2010年06月02日(水)
「息もできない」 [映画]
◎「息もできない」公式サイトより
◆ストーリー◆
二人の時だけ、泣けた。
漢江、その岸辺。引き寄せあう二人の魂に涙が堪えきれない。
偶然の出会い、それは最低最悪の出会い。でも、そこから運命が動きはじめた……。
「家族」という逃れられないしがらみの中で生きてきた二人。父への怒りと憎しみを抱いて社会の底辺で生きる男サンフンと、傷ついた心をかくした勝気な女子高生ヨニ。歳は離れているものの、互いに理由もなく惹かれあった。ある日、漢江の岸辺で、心を傷だらけにした二人の魂は結びつく。それは今まで見えなかった明日へのきっかけになるはずだった。しかし、彼らの思いをよそに運命の歯車が軋みをたてて動きはじめる……。
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最近、下調べをせずに映画館に行くことが多い。
今日も車の運転中の信号待ちのときに、新聞の映画欄を見て決めた。
「息もできない」・・・、ええ題や。確か韓国の映画やったはず・・・。「京都シネマ」やから、ゴールド会員の900円で見られる。でも、10時からって間に合わへん。これは、大丸の近くの駐車場に入れなしゃーない(かなり高い)。
駐車場からダッシュ!
「京都シネマ」に着いたのは10時2分。まだ予告をやっていて本編にはセーフ。
この映画は私のよく知らない裏社会の話。
借金取立てのチンピラと、一家を支える女子高校生の話。酒がからみ、DVがからみ、借金がからみ、犯罪がからみ、服役がからみ、延々と続く殴打のシーン・・・。本当に「息もできない」映画でした。
制作・監督・脚本・編集・主演のヤン・イクチュン、女子高校生役のキム・コッピ、その弟役のイ・ファン、そのほかの配役も抜群だった。
ヤン・イクチュンは、この映画制作資金捻出のため自宅を売り払ったそうだ。ええぞ。ようやった。
みなさん、ヤン・イクチュンさんが家を買い戻せるよう、この映画を見るべし!
(ちなみに、この回の観客は私を含め12人でした。少なー。)
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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