パオパオだより

2015年09月24日(木)

「セシウムと少女」 [映画]

画像(190x266)

◎シネマトゥディより

■チェック:映画館ラピュタ阿佐ヶ谷の経営者才谷遼が初メガホンを取り、17歳の少女と7人の神々たちの冒険を描く心温まるファンタジー。どこかに行ってしまったおばあさんの大切な九官鳥を捜すため、1940年代にタイムスリップするヒロインの姿を追い掛ける。主人公を演じるのは、オーディションで選出された新人の白波瀬海来。神々を演じるベテランの川津祐介らと彼女が繰り広げる、摩訶(まか)不思議な物語に心奪われる。

■ストーリー:両親と一緒に阿佐ヶ谷で生活している17歳の高校生ミミ(白波瀬海来)は、成績優秀だが、常に疎外感があった。ある日、彼女は下校中に送電線の下で雷に打たれてしまう。それをきっかけにミミは雷神のらーさん(長森雅人)をはじめ、風神のふーさん(飯田孝男)といった神々と知り合うことになる。

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 ああ、久々の映画。
 4月から6月にかけて4本の映画を見たのだが、このブログに書くヒマもなかった。あの4本、どうしましょうかねえ。
 6月22日、「沖縄慰霊の日」の前日に沖縄で「あん」を見て以来の映画。なんと、まる3ヶ月ぶりです。

 京都シネマか京都みなみ会館か迷ったが、駐車場のあるみなみ会館へ。ところが雨で道路渋滞。内容をほとんど把握しないまま「セシウムと少女」へ。入ったとき、もう上映開始10分ほどすぎていた。残念。

 しかし、おもしろかった。内容、展開はかなりむちゃくちゃだったが、主役・白波瀬海来(かいら)とその祖母の若き日の役・金野美穂の18歳コンビがかわいくてよかった。チラシにも、「少女時代の静(金野美穂)とミミちゃん(白波瀬海来)の銭湯でのミュージカルシーンは本作のハイライト!」と。

 東日本大震災の原発事故について、「こんなふうに言い切っていいんか知らん」と思う場面もあったが、それはそれでよろしい。
 「木原白秋はこんな人やったんか、阿佐ヶ谷ってこんなとこやったんか」とあらためて認識する場面もあり。最初の10分を見逃してしまったので、レンタルCDが出たら借りてぜひもう一度見てみたい。

画像(320x213)・拡大画像(600x400)

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