2017年12月14日(木)
96と62 [家族]
「おじいさん、おじいさんは96になって、ボクは今日で62や。そやし、ボクはおじいさんが34の時の子ちゅうことや。」
「・・・。」
「ボク」が誰だかよくは分かっていなかったみたい。「おじいさんの最後の子や」と強調しておいたが、さて・・・。
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今日12月14日は私の誕生日。
昨日の夜、「きくちゃん、いっしょに寝よか―」と誘ってみた。すると、私のふとんに入ってきた。いつもなら1分、長くても10分くらいで出て行ってしまう。ところが、昨日の夜から今日の朝までずっと私に添い寝していた。なんとめずらしい。
これが、きくなりの「誕プレ」だったんでしょうか。
シャトレーゼにお菓子を買いに行った。15個入りのパイを買い、レジでお金を払おうとしたとき、かわいい雪だるま型のおまんじゅうを見つけた。父が喜ぶかもと思い、それも買って帰った。
「きくちゃん、かわいいお菓子やろ。記念に写真撮っとこ。」
「あっ、きくちゃん、あかん!」
きくは雪だるまをまるかぶり。気づいたヨメさんが、きくの口に手を入れて雪だるまを奪還。しかし、雪だるまの頭はきくのツバだらけ。
「あー、もうこれはおじいさんに持っていけへん。」
きくにもあげたかったが、犬に甘いもんを食べさせたらダメらしい。
最初に雪だるまを見せたときの写真を見てみると、舌なめずりしてますねえ。ごめんね。きくの誕生日には、おいしいおいしいきく用ケーキをあげるから。しんぼうしてね。
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うちの近くに住んでいるみき江姉を乗せ、私のいなかの家の裏にある「花友・はなせ」(地域密着型介護老人福祉施設)へ。
私もいなかに住んでいた時は4WDでスタッドレスだったが、今は普通の車の普通のタイヤ。これで雪が10cmほど積もっている花脊峠を越えるのだから、ヒヤヒヤものだった。
去年に引き続き、今年も「花友・はなせ」の一部屋をお借りして、父の誕生祝をすることになった。その準備はすべて兄がしてくれていた。参加者は、みき江姉、優三兄夫婦、多鶴子姉夫婦、私の6名の参加だった。
「96」のろうそくを「次に使うのはだれ」という話で盛り上がった。
優三兄が2月で「69」、多鶴子姉が3月で「66」。これは工夫したら再利用できそう。みき江姉は3月で「70」なので、どうしようもないね。私も使えません。
みんなで「ハッピィバースディトゥーユー」。
おじいさんは、2回で2本のろうそくの火を吹き消した。肺活量、だいじょうぶです。
兄嫁さんが作ってくれたお赤飯。
おじいさんは大喜びだった。
このあと、本日のメインイベント「こうじの三線」。
前もって「十九の春」の歌詞をコピーしたものを渡し、歌を練習してもらっていた。一度私の三線と合わせてみたのだが、兄はすごくうまく合わせてくれるのに、他のメンバーはさっぱり。まさかこんなところで「兄弟」の息が合うとは。
そしておじさんに聞いてもらう本番。
おじいさんが「お金払わんなんにゃろ」と言うので、「300円に負けとくわー」と答えておいた。
みんなに歌を協力してもらって、つまりつまりしながらもなんとか「十九の春」の二番まで。本当は三番まで行きたかったのだが、もうギブアップ。
「今年はこれくらいで堪忍しといたろう。おじいさん、出来が悪かったし200円でええわ。来年は500円くらいもらえるようにうまくなってくるし、楽しみにしとって。」
最後に「父と4人の子どもたち」の記念写真。
兄嫁さんに撮ってもらったのだが、みき江姉が「私、もうちょっと細く写らへん?」
「むりむり」とみんな。
しかし、「斜め向いたら細く見えるでー」ということで撮り直し。
「これで、どうじゃ。」
「うん、これでいい。」
ほんま、たいへんやわ。
父は喜んでくれただろうか。
だいぶ疲れたようにも見えたが・・・。
またね。
それまで元気でね。
帰りもこわごわ雪道運転。何とか無事に家まで帰ることができた。
今日は自分で考えた晩ごはん。
ちょっとさびしかったかな。
みき江姉から、フリースジャケットとチョコと柿をもらった。姉からの誕プレは、私が高校生の時以来かな。ありがとうございます。
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【RUN】
シューズのいい感覚を忘れないために、6時半ころからちょっとだけラン。
いつもの十王堂橋往復5km。
ゆっくり走るつもりでスタートしたのに、寒いからついつい速くなってしまう。抑えて抑えて。
6分00、6分14、6分22、6分24、6分29分で31分31秒。
これでも速すぎる。ゆっくり走るのはむずかしい。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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