2009年10月01日(木)
こたろう〜シリーズご近所猫7〜 [わんこ・にゃんこ]
「あれっ、このねこちゃん・・・」
「うちのねこなんです。」
通販事務所の近く、借りている駐車場に車を止め横の畑を見たとき、かわいいねこちゃんがゆったりと歩いていた。
「ちゃむが死んじゃってね。」
「あっ、やっぱりそうやったんですか。このごろ見ーひんなと思てたんですよ。ついこないだ、抱っこしたりして散歩してはるなあって見てたんですけど・・・。」
「4月4日にね、死んじゃって・・・。そのすぐあと、うちの蔵で子猫が生まれてね。」
ちゃむちゃんは、去年の8月、「ちゃむ〜シリーズご近所犬5〜」として、このブログに登場してもらった。そのとき16歳と4ヶ月とおっしゃっていたので、ちょうど17歳までがんばって生きたんやね。
「あらー、そうやったんですか。」
「3びき生まれたんですけどね、2ひき死んじゃってこの子1ぴきだけ残ったんです。」
「お名前は?」
「こたろうです。」
「こたろうちゃん、いやー、こっち来てくれるん。」
こたろうちゃんは大事に育てられているせいか、人間を全然恐がらない。私のほうにも近づいてきてくれたので、なでさせてもらった。
「背中の毛がすごくきれいですね。」
「なんかロシアンブルーが少し入ってるみたいで・・・」
「そうですよね。普通の黒と全然ちがいますもんね。」
こたろうちゃんは、4月生まれ。
ということは、まだ生まれて半年か。あそびざかりやね。
「岩倉のおうちでワンちゃん飼ってはるんですよね。」
「はい、このごろはこっちの店にも連れてきてるんです。」
「生き物は飼ったらかわいいんですけどね・・・」
「そうですね。死んでしまったときが、悲しくて悲しくてね。うちも、店の2階でたくさん猫飼ってたんです。それが、ほとんど15、6歳で死んじゃって。何べん泣いたかわかりません。今、20歳の黒猫が1ぴきだけ残ってます。」
「20歳? そんなに長生きの?」
「家からいっぺんも出してませんし、それがいいんかもしれません。」
「こたろうちゃん、うちのブログに載せさせてもらいますわ。ちゃむちゃんも去年載せさせてもらったんですよ。」
「いやー・・・、どうしたら見れます?」
「うち、通信販売してて、『京都キャロット』で検索してもうたらうちのホームページに行きますし、その中の「雑用係のブログ』をクリックしてもうたら・・・」
「えー、雑用係って・・・、ひょっとして奥さんが社長さんですか。」
「そうですねん。へへへ。」
普通だとここで「じょうだんでしょう」という流れになるのだが、古くからのお知り合いさんは、「フムフムフム」という表情。ご近所さんは、うちのヨメさんの働きぶりと私のふがいなさをよう見てはります。
ちゃむちゃんは17年生きたけど、こたろうちゃんはもっともっと生きてね。
また飼い主さんといっしょに畑に出てきてね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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