2013年02月07日(木)
はだかの王様 [時事]
◎J-CASTニュース 2月4日(月)17時49分配信
橋下市長、今度は鳥越俊太郎氏罵倒 「反権力姿勢を示したいだけの似非人権派」
大阪市立桜宮高体育学科の入試中止の是非を巡り、橋下徹・大阪市長がまた、言論人にかみついた。
作家の曽野綾子氏やワイドショーの小倉智昭キャスターらに続く、新たな論敵はジャーナリストの鳥越俊太郎氏だ。橋下氏を「裸の王様」と新聞コラムで批判したのに対し、ツイッターで「反権力姿勢を示したいだけの似非人権派」などと徹底反撃している。
■鳥越氏「体罰と入試中止の問題はつながらない」
橋下氏が刃を向けた鳥越氏のコラムは、毎日新聞の土曜日朝刊に連載している「ニュースの匠」だ。2013年2月2日の回は、「体罰問題で入試中止」「王様のいいなり」の見出しで、教訓的な童話を使って橋下市政をこう揶揄する。
「大阪・桜宮高校で起きた体罰と生徒の自殺、そしてその後、橋下徹・大阪市長が入試中止を声高に叫んで実行させたこと。この一連の経過を見ていて、私はやはりこれは『裸の王様』だな、と思ったのです」
次にアンデルセンの「裸の王様」のあらすじを簡単に紹介したあと、桜宮の入試中止のきっかけとなった体罰について「体罰を超えた暴力」「改善すべきところは改めなければなりません」とつづる。
鳥越氏は続いて本論に移り、「体罰と入試中止の問題はどう考えてもつながりません。論理的に飛躍があります」と強調する。「学校の伝統や空気を一新させる」ために体育学科の入試中止に踏み切ったことに関し、「常識的に無理がある理屈」「入試をやめれば体罰問題が解決するなんてことはありません」とダメ出しする。
コラムの最後の部分は、入試中止措置に真っ向から反論したのは在校生たちだけで、「裸の王様に大人はいいなりになっただけ」と結んでいる。枝葉の部分ではあるものの、鳥越氏は体罰の是非などを巡る橋下市長の発言内容にブレがあることも指摘した。
.「とにかく反権力。その一点のみ。それだけでこれまで生きてきたんだろう」
新たに出現した論敵、鳥越氏へのツイッターによる反撃は翌23日夜7時過ぎから行われた。橋下氏はまず「入試中止の決定をやったのは教育委員会。まず教委制度の基本を勉強しなさい」と言葉を尖らせ、「この鳥越氏のような似非人権派は一部メディアで重用される」と指弾する。
さらに「人権を普段声高に叫ぶものは、真の人権派ではない」「反権力の姿勢を示すことがかっこいいと思っている」とつぶやいた後、鳥越氏を含む「似非人権派」をこう追及する。
「例の週刊朝日のときも、弁護士会や、差別をなくせと普段は言ってる団体、普段は人権を振りかざすコメンテーターも皆、その人権センサーは止まったまま。僕が公人で権力者であるという一点で、僕よりも週刊朝日の表現の自由を擁護。権力者を擁護するのは彼らの存在意義にかかわることなんだろうね」
そして鳥越氏に向けて3日夜に放ったツイート計5本の締めくくりは、
「鳥越俊太郎氏のコラムを読んで虫唾が走った。そこには自殺した生徒への想いが微塵もない。とにかく反権力。その一点のみ。それだけでこれまで生きてきたんだろう。そしてこのような鳥越氏は、朝日や毎日系に存在する一部似非人権派から重用される」
とした上で、「まさに鳥越氏こそメディア界の裸の王様だ」と意趣返しした。
橋下VS鳥越論争を巡ってはネット上にもさまざまな意見が寄せられているものの、余りに市長の論敵が多いためか、「橋下氏はほんとに沸点が低いな」「橋下氏は無視することを覚えたほうが良い」「言ってることはまともだけど誰も賛同しない」「なぜここまで攻撃して勝負を付けたがるのか」などの声も少なくない。
橋下支持のコメントが鳥越支持より多いとはいえ、「どっちもどっちで同じレベル」「目くそ鼻くそ」「両方とも裸の王様」といった感想も多いようだ。
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「何がしたいのかよく分からない人」
これが、現在の橋下さんの私の印象です。しかしここまでやぶれかぶれ的になれば、今まで「ゲー」が出そうなほどあった反感もただの哀れさに変わっていく。
大阪市立高校で指導者からの体罰による自殺者を出した一番の責任者は、今まで「体罰けっこう」と言っていた現大阪市長でしょう。何でも「競争、競争」と言い、成果のみを求めている現大阪市長でしょう。
その責任を何とかごまかそうと、いつもの詭弁を弄してあっちこっちにかみついて・・・。本当に気の毒な人です。
あの人を見て「幸せそう」と思う人はいるのだろうか。自分が幸せでない分、少しでも幸せそうな人を引きずり下ろしたいとでも思っておられるのだろうか。私にはその姿が哀れに見える。
とても幸せそうに見えない人を首長に担いで、それについていっている住民は幸せになれるのだろうか。ただ威勢がいいだけの言葉にコロッとだまされるほうもだまされるほうですが・・・。
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【追加】 大事なことを書き忘れていました。
◎京都新聞1月27日朝刊
天王寺動物園 橋下市長「市外の子は有料に」
大阪市は26日、中学生以下は無料にしている市立天王寺動物園の入園料について、大阪市外に住む小中学生は有料にする方針を明らかにした。橋下徹市長は「大阪市が市民税で周辺市町村の子供の分まで面倒を見る必要はない」と述べ、4月から大人料金500円の半額に近い200円を徴収する。
同日の2013年度予算に関するヒアリングで市長が了承した。これにより年間2千万円の収入増になるという。
大阪市内の小中学生に入園証を配布することを検討している。幼稚園児など未就学児や、大阪市外に住んでいても市内の小中学校に通う児童生徒は無料のままにする。
大阪市民の税金で運営する施設を市外の人が利用する場合は、応分の負担を求めるというのが橋下市長の持論。天王寺動物園は経費の約7割を市税で運営している。
同じく自治体が運営する近隣の京都市動物園や神戸市立王子動物園は、いずれも市内居住者に限らず中学生以下は一律無料となっている。
体罰問題が世間の注目を集めている最中、出ました「子どもが笑う?」政策。
あの人を救えるのは奥様と子どもたちしかいないと思うのだが、「子どもが笑う大阪にしたい」と言っていた夫(父)がこんなみみっちいこと言い出してなんともないのだろうか。
動物園は年に何回も行くところでもない。遠くからもわざわざ来てくれた子こそ無料にして、ゆっくり見ていってもらいたいとは思えないのだろうか。こんなことをこんな時期に言い出す夫(父)に何も言えないのだろうか。「体育クラブ員の顧問への依存」というのが問題になっているようだが、この家庭の夫(父)への依存は・・・。
動物園は公立私立の区別なく協力し合っている。私は大好きなハイエナのゆくえを調べていてそれが分かった。天王寺動物園にいたはずのハイエナのレンが、岡山の池田動物園(民営)にトレードされていた。それは、公立私立すべての動物園がいい動物園になるようにという観点から行われたことである。そういった交流は、現在日常茶飯事というくらいに行われている。
「自分とこだけよかったらそれでいい」とは、どの動物園も思っておられない。日本中の動物園を見て回って、そのあたりをしっかり勉強して来てもらいたい。
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【run】
今日は店往復2回で2.6km。
そのあといつもの6+2。
6kmは31分39秒。できるだけ大きいフォームになるよう気をつけて走った。
最近、合計10kmのランがそんなにきつくはなくなった。いいことですね。
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2013年01月26日(土)
「尾木ママ ガッカリ」で検索 [時事]

◎ブログ「素浪人旅日記」より
素浪人旅日記
■2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。
今日の朝刊にあった教育評論家尾木直樹さんの話にはガッカリした
2013年01月19日 | 日記
“橋本氏「体育科入試中止」で波紋”という記事の中に、共栄大教育学部長・藤田英典さんと教育評論家・尾木直樹さんの話があった。藤田さんの話はまともな見解だと思ったが、尾木さんの話にはガッカリした。次のように談話が掲載されていた。
『ボーイング787がトラブル多発で全面的に運行停止したのと同じで、入試中止は子供を守るためだ。橋下市長は権限の範囲内のことをやっているだけ。本来なら教育委員会がもっと自浄能力を発揮すべきだ』
学校を飛行機に例えるのは間違い。きちっと設計をし、部品を間違いなく組み立て、試験飛行を通じて安全確認をしてから乗客を乗せる人工物におけるトラブルと学校という生身の人間で構成される集団でのトラブルは質的に異なる。
しかし、この例えで、橋本氏のイメージしている学校観は飛行機と等号で結ばれているのだということに気づかされた。さしずめ、教育委員会=管制室、校長=機長、教職員=客室乗務員、生徒、保護者=客となろうか。そう考えると一連のヒステリックな発言も理解できる。
だから、尾木さんにはこう言ってほしかった。
『ボーイング787がトラブル多発で全面的に運行停止したのと同じような発想で入試中止は子供を守るためだと言っているが、学校は飛行機とは次元が違う。たくさんの人間がさまざまに関わり合う中で運営されていく。したがって予期せぬさまざまなトラブルが発生する。そのトラブルを解決しようとする過程で教科学習では得られない多くのことを学び成長するのです。生徒はがっこうのお客ではなく主人公です。今回のトラブルと入試は切り離すべきです』
私が若かった時、尾木さんは民間教育団体であった(正確な名前はわすれたが確か)全国進路教育研究協議会の中心として実践報告されていた。その時に上のようなことを尾木さんから学んだ。『問題があるから悪いのではない。問題を見て見ぬふりをせず解決していくことこそ大切』はその後退職するまで私の教育実践の大きな柱となった。解決の過程で自分自身を含め、多くの生徒、教職員が成長する姿を見てきた。その具体的な話はまたする機会があると思う。
そういう思い出があるからよけいに尾木さんのコメントに失望したのである。
橋下さんにはこう言って欲しかった。
『今回、痛ましく不幸な出来事のため多大な混乱と不安を招き申し訳けありません。しっかりと調査、検討した上ではっきりした問題点は責任を持って解決していきます。ですから安心して受験して下さい。
そして、合格したならば2,3年生の先輩と教職員と一緒に、今までの伝統の上に新しいものを創りあげていって下さい。みなさんのフレッシュな感覚こそ必要です。何かを与えてもらおうというお客さん気分では学校はよくなりません。学校の主役は君たち生徒です。』
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1月18日の「ボーイング787トラブルと同じ」という尾木氏の発言にもびっくりしたが、その後の部活元キャプテンの会見の後のブログの内容には目が飛び出た。
「誰が仕組んだのかしら? 何か変すぎ」
「ご遺族の心情を考えているの」
「命の重みを分かっているの」
まさかまさかの発言だった。
「誰が仕組んだ・・・」なんて、三流政治家がよく使う言葉。
私はこの言葉を聞いた時、横山ノック元大阪府知事を思い出した。小学生との対話イベントで知事に批判的な発言をした子に対し、「君はそう思い込まされてるだけで・・・」と言うような言い方でその女の子を悲しませていた。あれといっしょやないですか。かんぐるよりもまず、その本人の口から出てきた言葉に対応すべき。もし万一仕組まれたようなことがあったとしても、それで子どもを追及するのは大人のやり方ではない。まともに返答できないとき、三流政治家は「仕組まれた」と言うのでしょう。尾木氏も同じ、子どもをなめています。本当にガッカリです
そして、「尾木ママ ガッカリ」で検索して一番に出てきたのが上に紹介させてもらった「素浪人旅日記」。
この記事では、1月18日の「ボーイング787のトラブルと同じ」発言について書かれていた。
「トラブルを解決しようとする過程で教科学習では得られない多くのことを学び成長する」というご意見に賛成します。「学校つぶしたら、それで終わりかい!」と思っておられる方は多いと思う。
また、橋下氏にのぞむ言葉として以下のようにまとめられていた。
「そして、合格したならば2,3年生の先輩と教職員と一緒に、今までの伝統の上に新しいものを創りあげていって下さい。みなさんのフレッシュな感覚こそ必要です。何かを与えてもらおうというお客さん気分では学校はよくなりません。学校の主役は君たち生徒です。」
ここを読ませてもらって、ハッと気づいた。自分は自分なりに、部活のキャプテンになった子の立場や、これから受験する中3の立場でこの問題を考えていたが、現在在学中の高1高2の生徒の立場でまったく考えていなかった。正直、その存在を忘れていた。
確かに一人の自殺者が出たことは大問題である。しかし、「ご遺族の心情とか「命の重み」という言葉を振りかざして責めたてられても、「アンタ何様」と思ってしまうだけである。それが万能の学校に未来はない。
「素浪人」さんのように、在校生、受験生にこの先の希望を与える言葉をどうか用意してもらいたいと思う。
◇ ◇ ◇
最後に、私が「素浪人旅日記」に入れさせてもらったコメントとそのお返事を載せておきます。
■この記事、引用させてもらっていいですか (パオパオ)
2013-01-26 10:12:30
初めまして、京都のパオパオと申します。
先日の尾木さんの「ボーイング787のトラブル」と桜宮高校の問題を同等に扱う発言には、私もガッカリしました。そして、その数日後の桜宮高校生徒(部活キャプテン)の会見に対しても、「誰が仕組んだのか」と発言され、そのガッカリが10倍くらいになってしまいました。ぜひこの件に関しても、素浪人さんのご意見をお伺いしたいです。
私は、尾木ママが尾木直樹氏として活躍されているころからその著書を読んでいました。そして、現役の先生にその著書を勧めたりしていました。それだけに今回の発言にはビックリでガッカリです。人にその本を勧めてしまった自分の責任も感じます。同じような考えの方が見つからないかと、「尾木ママ ガッカリ」で検索してこのブログにたどり着いたというわけです。
もうやめておこうかと思っていたのですが、やはりこの問題についてもう一度自分のブログに書こうと思っています。そこで、「素浪人旅日記」のこの記事を引用させていただきたいのですが、よろしいでしょうか。一番最後に書かれていた、「そして、合格したならば2,3年生の先輩と教職員と一緒に、今までの伝統の上に新しいものを創りあげていって下さい。」という部分には目が覚めた思いです。みんな忘れていました、現在体育系学科に在籍している生徒さんたちの存在を。本当にこの子たちはどうなるのでしょう。
■引用してもらっていいですよ (素浪人旅日記)
2013-01-26 11:25:15
私の近所でも、「尾木さん、変だよ」という声があります。過去、教育実践の中で尾木さんに学んだ人は今回は失望しています。マスコミの中で表面的には変わったが、フィンランドの教育実践を紹介したりして根っこの部分はしっかりしていると思っていたのですが、本当にがっかりです。橋下氏擁護はタレント仲間のなれ合いという感がします。
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【RUN】
今日は、お昼前にひとっ走り。
昨日走ったときあんまり耳が冷たかったので、イヤーウォーマーを買いに行った。「京都キャロット」にも売ってるんですが、ひょっとして100円ショップにあるかなあと思って。
100円ショップにはなかったが、その横の衣料品コーナーにかわいいのが見つかった。帽子とイヤーウォーマー(ネックウォーマーにもなる)が、ボタンで取り外しができる優れもの。毛糸でできていて、いかにも暖かそう。980円で購入。
出雲路橋の近くのコインパークに車を入れ、イヤーウォーマーをして2kmアップ。
そのあと、こないだの折り返し地点を修正して御薗橋往復5km。
2.5km折り返し、11分07秒。今日もぬかるみがあり走りにくい。
5kmゴール、21分52秒(10分45秒)。
21分くらいで走っておきたかったので、ちょっと残念。
肝心のイヤーウォーマーは、やっぱり暑がりの私には無理かも。700mで手袋をはずし、1400mでイヤーウォーマーを取り、あとはそれぞれをジャージのポケットに入れて走っていた。本番のレースではポケットはないので、スタート地点に置いていくことになるのかな。
明日の「くみやまマラソン」は木津川沿いを走るので、ウェア選びは悩むところ。それと、手袋とイヤーウォーマーをどうするか・・・。
今日は1kmダウンをプラスして、合計8km。
なんでこのイヤーウォーマー付きの帽子にひかれたのか分かりました。
うちのきくちゃん色でしたわー。
あっ、明日の「大阪国際女子マラソン」に京都府立大の庵原瑞穂選手が出場します。自己ベストの3時間13分の更新をめざしています。いい結果を出してくれれば、「東京マラソン」で初フルとなるうちの廉にもいい刺激になります。
ナンバカード「507」を見られたら、「みずぽーん、しっかり」と応援よろしくお願いします。
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2013年01月22日(火)
「子どものためにならぬ」??? [時事]
◎京都新聞1月21日夕刊
橋下市長が桜宮高校訪問
生徒に入試中止方針説明
大阪市の橋下市長は21日、バスケットボール部の男子生徒が自殺した市立桜宮高を訪問、自らが打ち出した同校体育系学科の入試中止方針などを在校生に説明し、理解を求めた。市教育委員会によると、橋下市長は全校生徒や教職員を前に「クラブ活動よりもっと大切なことがある。今後の方向を出す前に新入生を迎えてはならない」と説明。
「越えてはならない一線を越えた。生徒だけでなく保護者も立ち止まって新しいクラブの在り方を考えてほしい」と呼び掛けた。
これに対して生徒代表は「体育系学科があっての桜宮高だ。人生の一部である新入生の受験の機会を奪ってほしくない」と訴えた。
学校訪問後、端下市長は市議会委員会の協議会で、入試中止の意向をあらためて表明。さらに記者団に「学校の実態を知っているのは僕だけだ。外部監査チームから上がってくる情報を認識すれば、絶対に新入生を受け入れる状態ではない」と延べ、市教委が入試実施を決めた場合は「やめさせる」と述べた。
橋下市長はこれまで、同校の「伝統、校風を一度断ち切り、別の学校に生まれ変わらせる」と主張。全教員を異動させるよう市教育委員会に要請している。
保護者からは「市長の言葉に子供が傷ついている」「『伝統をつぶしたら帰るところがなくなる』と子供が泣いていた」などと反発の声が上がっていた。
■橋下氏「子どものためにならぬ」
“逆風"にも撤回なし
生徒「先生奪わないで」
大阪市立桜宮高校の男子生徒の自殺を受けて、入試中止や教員の総入れ替えを求める橋下市長の発言は、在校生らの激しい反発を招いている。
橋下市長も会見やツイッターで「賛否両論ある」と“逆風"を認めつつ「ここで譲ったら子どものためにならない。僕の考えが間違いなら選挙で落とせばいい」と撤回するつもりは毛頭ない。
大阪市教育委員会の長谷川恵一委員長ら委員は18日、学校を視察。運動部の顧問や生徒から聞き取り調査を行い、「市長のやり方は個性なので認めるが、入試は実施してくれというのが基本的な考え方。教育内容なので、われわれが主体的に決めたい」と苦悩をにじませた。
同校体育科3年の女子生徒(18)は「市長から大切な学校を侮辱され、多くの生徒が傷ついた。私たちの先生を奪わないで」と切実だ。
橋下市長が入試中止の方針を打ち出した翌日の16日、女子生徒は、学校を守るために自分たちに出来ることはないかと友人らと話し合ったという。「市長は『選挙で落とせ』と言うけれど、私たちには選挙権もない。私たちの声も聞かずに、『子どもたちのため』などと言わないで」と訴えた。
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「学校の実態を知っているのは僕だけだ」というところを読んで噴き出してしまった。
なにゆうてますのん? 意味不明。
アンタ何様? ただの「チンピラ弁護士のなれの果て」でしょう。
ほんまに、どこの「子どものために」ゆうとんねん!?
高3女子の勝ち!
それはさておき・・・。
このニュースを聞いたとき、自分の子に当てはめて考えてみた。うちの子は、兄が高校でサッカー部、妹が中学でバスケ部に入っていた。二人ともキャプテンになる器ではなかったので、この事件と同じ場面は考えにくい。
橋下さんのおっしゃる「クラブ活動よりもっと大切なことがある」というのはその通りだと思う。しかし、その言葉はクラブ活動がすべてだと思っている生徒の胸にはまったく届かない。そんなことも分からんのかなあ。
何でも知ってるみたいな顔してたらしまいにえらい目に合いまっせー、橋下さん。
それから、娘はこの2年間ずっと名桜大学に入りたいとがんばってきた。それ以外の大学は全く考えていなかった。それがもし、大学の不祥事で直前に入試中止になったら・・・。急に進路変更など考えられるだろうか。そんな時、親は何が出来るだろうか。・・・何も出来ない。
橋下式で行ったら、つぶさんなん学校だらけやね。
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【RUN】
今日も「あいおわ治療院」でお尻に電気ビリビリ。強烈やったなあ。
今日は小雨だったので走るのはお休みにしようかなーとも思ったが、やっぱり気を取り直して走りに出た。
昨日と全く同じ。1.3+6+2で9.3km。6kmは32分26秒。お尻電気ビリビリをしてもらった日は楽に走れるような気がする。もっとビリビリしてもろたらええんなかなー。
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2013年01月15日(火)
憲法96条 [時事]
◎京都新聞1月12日朝刊「土曜評論」
改定要件緩和は「壊憲」
安倍氏「憲法96条改正」 早稲田大学教授 水島 朝穂
衆院選翌日の記者会見で、安倍晋三自民党総裁は、自らの内閣を「危機突破内閣」と呼び、憲法96条(改正手続き)の改正を先行させると述べた。
自民党は「日本を、取り戻す」といウスローガンを掲げたが憲法9条により軍隊の保持を禁じられた日本が、「国防軍を、取り戻す」と言いたいのだろう。自民党「憲法改正草案」が目指す方向である。
今日、「国防軍」とは、「“国"土“防"衛軍」というよりも、米国とともに、武力で地球規模の「国益」(市場、資源、そのアクセス)を防衛する「“国"益“防"衛軍」としての性格が濃厚である。そのことは、「憲法改正草案」が「国は、主権と独立を守るため、国民と協力して、領土、領海及び領空を保全し、その“資源"を確保しなければならない」としていることとも符号する。「国民と協力して」を加え、対外的な軍事行動に国民を動員する根拠を創出しようとする点も見逃せない。軍法会議(国防軍裁判所)や軍機保護法も有する「普通の軍隊」の完成である。
当面、こうした方向と距離を置こうとする連立与党・公明党に配慮して、「まずは改正要件の緩和から」という方針を打ち出したものだろう。
だが、この議論の仕方はおかしい。多くの国々で憲法改正手続きはさまざまな形で加重されている。「3分の2」が多く、「5分の3」という国もある。それを「過半数」に変更するというのでは、あまりにも憲法を軽く扱うものではないか。
立法を含む国の統治のあり方や、人権保障について定める憲法は、国の最高法規であって、これに反する法律は存在し得ない。だから憲法には、一般の法律とは異なる加重された改正手続きがセットされているのである。
学説上、96条の改正手続き規定でその手続きを改正するのは背理であって許されないとする説と、改正手続き規定も改正できるという説とに分かれる。憲法改正権は制度化された憲法制定権であり、改正手続きの実質に触れる改正はできないと解すべきだろう。「実質に触れる」例として「国民投票の廃止」が上げられるが、私は「3分の2」を「過半数」にすることも、「実質」に含めるべきだと考えている。
そもそも、憲法改正手続きの改正を政治目標化し、公約に掲げること自体が不純ではないか。試合のルールを自分に有利に変更するため、まずはルールの改正規定を緩いものに変えようとすれば、スポーツの世界でもブーイングを受けるだろう。
憲法の本質は、権力を拘束し制限する規範という点にある。憲法により統制されるはずの権力者が、そうした拘束を自ら解除し、「権力にやさしい憲法」に改変しようとしている。「とりあえず96条!」というのは、憲法の存在意義、ひいては立憲主義を軽視磨る発送といえよう。
現実には、96条改正に特化すれば、日本維新の会やみんなの党、民主党内の改憲派を含めて、9割が一致する可能性がある。立憲主義を蹴散らす壊憲的言動も活発化してくるだろう。安倍内閣は「憲法突破内閣」となり、いずれ石原維新とも連携して、「壊憲内閣」となる危うさを持っている。7月の参院選がさらに重要性を増すゆえんである。
■憲法96条
この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
■みずしま・あさほ
東京生まれ。全国憲法研究会運営委員。法学博士。著書に「東日本大震災と憲法」「改憲を診る」など。
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今日の引用記事は、ぜひ多くの方に読んでもらいたい。
「ルールの改正規定を緩いものに変えようとすれば・・・」って、それはあかんやろー。
私が安倍内閣を「姑息内閣」と名づけたのも、これでうなずけるでしょう。その姑息な権力者に利用される連立の相手も相手。姑息な手段でだまされ続けても気もつかず、「誰がやっても同じ」としか言えない人も人。
ここまでなめられても黙って何もしなかったら、本当にえらいことになりますよー。自分のできることを考え、小さなことからでもやっていきませんか。
とりあえず、7月の参院選で「壊憲」勢力の膨張阻止を!
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2012年12月27日(木)
安倍首相、最初の仕事 [時事]
◎京都新聞12月27日夕刊
河野談話見直しも
菅官房長官「有識者ら検討を」
菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、戦時中の従軍慰安婦問題に関し、旧日本軍による慰安婦募集の強制性を認めた「河野洋平官房長官談話(宮沢内閣)」について、見直しを含めて有識者が検討するのが望ましいとの認識を表明した。記者団の質問に、安倍内閣として談話を踏襲するかは明言せずに「学者や有識者の研究が行われている。そうした検討を重ねることが望ましい」と述べた。
政府内では当面、具体的な動きは取らない見通しだが、展開次第では韓国などの反発が強まる恐れがある。安倍晋三首相は9月の自民党総裁選で見直しが必要との姿勢を示していた。
第一次安倍内閣では2007年3月に河野談話に関し「政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示す記述は見当たらなかった」とする政府答弁書を閣議決定した。
菅氏は閣議決定の経緯を踏まえる必要性を指摘。同時に「この問題を政治、外交問題にすべきではない」とも指摘した。
また植民地支配と侵略を認めた戦後50年「村山談話」に関しては、安倍内閣として踏襲する考えをあらためて示した。
安倍首相は総裁選討論会で「河野談話によって日本は不名誉を背負っている。前回の安倍政権で強制性を証明する証拠はなかったと閣議決定したが、国内外で共有されていない」と語っていた。
■河野官房長官談話
1993年8月、当時の宮沢内閣の河野洋平官房長官が、戦時中の従軍慰安婦問題の調査結果について発表。「(旧日本軍)の要請を受けた業者が、甘言、強圧により、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くある。官憲などが直接、加担したこともあった」と指摘し、慰安婦募集などでの旧日本軍の関与を認定。「あまたの苦痛を経験し、心身に癒しがたい傷を負われた方々に心からおわびと反省の気持ちを申し上げる」と謝罪した。
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衆議院選挙で投票者が一番望んでいたのは、「景気回復」。
そして誕生した安倍内閣の最初の仕事が、「河野談話見直し」。
これを、「ずれてる」とは言わないのでしょうか。
それも安倍さんご本人がおっしゃるならまだしも、官房長官に言わせておいて、その反応を見てから対策を考えようという姑息な作戦。
新しい内閣にいろいろな名前をつけていたが、私がつけるなら「姑息内閣」。
「人に言わせて自分はもぞもぞ。そんなんしてんと、はっきり自分で言えーちゅうねん!」
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【RUN】
今日も店往復1.3km。
そのあといつもの5kmコース。今日またキロ6分ペース走にチャレンジ。ゴール29分58秒。我ながらお見事。きちんと修正できている。
いつでもゆうてねー、ペースランナーのお仕事。
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2012年12月15日(土)
非右翼系候補に一票 [時事]
◎毎日新聞12月11日夕刊・特集ワイド
「右傾化ニッポン」なぜ
公約に「国防軍」「尖閣常駐」 「核武装」に言及も
◇75年前、第三極躍進→日中戦争へ 「今回の衆院選に類似」
衆院選が公示され、各党・候補者の論戦がいよいよ本格化してきた。それにしても、前哨戦の段階から「核武装」「国防軍」など、これほどきなくさい言葉が飛び交った選挙も記憶にない。海外の一部メディアに「右傾化」と指摘されるような現在の状況をどう見たらいいのか。識者と考えた。【井田純】
「日本は徐々にではあるが明確な右傾化のただ中にあり、第二次大戦以来、地域で最も対決的な姿勢を示している」。今年9月、米紙ワシントン・ポストは「中国の台頭と日本の右傾化」と題してこう論評した。英誌エコノミストも同月、尖閣諸島の写真を表紙に使い、巻頭記事で「対中強硬派の都知事による購入計画」が発端となり、尖閣をめぐる対立が日中の衝突に発展する危険性を警告している。
元外交官の東郷和彦さん(67)はこれらの報道について、「事実認識に不正確な点はあるが、日本の政策が右寄りになっているのは事実」と語る。
右傾化の厳密な定義は難しい。保守化をとおりすぎて、国粋主義的な対外強硬論に傾くことを指すことが多い。
外交・防衛問題についていえば、野田佳彦首相は7月12日の衆院予算委員会で、集団的自衛権の法的解釈見直しに言及している。総選挙では「自衛隊の国防軍化」を公約する安倍晋三総裁の自民党が第1党をうかがい、躍進の予想もある日本維新の会の石原慎太郎代表は「核保有検討」に言及する状況だ。
国民感情も変化している。内閣府が先月発表した世論調査では、中国に対して「親しみを感じない」「どちらかというと感じない」と答えた人は合計80・6%で1978年の調査開始以来、過去最高だ。韓国についても「親しみを感じない」が昨年より23・7ポイント増えて59・0%に達した。竹島に李明博韓国大統領が上陸し、尖閣諸島近海に中国の海洋監視船が毎日のように現れる現状では、両国への反発は“自然な”感情とも言える。
しかし、東郷さんは「外に強いことを言う指導者を待望するポピュリズムは民心がへこたれている表れ。右傾化を望む人にとっては中韓の一連の対応は、天の配剤でしょう」と話す。
東郷さんが特に警戒するのは、自民党が政権公約の「領土・主権」の項目で、尖閣に公務員を常駐させるなどとしていることだ。新政権が、常駐を「さやに収めた刀」として使い、現実的な落としどころを探る外交政策を展開する可能性はあるとしたうえで、「実際に日本がそういう対応を取ったら、中国はどう出るか」と問いかける。
「例えば、監視船が今のように日本の領海に定期的に入っては出ていくのではなく、常時10隻単位で領海内にとどまるかもしれない。あるいは1日に10メートルずつ尖閣に近づいてくるかもしれない。多数の漁船を領海内操業に誘引し、それを保護する形をとるかもしれない。その時、日本はどうしますか? 監視船に放水や銃撃を加えるのですか?」
東郷さんは、尖閣領有の法的根拠については日本に100%理があると考える。だが現状は、国による同諸島の購入が、中国側に対応をエスカレートさせる口実を与えてしまった。その元は石原代表が都知事時代に打ち出した都による購入計画だ。「中国の今の行為は、国連憲章に照らして許されないが、既得権化してしまった行為をやめさせるには外交力を結集した対話がいる。尖閣情勢を今の状況にしてしまったのは、戦後の日本外交で最大級の失敗です」
中国は10手先を読んでいる。こちらは20手先を読まなければならない、と東郷さん。「巡視船を急速に増やし、海保の人員を大幅増員、海保と海自の連携を訓練する。当然すべて国民の税金です。そういう覚悟と準備を整え、なおかつ、できる限りの対話を尽くす。ただ公務員を常駐させるのでは単なる挑発です」
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「今回の情勢を見ていて思い出すのは、昭和12(1937)年4月の総選挙です」。淡々とした口調で語るのは、「昭和史の決定的瞬間」「日本近代史」などの著作がある坂野(ばんの)潤治・東大名誉教授(75)だ。
坂野さんが類似を指摘したのは、戦前最後の正常な総選挙とされる1937年の第20回衆院選。議会第1、2党は民政党と政友会で、いわゆる「第三極」の一角だった社会大衆党(社大党)が躍進した。社大党のスローガン「広義国防」は、国民生活の改善を柱に国防政策では陸軍支持を意味するものだった。
「資料によると、社大党に投票した有権者の多くは、生活水準の底上げとともに戦争回避への期待があった。ところが、社大党がそうした声に応じて軌道修正をする前、選挙からわずか2カ月余りで盧溝橋事件が起きた」
そこから時代は日中全面戦争、そして太平洋戦争へと向かう。坂野さんが社大党に重ねるのは、旧・太陽の党と合流した日本維新の会だ。坂野さんは、維新の橋下徹代表代行のもともとの支持者は、既得権益の打破、国内の政治行政改革を求める層だったと見る。その支持層が、旧・太陽との合流で、石原代表ら対外強硬勢力に糾合されていく構図がよく似ているという。
現在と大きく違うのは日中の立場だ。「日本は米ソに次ぐ世界第3位の軍事大国で、経済力でも中国をはるかに上回っていた」。だからこそ日本は力を付けるべきだという声が選挙戦でも聞こえてくるが、「中国に拮抗(きっこう)する力を整えるには少なくとも20年かかるでしょう。安倍自民党総裁は、憲法改正、国防軍設置と言いますが、中国がそれを黙ってみているという保証がありますか」と警告する。
坂野さんは「今、生活の苦しいフリーターなど若い世代が、対中強硬発言にひかれる気持ちもわからなくもない」と言う。そのうえで、歴史家としては、と続けた。「盧溝橋事件当時だって、日本陸軍内に日中戦争を回避したい勢力があったが、開戦に至ってしまった。同様に、今偶発的事態が尖閣で起きた場合、中国側がみな理性的に対処するとは限らない。『現代は国際社会が日中の武力衝突を許さない』と思うのは楽観論だ」
選挙で強硬論を唱える勢力は、極論に訴えて人気を得ようとする少数者、いわば「ノイジーマイノリティー」に過ぎない、と坂野さんは信じる。東郷さんも「戦後日本が築いてきた平和主義が無意味だったはずがないし、あってはならない」と語る。
行く手にあるのは「いつか来た道」ではないのか。立ち止まって考えたい。
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<外交・防衛に関する気になる発言>
◇安倍晋三・自民党総裁
「(中国と)話し合う余地はない。領土問題はないのだから、1ミリも譲る気はない」(10月15日)
「憲法を改正して自衛隊を国防軍とする」(11月21日)
「まずは物理力で(中国船による領海侵犯を)阻止しなければならない」(11月29日)
「尖閣諸島に船だまりも含めて、公務員常駐を検討する」(11月30日)
◇野田佳彦・民主党代表
「(集団的自衛権の解釈見直しについて)その議論というのはさまざまなレベルで行われてしかるべきだろう」(7月12日)
◇石原慎太郎・日本維新の会代表
「核を持っていないと発言権が圧倒的にない」「日本は核兵器に関するシミュレーションぐらいやったらいい」(11月20日)
「シナになめられ、アメリカのめかけに甘んじた日本をしたたかな国に」(11月21日)
「尖閣問題を放置したら、チャイナはどんどん勝手なことをする」(11月26日)
◇橋下徹・日本維新の会代表代行
「日本に必要な防衛力をしっかりと考えるべきだ。海洋国家日本において海保も含めた海防力強化が喫緊の課題。集団的自衛権の行使も必要。日米安保の強化も必要だ」(9月27日)
「それにしても中国は品がない。僕に言われたらおしまいだね。これではまだまだ世界において名誉ある地位を占めることはできない」(9月28日)
「韓国と中国は民主国家として先進国入りしていない」(11月29日)
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明日は衆議院選挙の投票日。
しかし、すでに925万人が期日前投票を済ませたようだ。私も水曜日に済ませてきた。
小選挙区制では1位にならないと意味がない。
「2位じゃだめなんです!」 2位以下はすべて、いわゆる「死に票」。
小選挙区制度に変わったとき、1位しか意味がないのだから1位が取れそうにない政党は協力し合うものだと思っていた。ところが、それはまったくなかった。
私は京都の社共共闘の革新知事・革新市長の時代に育ったので、1位を取る選挙(知事選や市長選など)で革新統一候補が勝利する場面を何回も見てきた。知事選でも、京都、東京、大阪、沖縄、神奈川、埼玉・・・。
そんな私が今小選挙区で投票しようとしても、当選できそうな候補がいない。「革新」はほぼ死語なので護憲政党とでもしておきましょうか。そんな政党の候補は、1位どころかいつも最下位争い。改選前で衆議院全体に占める割合は約3%。もう火が消えかかっていると言っても過言ではない。
あちらも右翼、こちらも右翼、右翼系候補花盛り。ダーツを投げれば右翼に当たる・・・、ああ!
上の毎日新聞の記事に関しても、匿名でしかウサ晴らしができない系の人が、「右傾化ではなく正常化だ」とつぶやいておられた。心からそう思っているなら仕方ないが、「国防軍」、「尖閣常駐」、「核武装」などについて冷静に考える余地のある方はもう一度よく考えてもらいたい。
こないだ、ある方がこんな話をされていた。
「憲法なんか変えるはずがないとよく言われるんですけど、この選挙の後、今度こそ一気に話が進みますよ。」
ほんとうにそれでいいんですか。
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【RUN】
今日は暖かかった。
きくと店まで往復ラン1.3kmのあと、宝が池へ。
こないだ試走会で使ったコースで行くと、自宅からジョギングコース起点まで3.08km。16分32秒。
さあ、1000m1本。3分53秒。まあまあ。
起点まで500mジョグして、帰路へ。帰りは3.11km、19分18秒。
今日は「きくラン」1.3+3.1+1.5+3.1でちょうど9km。
明日の「びわ湖クロスカントリー」は2部男子A・8km。目標は33分台にしていたのだが、今日の雨で芝生はジュクジュク。下方修正して34分台にします。それでも去年より1分縮めなければならない。
どのシューズを使おっかなあ・・・。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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