2011年01月20日(木)
「海炭市叙景」 [映画]
◎シネマトゥデイより
チェック:5度芥川賞候補に挙がりながら、41歳で自殺した作家・佐藤泰志の遺作を映画化したオムニバス・ストーリー。北海道・函館をモデルにした架空の地方都市を舞台に、さまざまな事情を抱えた人々が必死に生きる姿を描く。監督は『ノン子36歳(家事手伝い)』の熊切和嘉。『アウトレイジ』の加瀬亮、『おにいちゃんのハナビ』の谷村美月、『春との旅』の小林薫らが出演する。リアルな人間ドラマとオール函館ロケによる映像に注目だ。
ストーリー:北国の小さな町・海炭市の冬。造船所では大規模なリストラが行われ、職を失った颯太(竹原ピストル)は、妹の帆波(谷村美月)と二人で初日の出を見るため山に登ることに……。一方、家業のガス屋を継いだ晴夫(加瀬亮)は、事業がうまくいかず日々いら立ちを募らせていた。そんな中、彼は息子の顔に殴られたようなアザを発見する。
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まるで中国の映画を見ているようだった。
5つの話をつなげてあったのだが、私が一番印象に残ったのは立ち退きを迫られるおばあさんの話。グレというネコを飼い、豚やヤギや鶏を飼っているおばあさんを演じているのは新屋英子さんだと思っていた。
「中里あき」さん。映画のパンフレットを買ったのだが、彼女については何も書かれていない。ネットで検索してもほとんど情報がない。あの年齢で重要な役に使われているのだから、「知る人ぞ知る」女優さんなんでしょう。注目!
私が「あまりにも普通すぎる俳優」と名づけた加瀬亮が、奥さんの友だちと浮気をしているDV夫役をやっていたのにはまいった。ファンは泣くで。
大きなガスボンベを自分の足の親指の上に落とし身動きが取れなくなった時、タバコを勧められ、そんな状況の中でタバコを吸う。意味分からん場面やったなあ。
昨日の朝10時前、京都みなみ会館へ。映画館に入る階段の壁に本日の上映予定が書いてあった。
「海炭市叙景・152分」
「えー、152分って、2時間半やーん」と思ってビビッたけど、あきない映画だった。見に行ってよかった。
【何を今さら5km20分切りメモ】
夕方6時過ぎ、宝ヶ池。
2kmウォーミングアップ、10分半。
インターバル1000m×4本、500mつなぎジョグ。
4分03、4分06、4分05、4分08。
1kmクーリングダウン、8分。
これで、合計9km。
まさかまだ雪が残っているとは思わなかった。2ヶ所すべりそうなところがあった。あれがなければ4分切りできたかも・・・。
でもよく考えると、1km4分切れないようで何で5km20分切れる?ちゅう話やね。まだまだ先は長い。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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コメント
tjhirokoさん、貴重な情報ありがとうございます。
もう、びっくりです。「まったくの素人さん」だなんて・・・。とてもそうは見えませんでした。検索しても出てこないはずですね。
グレがなついているのが不思議だったのですが、納得しました。まさか、豚やヤギや鶏は飼っておられないですよね。
素人さんなら、もう映画には出られないんでしょうか。またぜひ出演してほしい「女優」さんです。
「中里あき」さんについて何か情報をお持ちでしたら、また教えてくださいね。
猫のおばあさんの中里あきさんは、監督が函館の裏町の飲み屋街で呼び込み中のところをスカウトした、まったくの素人さんですよ。で、グレ役を演じた猫も彼女の飼い猫です。