パオパオだより

2013年05月03日(金)

子どもに伝える憲法 [平和]

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◎京都新聞5月3日朝刊・凡語

  3年前に亡くなった作家の井上ひさしさんは、出っ歯が恥ずかしかったので、歯医者に普通の入れ歯を頼んだら「歯型を変えると、あなたはあなたでなくなる」と言われたそうだ▼「憲法も同じです」と子どもたちに話している。国民主権、基本的人権の尊重、平和主義は「私の歯のように、憲法の個性」であって、「この三つをかんたんにかえてはいけないということをわかっていてください」(「子どもにつたえる日本国憲法」講談社)▼きょうは憲法の誕生日なのに、お祝いどころか、憲法を変えようという声が聞こえる。しかも政権の中からだ▼憲法改正の発議要件を緩め、衆参両院の賛成を「3分の2」から「2分の1」にする。まずは関門の鍵を解きやすくしておいて、次の狙いは自民党がめざす「国防軍の保持」だろう▼これまで憲法改正できなかったのは、諸外国に比べて要件が厳しかったから。そんな理屈だが、実際はそんなに違わないようだ。要件が厳しいのは憲法の重みゆえであり、一部を改正するにも時間をかけ熟議を重ねるためだ▼選挙制度改革をみても議論を深める国会になっていない。要件を緩めれば、「決められる政治」が暴走しかねない。憲法は政府の好き勝手を許さない−井上さんが子どもたちに伝えたことばが重みを増す。
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 新聞がやっと「憲法改正の発議要件を緩める」のはダメという記事を書き出した。私が取っている毎日新聞と京都新聞は同じような考えのようだ。
 また、各種のアンケートで「憲法96条の改正」に反対が賛成を上回っている。ちょっとホッとした。
 新聞の記事も最初は難しいものが多かったが、今回の京都新聞の「凡語」のように分かりやすく書いてあるものも増えてきた。

 私ももっと勉強して、ことの重大さを分かりやすく人に説明できるようになろうと思う。

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