2014年03月21日(金)
第4回淀川国際ハーフマラソン [ランニング]
「うーん、いいねえ。キャロットさんといっしょにスタートするって。初めてだねえ。」
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開会式のあと来賓控えテントに高石ともやさんを訪ねると、シューズを出し走る用意をしておられた。
「ともやさん、今日走らはるんですか。」
「やっとね、10kmなら走れそうなんで・・・。走れなかった3年は長かった・・・。」
「ボクも10km走りますし、またあとで・・・。」
脊柱管狭窄症から徐々に復活してこられたようだ。シューズを出してレースの用意をされているともやさんの顔は、本当に走るのが好きな人の顔。
「キャロットのお勧め商品の記事をもっと書いてくれないと。特に長い距離向きのシューズをくわしく書いてください。」
ヨメさんは「サロマ湖50km」以来、あまり長い距離は走っていないし。私も2年前の「東京マラソン」以来、フル以上は出ていない。4月の「香住ジオパークフルマラソン」に向けて、「しっかりとレポートを書く」という条件でフル用のシューズもらいますかねえ・・・。
ただしヨメさんの記事は見ておられるようだが、私のこのブログは見てくださっているのだろうか。(見ておられないかも。)
スタート15分前くらいになったので、ともやさんを探しに行った。ゲストランナーなので、てっきり先頭あたりに並んでおられると思ったが見当たらない。たぶん申告タイム順にゼッケンが割り当てられており、ブロックごとに並ぶようにしてあった。
どんどん後ろまで見ていったがおられない。とうとう最後尾というところに、おられました!
「ボク、調子のいいときに申し込んだんで、一番前のブロックです。並びに行ってきますわー。」
「じゃ、ついていきます。まだ時間あるもんね。」
ということで、私とともやさんは最後尾から最前列へ。
そのときともやさんがうれしそうにおっしゃったのが、「いいねえ。キャロットさんと並んでスタートって、初めてだねえ。」
私があこがれの人・ともやさんといっしょにスタートできることを喜ぶのは分かるが、ともやさんがこんなに喜んでくださってちょっととまどってしまった。ただ単純に走るのが好きなもん同士、理屈ぬきに楽しめる仲間というところでしょうか。
ともやさんがレース前に少年のようなワクワクとした顔をしておられたこと、なぜか私と並んでスタートすることを「いいねえ、いいねえ」と何度も言ってくださったこと。もうこれだけで、今日ここに来た値打ちがあるというもんです。
今朝バイト先の寮の宿直室で目覚めたとき、「あれ?」
昨日だいぶましになっていたはずの腰が痛い。「元に戻ってしもたがなー。」
昨日の二条城ランの2周目を飛ばしたのがいかんかったのかなあ。
まあそんなこと言ってたって何も始まらんし。予定通り、バイトを7時で交代。地下鉄と京阪電車を乗り継いで守口市駅へ。そこから徒歩15分で大会会場へ。
淀川河川敷は風がビュンビュン。体感温度はかなり低い。
受付をすませると、開会式が始まった。
ゲストととして高石ともさんが来られていた。これは、あとでごあいさつに行かなければ。
会場は河川敷なので、昨日の雨でぬかるんでいるところも多かった。
とりあえずコース下見に。1kmごとの標識はきちっとあるようだ。
このときは、コースはずっとアスファルトだと思っていたのだが・・・。
2kmのウォーミングアップを2回。腰は痛いが何とか走れそう。
来賓控えテントに高石ともやさんがおられたのでごあいさつに。
そして、そのあと荷物預けに。雨でなくてよかったね。屋根のない荷物預け場所だったので、雨ならえらいことでしたね。
最後尾に並んでおられた高石ともやさんと記念写真。
最前列に並んだのはスタート10分前。
10時、スターター有森さんのピストルでGO!
1km、 4分02秒。無理して飛ばすこともなく、ちょうどいい感じ。
2km、 8分12秒(4分09秒)。まずまず。
3km、12分26秒(4分13秒)。腰が痛い割には走れている。
ところが3km過ぎに左折すると土の道。すぐアスファルトに戻ったからよかったが、シューズはだいぶ土をつかんでしまった。
こんな水たまりもあり。私たちの走っているあたりはすいていたのでよかったが、混雑していた集団のところは水濠越えみたいになったところもあったと思われる。
4km、16分44秒(4分17秒)。
5km、21分04秒(4分20秒)。こないだの京都走ろう会5kmより7秒速い。
6km、25分34秒(4分30秒)。折り返してからは全部土の道で、足がとられて思うように走れない。
7km、30分04秒(4分29秒)。この時点で、「42分台危うし」という感じ。
8km、34分21秒(4分16秒)。アスファルトに戻り、スピードアップ。
9km、38分40秒(4分19秒)。残り1kmを4分19秒以内で走れたら42分台。
ゴール、42分49秒(4分09秒)。
下方修正した目標の10km42分台を、何とかクリア。
最近のワースト記録だが、腰痛で練習ができなく体重増の割にはよくがんばったと言える。あとは、腰痛悪化に注意!
急いで荷物を取りに行き、着替えて「ともやさん待ち」。
ちょうどスタートから1時間くらいのとき、ともやさん発見。
「ゴールで待ってますねー」と言って、急いでゴールへ。 脇の斜面を走ってゴール前へ。
「ともやさん、ともやさん。」
「ああキャロットさん、ありがとう。」
「次は『みかた』で!」
「はい、また。」
会場は、11時45分スタートのハーフのランナーであふれていた。
駅までの帰り道で、大阪の内田さんにバッタリ。
「このごろお会いしてないですけど、5km20分切りできてますか。」
「それが、今腰を痛めていてあきません。」
「そうなんですか。それならスピード練習ができませんもんね。無理しないようにがんばってください。」
思わぬところで、スピードランナーからやさしい言葉をかけてもらった。内田さんは私より年下だが、クラブの先輩から声をかけてもらったようでうれしかった。
私の腰の具合は何とか持ったのだが、なんと帰りの地下鉄の階段で動けなくなった。去年の10月の「舞鶴ハーフ」で痛めた左ヒザに激痛。立ち止まって、ヒザを伸ばしたり縮めたりもんだり。これで何とか動けるようになった。次々とあちこち痛んでくるもんですね。
「あーあ。」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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