2017年07月11日(火)
京大病院2日目 [病院]
出たー、必殺「温泉卵」。
胆のう炎最大の敵は卵の黄身。次々と刺客を送り込みよんなー。
※アイソトープ治療室移動は今日の午後。
それまではパソコンを使えるので、このあともなんか書きますね。
朝から採血。
「5本、採血しますね。」
「えっ、5本もですか。」
でも、うまい看護師さんでよかった。
「捨ててもよくて、おもしろくてためになる本」を探しに地下売店と地下ローソンへ。
「そんな本は、ない!」
仕方なく、家から持ってきた本。
中島義道さんの「狂人三歩手前」。2006年出版で初版本を買っているので、古本屋さんで買ったものではない。当時1300円。よく考えると、今日読めるところまで読んで、ロッカーに入れておいて退院の時に持って帰ればいい。
それにしても、なんと今回の私の入院のテーマにピッタリな・・・。
窓もない厚さ1メートルの壁に囲まれた部屋に3泊4日監禁されるものと思い込んでいたので、「これは発狂する可能性あり」と思っていた。ヨメさん曰く「アンタはもう十分狂ってるから心配いらん」ということだったが、そんな私でも心配は心配だった。
7月11日(火) アイソトープ治療室1日目 発狂三歩前
12日(水) 2日目 発狂二歩前
13日(木) 3日目 発狂一歩前
14日(金) 4日目 発狂!退院?
だいたいこういうスケジュールを考えていた。
ところが窓はあるわ、ちょっとだけやったら部屋の前の廊下(2部屋分10mほど)に出てもええわで予定が狂った。この二つで息抜きができるので、たぶん発狂は免れそう。
私のブログを見たヨメさんからメール。
「ちゃんと卵はあかんて言うてください。入院費払うのだから。ええ加減なことされて、ネタと思っておもろがってんと」とおしかりのメール。
「細かいことを気にしだすと、心が重くなります。今あるもんで何とか工夫してしのいでいく。ええ歳のジジイやから、それでいいと思います。心配かけてすみません」と返信。
私は「食べんと残したらええだけ」と簡単に考えていた。それよりもエアコンが寒くて寒くて。甲状腺は体温調節機能という役目を持っている。その甲状腺を全摘しているのだからか、最近エアコンがものすごくこたえる。
「治療室に持ち込んだものはすべて捨てる」ということだったので、着るものを全然持ってきていない。捨てる用バスタオルとして、「2006年小豆島へんろ道マラソン」の大きいバスタオルを持ってきといてよかった。小6の真樹と親子ペアで優勝した思い出の大会。これでだいぶ寒さがしのげた。
まだ家では一度もエアコンを入れていないので、切ってもらってもいいくらいなんですが・・・。
このへんのことを、体温・血圧を測りに来られた看護師さんに言ってみた。
「部屋ごとに温度変えられますよ。1℃上げときますね。」
ズッ・・・。
「卵、マヨネーズ、乳製品など取ってからお出ししますね。」
ズッ・・・。
今までのことはなんやったんでしょう。よう分からん。
昼食は、鯛!
卵系がなく、心配なく全部食べられた。
そろそろ部屋移動の準備。もう更新は無理かな。
順調にいけば、次は金曜の夕方に。
それまで、さようなら。
--------------------------------------------------------------------------------
往生際(?)の一枚。
もうすぐ、放射性ヨードカプセル飲まんなん。
看護師さんが心配してくださって、いろいろと話しかけてきてくださった。
「サバイバルやとおもて、楽しみます。」
「そうなんですかー・・・。」
飲んだ後も、いつものヘラヘラ笑顔やったらいいんですけど・・・。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
トラックバック
トラックバックURL
http://blog.kyoto-carrot.com/tb.php?ID=3795
コメント
みったんさん、コメントありがとうございます。
今日のお昼、無事退院できました。あとは、この治療の効果が出てくれることを祈るのみです。
峠の力餅のおじさん、元気でしたか。もうやめておられるものと思っていました。おじさんが元気なうちにもう一度は行こうと思っていたのですが、こっちが危なくなってきました。
「今のうちに、会いに行かねば!」
今日は涼しいわが故郷に帰り、さっそく8km走ってきました。これからブログを書きますので、ぜひ見てください。
パオパオさん、元気に退院された時のブログ待ってます!
この間、嬬恋キャベツマラソンを走った帰りに、北軽井沢を通りまして、懐かしさがこみ上げてきました。
力餅、パオパオさんの分まで食べちゃいましたよ(笑)
こちらは暑すぎますので、少しエネルギーを送っておきます!