2014年09月15日(月)
レン君の追っかけ [雑感]
「れん、ほら見てごらん。ハイエナだよ。」
「あのー、お子さん、れん君っていうお名前なんですか。」
「はい、そうです。」
「この左側のハイエナね、レンっていう名前なんですよ。」
「えっ、そうなんですか。れん、おんなじ名前だって。よかったねー。かわいいねー。」
「元々は大阪の天王寺動物園にいて、ここにトレードされたんです。ボク、京都からレン君の追っかけで来てるんです。」
「うわー、遠くから・・・。」
「あっ、ちなみに、うちの息子もれんって言うんです。」
池田動物園に入り、一番にハイエナのところに行った。日曜なので、次々と家族連れが来られる。その中に、小さな男の子を抱っこされたご家族があった。そのときのお母さんの言葉から楽しい会話になった。
そのお母さんは、ハイエナの前から離れられるとき私に「ありがとうございました」と会釈。それがすごくうれしかった。岡山のれん君、私のようなハイエナ好きの子になってね。
ハイエナ舎はゾウ舎の裏あたり。
目立つ場所はやっぱりゾウやキリンの場所になっていたが、ハイエナもそんなに悪い場所ではない。
このいかつい顔のハイエナは、レンの相方「ブッチ」。
もちろんメス。
ハイエナはオスよりメスのほうが強いらしい。だから美少年の面影があるレンに対して、ブッチは女親分の風貌なんでしょうか。
4時ごろ、飼育員の方がえさを持ってこられた。
レンはそんなに反応していなかったが、ブッチは「ホッホッホー」と大きな声を出して喜んでいた。
ハイエナのえさは、骨付きの馬肉。
週に4回のみ。だいたい1日おきなんですね。
レンはなぜかゆっくりと食べる。
あまりガツガツしていない。
ブッチは食べるのが早い。骨もバリバリ音を立てて速攻で飲み込んでいた。
あっという間に大きな肉のかたまりがなくなってしまった。
これはレン。
レンはゆっくりゆっくり。
そういう性格なんでしょうか。
ブッチは手を洗ってるのかな。
「あー満腹!」といういいお顔。
レンはまだ食べている。
ブッチの眉間には大きな傷が。まさか、弱いはずのレンにやられたんじゃないでしょうね。
レンのアップを撮りたかったのだが、動き回ってうまくいかない。
天王寺動物園のときより狭くなり、そこをちょこちょこ回っている姿がちょっとかわいそうな気がした。もっと広いところに住ましてあげたいなあ。
けっきょく、ハイエナ舎の前に1時間。
時々、見に来られたお客様に解説のようなことをさせてもらった。
「左がオスのレンで、大阪の天王寺動物園からきました。右はメスのブッチ。ハイエナはオスよりメスのほうが大きいんです。・・・」
ブッチのかわいいポーズ。
ブッチのまん丸ポーズ。
レンは動き回って撮りにくい。
でも、最後に「見返り美人」のポーズ。
ありがとね。
私が着ているのは、中国マスターズ陸上の参加賞のTシャツ。
動物園にいた時間は1時間20分。そのうち、ハイエナ舎前に1時間。残りの20分でほかのところを見て回った。
最後に、レンとブッチに「また来るねー」と約束した。
それまで元気でね。
次に来るときはもっとゆっくり見てみたい。古い動物園だが、落ち着いた雰囲気のいい動物園だと思う。あとは、ハイエナ舎をもうちょっと広くしてください。お願いします。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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