パオパオだより

2014年05月15日(木)

「そこのみにて光輝く」 [映画]

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◎シネマトゥディより

■チェック:『海炭市叙景』の原作者、佐藤泰志の三島由紀夫賞候補となった小説を基に、北海道函館を舞台に生きる場所のない男女の出会いを描くラブストーリー。仕事を失った男がバラックに住む女と出会い、家族のために必死な彼女をいちずに愛し続ける姿を描く。主演は、『シャニダールの花』などの綾野剛。主人公と惹(ひ)かれ合うヒロインを、池脇千鶴が演じる。メガホンを取るのは、『オカンの嫁入り』などの呉美保。美しい函館を背景につづられる、男女の愛の軌跡と人生の過程が心に突き刺さる。

■ストーリー:仕事を辞めて何もせずに生活していた達夫(綾野剛)は、パチンコ屋で気が荒いもののフレンドリーな青年、拓児(菅田将暉)と出会う。拓児の住むバラックには、寝たきりの父親、かいがいしく世話をする母親、そして姉の千夏(池脇千鶴)がいた。達夫と千夏は互いに思い合うようになり、ついに二人は結ばれる。ところがある日、達夫は千夏の衝撃的な事実を知り……。
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◎日刊アメーバニュース3月3日より

   綾野剛&菅田将暉、池脇千鶴の重鎮オーラに圧倒「俺たちは孫みたい(笑)」

 映画『そこのみにて光輝く』完成披露試写会舞台挨拶が3日、シネ・リーブル池袋にて行われ、主演の綾野剛をはじめ、池脇千鶴、菅田将暉、呉美保監督が登壇した。

 本作は、函館の短い夏を舞台に紡ぎ出す、運命の出会いと家族の物語。儚げな存在感でひとりの女を愛しぬく主人公に綾野剛、ヒロインに『ジョゼと虎と魚たち』の池脇千鶴、その弟には『共喰い』の菅田将暉と、今旬な俳優が出演。

 青いスーツ姿で登場した綾野は、赤いスーツを着た菅田と壇上で並び、「将暉と並ぶと漫才コンビみたい(笑)」と話し来場者を笑わせると、「気分が沈むようなアンダーな作品ですから、舞台挨拶のうちに笑っていただいて、観終わってどんよりして帰っていただく流れになると思います(笑)。陽気な感じでいきたいと思います」と挨拶。これに菅田も頷きながら「いつもに増して剛君が陽気で嬉しい!」と冒頭から和気あいあいとした雰囲気を作り、舞台挨拶を盛り上げた。

 同い年の池脇と共演した綾野は、「池脇さんはわんぱくに育った感じで、女性の強さを掲げていないところが素敵。現場では重鎮みたいなオーラを出してます。俺たちは池脇さんの孫みたいな感じ(笑)」と共演した感想を語り、菅田も「僕がパンツ1枚で股間を触った手で池脇さんに触れるシーンがあったんですが、あとでそのことを池脇さんに話したらゲラゲラ笑って『何してんねん!』って言ってて(笑)。池脇さんはそういう感じの人」と池脇とのエピソードを披露。池脇は「その話いる?」と照れながらも大爆笑していた。

 また、その池脇は本作で体当たりの演技を見せているが、「台本を読んだときに共感してしまい、女性なら誰しも観ていただければわかると思います」と語り、劇中での綾野を殴るシーンについては「本当に当たってます。現場ではやるしかないんですよ! 遠慮なんかしたら終わっちゃうんです」と迫真の演技を述懐。さらに、綾野に殴られた菅田は、「剛君は、人の脳はここで叩けば揺れないっていう知識を持ってたので、安心して殴られました。翌日クラっとしましたけど(笑)、剛君はすごいなって思いました」と綾野の知識に感心しきりだったが、綾野は「将暉の事務所の方には深々と謝っておきました(笑)」と申し訳なさそうに語った。

 映画『そこのみにて光輝く』は4月19日公開。
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 衝撃作。
 関西ふうに言うと、「えげつなー。」

 この映画を見たいと思ったのは、「海炭市叙景」がすごくよかったから。同じ作家の小説を映画化なら、きっといいにちがいないと思った。
 それと、池脇千鶴。「どこがいいん?」と聞かれると答えに困るが、私はファンです。最近テレビで見ることがないので、映画で見られるならぜひ行こう、という感じ。

 ああ、でも重かった。
 「気分が沈むようなアンダーな作品ですから、・・・観終わってどんよりして帰っていただく流れになると思います」って、その通り。

 主な出演者は、達夫(綾野剛)、千夏(池脇千鶴)、拓児(菅田将暉)と、千夏・拓児の両親、拓児の保護司である植木業社長。

 見ていて気になったのは、この社長。「どっかで見たことあるけど、思い出せん・・・。」「こんな悪役が似合うのって・・・、あっ、高橋和也!」
 元・男闘呼組(ジャニーズ)の、と言ってもほとんどの人は分からないでしょう。1997年のNHK金曜時代劇「寺子屋ゆめ指南」でさわやかな先生役をしていたのにびっくりしたが、今やこんなキッツイ役もできるようになったんやー。後で調べると、今44歳。ある意味、ジャニーズの出世頭と言っていいかもしれない。しびれました。

 そしてもう一人。千夏・拓児のくたびれた母親。「見たことあるけど、だれやったっけ。」けっきょく最後まで分からなかった。映画の終りの出演者を見て・・・、「伊佐山ひろ子!」日活ロマンポルノ出身の・・・、と言ってもこちらもほとんどの人は知らない。
 あとで調べると、今61歳。「えー、ボクより3つ上なだけかいなー。あのくたぶれ様には脱帽やなー。」

 池脇千鶴、ゆうことなし。
 もう40前くらいやろと思って調べると、まだ32歳。デビューが早い人は、なかなか歳いきません。いつ見ても、素人ぽい感じがするところが好きなのかも。

 衝撃作が見たい方は、ぜひこの映画を!

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2014年05月01日(木)

「猫侍」-夫婦50割引- [映画]

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◎シネマトゥデイより

■チェック:『ねこタクシー』や『幼獣マメシバ』などの動物作品群を手掛けてきたスタッフが再集結した人情時代劇。幕末の江戸を舞台に、猫暗殺の依頼を受けたことで大きな人生の転機を迎える浪人剣士の姿を描き出す。『ATARU』シリーズなどのマルチ俳優北村一輝が主演を務め、ヒロインを『源氏物語 千年の謎』などの蓮佛美沙子が演じ、寺脇康文や温水洋一らベテラン勢が脇を固める。猫とこわもての侍が織り成す、笑って泣ける物語に心癒やされる。

■ストーリー:江戸時代末期、かつて一流の剣の使い手と恐れられた斑目久太郎(北村一輝)も、今やしがない浪人暮らし。ある日、彼の元に久しぶりに仕事の話が舞い込むが、何とそれは対立する一家の親分がかわいがっている猫を暗殺せよとの命令だった。久太郎はやむを得ず仕事を引き受けるが、踏み込んだ屋敷で彼を待っていたのは愛らしい白猫だった。

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 昨日見た「猫侍」。
 これは、私の映画鑑賞史上最高傑作と言える。
 「アナと雪の女王」の100倍くらいいい映画です。

 この映画は猫好きマニア向けの映画ではない。
 最後のシーンの相川親分の言葉を聞け!
 「犬も猫も人も・・・」

(注) 現在、「パオパオだより」がまだらボケ状態になっています。突然つながったり切れてしまったり。つながっているときにチャチャッと記事を書かなあかんので、今日は短く。

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【今日のきく】

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 きくは、今日も午後1時出勤で7時まで。
 お仕事、ごくろうさんです。

 パオパオはバイトに行ってきます。 

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2014年04月29日(火)

「チスル」 [映画]

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◎シネマトゥディより

■チェック:太平洋戦争終結後、南北に分断された朝鮮半島の済州島で起きた「済州島四・三事件」を題材に描く衝撃のヒューマンドラマ。1948年、3万人を超える島民たちが犠牲となった実話を基に、戒厳令下でおびえながら暮らす人々の戦々恐々とした日々を映し出す。済州島出身のオ・ミョル監督が韓国の歴史的タブーに挑み、サンダンス映画祭ワールドシネマ・グランプリなどを受賞。明らかになる現代史の知られざる暗部に、言葉をなくす。

■ストーリー:1948年10月、済州島の海岸線から5キロを超えて内陸にいる者は全員射殺するとの韓国軍からの有無を言わせぬ通達に島民たちは面食らう。風評に惑わされた彼らは山中深く逃げ込んだり、銃を手に応戦しようとしたりとさまざまな反応を見せる。そして韓国軍は実際に村人たちの無差別虐殺を開始し、家を追われた人々は洞窟に逃げ込んで命をつなぐ。

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 4月23日、「京都シネマ」で見た2本目。
 こちらの映画は観客が少なく、20数人。

 韓国内部でも語られることが少ないと言われる「済州島四・三事件」。済州島出身の監督は島出身者にこだわり、ほとんどの出演者を島出身者にしたそうだ。そのこだわりだけでも、この映画を見る価値があると思った。(題名「チスル」は、この地方ではジャガイモのこと。)

 戦後の韓国済州島でこんなことがあったとは。まったく知りませんでした。
 現在の済州島は、観光客年間1千万人を超えるリゾート地とのこと。このあたり、沖縄と似ているところもある。
 日本も沖縄はアメリカ、北海道にはソ連が進駐していたので、箱根あたりを境に東日本国と西日本国に分裂していたかも。そして、日本人同士で殺し合いを繰り返していたかもしれない。

 直接は関係のない話だが、韓国の沈没船のニュースを聞くたびに、人を殺すことは簡単で救うことはなんてむずかしいんだろうと思う。
 すべての人の命を救うことに血まなこになる国ばかりだと、戦争も起こらないのにね。

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「世界の果ての通学路」 [映画]

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◎毎日新聞4月26日夕刊「シネマ通信」より

 この国では、子供が教育を受けるということは義務であり権利とされている。おそらく私たちは、小さいころから何ほどの疑念もはさまずに学校に通ってきたことだろう。しかし世界には大人の足でも過酷で危険だらけの道のりを、毎日数時間もかけて通う子供たちがいる。今回紹介する映画は『世界の果ての通学路』。地球を通学路という視点からとらえた実に興味深いドキュメンタリーだ。

 野生のキリンや象が生息するサバンナを駈け抜けるケニアのジャクソン。ヤギ飼いの仕事を終えてから、愛馬で学校へ向かうアルゼンチンのカルロス。女子に教育は不要とする古い慣習が残る村から、4時間かけて寄宿学校に通うモロッコのザヒラ。生まれつき足が不自由で、弟たちに車椅子を押されて登校するインドのサミュエル…。

 別の大陸、違う言語、宗教、生活環境の中で暮らす4人の子どもたちは、真っ直ぐな瞳で夢を語る。ひたむきな彼らを見て、教育とは未来を切り開くためのパスポートだということに気づかされる。撮影後のインタビューでパスカル・ブリュッソン監督は「エネルギッシュでモチベーションの高い彼らを、もっとサポートすべきだ」と語る。私たちもこれを見て学べることがあるはずだ。
          ◇
 『世界の果ての通学路』は下京区の京都シネマにて公開中。(京都シネマ・谷口正樹)

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 4月23日に「京都シネマ」で見た1本目。
 私が見る映画としてはめずらしく、ほぼ満席。
 私はすごくおもしろかったのだが、今の若い子が見てもおもしろいのだろうか。戦争関連映画を見て、「戦争のない今の日本に生まれてよかった」という感想しか持てない子が多い。そんな子らは、この映画を見て「苦労せずに通学できる今の日本に生まれてよかった」という感想で終わるのかもしれない。

 私は小中といなかの学校に通学したのだが、その学校は山間にある川沿いに伸びた長さ2kmの集落の中心にあったので通学の苦労はなかった。うちの家から学校までは700mほど。
 ただ中学は、峠を越えた別の集落から徒歩で通う同級生がいた。その距離約4km、山道を1時間。普段も大変だが、雨の日や冬の雪の日はそれはそれは大変だったと思う。しかしその当時の私は、峠を越えて通っている同級生のことをなんとも思っていなかった。(2年前に亡くなった私の相棒、幸博君もその中の一人。)身近にそんな友だちがいた私でもそんな状態だから、この映画を見たくらいではなんとも感じないという人がいたとしても不思議でもない。

 私の母校の小中は統合でなくなり、今地元の子は「スクールバス」という名の乗用車で6kmほど先の統合校に送迎してもらっている。京都市の果ての小中一貫校の通学路は、今そんな状態のようです。(もう地元を出て7年になるので正確な情報ではありませんが、6kmほどの道を歩いては行ってないようです。)

 学校のすぐ前の元旅館「小谷屋」のおばさんは、「学校があったときはうちの前を通って行くさかい、どんな子がいるのかよう分かったけど、なくなったらあかんな。さびしいわ」と言ってはった。「学校がなくなったとき、その集落も終わり」とよく言われるが、そのとおりだと思う。
 学校があり、その子どもたちの通学路があり、その町や村が元気になるような気がする。私はこの映画を見て、そんなことを思った。

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2014年02月28日(金)

「さよなら、アドルフ」-夫婦50割引- [映画]

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◎シネマトゥデイより

■チェック:第2次世界大戦の終戦直後、ナチス親衛隊高官の父と母が去ったあと、14歳の少女が小さい妹弟と共に祖母に会うために困難な旅をする姿を描くヒューマンドラマ。旅の過程で、ナチスの行ったユダヤ人虐殺の真実に動揺し、葛藤する加害者の子どもたちの繊細な心の動きが映し出される。監督は、『15歳のダイアリー』のケイト・ショートランド。ヒロインは、ベルリン国際映画祭シューティングスター2013に選出されたザスキア・ローゼンダール。過酷な現実に直面し、さまざまな経験を経た少女の成長の物語に心を揺さぶられる。

■ストーリー:1945年、敗戦して間もないドイツ。ナチスの幹部だった両親が去り、14歳の少女ローレ(ザスキア・ローゼンダール)は、妹と弟と共に南ドイツから900キロ離れたハンブルクの祖母の家へ向かうことに。途中、貼り出されたホロコーストの写真を見たローレは困惑する。翌日、連合軍兵士に呼び止められたローレはユダヤ人青年のトーマス(カイ・マリーナ)に助けられ……。

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 一人で映画を見に行くときは、もちろん自分の好き放題。でも、ヨメさんと行くときは「夫婦50割引」の恩恵を受けるので自分の好みは言えない。今回は新聞の映画スケジュール欄で探しても、これというのがなかなか見つからなかった。
 「みなみ会館で、ナチスの家族の映画やってるんちゃうん」とヨメさん。
 ヨメさんにしてはめずらしく、社会派の映画に興味を持ったようだ。まさかこの映画を夫婦50割引で見にいけるとは思わなかった。

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 毎度のことだが、私の映画評では個人の感想をだらだらとは書かない。誰がそんなもん読みたいかっちゅう話です。ただこの作品なら、1800円でも惜しくないと思った。ケチなパオパオなのに・・・。なぜそう思ったかを探しに、この映画を見に行かれるのも良いかと思います。

 日本では、戦争首謀者やその家族は敗戦直後どうしていたのだろう。そんな映画、なかったような・・・。
 原題「LORE(主人公の名前)」は日本では「さよなら、アドルフ」として公開された。ということは、日本版「LORE」は「さよなら、陛下」になるのだろうか。

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2014年01月16日(木)

「少女は自転車にのって」 [映画]

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◎シネマトゥデイより

■チェック:厳格な宗教戒律によって女性の行動が制限されているサウジアラビアを舞台に、自転車に乗る夢をかなえるため奮闘する少女の姿を描いた感動作。自転車を手に入れるためコーラン暗唱大会に挑む少女の視点を通し、因習を重んじるイスラム社会で女性が置かれた不条理な現実を浮き彫りにする。サウジアラビア初の女性監督ハイファ・アル=マンスールが全て国内で撮影した同国初の長編作で、ベネチア国際映画祭をはじめ世界各地の映画祭で絶賛された。

■ストーリー:サウジアラビアに暮らす10歳の少女ワジダ(ワード・モハメド)は、男友達と自転車競走をするため自転車を買うことを決意。母親(リーム・アブダラ)にねだるも女の子が自転車に乗ることに反対され、自分で費用を工面しようとするが目標額には遠く及ばない。そんな折、学校でコーラン暗唱大会が開催されることになり、ワジダはその賞金で自転車を買おうと懸命にコーラン暗唱に励む。
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 新聞でこの映画の紹介記事を見て、絶対見にいこうと思った。なんちゅうたってサウジアラビアの映画。
 「サウジアラビア=石油」くらいの知識しかない。あとは男の人は白い布で頭に輪っか、女の人は忍者みたいな黒装束というのはぼんやりと知っていた。(女の人は、アバーヤと呼ばれる黒い布で全身を覆い、ヒジャブという黒いスカーフで髪を隠す。)

 「女は自転車乗るな」って、どんな国やねん!
 でも、映画を見てもっとビックリ。女の人は男の人に見られてはいけない。こちらから見えるということは向こうからも見えるということなので、ヒジャブをしていない女の人はすぐに姿を隠さなければならない。また、男の人に声を聞かれてしまうこともダメらしい。

 この映画の公式ホームページを見て、またまたビックリ。
     ◇     ◇     ◇
 「結婚」・・・結婚前の男女交際は禁じられ、結婚は親が決めることが多い。男性は宗教上、同時に4人までの女性と結婚することができる。また、結婚最低年齢を法律で定めていないため、幼い少女が祖父と同年齢の老人と結婚させられる事例が後を絶たず、物議をかもしている。
     ◇     ◇     ◇
 これって、「宗教のちがい」ですむ話なんでしょうか。

 サウジアラビアは映画館の設置が法律で禁じられている。また、女性は参政権もない(2015年からは女性も地方選挙に参加できる予定)。そんな中、すべての撮影をサウジ国内で行った初の長編映画だということ。
 まあいろんな意味でビックリだらけ。ただ、すごく映画らしいいい映画だと思った。希望の光が見える・・・、いや希望の光を見出したいという願いが込められている。
 「コーラン暗唱大会」が出てきて、途中で「運動靴と赤い金魚」(イラン映画)みたいになるんかもとハラハラ。その結末は・・・、ぜひ映画館で!
 主人公ワジダ役の子もすごくかわいくてよかった(私の知り合いにそっくりなんやけど、それがだれか思い出せないんですよねー・・・。)
 
 この映画を撮るにあたって、政府や周囲からの妨害行為はなかったのだろうか。メイキング映像があれば見てみたいと思った。

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【RUN】

 今日も昼前からバイト。
 もともと午前中に走る習慣はなかったのだが、バイトのおかげで毎週木曜は午前に走る習慣ができた。

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 新GPS腕時計をつけ、9時にスタート。
 せっかく明るいうちに走るのだから、夜に行きにくいところをチョイス。クリーンセンター前から雲ヶ畑街道へ。

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 十三石橋から鴨川上流へ。 

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 「大岩」到着。4.93km、28分14秒。

 前はここまでがちょうど5kmだったのだが、うちの近所に近道が出来て短くなってしまった。

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 帰りはほとんど下りなので楽。

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 クリーンセンターの近くの温度計は2℃だった。
 しかしこの冬は風の日が少なく、今日もそれほど寒さは感じなかった。

 10時ごろ、我が家到着。4.90km、26分05秒。
 今日は、9.8km。

 痛めている左足は、昨日の晩にヨメさんがマッサージしてくれたのでさらによくなってきている。もう当分レースはムリと思っていたが、今週の「京都走ろう会例会」、来週の「くみやまマラソン」も走れそう。よかった。
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【今日のきく】

 このごろ、ちょっとお腹の調子が悪いらしい。○ンコに血が混じっていたりするとのこと。私の散歩のときには気づかなかったのだが・・・。要注意です。

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 朝きくが気を抜いているときに、背後急襲。
 素早く抱っこで体重測定。16.9kgだった。
 体重は減っていないし、食欲もあるみたい。どこが悪いんやろう。動物病院で診てもらった方がいいのかなあ。

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2013年12月06日(金)

「REDリターンズ」-夫婦50割引- [映画]

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◎シネマトゥデイより

■チェック:引退した元スパイたちの活躍を描いた、人気アクション『RED/レッド』の続編。至って静かに日々を過ごしていた元CIAの敏腕エージェントが、仲間らと行方不明の小型爆弾を追いながら事件の裏に潜む巨悪に挑む。ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンら名優たちが前作に続いて登場。さらにアンソニー・ホプキンス、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、イ・ビョンホンという豪華な面々が共演。老いてますます盛んを地で行くようなノリや見せ場を堪能できる。

■ストーリー:恋人サラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)と一緒に生活し、諜報(ちょうほう)活動から縁遠い毎日を過ごしていた元CIAのフランク(ブルース・ウィリス)。しかし、かつての仲間マーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)が関わった小型核爆弾をめぐる冷戦時代の極秘計画が原因となったトラブルが持ち上がる。解決の手掛かりを追い求め、フランクはサラ、マーヴィンと共にヨーロッパへと足を運ぶが……。
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 「やっぱり吹き替えはあかんな、微妙なニュアンスが分からんから」とヨメさん。
 「えっ? そんなに英語分かるん?」

 まさか・・・。
 おととい、ヨメさんが映画に行くというので付いて行かせてもらった。時間が合いそうな映画があまりなく、深く考えることもなく「REDリターンズ」を見ることになった。
 この時間の分は吹き替え版。私は字幕を読むスピードが遅いので、これはありがたかった。しかし、ヨメさんは吹き替えは嫌とのこと。
 ただし、私は英検2級筆記試験のみ合格という輝かしい(?)過去を持っているが、ヨメさんの英語力でだいじょうぶかいな。本人いわく、「ほとんど分かる」。
 まさか・・・。

 内容はむちゃくちゃ。
 もう、何人簡単に銃殺されたか分からん。
 最後、核爆発やし・・・。

 ヨメさんはイ・ビョンホンの肉体と68歳のヘレン・ミレンのかっこよさが印象に残ったらしい。
 私は、(出ているとは知らなかった)アンソニー・ホプキンスの気味悪さがよかったな。そうそう、アンソニー・ホプキンスはやっぱり吹き替えじゃないほうがよかったな。

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【RUN】

 今日は、1.3+5+1。5kmは24分48秒。

 明日はもっと走ろうっと。

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【今日のきく】

 今日も、お店で大暴れ。

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 「人間の歳にしたら、私より上のはずやで。いつまでも子どもみたいに・・・。ええかげん落ち着きや」とヨメさん。
 「それはお互いさんかも・・・。」

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 ふだんは落ち着いた賢く見えるええ犬です。

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