2018年01月14日(日)
第44回武庫川新春ロードレース [ランニング・出張販売]
「こうじさんの大好きな、レッドブルのおねえさんが来てはったでー。」
「えっ、それは会いに行かなあかん。探してくるわ。」
「着替えてから行きな―。風邪ひくで。」
「いやいや、風邪をひいてもレッドブルのおねえさんが大事。」
「アホちゃう?」
足の痛みに耐えながらも、目標通りのキロ4分半ペースを最後まで維持し、1時間34分33秒でゴール。去年の優勝タイムを16秒も上回るも、今年はレベルが高く、年代別第6位。
足を引きずりながら帰ってきたら、「レッドブルのおねえさんが・・・」で体がシャキン! 会場付近をうろうろ探したが、すでに撤退されたあとだった。がっくり。
「レッドブルのおねえさんが見つからんかったんは残念やけど、ますみちゃんもレッドブルのおねえさんとおんなじくらいかわいらしいし、一緒に写真撮ろ。」
そう言うとまた怒られるかもと思ったが、今日のますみさんは穏やかで、一緒に写真に入ってくれた。
いい写真やねえ、ころころ。
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5時45分に起きると、予想していたよりもたくさん雪が積もっていた。
ただうちらへんは山沿いなので多いだけで、上賀茂神社くらいまで下りると雪はほとんどないはず。
とりあえずこのあたりさえ気を付けて運転すれば、あとはだいじょうぶ。
6時20分くらいに自宅出発。思った通り、京都の中心部に雪はほとんどなかった。
7時半過ぎに、武庫川河川敷西宮側の大会会場に着。
去年は「いつ雨が降り出すか」と心配しながらの出店準備だったが、今年はいい天気。車がテントの横に置けるようにしてくださっているので、出店準備も順調。
大会役員さんたちが車の屋根の雪を見て、「京都はこんなに積もってるんですかー」と驚いておられた。
出店準備中に、かわいいワンちゃん登場。
「甲斐犬ですか。」
「はい。」
「お名前は?」
「山岳のガクです。」
「ガクちゃんですか。かわいいなあ・・・。歳は?」
「5歳です。」
「オスですよね。」
「はい。」
愛想のいいワンちゃんだったので、ヨメさんも呼んで、なでさせてもらった。
武庫川河川敷は、かわいいワンちゃんに会える確率が高い。毎年これが楽しみなんです。
ゼッケン先送りなので、受付はなし。
9時半から、ヨメさんの3km。ついこないだ真樹が今帰仁の3kmで2位になったので、ちょっとそれを意識しています。
気温は低いがいい天気で、日なたはまあまあ暖かい。
3kmは小中のみ表彰あり。一般は表彰がないのだが、たくさんの方が参加されていた。
このごろ勉強ばかりで睡眠不足が続いているが、3kmなら何とかなりますよね。
スタートから18分くらいたったので18分くらい、ゴール前に見に行った。
しっかり走っています。
ゴールは、21分をちょっとだけ超えてしまった。表彰がないとは言え、6位以内も逃してしまった。
でも、笑顔でしっかり走れただけでもいいとしなければ。
このあと、10時10分から10kmの部。
「ランナーズ9の会」の仲間や、私の知り合いの多くがここに参加。「ハーフに出ます」と言ってこられた方はほとんどなかった。
知り合いがゴールするころ、ゴール前に応援に行った。
一番最初に内田さん。
いつも通りのすごいスピードで駆け抜けていかれた。(あとでお聞きすると、残念ながら優勝は逃された。)
次に「ランナーズ9の会」の三郎太さん。
いつも通りの必死な顔。
次は、このブログに最多登場かもの三宅文彦さん。
大きなジェスチャーで、私の存在に気付いてもらう。
私の同い年の走友・一(はじめ)さん。
一年に一度、毎年この大会でお会いする走友です。
京都走ろう会の柴田さん。
躍動感あふれる写真が撮れました。
「ランナーズ9の会」の9ちゃんと尼崎の酔う太郎君。
武庫川河川敷は「ランナーズ9の会」のフランチャイズみたいなものなので、自分の庭を走っているようなもんでしょうか。
もうちょっと応援したかったが、自分のアップもしとかんと。
とにかく、左足親指の付け根の痛みがひどい。いろいろ手を尽くしてきたので、走り始めはそんなに痛くなかった。しかし、ちょっとスピードを上げると痛みがひどくなる。今日はこれとの闘いやね。
スタート前はトイレが混んでいたが、少し走れば簡易公衆トイレがある。こういう知識があるだけで、レース前に余裕ができる。
今日の目標。
1. キロ4分半ペースで行けるところまでま行く。あわよくば、そのままハーフ1時間34分台でゴール。
2. 足の親指の付け根の痛みが悪化しないような走りを心がける。
ウェアは、長Tの上に「ランナーズ9の会」のランシャツ。少し前から雲が多くなり、だんだん冷え込んできていた。
ランパンはお気に入りの「ハーフパンツ型インナー付きランパン」。これは私にピッタリの優れもの。またずれを防ぐところがうれしい。
ソックスはアーチサポートにしようかとも思ったが、レースで分厚いソックスを履いたことがなかったので、けっきょくいつもの5本指ソックスにした。
一番悩んだのがシューズ。これ以上足指の付け根の痛みが悪化したら、「名護ハーフ」と「京都マラソン」が吹っ飛んでしまうかもしれない。
悩みに悩んだ末、最後は「レン」という名前に賭けて「アディゼロタクミレンブースト」。わが息子・廉よ、パオパオを助けてくれい!
12時スタートだったが、うちの出店テントのすぐ前からスタートだったので、1分半前にスタートラインへ。前から3列目に割り込ませてもらった。
ハーフは全体で900名近くのエントリー。
上流5kmで折り返して戻って10km。そこから下流へ約549m折り返して半端分の1.0975。また戻って、上流5kmで折り返してゴール。
この大会は距離表示がなくて走りにくいと不評だったが、これですっきりした。
スタート後は土道。途中で少しアスファルトを挟み、また土道。3km過ぎから折り返しまではアスファルト。このあたりの切り替えが難しい。
最初は上流に向かって走るので、若干上っているのだろうか。それと、きつくはないが北風が吹いている。足指の痛みも心配だったので、慎重なスタートとなった。
私の4.3km地点あたりで、もうトップ集団が折り返してきた。
足の痛みは続いているが、さらにひどくはなっていない。折り返したら下りで追い風になるので、そこまで辛抱。
4分20、4分37、4分37、4分39、4分38で22分51秒。
想定していたより20秒ほど遅いが、この分は下りで取り返せるはず。
本部前に戻って10km。
「45分で戻ってくるし、写真撮ってな」とヨメさんに頼んでおいた。
すると、「京都キャロット」出店テント前でちょうど45分。我ながら気色悪くなりましたわー。
「ますみちゃーん!」とテントに向かって叫んだが、私の声は届かず。ヨメさんはケイタイでなにやら調べていたようだ。残念!
4分22、4分24、4分21、4分23、4分17で44分46秒(21分55秒)。
南折り返しで「ふじいさーん!」との応援の声。10kmを走り終えられた柴田さんだった。「あとちょうど半分、がんばって!」
南側折り返しで半端分約1.1kmが4分50秒ほど。残り10kmを45分で行けば、ゴール1時間34分台が可能。
2回目の上りはきつかった。
こういう時は、同じくらいのペースのランナーを見つけ、後ろに付かせてもらう。
私のすぐ前を走るフラッシュイエローの長Tのランナー。大柄な方だったので、風よけに使わせてもらった。16.1kmになる北側折り返しまでピッタリ付き、そのあとも必死で追いかけた。
4分31、4分27、4分25、4分28、4分26で15km1時間07分秒20秒(22分34秒)。
残り5km地点で1時間12分15秒くらい。。5km22分40秒ねえー、下りやし行けるやろ。
最後の5kmは自分なりに精一杯飛ばしたつもりだったが、例のフラッシュイエローさんとは次第に離れて行ってしまった。それでもずっと直線なので、最後までその背中を目標にして追うことができた。
下りの途中で、左足の親指付け根がしびれてきた。感覚がマヒしてきて、かえって走りやすくなった。ゴール後が恐ろしいけど・・・。
4分33、4分26、4分26、4分27、4分29で20km1時間29分45秒(22分24秒)。
残り1.1kmが4分48秒で、ゴール1時間34分33秒。
おー、目標達成!
ゴールしたとたんに、しびれが収まり痛みがぶり返してきた。足を引きずりながら記録証発行所へ。
去年の優勝タイムを上回るタイムでゴールできたが、3回の折り返しで明らかに私より年上に見えるランナーを何人も確認した。
記録証には「第6位」。やっぱりな。でもぎりぎり入賞できたし、満足満足。
すぐ近くにフラッシュイエローさんがおられたので、「目標にして追わせてもらいました」とお礼を言っておいた。ずっと後ろ姿を見て追っていたのだが、あらためてごあいさつさせてもらうとすごくさわやかな方だった。
テントに戻ると、「レッドブルのおねえさんが・・・。」
探し回りましたわ。
「アンタはレッドブル教の信者か?」
「そやね。教祖は植木屋そうへいさんやで。」
こんなアホな会話をしつつ、仲良く写真に納まってくれた。
二人とも気持ちよく走れたし、よかったわ。
表彰式の写真を撮ってもらった。
ハーフ60歳代の優勝は、1時間26分台。私と8分差。話にならんわ。
表彰式のギャラリーの中に、あの小林玲子さんの姿が。
まっちゃん、うらやましいやろなー、ひひひ。
賞品として、「超給水ウェットタオル」をいただいた。1位から6位までみな同じというのもいいですやん。
私のお昼ご飯は、お隣のテントで販売されていた焼きそば(400円)と暖かいお茶(100円)。
ヨメさんは、そのお隣のテントのうどん(250円)を食べていた。量が少なくて、お腹いっぱいにはならんかったね。
私の小学校教師時代の同僚で、同い年の松永さんも2位入賞。
毎年この大会に出ておられる。1年ぶりにゆっくりお話ができてよかった。私の病気のことを話すと、あっけにとられていたが、「闘病というより、藤井さんは癌と仲良く付き合ってるっていう感じですね」と言っておられた。うまい!
午後2時45分が、ハーフのゴール制限。
その少しあとから片付け初め、ちょうど4時に会場を出ることができた。
去年のような冷たい雨ではなかったので、去年よりは売り上げはまし。しかし、それでもおととしの半分近くに落ち込み。また、「支払いどうしよう」になってしまう。
このブログを読んでくださっているランナーのみなさん、ぜひ「京都キャロット」通販もよろしくお願いします。(現在、一日平均7000アクセスなんですけど・・・。やっぱりカウンター狂ってる?)
今の私の一番のおすすめは、なんといっても「アディゼロタクミレンブースト」。
どこがどういいかと聞かれてもうまく説明できないんですが、「足の指の付け根を痛めた62歳のジジイ癌患者ランナーが、ハーフ1時間34分台で走れる」夢のシューズです。(このフレーズは逆効果でしょうか。)
ただいま「京都キャロット」は、1万円以上のお買い上げでソックスプレゼント中。「アディゼロタクミレンブースト」は9990円ですが、おまけでソックスプレゼント中です。ちょっと高いシューズですが、ぜひこの機会にお買い求めください。
よろしくお願いいたします。
帰りにスーパーによって、、家に着いたのが5時40分。
きくはまた、廉のベッドでずってと寝てたみたい。
舌ペロリン!
お腹減ったんかなー。
きくのごはん代を、しっかり稼がんなんなー。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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