2022年08月24日(水)
覚悟 [わんこ・にゃんこ]
今日から職場復帰。(退院後3日間は、私の体内残留放射線の影響を考えて、念のため仕事は休むように言われていた。)
約1か月ぶりの仕事だったので、くわしく書きたかったのだがそれどころではなかった。
「きくちゃんの具合はどうですか」と聞くと。ヨメさんからのラインが返ってきた。
「さっき少し起きたからミルクとポカリ上げたけど、少しも飲まないでまた寝てしまいました 息が苦しそうで口呼吸なので無理させないで寝かします」
そのあとは、動物病院でみてもらいたい私と痛みを長引かせるだけと反対するヨメさんとの押し問答が続く。
最後に、「ボクは動物病院でみてもらいたい」で終わり。
午後5時45分帰宅。
もうてっきり昏睡状態だと思い込んでいたのに、きくはおめめパッチリ。
「パオパオ、帰って来たよー もう目をつぶったままかと心配していたけど、しっかりあけていました。ひと安心」と家族ラインに。
そのあと、ヨメさんが「動物病院でみてもらいたいんやろ。つれていったったらいいやん」と。あんなに反対してたのに。
昨日お散歩に行って、車いすやけどちゃんと足も動かしていたのに。
もう固形物は無理やけど、液状のものには舌をペロペロ出してなめていたのに。
このまま終わりって、それはないわ。
最初にきくちゃんとヨメさんが診察室に入り、先生のお話を聞いていた。
そのあと、私も呼ばれた。
忖度一切なしの山口先生は、「今からできることは何もありません」ときっぱり。「静かに見守ってあげてください。」
ずっと前から、きくちゃんの前では絶対に泣かないと決めていた。犬は自分の前で泣かれると、自分も悲しくなると聞いたから。そこは踏ん張って笑顔できくちゃんを見守るところ。
でもダメでした。涙がぽろぽろぽろぽろ。
きくちゃんごめんね。
ここは泣くとことちゃうねん。
「きくちゃん、まだまだおもしろいこと見つけよな」とか言わなあかんねん。
でも、先生のおかげでやっと覚悟ができた。
きくちゃんがんばってるのに、ボロボロのおっさんは情けない。
明日は泣かんと、しっかりきくちゃんと話そうな。
動物病院から帰って、廉や真樹への報告として家族ラインに。
もう一度、家族みんなできくちゃんといっしょに遊びに行きたかったね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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