2018年10月22日(月)
ゲートコントロール [ランニング]
不思議なことが起こった。
「峨山道トレイルラン」でのこと。
体調は万全だったのだが、左足アキレス腱を痛めていて、これだけが不安なままスタートした。
レース中のことに関しては、もうくわしく書いたので省略。
ただ「痛み」だけに特化して言うと、スタートしてしばらくしてアキレス腱の痛みは忘れた。それよりも上り下りの連続で、太ももの前側が痛み出してきた。
この痛みがどんどんひどくなり、アキレス腱の痛みは完全になくなった気がした。
そんなおかしなことはなかろうと思いヨメさんに言ってみると、「それは『ゲートコントロール』やな」と言う。
まあ結論から言うと、「なんぼ調べてもよう分からん理論」です。
◇ ◇ ◇
痛みがずっと続いてしまうと、筋肉の過緊張でさらに痛みを増してしまったり、末梢血管が収縮して局所循環不全に陥ってしまったりと、かえって人体に悪影響を及ぼしてしまいます。
そのため人間の身体には、痛みを抑制するための機能も備わっているのです。
みなさんは身体をどこかにぶつけてしまった時、無意識でもその部位を撫でさすったりしていませんか?
あるいは怪我をした子供に対して、「いたいのいたいのとんでいけ」とあやしながら患部の周りを撫でてあげた経験はありませんか?
ゲートコントロール理論では、脊髄後根膠様質にある「抑制介在ニューロン」がT細胞を抑制させられると考えています。
抑制介在ニューロンを促進するには、抑制性入力を担う太い神経線維Aβを刺激する必要があります。
Aβは触覚を伝える神経であるため、刺激を与えるには撫でたりさすったりするのが有効。
患部付近をさすると痛みを抑えられるというのは、Aβの神経線維への刺激によって抑制介在ニューロンが促進され、痛みを伝えるT細胞を抑制するためなのです。
◇ ◇ ◇
ねっ、よう分からんでしょう。
何や知らんけど、あんなに心配だったアキレス腱が今はだいじょうぶ。
「峨山道」で痛めた太ももの前部分も、だんだんましになってきている。2か所の痛みが平均化してきたんでしょうか。
体に気になる箇所がある人は、キッツイきっついレース出たら全部治ってしまうんちゃいますかー。
そもそも、私が「峨山道トレイルラン」に出ようと思ったのは「サポートがない」のが気に入って。ほとんど自分の力(中でも判断力)に頼って進まなければならない。
こういう状態に追い込まれて、本来自分が持っている力が自然とじわじわと出てきてくれたんですかねえ。
教訓。
「体の具合が悪い人はウルトラマラソンに出よう!」
これって、なんかおかしいような・・・。
--------------------------------------------------------------------------------------
【RUN】
そろそろ普通の練習ができるようにしなくては・・・。
と言えばたいそうだが、私の「普通の練習」は5km走る程度のこと。すごく低いレベルでしょう。
夕方、東北部クリーンセンター往復をゆっくりと。
2.5kmの折り返しで、ちょうど17分。
帰り、いつものネコだまりに1ぴきだけ。
なでられるネコちゃんだった。
自宅到着、31分57秒。
今年はネットを取るのを忘れていて、柿は一つもならず。
大好きな柿がとれなくて、ざーんねん!
団地内をダウンジョグしていると、団地内「ネコだまり」にかわいいネコちゃん。
これは「八割れ」というガラですね。こんなんもおったんや。
増えないように手術はしてくださっているようですが・・・。
--------------------------------------------------------------------------------------
【今日のきく】
人間のように枕を使って寝るきく。
このほうが寝やすいんかなあ。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 1 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=4321