2016年04月03日(日)
第6回なにわ淀川ハーフマラソン [ランニング・出張販売]
アウトはアウト。
朝起きたときだいぶ楽だったので、一瞬「ひょっとしたら走れるかも」と思ってしまった。でも、自分に都合のいい奇跡なんて起こりません。時間がたつにつれ、じわじわとしんどさが増してきた。そりゃそうやわ。
朝一にごあいさつに来てくださった松本さん。私のブログを見てきてくださったようで・・・。
「今日の10kmは折り返しまで死に物狂いで食らいつくつもりやったのに、まさかこんなときにカゼひくなんてね。松本さんが39分半前後として、そこに1分差に迫るのが目標やったんですよ。」
「いやー、今年はだいぶ落ちてきてるんでそのタイムは無理。藤井さんが出んで、これでちょっと寿命が延びましたわ」と松本さんからの社交辞令。
松本さんの結果は・・・。私の予想通り39分25秒。60代の部第2位。
「なんにも力落ちてませんやん!」
5時40分自宅発、6時50分会場着。
ちょっとゆっくりしすぎているように思われるかもしれないが、この大会はナンバーカード先送りなので急いでいく必要はない。
会場に着けば、参加賞のTシャツをもらいに行くだけ。これは走ったあとでもだいじょうぶなので、その気になればスタート前ギリギリ到着でも問題ない。
地下鉄の遅延があったらしく、10kmのスタートは10分ずらして9時30分。
今年も、MCをしてられた女性がすごくうまかった。ご自身もランナーらしく、私たち出店業者の紹介を繰り返ししてくださっていた。
「何回も何回も『京都キャロットさんのブースでは・・・』ってアナウンスしてはったなあ」と言ってうちのテントをのぞきに来てくださった方もあった。
自分が走れないときは、せめて走友の応援へ。
ここは近場なので、知り合いがたくさん出場している。
10kmには、松本一之さん、北出吉弘さん、内田武史さん、中村智明さん・・・。
いやいや、その前にワンちゃんワンちゃん。
スタート地点から1kmあたりの地点に、ぐっさり寝てるワンちゃんがいましたわー。
生きていくだけでもたいへんやろうに、なんて穏やかなワンちゃんなんやろねえ。
このワンちゃんの寝ている側とは反対側に陣取って、応援したい走友が来るのを待つ。
「きたー!」
先頭は、「マラソン界の錦戸亮」こと中村智明さん。
次に「マスターズ陸上仲間」の内田武史さん。
「亀岡の快速ランナー」松本一之さんの走りは軽やか。
「同い年最強ランナー」北出吉弘さんは、今日はちょっと重そうに見えた。
900人以上のランナーがすぐ近くを通るので、ワンちゃんだいじょうぶかいなと心配だったが、根性すわってますがな。
根性ワンちゃん、こんなんですわ。
来年まで、なんとしてでも生き延びてね。また会おうね。
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さて、時間がたち先頭ランナーがそろそろ帰ってくるころ・・・。
「おー、中村智明さん! 全ランナーの先頭じゃないですか!」
朝にごあいさつに来てくださったとき、「34分台はいけるでしょ」と聞いてみた。
「いや、それが・・・。先月、気管支炎になってしまって月70kmしか走れなかったんです。」
「70km!? でも、優勝目指してがんばってください。」
「はい、がんばります。」
心配することはなかった。
終盤まで競っていた相手を振り払い、見事な優勝。
「ともあきさ〜ん!」と思わず名前を呼んで応援しましたわ。
全体の10数番目に内田さん。
50代でこの速さは驚異。
「うちださ〜ん!」と声をかけると、手を振る余裕。
しかし更なる驚異の50代が出場されていて、内田さんは年代第2位。いいタイムだったのに・・・。
来ました、私の勝手なライバル・松本さん。
ちょっと悔しくて、応援の声が出なかった。
あー、対決したかった。
いつも松本さんと競っている北出さんは、やっぱり調子が悪かったようだ。松本さんに遅れること約2分。二人の差がこんなついたのを見たことがない。
また調子のいいとき、どこかで私と対決してくださいね。
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Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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