2010年06月06日(日)
第25回たたらぎダム湖マラソン [ランニング・出張販売]
マラソン大会のトップ写真に、ネコちゃん?
それにはわけがあるんです。
この「たたらぎダム湖マラソン」も出張販売をさせてもらって20年になる。そのころから泊めていただいていたのが、会場のすぐ近くの「山水荘」さん。
この大会もご多分に漏れず、出店業者が増え売り上げはがた落ち。本来ならば、「京都キャロット」の出店打ち切りの対象になる大会だ。
しかし、出張販売は売り上げのためだけに続けているわけではない。今までコツコツと積み上げてきた人間関係にひかれて、行き続けている大会もある。
この「たたらぎダム湖マラソン」もそうだ。「山水荘」さんには、廉が1歳にならない時からお世話になっている。 「山水荘」さんの2番目の娘さんが廉と同い年ということもあって、いつもいつも親切にしていただいた。
その「山水荘」さんが、去年限りで旅館を閉められた。これで、この大会に行く理由の半分以上がなくなってしまったと言ってもいい。今年は別のところに泊まったのだが、何かすっきりしない出張販売という感じだった。
ところが、朝から「山水荘」さんのご主人に会い、毎年会うのを楽しみにしている猟犬のフルちゃんにも会えた。
「子猫がいるから見においで。」
その言葉に甘えて、店の後片づけが全部終わったあと見せてもらいに行った。生後まだ1ヶ月しかたっていない子猫ちゃん。もちろん野良猫の子です。
ちっちゃくてふわふわの子猫が3びき。
警戒することを知らない子猫たちは、私がすくい取っても、「にゃー」と小さく鳴くだけだった。
子猫ちゃんたちをさわっていると、私のおしりを後ろからトントンとたたくものあり。
振り返ると、なんとフルちゃん。
「子猫ちゃんもかわいいやろけど、ボクもけっこうかわいいよ。ナデナデでもしませんか。」
「ビックリするやんかー。フルちゃんかいなー。ナデナデしたろー。」
フルちゃんは大満足。ネコちゃんみたいに、「ぐるぐる」いいそうなくらい喜んでくれた。
今年の宿泊先は、「スカイビラさのう」。その名のとおり、山の上にある宿泊施設だった。
朝5時20分に起きると、下界はもやがかかっていた。いい天気になりそう。
会場に着き出店の準備をしていると、「ピーロピロピロピーロ、ピョロローヒョッヒョッ・・・」とたて笛の音色が・・・。よく見てみると、うちのテントの前でたて笛を披露されている女性がお二人。一人は中学生ぽい女の子で、もうお一人は・・・、あっ、あやのさんじゃないですか。去年この大会で私が選んだベストドレッサー賞に輝いた・・・。
「えっ、こんなこともしてはるんですか。」
「はい。」
この時間にここにおられるということは、泊まりだろうし。ごいっしょされてる女子中学生はいったいどなた? それに「流しのギター」は聞いたことがあるが、「流しのたて笛」は初体験です。
あやのさん、本当に不思議な方です。(あぜんとしてしまい、写真を撮らせてもらうのを忘れてしまいました。)
この大会は定員制なので、総参加者は増えてはいない。
ランニング関係の業者は4店舗で、出店場所はローテーションになっている。今年はうちは道路に近い角っこなので、準備も後片付けも楽。
天気もよさそうなので、ここ数年のうちでは少しは売り上げが伸びそうなフンイキだ。
10時から、2kmジョギングの部。185人のエントリー。
ここ数年、ずっとヨメさんが出場を続けている。
ダムに向かって駆け上がり、あっという間に折り返し、急坂を駆け下りてくる。ジョギングとはいえ、ある意味とんでもないコース。
元気な子どもらといっしょに走れるのがいいですかね。
うちのヨメさんは、写真を撮ると怒る。でも、かわいく撮れているとそうでもない。
ああ、むずかしー。
これは、ちょっと前を走って連写でバチバチ撮るしかない。10枚に1枚くらいはかわいいのがあるかも・・・。
逆光で、あきません。
これは笑ってるけど、足が短く写って・・・。
これは腕もあがって、まあまあかい?
この時点で、ヨメさんの写真を27枚も。ああ、たいへん。
ジョギングの部最後尾近くに親子の姿。
「おいくつですか?」
「2歳です。」
お父さんはハーフに出場されるようだし、このペースだとスタート時刻に戻ってくるのは無理かも。
このベビーバギーランナーが最後尾だったかな。
ここからの上りもたいへんやけど、帰りの急な下り坂、だいじょうぶかいな。
と思って見ていると、もうトップが戻ってきた。
元気な小学生の男の子が二人、デッドヒート。気持ちよさそう。
それから5分後くらい、坂の上に見えました。
「おー、ますみちゃーん。」
さすがに、下りはよく足が前に出ている。「走っている」という感じが出ている。
ゴール前もよく腕が振れて・・・。
笑顔でゴール。
この写真が一番いいかも。
プロのカメラマンさんは、もっといいのを撮ってくれはったかな。
けっきょく、私がヨメさんを撮った写真は合計44枚。そのうち2、3枚でも「怒られへん写真」はあったかな。心配。
テントに戻ると、「山水荘」のご主人が店番をしてくださっていた。何から何までほんとにすみません。
お話をお聞きすると、2番目の娘さん(廉と同い年)は他府県の公立大学に合格され、今一人暮らしをされているそうだ。ご家族みなさんお元気そうで、よかったです。
(注)後半に、続く。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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