パオパオだより

2009年04月22日(水)

「歩いても歩いても」 [映画]

画像(320x180)・拡大画像(515x290)

 見たかったのに見のがしていた映画「歩いても歩いても」が、祇園会館で上映されていた。朝一番は、10時10分から。9時15分くらいに家を出たのだが、叡電が行ったところだったのであわててバスで国際会館まで行った。そこからタクシー。映画代(¥1600)より高くついたが、間に合ったのでまあ仕方ないか。

 最近大きな映画館に行ってないので、祇園会館がすごく広く感じた。お客さんはざっと200人くらい。ほとんどが60歳以上のシニアと思われる。たぶん、2本立てのもう1本の「まぼろしの邪馬台国」を目当てで来られているのではないだろうか。

 「歩いても歩いても」は、主演阿部寛。子連れ再婚の奥さん役が夏川結衣。この二人は、TVドラマ「結婚できない男」で共演したコンビ。
 「結婚できない男」は、ここ数年で見たドラマの中では最高におもしろかった。
 あるテレビ評でこんなのがあった。「男はすべて『結婚できない男』。恥さらしこそ結婚への第一歩。あなた以外とはもう「結婚できない」と思えるから、人は結婚できるのである。」
 私もこのとおり。背が高くかっこいい阿部寛とは似ても似つかないが、とんでもないへ理屈をこね回して人の言葉に耳をかさないところなどそっくりだった。
 あれは名作です。

 それと・・・。
 阿部寛がトーク番組で言っていた。
 若いときに一旦売れたが、そのあと役者の仕事がさっぱりなくなり、2年間ほどパチンコをして暮らしていたそうだ。あの阿部寛がですよ。そして、「トリック」で復活。よう、復活してくれた。

 昨日のTVドラマ「白い春」。阿部寛が元殺人犯を演じている。
 私たちが殺人犯とかかわることは、確立的にはごく少ない。だから感情移入しにくいはずだが、あの阿部寛の目には引き込まれる。うちはみんな「白い春」にはまってしまった。

 さて、今日の「歩いても歩いても」は・・・。
 まあ、見てください。ひとによってかなり評価が分かれるでしょうね。私は、阿部寛と夏川結衣が出ていただけで満足です。
 阿部寛が夏川結衣に向かって、「君にも思い出の曲とかあるのかな」と聞き、夏川結衣が「ないしょ」と答える。あの場面はしびれた。

 きれいなBGMやなあと思っていたら、映画の最後でゴンチチだとわかった。さすが、ゴンチチ。

 「結婚できない男」ほどのインパクトはなかったが、いろいろな場面でいろいろなことを考えることができるいい映画だった。

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