2015年11月05日(木)
自家中毒 [雑感]
今日は寮の管理代行。
寮に着くと、「マスクをしてください」のメモ。
どうも、私のセキが気になる寮生がいるらしい。
「じゃかましいわい! セキもでけんのかい!」と言いたかったが、そこは良識あるジジイです。朝の6時半から夜の11時すぎまで約17時間、マスクつけっぱなし。
マスクの中に自分の息がこもって、むーん。頭クラクラ。
これがほんまの「自家中毒」ってか。
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2015年10月27日(火)
朝昼同食 [雑感]
今日は寮の管理代行のバイト。
10月に代られた新寮長・寮母さんは、寮の1階に住んでおられる。そのため、宿直をしなくてよいということになった。朝6時半から夜の11時過ぎまで。約17時間の勤務。家を6時に出て、帰ってくるのが12時前になるので、宿直がなくなったと言ってもあまり楽になったとは言えない。
ただ、お昼ごはんの取りおきが復活。しばらくコンビニの弁当などを買っていたので、これは助かる。500〜700円の節約になる。
朝と昼が同じ。写真を見比べてみても「まちがいさがし」にさえならない。気を使ってくれはって、みかんが増えているだけですね。
広い食堂で一人の昼食。
私がちょうど食べているときに、寮長寮母さんが出かけていかれた。
夜は片付けられていたテレビを引っ張り出し、日本シリーズを見ながらのばんごはん。
「哲人の3連発」、しびれたなあ。
「もうこれで満足。あと2連敗でソフトバンクの優勝でええで」と家に帰ってから廉に言うと、「神宮での胴上げは阻止せなあかんやろ」とのこと。そら、そうや。あと1勝はしてもらわんなん。
って、ヤクルトの優勝願ってへんのんかい!
ヤクルトファンはおとなしすぎるやろー。
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2015年10月22日(木)
まだまだ生きていく人と仕舞い支度をする人と [雑感]
◎朝日新聞10月18日朝刊・政治断簡
理屈はわかる でも「心」がある
編集委員 前田直人
アベノミクスの新「3本の矢」の中にある「介護離職ゼロ」が気がかりだ。施設や介護人材を増やして、家族の介護のために仕事をやめないで済む社会をめざすという。
「団塊ジュニア世代が大量離職する事態となれば、経済社会は成り立たなくなる」からだと、安倍晋三首相は記者会見で言っていた。
働き手が減ったら経済が困る、という理屈はわかる。介護にあたる家族の負担は、軽くしなければならない。
でも、そんなに竹を割ったようにいくのだろうか。
*
仕事帰りに立ち寄ったバーで、介護派遣サービスの事業所を近くで営む女性と知り合った。日本ALS(筋萎縮性側索硬化症)協会理事の川口有美子さん(52)である。
彼女のお母さんは全身の筋力を失うALSを患い、8年前に亡くなった。12年近くつきっきりで在宅介護した経験から、いまは重度障害者の介護を支える活動に走り回る。
ゆっくりお話を聞きたいと思って、改めて喫茶店に足を運んでもらった。
話題はおのずと介護経験の回想に。「だれにも迷惑をかけずに逝く」という願いは、なかなかかなわないという現実についてだった。
「呼吸器をつけずに死にたい」。川口さんのお母さんはそう言っていた。けれど病が進行し、いよいよ呼吸が苦しくなった母が口にした言葉は「助けて」。川口さんは「じゃ、呼吸器つけるのね」と言うと、「うん」と応じた。
「死ぬのは怖くないけど、家族との別れは耐えられない」と母は言ったという。
詳しいことは川口さんの著書「逝かない身体」(医学書院)に譲るが、呼吸器をつけてからが長い。ずっと付き添いが必要で、お金もかかる。だから保険や税金で負担を軽くし、家族や地域、医療機関が支えるしくみがある。
お母さんも元気なころ、祖母の介護経験を生かして認知症介護の支援活動をしていた。「税金は本当に困っている人のために使うべきだ」と支援制度の不備について自治体に直訴する姿も見た。
その思いを継ぐ川口さんに「いまの政治をみて、何か心配はないですか?」と聞くと、即答が返ってきた。
「もう心配だらけですよ」
*
心配とは、経済成長重視や社会保障費抑制の流れのなかで、弱い人たちにしわ寄せがいくこと。そして、お年寄りの命や家族の絆を軽く考える風潮が広がることだという。
「『弱ったら死ねばいい』なんて思わないでほしい。そう簡単に死ねないし、在宅介護で親をみとりたい人も多い。団塊の世代は一生懸命日本の高度成長を支えてきたのに、死ぬときには厄介払いされるの?」。そんな川口さんの心配を杞憂(きゆう)と言い切ることは、私にはできなかった。
成長力を追い求めるアベノミクス論議をみていると、人間が「労働力」に置き換えられ、「人の心」をつい見失いがちになる。弱きを助けるという基本が抜け落ちないように、きめ細かく見ていかなければならないと思う。
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今日も寮の管理代行のバイトで、恒例の朝日新聞チェック。
この文中の「助けて」は重い。
まだまだ生きていく人と仕舞い支度をする人と、そのテーマは重い重い。
ちょっと話を軽くします。
最近の私は、このさき生きていくことに興味がどんどんなくなりつつある。いつどう死ぬかばかり気になる。平均寿命にはまだまだ余裕があるのだが、これはどうしたことか。いつ死ぬか分らんので、「多少ぜいたくなことでも生きてるうちに・・・」と思ってしまう。
こんな私に反して、うちのヨメさんはまだまだ生きるつもり。「炎の鍼灸師」目指して燃えに燃えている。燃え尽きてしまわんかと心配なくらい。その目的達成のためには「細く長く質素に」生きていかなくてはならない。
最近二人の会話がかみ合わないのは、このあたりが原因なのではないだろうか。
かくいう私も、いざという場面になったら「助けて」とすがってしまうんでしょうね。ああ、かっこわる。
以上、軽い話でした。
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2015年10月16日(金)
「藤井さん、さがしてたのにー・・・」 [雑感]
今日は寮の管理代行のバイト。
寮長寮母さんは2年半で3代目。ところが、掃除のおばちゃんはずっといっしょ。その分仲良くなっています。
「藤井さん、○ナートのガードマンにいってんにゃてー。こないだの日曜○ナート行ったし、藤井さんさがしてたのに見つからへんかったわ。」
「いやすいません。○ナートには行ってたんですけど、場所交代があって一ヶ所にいるんとちゃうんですわー。次きやはる時は電話してください。」
そこまでするもんでもないけど、「さがしてたのにー」なんて言ってもらったらうれしいです。
話は変わって・・・。
寮の北隣りに建設中だったホテルがほぼ完成。しかし敷地いっぱいっぱいに建てられたので、寮の廊下からホテルの中が丸見え。「近すぎるやろー」と思いますが、儲けを出すためにはこれも仕方ないのでしょうか。寮生も、廊下を通るたびにホテルのほうを気にするでしょうね。困ったもんです。
ガードマンは、夕方5時に翌日の派遣先を電話で聞く。明日は○ナートにちがいないと思って、掃除のおばちゃんに「絶対来てくださいね」と言っていた。ところが、まさかの東本願寺。
掃除のおばちゃん、「絶対行くわー」と言ってはったのに・・・。探さはるやろなー。すいません。
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2015年10月06日(火)
ずっと同じが続いたら楽なのに、なぜかいろいろ変わっていく [雑感]
今日は寮の管理代行のバイト。
今月から寮長寮母さんが交代。突然のことだったので戸惑った。
新しい寮長寮母さんは、寮の管理人室に住まれるらしい。そのため今までの24時間連続ではなく、朝6時半に行けばいい。それでも夜の11時半までなので、17時間連続勤務です。
これで、3代にわたる寮長寮母さんに使えたことになる。新しい寮長寮母さんと、またうまくやっていかなくては・・・。
以前はお昼ごはんも朝ごはんの残りをいただいていたのだが、いつしかそれもなくなってしまった。今日は、スーパー「ライフ」のお寿司。税込み518円。この分バイト代が減ると思えば痛い。
「ライフ」も今月からビニール袋が有料になった。ただし、お弁当類だけは無料で袋が付くだそうだ。そら、そうでないとね。弁当類を袋なしで持ち歩くわけにはいかんもんねえ。
ほぼずっと管理人室にいるので、外の状況はほとんど分からない。たまに寮生の部屋に行くことがあり、そのときは外の空気が吸えて気持ちがいい。前は廊下から東山などが見ることができたのに、お隣にホテルが建ってしまい今は景観はサッパリ。
夜は酢豚とシューマイ。
昼の敵(?)をとるためにしっかり食べましたわいなー。
帰って体重を測ると、また63.3kg。
あかん、あかん、走れへん日はごはんを減らさんと・・・。
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2015年10月01日(木)
東京の空気は3万円 [雑感]
私の予想がすべて的中し、今日はヤクルトの優勝がかかった試合になった。バイトも休まさせてもらい、チケットも1塁側のいい席をリザーブ。仮に負けて優勝決定とならずとも、その可能性のある試合が見られただけでも幸せである。
そんなワクワクした気持ちで京都を出発した。最初は昼行高速バスで行き、夜行高速バスで帰ってくる予定だった。しかし腰の状態がよくないので、行きは新幹線帰りは夜行バスということにした。
12時36分の新幹線で東京へ。JR信濃町駅に着いたは3時半。開門が4時半なのでちょっと早すぎたかなとも思ったが、まあいいか。
ヤクルトグッズショップはスルーし・・・。
少し雨が降ったみたいで水たまりがあった。しかし、このころはやんでいたので試合はできそう。
「いやま、すごい行列。こんなん並ぶのんかなんし、開門されてから入るか」と思った。
その行列の横を歩いていると、球場のかわいい女性職員さんが立っておられた。
「2番入口って、どこに並べばいいんですか?」
「あのー、今日は中止になったんですよ。」
「えー、中止!? 京都から来たのにー。」
「そうなんですか。ごめんなさい。明日に順延なんです。」
「明日は来れないんですよ。」
「ほんとうにごめんなさい。」
その列の最後尾では、「雨降ってないからできるでしょー」と球場職員さんに抗議している人もいた。
その様子を写真に撮っていると、私の横にいた若者が「荒れてますね」と話しかけてきた。ヤクルトファンやからおとなしいけど、阪神ファンやったらこんなもんではすまどーと思いつつ。
「今降ってへんからね。気持ちは分かるわ。今日しか来れん人も多いやろうし。」
「そうですよね。」
「私も京都からわざわざ来たんですよ。」
「僕は仙台からです。」
「仙台? 負けたなー。でも仙台やったら、ヤクルトファン少ないでしょ。」
「はい。元々は近鉄ファンで,近鉄がなくなって楽天になって楽天ファンだったんですけど、2008年に修学旅行で神宮のヤクルトのゲームを見て、それ以来ヤクルトファンです。」
「そうなん。それはうれしいなあ。京都もヤクルトファンってほとんどいませんよ。阪神ばっかりで。
それにしても、優勝が決まるかも知れない試合なんてめったに見られないのにね。やってほしかったね。京都を出たときは降ってなくて、途中からちょっときつく降ってきたんやけど、東京に近づくとやんできて、これは試合あるぞーって喜んでたんですけどねえ・・・。」
「そうですよね。僕も仙台を出たときは降ってなくて、高速を運転してきて栃木あたりできつい雨になって、東京に入るとやんだんで試合はあると思ってました。」
「えー、車で来たんかいな。そらたいへんやわ。」
「車は近くのホテルに置いてきたんですけどね。」
「えっと、お歳は?」
「22です。」
「ということは大学生?」
「はい。」
「そしたら、明日もなんとかなるんちゃうん。」
「明日はバイト先の先輩の送別会があって・・・。」
「それははずせないですね。」
「はずせないです。」
「またどこかでお会いできたらいいですね。お名前は?」
「○くちりょうまです。」
「藤井です。それではまた・・・。」
○くち君はトボトボとホテルへ帰っていった。
4時前、ヨメさんにメール。
「中止ですわーんわん」
「とっとと帰るか、一生帰らんかどっちかにし」と返事。
「夜行バス、キャンセルしました。新幹線で帰ります。ごはん残しておいてもらえるでしょうか。」
「わかりました。」
案内図を見て思ったんやけど、新国立競技場はやめて新神宮球場作ったらどう。もちろんドームで。晴れた日は旧神宮球場、雨の日は新神宮ドーム球場っていいアイデアやと思うけど・・・。
街灯につるされたフラッグを写真に撮り・・・。
あとは京都に帰るだけ。
新幹線往復代だけで27820円。もろもろ含めると、3万円を大きくオーバー。ガードマンのバイトの4日分以上。「あーあ。」
東京の空気を1時間吸って3万円。ああ、高かった。
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