2009年12月21日(月)
エキデン [マラソン評論]
昨日は、高校駅伝。
午前中が女子、午後から男子。西京極陸上競技場スタートゴールで行われた。
私は、午前中は京都走ろう会の例会に参加していたため、女子は見られなかった。午後の男子は、ゆっくりテレビ観戦。
もうすぐゴールというころ、元同級生の友だちに誘われて買い物に出かけていた真樹が家に帰ってきた。(自転車で)
「国際会館のとこ通行止めで、先頭から最後まで全チーム見てきたわー。」
「へー、そらよかったやん。」
「なんか、前のほう留学生ばっかりやったで。」
「ああ、留学生は1区に出られへんようになったし、みんな3区なんや。」
「ふーん、そうなん。」
「見てて、おもしろかったやろ。」
「だいぶフラフラの人もいたわ。でも、後ろのほうの人でも前がすぐ見えてるしええやんなあ。真樹が大文字駅伝走った時は、前の人と5分くらい離れてたんやもんなあ。人と競えるとこで走りたかったわ。」
「そやなー。」
真樹は、「もう絶対走りたくない」と言ってはいるが、のんびりゆっくり走れそうな「ホノルルマラソン」と、その正反対の「駅伝」は走ってみたいらしい。大文字駅伝が不完全燃焼やったんですかねえ・・・。(よう、わからん。)
ここで一つ、一般にはあまり知られてない情報を・・・。
今年の男子優勝校・世羅。
今年も留学生の活躍が優勝への大きなポイントとなった。しかし、今年はうまくいってよかったが、数年前招いていた留学生は期待外れだったようだ。
その留学生は、うちが出張販売に行っている毎年8月の「ひろしまクロスカントリー」で見かけた。少し小柄だが、明るくて素直な高校生に見えた。だが、彼はいつの間にか消えてしまっていた。
同じ時期に来ていた女の子の留学生は、うちの店で「マケテクダサイ」というくらい日本になじんでいた。その子は、確かその後実業団に入り活躍したはずである。しかし、男の子のほうはなじめなかったんでしょうね。なんちゅうても、15くらいで遠い外国来てるんやからね。
留学生がみな成功しているわけではない。一度も栄光の場に出ることなく、人知れず帰国した留学生もいるだろう。華やかな全国大会だけを見ている人々は、それには気づくこともない。
「留学生」という名のもとに、残酷なことがおこなわれているような気がします。
「これで、いいんでしょうか?」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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