
奥さんに聞いてみると、「のらねこです。でも、エサはやってます。」
「名前はつけてはるんですか。」
「シロクロです。」
なんと、わかりやすい名前。
「一緒にいるのが、孫の『ハナゲ』です。鼻毛がはえているみたいでしよ。」
名前も付けてエサをやってはっても、のらねこはのらねこなんや。
「シロクロがミケ猫を産んで、それが今度はシャム猫を産んでね。そのねこがかわいくてかわいくて。顔はデビルみたいなんやけど。今度、写真に撮ってください。」
わかりました。絶対車にひかれないように育ててくださいね。
「話はかわりますけど・・・、『花背造園』さんて、花背の方ですよね。私、花背の別所のもんなんです。」
「まあ、そうなんですか。主人は花背の八桝の出身なんです。私は九州なんですけど。」意外なところで意外なつながりが。
花背造園の奥さんは、ねこちゃんもワンちゃんも大好き。4年前に亡くなったワンちゃんは、23歳まで生きたそうだ。お母さんシーズー、お父さんコリー、のかわった犬だったらしい。鼻のにゅーと出た大き目のシーズー(?)、想像できません。
おうちの前には、いつもきれいな花がいっぱい。動物を愛し花を愛する人。こんな人が増えてほしいです。

にゃみちゃん(再掲載)
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2008年06月30日(月)
きく脱走 [わんこ・にゃんこ]
半年のしめくくりの日に、ああ情けない。
きくが、超久しぶりに脱走した。
最近おとなしくしていたので、気をゆるめてしまっていた。
朝9時ごろ、ヨメさんが洗濯物を干しに出た時一緒に庭に出て、9時半ごろ私が散歩に行こうとしたらいなくなっていた。
前に脱走した時はさがしにさがして、結局家のすぐ近くから出てきた。たぶん今度もそうだろうと思い、ロープを持って家の近くを名前を呼びながらさがしまわった。見つからない。
だいぶ時間がたったので、まさかなあと思いながらも、この3月まで毎日通っていた「二軒茶屋」駅方面に行ってみた。(ロープを持たず。)
いました。
駅のすぐ南のおうちのガレージに。
「きくちゃん、帰ろう。」
「うー・・・。」
「かしこいなあ、きくちゃん。こっち、おいで。」
手を出したら、「がうがうがう」とかまれてしまった。かまれるのは別にどうってこともないんやけど、つかまえられん。困った。
もうちょっとというところでするりと逃げられ、今度は駅前の京都バス回転場所へ。ちょうど止まっていたバスの下に入り込んでしまった。
困っている私を見かねて、運転手さんが降りてきてくださった。
「何をすねてるんでしょうね。」
「昨日、私の留守に大嫌いなシャンプーされて、散歩もあんまり連れて行ってもらえへんかったみたいで・・・。」
ここでももうちょっとというところで、するり。
今度は長代川沿いの散歩道へ。
草がたくさんはえているところなので、きくは思わずシッコを。
「チャンス!」
きくの片腕に飛びついた。ゲット!
この後、私の両手はかまれまくり。どんなにかまれても、はなさへんでー。
きくの腕を引っ張りながら(きくは私の手をかみながら)、ちょびちょびちょびちょび家に近づいていた。
後100mくらいかなというところで、きくがフェイントかまし。すっと腕を抜き、猛ダッシュ。
視線の先には、散歩中の白い犬。
「ががががう、ががががう、・・・」
不意を襲われたワンちゃんは、一方的にかまれていた。
追いついた私は、すぐにきくを引き離し、飼い主の女性の方に謝った。
「すいません。申し訳ありません。ワンちゃん、だいじようぶですか。」
「もう、年寄りやからねえ・・・。だいじょうぶやと思いますけど・・・。」
きくがかんだ現場には、白い犬の抜け毛が大量に・・・。ゆっくりと楽しいお散歩中に、何ちゅうことしてしもたんや。飼い主の責任重大。あのワンちゃんにもしものことがあったら、うちはこの東映団地を出ていかなあかん。
白い犬と飼い主さんは、逃げるように帰って行かれた。
「ほんまにすみません。・・・それにしても、きくちゃんなあ、ちょっとは考えてやー。」と言おうとしてきくを見ると、固まっている。「がうがう」いってたさっきの犬とは別犬(?)。
そこからはだっこして家まで帰った。まったくあばれず、もちろんかむこともない。
どうなっとんにゃー。
家に着いてからのきくは、ぐったり。
ああ、いったい何が原因なんやろう。難しい。今こうして素直で従順な犬が、突然どう猛に、そしてまた元に。わからんなあ。
みみずばれの私の両手を見ながら考えた。
とにかく、人や犬をかまないようにしつけなくては。
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2008年06月17日(火)
ちゃんぷーちゃんぷー、ガガガがう、ちゅらい [わんこ・にゃんこ]
「きく」はシャンプーが大きらい。
前は、「ちゃんぷーちゃんぷー」とヨメさんが言ってさそってもだまされていたのに、もう覚えてしまった。今では何も言わなくても、シャンプーの気配を感じると、一転捨て身のがうがう攻撃に入る。
今日はヨメさんがどんな手を使ったのか、知らぬ間にお風呂場に連れ込まれていた。入れてしもたら、もうこっちのもん。あっという間に、きれいきれいなミニシェパードになって出てきた。
この後が大変。きくが、つぶらな瞳で訴える。
「こんなしんぼうして洗わせてあげたんやから、気持ちいいドライヤーをいっぱいしてもらわな、どもならん。」
洗う時間の3倍くらいかけてドライヤー。部屋中を飛び交うきくの抜け毛。
これで満足かと思ったら、大まちがい。
なぜか、その後、目が会うたびに「(気に食わん)、ががががう。」
「今洗ろたとこやのに、また洗うわけないやろ。」と言っても納得せん。だまされたのが、よっぽどくやしかったみたい。
私はかまれ慣れているので平気だが、勢いあまってヨメさんまでかんでしもた。
「しもたー」 えらいことしてもた。あんなこわいおばさんを、かんでしもたー。もう、しっぽ丸めてばんざいしかない。
この後、きくちゃんは「仕事場引き回しの刑」に。
今日は、半日、京都キャロット産大前店で番犬(?)のお仕事。
いつもなら、家でゆっくり「へー」こいて寝てられるのにー。ずーとおばさんの横は、「ちゅらい」。
◎この5枚の写真は、ヨメさんが自分の携帯で撮ったものです。
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2008年05月12日(月)
しょぼ・きく [わんこ・にゃんこ]
仕事が少し早くかたづきそうだったので、夜、真樹をつれて「カナート」へ行くことにした。
私たちが家に帰ると、家は留守。真樹がきくの散歩に行ってくれたらしい。
しばらくすると、真樹ときくが帰ってきた。散歩から帰って夫婦がお出迎えなどめったにないことなので、きくは大喜びだった。
7時すぎ、きくをおいて3人で出かけた。(廉は、翌日の遠足の買い出しで遅くなる。)
あー、その時しくじった。今日買った出町「ふたば」の豆餅を、玄関に置いてきてしまった。
2時間後、家に戻ると、きくが変。
目がしょぼしょぼ、耳がぺったん。
「あーん、わたし、しばかれますよね。ね。ね。」という顔。(写真撮ったらよかった。めっちゃ笑う顔やし。)
「きくちゃん、何悪いことしたん。正直にゆうてみ。」とヨメさんがやさしく話しかけるが、きくは腰が抜けかけ。
ごみ箱でもあさったんやろなあ、ということでいったんおさまる。
さてと、寝る前にちょっと腹へったし、「ふたば」の豆餅をっと。
おっと、おっと、からっぽやないかい。3つもあったはずやのに。久しぶりの楽しみが・・・。
「きくちゃん、やってくれましたね。甘いもんは、体にあかんのに。それに今、ダイエット中やろな。どうすんの。また肥えるやん。」(動物病院で3kgオーバーと言われました。)
その時、きくの目にも涙。
「置いとったもんが悪いわなあ。」
そのとおり。ごめんな、きくちゃん。おなかこわさんといてな。
(それにしても、今日のきくの顔は、今までで最高のしょぼしょぼ顔。写真に撮れなくて、残念!)
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2008年04月22日(火)
「ちょび 」 〜シリーズ・ご近所犬3〜 [わんこ・にゃんこ]
家の前を通ると、ほえまくる犬がいる。
このワンちゃんも、去年12月、長代川沿いの道路工事が始まり、散歩コースを変えてから知り合った。
すごいいきおいでほえだすので最初はびびったが、慣れてくるとほえられない時はちょっと心配になる。
ずっと前からブログに載せようと思っていたが、名前を聞くチャンスがなく、のびのびになっていた。
今日、きくの散歩の時、ちょうど飼い主さんが家の前に出ておられた。
めちゃほえ犬の名前は「ちょび」、11歳のオス。
「ちょび」ってまたかえらしい名前なこと。ちょび髭から取らはったんかな。犬の名前って、飼い主さんの思いがこもってることが多いからね。もうちょっとくわしく聞いたらよかった。
「わこ見えますやん。」と言ったら、飼い主さんはすごくうれしそうだった。
「近所に同じ歳くらいの犬ぎょうさんおるけど、みなだいぶ弱っとる。」
「10歳すぎたら、だいぶねえ。」
「ちょびは、もう元気すぎて。散歩行って帰ってきたら、こっちがへとへと。引っぱりよるから、腰が痛とうて。」
「どれくらい散歩に行ってはるんですか。」
「いつも、1時間くらいやね。」
「1時間も!」 (そら、腰、痛なるはずや。)
ちょびちゃん、幸せもんや。おっちゃんに1時間も散歩させてもうて。
また来るから、元気いっぱいほえてや。
これで、うちのきくがきたる犬会議員選挙に立候補したおりには、岩倉幡枝地区から3票ゲット! (ぷー、ぽち、ちょび)
激しい票読みの日々は続く・・・。
<追悼>
ちょびの飼い主さんと別れた後、いつもの帰り道で悲しい知らせを聞いた。
「花背造園」さんの日なたぼっこネコが、死んじゃった。前を通る新しい道で、車にひかれたそうだ。
何すんねー。あほー。
いつも通るたんびに、気持ちよさそうに日なたぼっこしとったのに。
シリーズご近所猫1は、絶対このニャンコちゃんに登場してもらおうと思ってたのに。
このあたりをよく通る人なら知っていると思うが、岩倉幡枝から鞍馬街道に抜ける道は以前は細くてぐねぐねだった。たぶん、田んぼのあぜ道を広げただけのものだったのだろう。それが2年ほど前、まっすぐになり、幅も広げられた。
それまでは離合もたいへんだったのに、今では車がビュンビュンとばす道路になってしまった。
猫とお年寄りは似ている。
新しい道ができました。便利になりましたよ。車がスピード出して通りますが、うまくよけてくださいね。よけるのに失敗したらひかれます。「でも、そんなのかんけーねー」
ゆっくり日なたぼっこ。それより、道路です。
お年寄りや猫が安心してくらせる街。それより、道路です。
みんないそがしいふりをして、ゆっくり動くものが見えなくなってしまった。
「花背造園」のおばちゃんの悲しそうな顔が忘れられません。
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