2009年03月12日(木)
「カフーを待ちわびて」 [映画]
「沖縄離島・犬・独身」 この映画のキーワードはこの三つ。
「与那喜島・カフー(黒ラプ)・玉山鉄二」 映画では、こうだった。
「西表島・クー(雑種)・よんなぁよんなぁさん」 私が感情移入できるのは、これだ!
だから、この映画はどうしても見たい映画だった。上映が13日までと書いてあったので、昨日急いで見に行った。「MOBIX京都(新京極三条下る)」で、正規の1800円を払って入った。これは、「サウスバウンド」以来か。
水曜日はレデイスデー(女性は1000円)だというのに、館内はガラガラ。30人弱というところだった。玉鉄、よかったのになあ。
ストーリーがどうこうはどうでもいい。玉鉄がよかった。マイコもよかった。とにかく、玉鉄ファンは見るべし! (実は、私も隠れ玉鉄ファンです。)
しいて言えば、犬がちょっと上等すぎ。沖縄離島なら、やっぱりクーちゃんのような雑種でしょう。そこ、ちょっと監督分かってませんよね。(クーちゃんを見たい人は、ブログ「クーの毎日」へ)
映画の中で一番心に残ったこと。
それは、玉鉄演じる明青(あきお)が小さいころお母さんから教えてもらったこと。「つらいとき、心の中で『1、2、3』と数える。」 大人になった明青は、今もその教えを守っている。
ふーん。私にも同じようなことがある。
「ツバの中には人間の力がこめられている。ツバを吐くと、そこから力が逃げていってしまう。だから、絶対にツバを道に吐いたらあかん。」
私が小さい時、そう母に教えられた。何の科学的根拠もないが、いまだに私はツバを道に吐くことはできない。今思えば、そう言ってマナーを教えてくれていたのかもしれない。
「つらいときは・・・」
これも教えてもらった。「なにくそ、がんばれ」と自分に言い聞かせよ、というものだった。これに関しては、全然実行できていません。(おかちゃん、天国で嘆いてんのかなあー。)
この映画は、こんな視点からも見られる映画です。
映画の挿入歌もよかった。
moumoonの「EVERGREEN」。
CD買ってしまいました。
映画1800円。パンフレット600円。CD1050円。計3450円。
高いようにも思うけれど、心に残る値打ちから考えるとものすごく安い。
いい映画でした。
「きくを待ちわびて」
ヨメさんに捨てられ、花背の家に一人帰ったパオパオが、きくを待ち続ける映画。これ、どうでしょう。
最近、映画は水曜の昼に見ることが多い。(京都キャロットが水曜定休のため) そして、その行き先は「京都シネマ」か「京都みなみ会館」。
ここから外に出ると、いつも後ろめたい感覚がある。薄暗いところから、パッと明るいところへ。「みなさんが汗水流して働いておられるのに、昼間っからなにー」という感じ。
その点、この「MOBIX京都」はちょっと気が楽。映画館から出ても、新京極のアーケードが少しあたりを薄暗くしてくれている。
そして、そのまま御池の地下駐車場へ。
ここで、本屋さんと「京ちゅらら」によってお買い物。3000円を越えれば3時間駐車代がタダになる。「まず本屋さんに行って、後で『京ちゅらら』によろう」と思っていたが、京ちゅららの廣田さんと目が合った。
「こんにちはー」
順番変更して、まずこちらから。
「京ちゅらら」は、沖縄県産品ショップ。そして、店におられた廣田さんは、真樹が去年同じクラスだった廣田君のお母さん。真樹が小6の夏、友だちの友だちということで、一家4人で花背の家まで遊びに来てくださった。それ以来のお付き合い。
最近私のブログを読み始めていただいたようで、真樹のことを心配していろいろ聞いてくださった。
そして・・・。
「一つ、お聞きしたかったんですけど・・・。田中ひろこさんのこと書かれてましたよね。あの人、私の小学校時代の同級生です。転校されてそのあとはよく分からなかったんですけど、あの写真はまちがいないです。」
「ひえー」
去年の8月、私のブログのコメント欄に突如現れた教え子の田中さん。その同級生が、娘の同級生のお母さんやって! 私、そっちの学校に赴任してたら、廣田君のお母さんの担任やったかもしれんのか。
ジェネレーションギャップ!
廣田君のお母さんは、うちのヨメさんに言わせると「洛中の保護者一の美人、(二位は私・・・?)、あの人には負ける」。
お店の宣伝にもなると思ったので、廣田さんのアップ写真を撮らせてもらおうと思ったが、それはまた日をあらためて。映画のついでじゃなく、きちんと「ショップ情報」のカテゴリーとして書こうと思っています。
※ 田中裕子さん、今もこのブログ見てくれてますか。あなたが小学校低学年の時同級生だった○○さん(旧姓聞くのを忘れた)が、よーくあなたのことを覚えていましたよ。私と二人で、「かわいかったー、かわいかったー」と言い合っていました。今度、旧姓と下の名前、聞いときますね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 5 )
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コメント
京ちゅららさん、コメントありがとうございます。
2日前から不具合があって「パオパオだより」が見られない状態になっていたはずなのに、よくそのスキを突いて見てくださいました。(深夜だけつながっていたのかなあ・・・。)
田中ひろこさんとはこのごろ連絡を取り合ってはいません。でも、メールアドレスを知っているのでメールを送ろうと思っています。今は高松ですが、ご家族が京都におられるはずなので京都に来る機会もあると思います。ぜひ「京ちゅらら」さんにも行ってもらいたいです。
次は「京ちゅらら」さんの取材に行かせてもらいます。もうすぐ真樹が春休みで京都に帰ってくるので、いっしょに行きたいです。沖縄で元気に暮らしている今の真樹の姿も見ていただきたいです。
またそのときはよろしくお願いします。
現在の田中さんはいざ知らず(!?)、「小学生時代の」田中さんがかわいかったことはだれもが認めるところ。去年ブログに書いた時も写真をたくさん載せたので、ひとまちがいすることはないと思います。
もっと、自信持てよー。
でも、かわいいかわいい、言うてくれて私違ったら笑えますね。
うれしー。よう、見捨てんと返事くれたね。
うちのヨメさんと、「かわいい子は、記憶に残って得やねー」と言ってました。
今度、「京ちゅらら」に行ったら、必ず廣田さんの写真を撮って旧姓も聞いてきます。
楽しみにね!
読んでいますよ。前の小学校の同級生ですね?誰やろ?すごく気になりますね。でも、覚えててくれてたのは、すごくうれしいです。