パオパオだより

2009年06月25日(木)

よりちゃんへ [学校]

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花背別所の元旅館・「小谷屋」さん

 よりちゃん。
 よりちゃんがこのブログ見てくれてたらいいんやけど・・・。

 昨日、別所に帰ってきました。
 うちより先に「小谷屋」に寄り、よりちゃんのお母さんに会ってきました。こんな感じです。

 「おばさーん、いやはりますかー。」
 「はーい、どなたー。」
 「かんろくのいんきょのこうじです。」
 「ああ、こうじさん。まあ、あんた、よう来てくれたねー。」
 「あばさん、去年も富士山に行ったあと、ちょっとだけお菓子持って来ましたやん。今年もおんなじとこ行ったら、おばさんのこと思いだして、またちょっだけお菓子こうてきましたわー。
 去年こうてきた『富士山頂』っていうお菓子は人気で、今年売り切れてましてん。そやし、富士山の形の水ようかんこうてきました。」 
 「いやー・・・。そんな、うちにまで・・・。ありがとうなあ。」
 「ついでついで。うちのおじいさんにみやげこうたついでです。」
 「なんぼついでゆうたかて・・・。」

  「あんたとこのおじいさんは、元気やでー。私より8つも上やけど、しっかりしてはるわ。私もそこらの草やらひかんならんと思ってんにゃけど、もう体が動かへん。」
 「そら、無理したらあきませんで。自分のできること、ちょろちょろやらはるくらいでちょうどいいんちゃいますか。」
 「こうじさん、遠いとこまで行って、手広く商売してはんにゃね。」
 「いやあ、みんなみんなヨメさんが段取り立ててやってくれてますねん。ボクは、車の運転だけですわ。」
 「そうかーあ。・・・うちのよりさだも、どうしてることやら。別所に帰って来て、『山の家』にでもやとてもうたらええにゃけど・・・。」
 「ほんまやねえ。調理士の免許持ってはんにゃしねえ。」
 「もうええ歳やし・・・。」
 「そらそうですわ。同級生ですもん。53ですわ。誕生日がきたら、54でっせ―。」
 「ほんまやなあ。」
 「ボクの方がちょっとだけはよ54になりますねん。」
 「こうじさん、何月生まれ?」
 「ボク、12月です。」
 「そうかー。よりさだは、2月13日生まれやねん。」

 (この言葉に、ちょっと感動。別所の人なら、そのわけがわかるはず。)

 「8月の閉校式の日に帰ってきやはったらいいのにね。」
 「ほんまや。帰ってくるかなあ。さあ、どうやろなあ。」

 「今な、私、プランターでええかげんなもん作ってんねん。」
 「あっ、トマトですか。」
 「これは、ミニトマト。しょうざえもんのおばさんに、苗もうてん。」
 「これよろしいで。ボクも別所に住んでるとき作ったことありますけど、いーっぱいすずなりになりますで。」
 「そうかー。畑とちごて、プランターやから心配やねん。できたらええにゃけど・・・。」

 ほかにも何やかやと、およそ20分ほど。
 私が帰るときに言った言葉。
 「また、おばさんのこと思い出したら来ますわ。」
 おばさんはそれにはこたえず、ただ「ほほえみがえし」。

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 よりちゃん。
 よりちゃんのおかあさんは、ボクが想像してたより元気でした。顔色もよかった。
 そして、よりちゃんのことを話すとき、いつも心配そうに、でもうれしそうに話さはります。

 もしこのブログを見たら、お母さんに電話したげてね。きっと、よろこばはると思うよ。

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2009年06月05日(金)

校長先生への卒業証書 [学校]

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教え子が贈った「卒業証書」を手に都提訴への思いを話す土肥信雄・前都立三鷹高校長=4日、東京・霞が関の司法記者クラブで

挙手禁止通知 現役時代に公然と批判 都立高前校長が都提訴
     2009年6月5日 東京新聞 朝刊

 職員会議で挙手や採決によって教職員の意向を確認することを禁じた東京都教育委員会の通知に、現役時代に公然と批判していた都立高前校長が、退職後の非常勤教員採用で不合格とされたのは不当だとして、都を相手に慰謝料など千八百五十万円の支払いなどを求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴えたのは都立三鷹高の前校長、土肥信雄さん(60)。訴状によると土肥さんは、定年退職を前に非常勤教員採用選考を受けた。二〇〇七年度は96%が合格したが、都教委は今年一月、不合格とした。

 土肥さんは在職中、挙手禁止通知を「言論弾圧につながる」と批判、都教委に公開討論を求めるなどした。不合格とされたのは「都教委の言いなりにならない姿勢と意見表明を疎ましく思い、教育現場から排除しようとした」と主張している。

    ◇

 「正しいと思ったことは言いなさい、と教えてきた私が、正しいと言わずに権力に屈したら生徒に責任を取れない」「ほっとした。これで都教委と公の場で話し合える」。土肥さんは、教え子から贈られた「卒業証書」や寄せ書きを手に会見した。

 「自分の主張は正しいと思っているが、ひょっとすると私の偏見と独善かもしれない。それを裁判所が判断してほしい」と話していた。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◎ この記事に関連して、「都教委包囲首都圏ネットワーク」の渡部さんという方がくわしく報告されている。

本日(6月4日)、三鷹高校の土肥信雄前校長は、
退職後の非常勤教員採用候補者選考で不合格にされたことに対し、
東京都を相手に損害賠償を求める裁判を、東京地裁に提訴した。

提訴後記者会見が開かれ、
土肥前校長は次のような事を述べた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
すべての生徒が幸せになるためには、
民主的な社会を作ることが大切だ。
その上で言論の自由が大切だ。
そうでなければ非民主的な社会になる。
都教委のやっていること(挙手採決の禁止など)は問題である。
公開討論会を要求したが応じなかった。
今回提訴したことでホッとした。あるいは嬉しい。
これで都教委と公の場で話が出来る。
裁判を通じて都民・国民にも、どちらが正しいのか判断してもらいたい。

自分は34年間、生徒のために教育活動をやってきた。
都教委のためにやってきたのではない。
これは当然のことだ。
卒業式には卒業生全クラスから「色紙」をもらい
卒業生一同から「卒業証書」ももらった。

(「色紙」と「卒業証書」を紹介。
「卒業証書」には次のように書いてあった。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
右は教育委員会の弾圧にも負けず、
本校所定の課程を修了したことを証する。

              第58期卒業生一同
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

しかし、非常勤は不合格になった。
その理由を知りたい。
自分は都教委の指導・通達に従いながらも
意見表明しただけだ。
また、この間都教委から様々な人権侵害も受けた。
これを放置すれば最終的には生徒にも及ぶ。
また、他の校長は口をますます閉ざすことになる。
学校のリーダーたちが言論統制される。
これでは日本の教育が不安だ。
校長も自由に発言できるようにしたい。

自分は「政治経済」を教えていた。
「正しいと思ったことはきちんと言いなさい」、
「相手が納得できない場合は、もう一度考え直して
相手を納得させるように意見を考えることが大切だ」、
と言ってきた。

その自分が黙っていることはできない。
それで提訴した。

公権力が個人の人権を侵してはいけない。
日本社会の文化度をこの裁判を通して明らかにしていきたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・

なお、土肥前校長は、上記の内容を
『提訴にあたって』という文章にまとめてきていた。
そこには次のようなことも書かれていた。

「私の不合格は、明らかに他の校長に対する見せしめです。
『土肥』のように都教委を批判すれば、
退職後の職はないぞ、と脅しているのです。
今回の結果を見て、ますます校長は都教委に対する
批判が出来なくなり、都教委の言いなりになる校長ばかりに
なるのは明らかだと思います。
そのことはまさにファシズムそのものであり、
絶対に認めるわけにはいきません。
特に統括校長、校長、副校長、主幹教諭、主任教諭、教諭と
完全なヒエラルキー化の中で、
校長が都教委の言いなりになればその結果は明らかに
都教委による教育の支配が貫徹するのです。
そうならないためにも、今回、裁判で納得できるところまで
やろうと思うのです。」

「・・・私自身が自分の思ったことを自由に言わず、
結局権力の言いなりになって、自己保身をしているとしたら、
生徒に対する責任は取れません。
したがって、生徒に対する責任を果たすためにも、
都教委との公の場(裁判)で意見を戦わすことが
必要なのです。」

(注・・・「ヒエラルキー」とは、、階層制や階級制のことであり、主にピラミッド型の段階的組織構造のことを指す。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さらに、「訴状」の<はじめに>のところでは、

「このような東京都教育委員会の横暴さには目に余るものがあり、
教育現場は東京都教育委員会の脅威の前に、混乱し、沈黙し、
本来の自由で活気に満ちた教育が行えないでいる。
本訴訟において、東京都教育委員会による数々の違法行為が
つまびらかにされることにより、教育委員会のあり方が見直され、
自由で活気に満ちた教育現場の実現のために適切な
環境整備がなされることをねがってやまない。」

と記されていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・

土肥前校長の提訴で、また一つ、都教委に対する
新たな戦いの烽火が打ち上げられることになった。
都教委はますます「四面楚歌」状態になりつつある。

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☆ 私のブログにも何回か紹介させてもらった東京都三鷹市の土肥校長先生。この3月で、定年退職されていたのか。

 ・「こんな校長先生がおられたら…」 (2008.6.2)
 ・しっかり! 三鷹高校・土肥校長 (2008.8.5)
 ・なぜ、土肥校長とともに立ち上がらないのか (2008.10.22)

 前にも書かせてもらったが、京都には土肥校長のような気概のある校長は一人としておられなかった。
 上から圧力をかけられると、一挙にロボット化してしまった。ある時期を境に、京都市中のすべての小中の校長先生がまったく同じことを発言し、それを学校現場に押し付けてきたのだ。まるで、どこかから遠隔操作されているかのように。
 一糸乱れず行進する国の人たちに恐怖感を覚える人は多いだろう。しかし、この国でもそれと同じようなことを強制しようとする力が大きくなってきている。

 「なんで、先生やめたん?」とよく聞かれる。
 理由は一つではないが、一番の理由はこの「校長先生のロボット化」に恐怖をおぼえ、「ああ、これが教師のなれの果てというやつか」と失望したからである。
 
 このロボット化の恐怖が1986年の卒業式前。私が退職したのが、1991年のこと。これはもう古い話だが、今も時々会う昔の仲間からはあまりいい話は聞かない。

 ただ、こんなことをいくら言っても部外者にはなかなか理解してもらえない。(私も退職して18年もたつので、今や部外者ですが・・・)
 その点、土肥前校長は話が理路整然としており、聞く側にも分かりやすい。「学校は誰のためにあるのか」という当たり前のような問いかけにも、しっかり答えておられると思う。

 こちら関西では、このニュースの取り扱いは極めて小さい。しかし、教育は国の進路さえ変えてしまいます。どうか、関心を持ってこのニュースに注目してください。 

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2009年05月24日(日)

日曜参観 [学校]

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 「小豆島オリーブマラソン」が中止になったため、真樹の中学校の日曜参観に行けることになった。
 この4月からお世話になっている「K小中学校」は、今はやりの小中一貫校ではなく、いなかによくある小中併設校である。

 この地域は、うちの「きく」のふるさと「高山牧場」があり、うちの「あんも」が捨てられていたところでもある。もっと前のことをいうと、「きく」の先代番犬「えり」が捨てられていたところでもある。

 なぜこの地域とこんな関わりがあるのかというと・・・。
 18年前、私が小学校教師生活にピリオドを打った場所だからである。(ここの小学校に3年間勤務させていただいた。)

 久しぶりに足を踏み入れた校舎は、18年前とまったく変わっていなかった。まるで、時間が止まっているかのように。

 1時間目は国語。若い女性の先生。
 2時間目は英語。ややベテランの女性の先生。
 授業がどうのこうのより、わが娘がこうして教室にいる姿が見られるだけで満足である。
 いろいろな方のお世話になり、この日がある。その中でも、いつもいつも笑顔で迎えてくださったあーちゃんのお母さんの力は大きかった。
 背中を向けているわが娘に、心の中から呼びかけた。
 「これから、楽しいことは自分で見つけるんやぞー」

 中間休みに写生展も見てきた。
 小学校では、私たちの時代の前から行われていた「高山牧場の牛6年分」が、今も引きつがれていた。毎年毎年牛の絵をかき、6年生で6枚の牛の絵になるというもの。これは見ごたえがある。

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 中学生は風景画。ほとんどの子(といっても、全員で6名)が、校舎付近をかいている。

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 真樹の絵は、落ち着いた感じのいい絵だった。
 全体が淡いタッチで統一されている。最初見たとき、「ダム湖に水没した学校?」と思ったくらい。

 写真に撮って、家に帰って廉に見せたら、「パオパオの絵に似てんな。」とのこと。たしかに。(こりゃ、ええのか悪いのか。)

 まあ、こんな学校の話題が家で出てくること自体がええことなんやろね。

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 私が選んだ秀逸作品。今5年生の子が3年生のときにかいた絵です。見ていてよだれが出そうです。

 3時間目は、小学校の音読大会を見せてもらった。
 4年(3名)、2年(1名)、5年(1名)の順に発表していった。(以上5名が全校児童です。)どの子も大きな声ではきはきと発表できていた。

 最後の校長先生の講評もよかった。

 小中併設校では高校進学の問題もあってか、たいてい中学校籍の校長がつかれている。そのため、小学校の子どもたちへの目配りがおろそかになりがちである。

 その点、今日の校長先生のお話は聞いていてホッとするものだった。一人ひとりの普段の様子から、発表直前の様子も含め講評されていた。
 自分が今まで中学校のことしか知らなかったから、何もかもフレッシュです、というようなこともおっしゃっていた。
 そんな気持ちで子どもたちに接してくださる先生はありがたい。

 真樹がお世話になるようになってまだ2ヶ月足らず。卒業までのあと10ヶ月。
 どうか、自分の進む道を自分で切り開いていける子になっていってほしい。

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2009年04月02日(木)

中古賀先生からの手紙 [学校]

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日本語忘れたか? 「左京区」の「左」が「佐」になってる

 私の中学時代3年間担任だった中古賀先生からお手紙をいただいた。(私の中学時代は、はるか40年ほど前)
 ブルガリアからのエアメール。
 退職されてからブルガリアに移住され、5年ほど住んだら日本に帰ってくるとおっしゃっていた。ところが、去年の5月、一時日本に帰国されているときにクラス会をしたのだが、どうもその話はあやしくなってきた。
 「外国人も、死んだらちゃんと火葬にして葬ってくれるらしい。」とか言っておられた。
 「ブルガリアに骨を埋めるつもり?」

 今回のお手紙は、引越しのお知らせだった。
 「人口250人の、小さないなか村です。首都ソフィアからは約80km、バスで約90分です。」と書かれていた。
 もうブルガリアに行かれて4年。当初の予定だと、あと1年で帰国される予定だったが、この調子だとどうなることやら。

 今日は、小中時代の同級生の優子ちゃんからも手紙をもらった。娘さんが、本格的な歌手として活躍されている。「彩花」と書いて、「いろは」と読むらしい。彼女の記事が掲載されている雑誌を送ってきてくれた。

 よっしゃー、この雑誌も含め、またいろんなものをブルガリアに送ったろー。
 中古賀先生、お楽しみに!

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2009年01月17日(土)

小学生の集団暴走行為に、「喝!」 [学校]

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出雲路橋西詰から比叡山をのぞむ

 さあ、今日から「ロード・トゥ・トカシキ」。

 雑用係には、時間はたっぷりある。およそ20年ぶりに、真剣に練習することにした。
 と言っても、2月7日の「とかしき島一周マラソン」まであと20日ほど。練習って言っても、しれてます。

 10時、北大路橋東詰の100円パークに車をとめ、出雲路橋へ。
 京都走ろう会の3.1kmコースを使い申告タイムレースの練習。そして、そのあと10kmコースを使って私のレースの練習。こんなバッチリのコースが身近にあったなんて。
 あとは、きつい上り坂の練習をブラスすれば準備万端。

 出雲路橋東北側をスタート。3km16分30秒が目標やから、17分くらいでゴールできたらいいな。
 キロ5分半はこんなもんじゃろと思いながら、ゆっくりジョギング。
 途中で、ジョギング中の森光さんとすれちがう。そのあと、河川敷のお掃除の仕事をされている八木さんともすれちがう。ここらを走っていると、必ず誰かに出会います。

 北山大橋の真ん中(約1.5km)で初めて時計を見ると、なななんと8分15秒。私、ペース走に向いていますね。
 出雲路橋に戻ると、16分50秒。まあ、なんてすばらしい! 私の目標タイムとわずか10秒差。これなら、まちがいなく入賞です。(次は、一回も時計見んと走ろうっと。)

 ここで20分ほどきゅうけいしたら本番と同じなのだが、このあと行きたいところがあったので5分後10kmコーススタート。

 ここで問題が・・・。
 小学生が集団で、ものすごいスピードで河川敷を走ってくる。横に広がり競っているので、容易にかわすことはむずかしい。
 おそろいの赤Tシャツが次々と鉄砲玉のように・・・。ものすごい恐怖感を感じました。せめて何人かの大人がいっしょに走っていればまだましだが、ゴールで待つ先生らしき人は、「○分○秒」と大きな声でタイムを読み上げるだけ。子どもといっしょに走れる要員を確保しておかないと、不測の事態に対応できませんよ。
 知識も力も不足している(と思われる)先生方の指導も、もはや限界? (地域の中で、協力してくださる方を募ったらどうでしょう。京都には、小学生くらいなら並走できるランナーが山とおられますよ。公の場を使う練習時の心構えも、教えていただけると思います。)

 私の感覚では、鴨川で練習している小学生のマナーが年々悪くなっているように思います。
 一生懸命走っている子には悪いけれど、「我が物顔で・・・」という表現がピッタリきます。
 「がんばって走ってるね」と好意的に見てくださる人もいれば、「ああこわ」と恐れている人も必ずいます。
 とくに今日のような寒さがゆるんだポカポカ陽気の日は、お年寄りの散歩も多いように思いました。それに、いつも休日に必ず見かける視覚障害ランナーと伴走者。
 そんな人たちのことも考えながら走っているかな?
 残念ながら、私にはそうは見えませんでした。

 鴨川の小学生の集団暴走行為に、「喝!」。

 小学生の鉄砲玉をかわしながら走った10kmは、49分50秒でした。
 単独練習初日としては、上出来です。 

【追加】北京オリンピック代表選手・赤羽有紀子さんのブログ(1/18)に、次のような文を見つけました。一流中の一流の選手が、一般の方に気を使って練習されているのです。京都市の小学生ランナー、なにかかんちがいをしていませんか?

 ・・・今日は宿泊している徳之島町にある総合運動公園の陸上競技場外周を使用してスピード練習を行いました。

(土曜日曜はウォーキングやジョギングなどの利用者が特に多いため、公園管理の方々にご協力頂き、トラブルのないよう注意して利用させて頂いています)・・・

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2008年11月13日(木)

花背小中一貫校マラソン大会 [学校]

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花脊別所町の入り口

 昨日、久しぶりにいなかの家に泊まった。
 今日木曜がゴミ収集の日なので、ハウスクリーニングで出たゴミを出さなくてはならない。45ℓ用の袋を50枚持っていってもらったのだが、それでも足りなかったらしい。一応中身を確かめ、袋をまとめ、30袋分くらいを17袋にしてゴミ収集小屋に入れた。小屋半分くらいを占領してしまったが、そのほとんどが子どもたちが着ていた衣服だった。もったいないといえばもったいない。

 昨日の夜8時ごろ、別所に帰ってきた。その時、花背峠の温度計は5℃だった。
 今朝もゆっくり寝ようと思っていたが、顔が寒くて目が覚めた。朝冷え込む時ほど日中は天気がいい。

 今日は、花背小中一貫校のマラソン大会。といっても、以前3校合同で実施していたマラソン大会と内容はいっしょのようだった。
 別所の学校をスタートし旧堰源校ゴールのコース。中学生(今は、7年〜9年生というらしい)は、全12km。小学生は、4・6・8・10kmの4コースから選ぶことができる。

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 うちの家は、学校から北に600m。中学生がスタートしたばかりで、まだ元気なところを見ることができる。
 9時25分スタートということで、10分ほど前に家の前の道に出ると、うちの裏の特養老人ホーム「花友はなせ」の職員さんが応援に出られていた。
 よく見ると、お一人は中3の九平君のお母さん。男の人は、私の同級生の和幸君のお父さんだった(「金五郎」のおっさん)。
 「こうじさん、走ったらいいのに・・・。」
 「いや、仕事に行かんなんし・・・。」(ほんとは、行かんでも全然困らへんにゃけど。)

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 スタート後3分ほどすると、中学生が次々と通過。
 トップは、なんと九平君。お母さんの前で見せ場を作ったな。(写真がうまく撮れなくて、残念!)

 「そうへい君、みっけ。」
 「あっ!」
 「そうへい君、お守り作ってきてん。つけて走ってくれるか。」
 腕まくりをしていたそでをおろしてもらい、ガムテープをペチャ。
 「ちょっとカッコ悪いかもしれんけど、このお守りはよう効くでー。」
 「こうじさん、応援ありがとうございます。」
 かたー。でも、顔は笑っとったし、だいじょうぶやろ。

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特製お守り

 気温はちょっと低めだが、秋晴れのさわやかなコンディション。「にっこりペース」で「しっかり前へ」。最後まで気持ちよく走れるといいのにね。

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 きれいな景色を見ながら、余裕を持って走れたかな。
 特製お守りは、効いたかなー。

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