パオパオだより

2019年09月06日(金)

うつらないんです [病院]

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イラスト・中村久美

◎日本経済新聞9月4日夕刊

   がん社会を診る
        うつらないメカニズム   中川恵一

 福島第1原子力発電所の事故後、「放射能がうつる」といったデマが広がり、福島からの避難者がいじめに遭うといった悲しい事例が見られました。同様に、「がんはうつる病気」という誤解も一部にあるようですが、これも全くの間違いです。

 私は35年間で3万人近い患者を診てきました。99%以上はがん患者です。患者から風邪をもらったことは何回かありますが、患者のがん細胞が私に感染したことは一度もありません。

 がん細胞は発がんに関係する遺伝子が傷ついて生まれます。遺伝子の老化が進む高齢者では、毎日多数のがん細胞が発生するといわれます。しかし、免疫細胞が水際でがん細胞を見つけ、殺しにかかります。これを「免疫監視機構」と呼びます。体の中で「がん細胞」が発生しても、それらが病巣としての「がん」になるわけではないのです。

 ところが、この免疫細胞も決して万能とはいえません。そもそも免疫細胞は、あやしい細胞を見つけると、「自分」か「自分でない(=異物)」か、判断します。そして、異物とみなすと殺しにかかるのです。

 ちなみに、自分の細胞を誤って殺してしまう病気が「自己免疫疾患」です。たとえば、関節リウマチは、自分の関節の細胞を「異物」と誤認して、免疫細胞が攻撃してしまう病気です。

 がん細胞は、排除すべき対象ではありますが、もともとは自分の細胞ですから、「異物性」が低いのです。しかも、がん細胞にとって、天敵である免疫細胞の働きを阻害します。がん細胞が免疫細胞の働きにブレーキをかけて、その攻撃を阻止していることがわかってきました。このブレーキを解除することで、免疫細胞の働きを再び活発にしてがん細胞を攻撃できるようにする新たな治療法が、オプジーボに代表される「免疫チェックポイント阻害薬」です。

 しかし、私の免疫細胞にとって、赤の他人である患者のがん細胞はどうみても「異物」ですから、確実に攻撃が可能です。私の体のなかで免疫の攻撃をまぬがれて増殖できるのは、私のがん細胞だけ。他人のがん細胞が万が一にも入ってこようとしても、殺されてしまい、感染はしないのです。
(東京大学病院准教授)
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 こないだから、お尻あたりにビリビリと電流が走る。これ、たぶんリュウマチです。
 20代の後半、足首に電流が走りリュウマチと診断された。それが、35年後の今ごろまた出てきましたかねえ。

 「今年は隔離病棟に入院しなくてもいいでしょう」と言われていたのに、また癌細胞が暴れているらしい。「おとなしーしとけよ!」

 でも、癌はうつらないんです。その点、自分だけの問題ともいえる。
 自分の力でなんとか克服できるもんならいいんですけどねえ。
 なんとも・・・。

Posted by パオパオ   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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