2022年09月03日(土)
梶田先生お墨付き [病院]
「そしたら、フルマラソンとか走ってもいいってことですよね。」
「はい。まったく問題ありません。」
「あーよかった。帰ったら、ヨメさんに『梶田先生のお墨付きをもらった』って言います。」
「それでいいと思います。」
今日は緊急で、梶田泌尿器科クリニックへ。
土曜日なのですごく混んでいた。12時10分に入れてもらっていたのだが、1時間以上待ってやっと診察室へ。
すぐにベットに寝て、まずは左右の腰を叩打。
「左右の差はありますか」と聞かれた。
おとといエコー検査のグリグリだけでも痛かったのに、今日は痛みがなかった。
そのあとエコー検査。
「おとといの画像も見せていただきましたが、黒く写っていた部分は今日はなくなっています。」
「そうなんですか。」
「膀胱癌の手術をされた時に、削り取った部分が尿管の出口のところなんです。それでその部分が広がって、尿がたまりすぎたときに腎臓の方へ逆流して腎臓機能の低下を起こしいるのかもしれません。
それを調べるには、膀胱まで管を通して内視鏡を入れ、尿を出してもらって逆流しているかを検査するというのがあるのですが、今はそこまでする必要はないと思います。しばらく様子を見て行きましょうか。」
「この歳になってもフルマラソンとか走ってるんですけど、それが腎臓に負担をかけてるんとちゃうかとヨメさんが言うんですけど・・・。」
「関係ありません。」
「そしたら、フルマラソンとか走ってもいいってことですよね。」
「はい。まったく問題ありません。」
おとといは、オシッコがたまりすぎて腎臓側に逆流していたようだ。
左の腰が痛いのも腎臓とは関係ないとのこと。たまたまそうなっただけらしい。
なーんや。
走ってもいいんや。
あんなしんどかったのはなんやったんやろ。やっぱり、きくちゃんのことがガーンと響いてたんかな。ヨメさんは「アンタにストレスなんかない」と言い切るが、こう見えて案外ナイーブなんかも。
まあ、よかったよかった。
緊急事態ではなかったようだ。
これからは、入院中に太ってしまった3kgほどの体重を元に戻すこと。
おかずはしっかり食べても、ご飯の量を減らしたらぼちぼち体重は減って行くはず。今日も野菜がたくさんの晩ごはんでよかった。
ヨメさんのおかげで、体調管理はバッチリ。
今日は61.5kgだったが、早くあと2kg減らしてしっかり走れる体に戻したい。
がんばろう。
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【RUN】
今日も午後5時すぎから。
いつものように町内1kmアップジョグ。
とらちゃん、だいぶうちの近くまで出張中。
これはだれでしょね。
こちらは太いから、たぶん「ぼっすん」。
今日は涼しいので、いつもの5kmをちょっと速めに。
今日は、走り始めからフラフラはなかった。
叡電・岩倉駅折り返し2.5km、13分45秒。
ちょうどキロ5分半ペース。
帰りは久しぶりにいい感じ。
5kmゴール、26分30秒。
帰りは、キロ5分06秒ペース。
明日の京都走ろう会例会、5kmにしとこうかと思っていたが10kmも行けるかも。明日の朝のアップジョグを走ってみて、例会をどうするか判断しよう。
また町内1kmダウンジョグ。
ぷーぷーはしっぽがピンと上がってごきげんさん。
きくとよく来た「大きな公園」の正式名は「二軒茶屋公園」だった。15年も住んでて、知らんかったわー。
今日はめずらしく、ひさしちゃんがひさしから下りていた。
ひさしちゃんはさくら耳。
左耳が切れているので、みーちゃんと同じ「はたえださん」かな。
このおうちにいる新・子猫もなんとかしなくては。
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2022年09月01日(木)
採血→エコー→採尿 [病院]
「これだけ尿がいっぱいたまった膀胱はなかなか見られません。よく見ときなさい。」
「はい。」
これは、京都鞍馬口医療センター超音波検査室の技師と実習生の会話。
尿がいっぱいたまった膀胱の主は、もちろん私。
今日は検査があるので「尿をためてきてください」と指示があった。まじめな私はいっぱいいっぱいの状態で病院へ。すぐに検査かと思ったら、まず採血。そしてしばらく待ってからエコー検査。それが終わって、最後に採尿。
実習生の役にたつのならと尿意をしんぼうしたが、技師さんが膀胱をグイグイ押すもんだから、「で、で、出ます」と叫びたくなった。
もうあかんかもという寸前でやっと検査終了。
あーよかった。
でもよくないこともあった。
エコー検査中に、「左の腰、痛くありませんか」と問われた。
「はい、痛いんですけどどうして分かるんですか。」
「左の腎臓が腫れてますね。」
「ずっとランニングをしていて腰の痛みは慢性のようにあるんですけど、最近左ばっかりが痛くておかしいなあとは思っていたんです。」
「それはいつごろからですか。」
「いつごろからかははっきりと思い出せないんですけど、ヨメさんに聞いたら覚えていると思います。」
「なんで腫れたんでしょう。」
「原因はいろいろ考えられますが、結石で詰まっているのかもしれません。このあと診察がありますので、そこでくわしく聞いてみてください。」
そのあと、やっと採尿。
提出分をコップにとったあと、ジョンジョロリンジョンジョロリンと延々と。
ああスッキリした。
診察時間まで1時間以上あったので、お昼を食べに。
もう何を食べてもいいと聞いてきたので、北大路ビブレ(今はイオン)まで行こうと思った。ところが、その手前に「なか卯」があったので入ってしまった。
またから揚げ定食、700円。
おいしかったけど、かわりばえしないものばっかり。
午後1時すぎから、腎臓内科の診察。
血液検査や尿検査の結果を見られ、エコー検査の画像を見られてから私からの聞き取り。
また「左の腰が痛くなり始めたのはいつごろから」と聞かれた。
「私覚えてないんですけど、ヨメさんに聞いたら分かると思います。」
「治療は泌尿器科になりますが、うちではなくて梶田先生のところに行っておられるんですね。」
「はい、いろいろありまして去年から。今月の15日に次の予約を取っています。」
「いやそれでは遅すぎるので、早く診てもらえないか問い合わせてください。もし必要なら、私から連絡してもいいですが。」
「はい、ありがとうございます。ずっとお世話になっている先生なので、たぶん緊急で入れてくださると思います。」
家に帰ってすぐに、ヨメさんに「めっちゃしんどくなって帰って来て、ますみちゃんに鍼灸してもろたことあったよな。あれ、いつごろか覚えてへん?」
「1か月くらい前やろ。」
「くらいではあかんねん。もうちょっと、正確な日わからへんかなあ。」
「さあー。」
ヨメさんは、鍼灸のお客様については詳しい記録を残している。私も当該の日は有料で診てもらったはずだが、記録には残っていなかったようだ。
このブログやヨメさんのブログに書いてるかもと思って、二人で探しまくり。でも、見つからなかった。
しまいには、「だいたい1か月前でいいやろ。そんな正確な日がいるんか」とヨメさんに切れられてしまった。そら自分のことばっかりで、ヨメさんの体の心配などしたことのない私だから、当然の仕打ちです。
午後4時になったので、梶田泌尿器科クリニックに電話。
事情を説明したら、すぐに時間を確保してくださった。明日は24時間バイトなので、土曜日のお昼に。
すぐ治るようなものであったらいいのだけれど・・・・。
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【RUN】
今日は走るのはやめといたほうがいいかなとも思ったが・・・、ちょっとだけ。
午後5時、うちのすぐ前の小さな公園から。
きくが元気なころはほとんど来なかったが、歩きづらくなってからはほぼ毎日来た公園。
また町内1km。
小さくてかわいい花が道に散っていた。
新・子猫。
だんだん警戒心が芽生えてきたみたい。
なんとか捕まえて動物病院連れて行かないと。
雨が降って、気温が下がった。
そのせいもあって、昨日よりだいぶ楽に走れた。
うちから1.5km先の緑の小屋のところで10分半ほど。
今日はここで折り返し。
折り返してからはさらに元気が出て、3kmゴールは19分44秒。最後の1kmは6分を切れた。
ああ、よかった。
また、町内1kmへ。
こちら、でっかいとらちゃんです。
こちら、子猫と後見猫(?)
ぷーぷー+黒×2。
楽しそう。
今日も、町内猫ちゃんから元気タダ取り。ありがとう。
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2022年08月30日(火)
「放射性ヨード、集まってます」 [病院]
◎京大病院放射線治療科ホームページより
ラジオアイソトープ(radioisotope: RI)治療
■甲状腺疾患に対する放射性ヨード内用療法
放射性ヨードのカプセルを飲む治療です。 内服した後、ヨードは全身を回りますが、甲状腺はヨードを取り込む性質がありますので、薬は自然に甲状腺やその性質を残した腫瘍(甲状腺癌)に取り込まれ、そこで放射線(β線)を照射して組織を破壊します。 ヨードからはγ線と呼ばれる放射線も出ますので、それを捉えて画像にすることができて、ヨードが目的の病気に集まっているかどうか確かめることもできます(ヨードシンチ)。
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今日は京大病院放射線治療科。
先々週のアイソトープ治療の結果を聞きに行く日。
帰りは走って帰るとして、行きも少しは走って行こうと思ったら雨が降り出してきた。仕方ないので京都バス+市バスで。乗り継ぎ割引があって370円で行くことができた。
答えはシンプル。
「放射性ヨードは、甲状腺由来の細胞に集まっています。甲状腺があった部分と肺ですね。ただし、しっかりと効果が出るかどうかは現時点では分かりません。」
なるほど。
治療としては成功、ただし効果には個人差があるということ。
ということで、来年の1月10日にまた来てくださいということになった。
えらい先の話や。これやから、進行がゆっくりの甲状腺癌はかなん。ちょっとイライラ。そんなことゆうてもしゃーないのかもしれんけど。
「体調はどうですか。」
「ほとんど気にすることはなかったんですけど、退院前に放射線を出すためにジュースをカブのみして、それ以来胃酸逆流みたいなんが続いてるんです。食欲もありません。」
「味覚異常にはなっていませんか。」
「それはだいじょうぶなんですけど・・・。」
「今回の治療がうまく行ったとして、来年はどうなりますか。」
「今回の結果を見てからの判断ということになりますね。」
「今年の結果がよかったとして、またタイロゲン注射に戻るということないんでしょうか。」
「ないです。癌細胞が肺に入ってからタイロゲンを打つと、癌細胞を活性化させます。逆効果になってしまいます。」
「そうやったんですか。」
「今年と同じ過程で治療するか、よくなっておれば来年は入院しないかのどちらかですね。」
「はー、そうなんですか。」
さあ気分を変えて、「元気な病人」は家まで走って帰りましょうねえ。
もうだいぶ前に雨はやんでいたみたい。よかった。
9時45分、京大病院東出入口前にある「全快地蔵」さんを拝んでからスタート。
東大路通を北上。
歩道が広くて走りやすい。
京大病院の増築工事には、緑の制服のわが社のガードマンが配置されている。(いつまでわが社って言ってるねんと思われるが、退社の手続きをしていないのでまだ契約社員として在籍しているはず。)
1km、百万遍交差点。
だいたいキロ8分ペース。
2km、東開児童公園前。
ここでトイレを借りて給水。
3km、一乗寺ラーメン街道。
まだ10時すぎなので、お店は開いていないようだ。
4km、叡電・修学院駅のちょっと先。
家まで、あと4.5kmほど。
5km、docomo前。
だいたい38分。信号待ちごとに時計を止めているので、キロ7分半ペース。
宝が池通りに入り、「フレスコ」前を通過しようとすると、樋口英明さん(京都市会議員)が街宣をされていた。
「別所の藤井です。がんばってください。」
すぐに気づいてくださった。「別所の」と言ったのがよかったんでしょう。ここは「おまえこそがんばれよ」と言い返してほしかったところですが・・・。
まさか、京大病院から走って帰ってきているところだとは思われなかったでしょうね。
6km、地下鉄・国際会館駅前。
あと2.5kmほど。
7km、岩倉南公園前。
よくワンちゃんのお散歩に出くわすところなのだが、今日は出会わなかった。
8km、頼光橋。
左のバス通りをそのまま進むか、右の長代川沿いに進むか。
そら、右ですね。
きくちゃんと何回も何回も歩いた土の道。
端から端まで350mほど。
何百回往復したかなあ。
わが家到着約8.6km、1時間06分くらい。
実際は信号待ちの時間があるので1時間10分くらい。
まあそれでも、病院から元気に走って帰ってこれたのでよかった。
この先も「元気な病人は走って通院」を守って行きましょう。
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2022年08月18日(木)
放射線抜けた? [病院]
今日の夜はすごい雷雨。
BSで見ていた「ヤクルト×阪神」が途中で見られなくなった。8チャンでもやってたんですね。あとで気づいた。
村上の3ランはふつうとして、8回てつとのダメおしホームランはしびれたねえ。入院中の私へのええ励ましになった。
今日の午後4時すぎくらいに、私の体から出ている放射線の線量測定に来られる。線量オーバーで退院日延長はごくまれとお聞きしたが、私はよくごくまれのほうに入ってしまうので要注意。
そう思ってジュースをがぶ飲みしたら、気持ち悪くなってきた。
線量測定のときにケイタイもいったん回収。除染してくださって、退院のときに返してくださるそうだ。
だから、今日のブログ更新を早くしなければ。
心配していた読書のほうはバッチリ。
もうすぐ読み終わる。
◆ ◆ ◆
私は自分が脳死状態になったら、自分の心臓でも肝臓でも他人にあげたいと思っています。そのことは私にとっては大きな喜びなのです。なぜかというと、自分の脳が死んでしまった状態で、私はもう死んでいると思っている。なおかつまだ使える心臓とか肝臓とかがあるならば、他人の役に立てたい。私はキリスト教信者なものですから、人間の体は自分に属さない、神から与えられたと思っています。そこで脳が死んで魂が天国にいってしまった状態では、自分の体はできるだけ他人のために役に立てたいと思うのです。
◆ ◆ ◆
対談のなかで何度も出てきた加賀乙彦さんの言葉。これは、キリスト教のことをもっと理解しなければ分からない。
退院したらなんか探して読もう。
これは入院したときに撮っておいたもの。
早く、あの向こうに行きたいなあ。
線量測定合格なら、明日はシンチ画像を撮って退院。
お昼は「らんたん」のラーメン食べて帰ろうっと。
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2022年08月17日(水)
ケイタイラッピング [病院]
昨日の午後、看護士さんが私のケイタイをラッピングしてくださった。これで病室に持ち込める。
(昨日、別のカメラで撮っときました。)
前回3回とも持ち込まなかったのだが、今回はきくちゃんが心配。なにか起こってもなにができるというわけでもないが、よくなるように祈ることはできる。
いわば、きくちゃん安否確認専用みたいなもんです。
ヨメさんからライン。
寝てばっかりやったきくちゃんが、ちょっとお散歩に行けたらしい。すごくいい情報ありがとう。
ついでに、今日のみーちゃん。
おだやか。
安心。
アウトカメラの部分はビニールが3重になっているので、インカメラしか使えない。(インカメ部分は1重。)
これは今朝、老眼鏡が壊れて輪ゴムで修理したところ。
うまく撮れてる。
アウトカメラで撮った朝食。
「デビット・ハミルトンふう」ゆうても、若い人には通じひんわな。
今日はほんまになんにもなし。
病室軟禁。
夕方からの「ヤクルト×阪神」だけが楽しみ。
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2022年08月16日(火)
放射性ヨウ素内用療法 [病院]
◎ヨミドクター 2012年11月1日より
放射性ヨウ素内用療法…甲状腺がん再発予防
千葉県の60代女性は2009年、甲状腺がんと診断され、甲状腺を全て切除した。肺に1センチ前後の転移が3か所あり、10年2月、慈恵医大病院(東京都港区)で、医療用の放射性ヨウ素を服用する治療(内用療法)を受け、2回の治療で肺の転移は消えた。
◇
■リンパ節、肺への転移治療にも
甲状腺がんは、進行が遅く、おとなしいタイプが多い。ただし声帯を動かす神経やリンパ節に広がる場合もあり、東京女子医大内分泌外科教授の岡本高宏さんは「1センチ以下では手術をしない選択肢もあることを伝え、患者と話し合う」と説明する。
がんが甲状腺の左右どちらかにとどまれば、片側の切除で済む。5センチより大きい場合や転移があれば、甲状腺全体を手術で摘出する。同大病院では10・7%が進行がんだという。
放射性ヨウ素の内用療法は、画像検査では見えないがんの再発予防や、リンパ節や肺などへの転移を治療するのが目的だ。
甲状腺にはヨウ素を取り込む性質があるのを利用し、放射線を発するヨウ素が入ったカプセルを服用する。小腸から吸収された放射性ヨウ素は、血液を通して甲状腺の細胞や、甲状腺からできたがんに集まる。放射性ヨウ素が発するベータ線が届くのは約1ミリの範囲であり、周囲の臓器への被曝ひばくは抑えられる。
治療の4週間前から甲状腺ホルモン薬の服用をやめ、1〜2週間前にはヨウ素を多く含む海藻などを食べるのは控え、放射性ヨウ素を取り込みやすい状態にしておく。
転移がなく再発予防のために行う場合は、通院で、1回で済む。治療後3日程度は、微量の放射線が出ているため、出勤を控え、家族とは別室で就寝する。
再発や転移がある場合は、3倍以上の放射線量を服用するため、専用の病室に、3日から7日程度入院する。慈恵医大病院放射線治療部准教授の内山真幸さんは「半年から1年ごとに受ける患者は多い」と話す。
治療には保険がきき、患者負担は通院で約2万〜8万円、入院は3日で約10万5000円(3割負担の場合。上限を定めた高額療養費が適用になる場合も)。
患者の排せつ物や、汗なども放射能を帯びるため、トイレなどからの排水が規制値を下回るまで貯水するタンクなどを備えるなどの施設条件がある。日本核医学会の調べでは、治療用の病床は全国で139床(10年)。茨城、神奈川など7県では病床がない。
患者の平均待機期間は5・2か月。慈恵医大では毎週2人が入院治療しているが、「診療報酬が設備運営費に見合わず、ギリギリの状態」(内山さん)。このため、治療できる病院は年々減っているという。
転移がある患者が手術から半年以上、内用療法の開始が遅れると死亡率が上がるとの研究もある。同学会理事で金沢大教授の絹谷清剛さんは「国に診療報酬の増額を要望している」と話している。(渡辺理雄)
◆
■甲状腺
のど仏の下にある器官で、チョウが羽を広げたような形をしている。海藻や野菜に含まれるヨウ素を取り込んで、体を活発にするホルモンを作り、分泌している。
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私の入院はなかなか理解してもらえない。
そもそも患者数が少ない。
入院施設が各都道府県に1か所あるかないか。(京都府内は京大病院のみ。)
その呼び名も、放射性ヨード治療、放射性ヨウ素治療、アイソトープ治療などいろいろ。(私はその中でなんかかっこよさそうな「アイソトープ治療」を使っている。)
私の場合は、2016年8月甲状腺癌発見。その時すでに5cm。
まず、その年の10月に片側摘出手術。
幸いにも転移は見られなかったが、今後転移の可能性が高いということで2017年4月に甲状腺全摘とリンパ郭清手術。
そして、その年の7月にアイソトーブ治療で京大病院に入院。
2018年8月、2019年10月と3年連続で入院。
京大病院の病棟リニューアル工事のため、2年間は入院出来ず。
やっと今年の8月に、3年ぶりの入院となった。
いくら進行の遅い甲状腺癌とはいえ、3年ほっといたら悪化します。私の肺にも癌細胞がちらほら・・・。
今までの京大病院の医師のお話では、「藤井さんはこの治療の効果がよく出ているほう」とのこと。その言葉を信じて、がんまりましょう。
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いつもは2つの個室にそれぞれ入院で、男二人が一組。ところが今回はなぜか私一人。
シャワーや電子レンジなどが独占できて気楽だったが、夜はブキミ。誰もいないはずの廊下で小さな音がしたりして、なかなか寝付けなかった。
朝起きて、監視カメラ前で1枚。
朝も早く目が覚め、睡眠不足で顔がむくんでますね。
朝食はパンにしてもらった。
これって、食べるの5分くらいです。
今日の午後4時過ぎに放射性ヨードを服用する。
前の3回は100ミリキュリーで、今回は130ミリキュリー。
これが甲状腺癌の細胞にたどり着き、それを破壊してくれる(アブレーション)。
「がんばってねー。」
私ができることはほとんど何もない。
体調を崩さないこと。(何か起こっても、被曝するので医師も看護師も病室には入れない。)
大量に水分摂取して、体内に残っている放射線を体外に出すこと。
うまくいったらいいんですけど・・・。
毎回入院したら、ちょっとだけ賢くなって帰ってくる。
今日から3日間は朝日新聞を読む。(明日あさっては看護師さんに買ってきてもらう。)
「脳死と臓器移植を考える 加賀乙彦」岩波書店 408ページ を読了する。
30年前に2800円もした本。もちろん古本で買ったのだが、退院までに絶対に読み切るぞー。
その前に、捨てていい物といけない物を仕分けなければ。
パソコンは廊下のロッカーに入れてしまう。
今回は初めてケイタイを持ち込ませてもらうのだが、ブログの更新できるんかな。画像が重すぎて貼り付けられんのよね。
圧縮の仕方がよう分からんので、「じー」だけにしとく?
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