パオパオだより

2010年09月11日(土)

獣医師・山口忍さん [わんこ・にゃんこ]

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今日の朝のきく

 京都新聞9月5日(日)のジュニアのページに、いつもうちのきくがお世話になっている「はたえだ動物病院」の山口先生の記事が載っていた。
 その「訪ねてみたら」というシリーズは、小中学生が興味を持ちそうな仕事を紹介しているページだった。

 うちの真樹も中2のチャレンジ・職業体験でこちらにお世話になり、それ以後はきくもずっとこちらで見てもらっている。しかし、診察室に入るのはいつもヨメさんのほうで、私は先生のお名前さえ存じ上げていなかった。(みなさん「しのぶ先生」と呼ばれていたので、下のお名前は知っていたのですが・・・。)

 中学からこの動物病院に体験学習にいけるのは2人だけで、真樹は半分あきらめかけていたのだが見事に選ばれた。その時、将来は動物にかかわる仕事をしたいと言っていた。

PDFファイル(974KB)

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PDFファイル(1518KB)

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 ーー動物が好きで、獣医師になりたいと思っている子どもたちに一言お願いします。

 「この仕事をやっていて一番うれしいのは、病院に来た動物が元気になって帰っていくことです。でも、苦しんでいる姿も見ないといけません。甲羅が割れたカメや、事故に遭って血を流しているイヌやネコも来ます。動物が亡くなるところに立ち会うこともあります。そんな苦しんでいる姿に目をそらさず、助けたい一心で治療する強い気持ちが獣医師には必要です」

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 動物好きは、なかなか動物にかかわる仕事はしにくいと思う。そういうことを、真樹もだんだん感じてきたのかもしれない。
 でも、動物が持ち来まれるセンターの所長さんは獣医師さんが引き受けておられることが多いようだ。それは、映画「犬と猫と人間と」を見て分かったのだが、私はショックだった。そういう施設で働いている人は、みんな犬や猫の敵だと思っていたから。

 最近のきくは、自分からからんで行って返り討ちにあうこともなくなり、動物病院にはしばらく行っていない。やっと、「猿ぐつわ」ならぬ「犬ぐつわ」をつけずに診察してもらえるようになったのに。
 次にきくに何かあったときは、ぜひ真樹に動物病院に連れて行ってもらいたい。自分の犬のつらいところくらい、しっかり見ておかなくてはね。

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今日の朝のきく

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