2017年03月02日(木)
結論は「再手術」 [病院]
 「結論を先に言いますが、再手術して(右の甲状腺を取ってしまい)、アイソトープ治療(放射性ヨウ素治療)をされることを勧めます。」
 今日は、神戸・隈病院でのセカンドオピニオン。
 55歳と1日の愛妻も、医師の話を聞きたいとついてきた。
 診察室に二人で入り、いきなり言われたのが先の言葉。「そうか、やっぱりね」という感じ。鞍馬口医療センターのI医師から言われたこととほぼ同じ。ちがうのは、こちらの医師のほうが「早くした方がいい」という気迫のようなものを感じた。
 私の検査画像を見せながら、「かなり危険な状態です」というようなことも言われた。
 「細胞が島状になっていて、これはかなり厄介です。」
 「癌細胞が血管を破ろうとしているところも見られます。」
 PET検査で遠隔転移していないという結果を聞かされていたので、そこまでひどいとは思っていなかった。とにかくできるだけ早く残っている右側の甲状腺切除手術をし、例の「放射性ヨードを服用して独房一週間缶詰」治療の予約をすべしということだった。
 説明が一通り終わったあと、ヨメさんが「何もしないで様子を見るということはダメなんでしょうか」と質問した。
 「それは考えられません。もうそんなレベルではないと思ってください。命に関わることですから。
 ただし、患者さんのお考えでどうしても治療をしたくないとおっしゃるんでしたら、治療を強制するわけにはいきません。ほおっておいてなんともなかったという例がないわけではありませんが、そちらに賭けるにはリスクが大きすぎるでしょう。
 私たちは最善と思われる治療法を提示させてもらっているつもりです。あとで聞いてなかったと言われると困りますから。もし私が今同じ状態なら、すぐに甲状腺を切除してアイソトープ治療に入ります。あとから、あれをやっておけばよかったこれをやっておけばよかったと思うのはイヤですから。」
 この時は、かなりきつい口調になっておられた。
 「なにを悠長なことを言ってるんだか」と思ってられたのかもしれませんね。
 「たくさんの症例を見てはるお医者さんが、あんなにきつく言ってはるんやから、ゆわはったとおりにせなしゃーないやろ。」
 帰り道々で、ヨメさんとそんな話をした。
 あとは、残っている甲状腺の切除手術とアイソトープ治療の日程やねえ・・・。
 もちろん、その前にはいろいろな検査もあるやろうし・・・。
 はー・・・。
 セカンドオピニオンは高くつくと聞いていたので、なんぼ払わんなんかとビビっていた。それもこの病院は、いつもニコニコ現金払いということで困った。私は電車代の数千円のみ。ヨメさんがかろうじて1万円だけもっていた。
 「1万円以上かかったら、食い逃げしょー。」
 会計で請求された金額は、「えっ、370円?」
 腰抜けそうになりましたわ。
 「病院代ういた分、お昼はちょっとだけ贅沢できるな。」
 と言うことで、国際会館まで帰って「じゅんさい」のランチセット(税込1100円)。
 私はエビフライ。
ヨメさんはクリームコロッケ。
ヨメさんは、量が多すぎて食べ終わったあと動けないくらいになったらしい。ちょっともらったらよかった。
 家に帰れば、ヨメさんはきくを引き連れ、すぐ「京都キャロット」へお仕事に。
 入院したら、またきくちゃんと会えんようになるんやね。
 「きくは別にどっちでもええでー」みたいな顔しとるなー。
 病院抜け出して、いじめに帰ってくんどー。
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【RUN】
 今日は何もしていないのに、ずっと腰が痛かった。
 体も重かったので、「今日は走るんやめよかなー・・・。」
 いやいやいや、やっぱり走れるときはちょっとでも走ろう。 
 東北部クリーンセンター往復5km。
 6分10、6分00、5分50、5分36、5分23で29分01秒。
 走り終わったら、腰の痛みがちょっとだけましになった。
 これから、検査、診察、入院、手術のスキを縫って、どれくらい走れるんやろう。しっかり計画立てよう。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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