2014年11月04日(火)
「東京五輪は5000mに出ます」 [陸上競技]
◎日刊スポーツ8月25日
高松望ムセンビ 女子3000mで金
<ユース五輪>◇第9日◇24日◇中国・南京
ケニア人の父を持つ高松望ムセンビ(16=大阪薫英女学院高)が、女子3000メートルを自己ベストの9分1秒58で制した。将来はマラソンでの金メダルを目標にする新鋭が世代の頂点に立った。
161センチの小さな体が、ぐんぐんと加速する。ラスト1周。湿度89%と蒸し暑い南京に汗が噴き出る高松の体が、一気に後続を引き離す。「ラスト100はいっぱいいっぱいでしたけど、完璧でした」とはるか後ろに2番手以下を置き去り、ゴールラインを駆け抜けた。最初は飛ばして最後は我慢。それが「いつもの展開」だが、強豪がそろったこの日は「付いていって、ラストスパート勝負」とにらんでいた。作戦の変更も、01年長野マラソンを制した父マクセルさんとの特訓の成果があればこそ。学校の部活は週1回参加する程度で、通常は妹も含めた父と3人での練習をこなす。大阪府池田市内のアップダウンが激しい道や、芝生、野球場などを使ってスタミナ増強を図っている。
ケニアで生まれ、3歳で日本に移住した。目標は日本代表としてマラソンで金メダルを取ること。「東京は1万メートルで。マラソンはその次の五輪で」。はっきりとビジョンは見えている。【阿部健吾】
◆高松望ムセンビ(たかまつ・のぞみムセンビ)1997年(平9)8月31日、ケニア生まれ。大阪薫英女学院中では全国中学生大会1500メートル2連覇。大阪薫英女学院高に進み、7月の世界ジュニアの3000メートル4位。161センチ、42キロ。
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今日何気なく新聞のテレビ欄を見ていたら、8チャン(関西テレビ)のニュースアンカーのところに「東京五輪期待の星! 17歳女子高生ランナー」の見出し。
「ふむふむふむ、これは彼女のことにちがいない」と確信。夕方6時45分ころからのスポーツコーナーに、予想通り出てきました高松望ムセンビ選手。
ユースオリンピック女子3000mで優勝したのはもう2ヶ月以上前のこと。この時期に取り上げられたのは、12月の高校女子駅伝や1月の都道府県対抗女子駅伝での活躍を見越してのことだろう。
ただし10月22日の長崎国体成年女子3000mでは、9分17秒18で7位に終わったらしい。今は疲れがたまっている時期なのかもしれませんね。
インタビューの中で印象に残る言葉があった。
「東京オリンピックは目標ではありません。目標というのは出られるかどうか分からないということでしょう。私は東京オリンピックの5000mに出ます。」(新聞記事では10000mを狙うように書かれていたが、テレビのインタビューでは5000mと発言。)
ええぞ!
なんて頼もしい。「目標じゃなくて、本当に出るんです。」
私もあと6年は絶対に生きて、東京オリンピックの女子5000mの高松選手の応援をしなくては。ひょっとしたら、姉妹で出場も夢ではないかも・・・。
何回も何回も書いて申し訳ないが、彼女たちのお母さんはお会いするたびに「ブログ、見させてもらっています」と言ってくださっている。もうそれだけでも、望さん智美さん姉妹を応援しなければと思う。
まずは、12月21日の「全国高校駅伝」ですね。高松望ムセンビ選手は1区でしょうか。絶対に気付いてもらえるように、大声で応援しようっと。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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