パオパオだより

2011年09月03日(土)

ニイヤ! [マラソン評論]

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◎スポーツナビ 8月30日(火)12時16分配信

 決勝進出の新谷「わがままな性格が世界で通用したのかな」=世界陸上・女子5000m予選

 陸上の世界選手権(韓国・テグ)第4日は30日、女子5000メートル予選が行われ、新谷仁美(佐倉アスリート倶楽部)が15分31秒09で決勝進出を果たした。絹川愛(ミズノ)はわずか及ばず、予選敗退となった。杉原加代(デンソー)も姿を消した。

 以下、新谷のコメント。

「特に決勝を狙ったっていうわけじゃなく初体験だったので、自分が守るものなんてないし、世界で通用するとも思っていないので、空の状態で走れたのが逆によかったのかなと思います。

(最初から飛ばしたのは)どう思われようが自分のペースでいこうと思っていたので……。あんまりよくない性格が効いたのかなと思います。自己中心的でわがままな性格が世界で通用したのかな(笑)。コーチの方からも、ケニア勢が上げ下げするペースでいくよりも、最初から自分のペースでやった方がプラス(タイム上位5人)でも引っかかるからという言葉をいただいていました。私は頭も空っぽなので、だからできたのかなと思います。今ではこの空っぽな頭にちょっと感謝しています。本当にその通りにいい結果が出ました。

(追いつかれてからは)これが当たり前の世界ということをすんなり受け入れて、粘ることに切り替えていきました。(ペースは)上がっているという感覚はなかったんですけど、ついていけるペースだったんで、最後に落ちても、プラスで拾われなくても、粘って粘ってという感じでした。(決勝は)わたしの性格上、ついていくことが苦手みたいなので、ちょっとでも前の位置で走れたらいいなと思います」
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 今回の世界陸上では、女子マラソンの中里麗美選手と男子マラソンの中本健太郎選手の二人をマークしていた。中里選手はうちのヨメさんの若いときに似ているから、中本選手は「京都キャロット」をよく利用してもらっている安川電機の選手だからというのがその理由。 
 ところが、女子マラソンは録画するのを忘れ、中里選手の活躍が見られなかった。明日の男子マラソンは、しっかりと録画しておかなくては・・・。

 あまり期待していなかった女子5000mで快挙。新谷仁美選手が決勝進出。
 実はこれも録画しておらず、レース内容は見ていない。しかし、新谷選手のコメントをあとで見てビックリ。「空の状態で走れた」、「どう思われようが自分のペースでいこうと思っていた」。すばらしい。

 映像を見て、またビックリ。「別人?」
 以前に見たロングヘアーを後ろで束ねたスタイルではなく、髪を短めにし、茶色に染め、かわいくセットされている。
 以前ののんびりした受け応えではなく、はきはきと積極的に発言されていた。
 「何かあったんかしらん」と思えるくらい。
 これは決勝も期待できる。

 昨日の女子5000m決勝は、しっかりとリアルタイムで見ることができた。
 「スタートから自分のペースで行ってくれよー・・・。」
 期待通り先頭へ。
 途中同時進行のやり投げに中継が変り、その間に後続集団に追いつかれてしまった(2000mくらい?)。でも、そのあとの走りもによかったように思う。新谷選手は、絶対次に期待できる。そう思えるレースだった。

 新谷といえば、岡山・興譲館高校のイメージが強すぎてなかなかそこから抜け出せなかったような気がする。今回のレースで、そこから二段も三段も駆け上がったのではないだろうか。

 「ニイヤ!」
 ちょっとアフリカっぽい名前の響き・・・、応援しようぜ!

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◎スポーツナビ 9月2日(金)22時19分配信

 新谷「後悔まったくない」=世界陸上女子5000m決勝

 陸上の世界選手権第7日が2日、韓国・テグで行われ、女子5000メートル決勝では新谷仁美(佐倉アスリート倶楽部)が出場したが13位だった。

 新谷はスタート直後からペースを上げ、一時は大きく集団を引き離した。しかし中盤以降ペースを落として、13位でのゴールとなった。

以下、新谷のコメント

「本当はもっと第一集団についていければ盛り上がる状況になったんですけど、今回の目標は達成したんじゃないかなと思います。

 前半から自分のペースで、スタートから1周してスローペースというのが分かったので、もうどうせメダルとか入賞とか取れる走りではないので、どう思われようが、ちょっとでも皆さんに(胸の)日の丸が見せられるようにと思っていました。そういう展開にしようと、後半のことは考えていませんでした。

 ペースは考えていません。予選のときのように空の状態で走っているので、オーバーペースだろうがオーバーペースじゃなかろうが、自己ベストを狙うつもりもないし、無我夢中で走るのが今回の目標だったので、それが達成できてよかったと思います。最初に(先頭に)出て粘れなかったという後悔はまったくありません。出なかったら逆に後悔していました。2000メートルまでちょっとでも粘れたんだから、その部分だけは満足しています。

(中盤以降は)皆さんが見ての通り、ダメでしたね。終わってみれば、もっと粘れたんじゃないかという部分もあったと思うし、記録もそんなに速いわけじゃないので、後半の失速は日本の皆さんには申し訳なかったなという反省点はあります。

(初の世界選手権は)きついですね。できれば(予選と決勝を走るのは)二度とやりたくないですね(笑)。5000メートル1本なら走ります。2本は間があいても嫌という気持ちが強いです。
 結果はどうあれ、目標とする前半自分のペースで引っ張っていくという形をとれたので、それに関してはすごく満足しています」

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