2014年02月11日(火)
第33回出雲くにびきマラソン [ランニング・出張販売]
今回はレース参加申し込みを忘れてしまい、あまりいいことがなかった。ただし、前日宿泊した「出雲グリーンホテルモーリス」はよかった。
出雲市駅前の新しいホテル。会場まで5kmほど。料金は朝食を入れて6000円ちょっと。いろいろと細やかなところに配慮が感じられた。
その中でも一番よかったのがベッド。ダブルベッドが2つ。これは広くて寝心地がよかった。
晩ごはんは外へ。
ホテルのスタッフさんから3軒教えていただき、最初に入ったお店は満席。休日前は予約でないと入れないらしい。
外は寒くて寒くて、「もう、ここでええやん」とホテルに一番近いお店に飛びこんだ。
ホテルからもらったサービス券で飲んだプレミアムモルツのうまかったこと。たっかいビールは、やっぱちゃいますねえ。
出店準備がある程度できているし、出店場所も雨の心配のない体育館内だし・・・。いつもと比べて、ちょっとほっこりする大会前日だった。
朝食は6時半から。たいていのホテルは7時からなので、出店の日に朝ごはんを食べて出てきたことはほとんどない。今回は余裕で食べることができた。
ただ外は雪がちらついており、道路がすべらないかと心配。
途中すべりそうなところもあったが、急ぐことなく安全運転で。7時半には、大会会場である「浜山公園体育館」に到着。8時半の受け付け開始に間に合うように出店準備ができた。
体育館の2階入口には、お土産物や食品関係のお店が出店。そして受付や開会式・表彰式のある1階は、うちと地元の「セントラルスポーツ」さんのみが出店。その「セントラル」のおねえさんが、また若くておきれいで・・・。
「今回はしゃーないな。負けをあっさり認めや。たぶん、歳ますみちゃんの半分くらいやで。」
外はかなり寒いので、多くの方がうちの出店場所を通過しておられるはずなんですが・・・。去年に比べると、見て行かれる方は多くても買って行ってくださる方が少ないような・・・。
ハーフ、10km、5kmで男女年代別の部があるので、こんなにたくさんのトロフィーが。ただし公認コースで競技色も濃く、かなりのレベルの高さです。
自分が走らないと、ヒマでヒマで。
「アンタがボーっと立ってたら店の売り上げが落ちる、どっか行ってき」とヨメさんに言われる始末。「どっか」言われても、広い広い運動公園。周りに何もないっちゅうねん。
しゃーないし、レース観戦。
ハーフ760人やったら、混み合わなくて走りやすいですね。
11時5分、ハーフがスタート。
先頭を引っ張るのは、地元出雲工高から駒沢大に進んだ高橋功気選手。
その少し後に、私が出る予定だった10kmがスタート。
最初のこの下りを飛ばすのが、気持ちいいんですよねー。
ただし、去年は行きが追い風、帰りが向かい風で難儀した。
今年はどうなんでしょうね。
最後尾あたりには、視覚障害のある「愛走フレンズ」のメンバーが。
ここの10kmコースは、視覚障害のある方にも比較的走りやすいのではないかと思う。向かい風と最後の上り坂は、どっちにしてもしんどいけれど・・・。
知り合いが出ていないので、応援のしようもない。
店に戻っても邪魔者扱いやし。仕方なく、そこらを3kmほどジョグ。
ほんまに、レースに出んとヒマやわー。
けっきょく、売り上げも去年よりだいぶ落ちたようだ。
帰り道は、また冬タイヤ規制やし。
ちょっとおもしろくない出張販売になってしまった。
来年はレースでいいタイムを出し、店の方ももっと売れるように工夫すること。
「出雲くにびきマラソン」に出場されるランナーの皆さん、来年もよろしくお願いいたします。
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2014年02月10日(月)
第33回出雲くにびきマラソン前日準備 [ランニング・出張販売]
チェーンを巻いて、やっと出雲くにびきマラソン会場の浜山公園に着きました。
365km、7時間10分の道のりでした。
明日はレース申し込みを忘れてしまったので、「京都キャロット」の販売に専念。
たくさん売れたらいいのになあ。
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2014年02月03日(月)
第55回名護ハーフマラソン・続き [ランニング・出張販売]
ゴールまであと100mほど、陸上競技場の第4コーナーでヨメさんを発見。私の写真を撮ろうと待ち構えてくれていた。
つまり、この写真はヨメさんを撮ろうとしている私をヨメさんが撮ってくれた写真。ああややこし。
このレースは1kmごとに標示があり、道路にも白線が引かれていた。これだとラップがしっかり取れる。
4分37、4分30、4分30、4分30、4分30で5km22分39秒。
5分01、4分28、4分28、4分43、4分23で10km45分47秒(23分08秒)。
4分33、4分31、4分35、4分31、4分31で15km1時間08分30秒(22分43秒)。
5分08、4分20、4分24、4分25、4分25で1時間31分15秒(22分45秒)。
最後の約1.1kmは4分37秒(1km換算4分11秒)でゴール1時間35分53秒。
16km過ぎからの最後の約5,1kmは本来苦しむところだが、思ってもみなかった玉城さんの二度目の応援とゆるやかな下りのおかげで22分14秒(5km換算21分48秒)。ゴールしたとき、タイムはも一つだったのに満足感があったのはこういうことだった。
気持ちよくゴールするって大事なことですね。
ゴール後はダウンジョグを兼ねて、知り合いの写真撮り。
「21世紀の森」の仲村さん。
なぜか私を「師匠」と呼ぶ小橋川さん。
「21世紀の森」会長の比嘉三雄さん。
「ワンちゃんの写真、撮らせてください。」
「ああ、ここも走りに来てるの。」
「えっ、嶋袋さん。」
最初ワンちゃんしか見ていなかったので、嶋袋さんだと分かっていなかった。名護の犬おじさんこと嶋袋順栄さん。まさかこんなところでお会いできるとは思っていませんでした。
「前にこんなワンちゃんいましたっけ?」
「これは新入りさー。墓地に捨てられてたのを連れてきたさー。ガリガリでびっこ引いてたからダメかなあと思ってたけど、ここまで元気になったさー。」
消防士さんが走っておられたので写真を撮らせていただいた。
「21世紀の森」の比嘉和子さん。
いつもお世話になっています、比嘉増美さんとそのお友だち。
最後の1kmちょっとは、こんなきれいな並木道を走る。
本当にいいコースです。
ゴール前の比嘉さんたち。
比嘉さんはこのときはいい笑顔だったのに、ゴール後はこむら返り。蒸し暑さが影響したんでしょうか。
けっきょく3km以上のダウンジョグになった。
テントに戻ると、「21世紀の森ランクラブ」の方からおそばをいただいた。
私のブログのファンとおっしゃってくださる玉城さんのダンナさん。まあ色の黒い、味のあるオジイなこと。ご夫婦そろってまだお若いのに(たぶん、ダンナさんは私の一回り下)、もうお孫さんがおられる。ぼちぼち走ったりしておられるらしいので、ますます真っ黒に!
ダンナさんともお話ができてうれしかったです。
真樹は、10km1時間14分00秒の80位。10km全体382名エントリー中の、ドンピシャ真ん中の191位。これって、トリプルピタリ賞になりませんかねえ。
真樹は今回は足も痛くならず、今まで一番気持ちよく走れたらしい。自分でレースを組み立てられたのと、よく知っている道を走れたのがよかったのかな。
1時40分過ぎ、ハーフのスタートから4時間半を過ぎたころ、最終走者が帰ってきた。これは写真を撮らせてもらわねば。
「すいませーん、ブログに載せさせてもらってもいいですか。失礼ですけど、おいくつですか。」
「63・・・、あっ、まちがえた。73です。」
「ゴールはしっかりポーズ決めてくださいね。」
すごくいいゴールシーンだった。
私のブログファンとおっしゃるhollyさんが、北山高校駅伝部1年の息子さんを連れてご来店。いろいろとうちの商品を買っていってくださった。
hollyさんは堀井さんかと思っていたら、全然ちがう沖縄バリバリの名字だった。
これからも北山高校駅伝部を応援していきますので、よろしくね。
商品はダンボール箱9個口で送ったのだが、帰りは2個減らして7個にするのが目標だった。しかし出店場所が分かりにくかったせいもあって、お客様は「21世紀の森ランクラブ」のメンバーや私のブログを読んでくださっている方ばかり。商品はほとんど減らなかった。それでも無理やり1個減らし8個にして名護郵便局へ。
応対してくださった郵便局員さん(比嘉卓也さん)がすごく気のきく方で、「2個のダンボールをつないだら170サイズで送れるので割安になりますよ」と教えてくださった。このおかげで、170サイズ3個と160サイズ2個の5個口で送ることができた。ガムテープできちっとはってくださり、ビニールひももしっかりかけてくださった。これは本当にありがたかった。
郵便局から戻ると、ぶがりなおしの席に稲嶺名護市長さんが加わっておられるのを発見。比嘉増美さんにお願いして、私たちのことを紹介していただいた。
京都府の日本海に面した丹後地方に、新しい米軍基地(Xバンドレーダー基地)ができそうだというお話を中心に聞いていただいた。名護市長選と京都の新米軍基地、それに名護ハーフマラソンのことなどを私が連載させてもらっている「ねっとわーく京都」に書かせて欲しいということをお願いした。
いっしょの写真をお願いすると、「やっぱり沖縄は半そででないとねー」と言いながらわざわざ上着をぬいでくださった。すごく話しやすくて、初対面でも親近感の感じられる市長さんでうれしかった。
早く下書きを書いて、問題がないかどうか目を通していただかなくては。おいそがしいとは思いますが、どうかよろしくお願いします。
このあと、真樹のアパートに帰ってシャワー。
気温が高かったせいで、両腕に塩が吹いていた。
さっぱりしたあと、もう一度陸上競技場へ。大会役員さんにお礼のごあいさつに。
「商売としては大赤字でしたけど、走らせてもらってすごくいい大会だと感じたので、ぜひ来年も出店させてください。できれば陸上競技場の奥ではなくて、出入り口に近いところで」とお願いしておいた。
土曜日はおすし屋さんで食べたので、今日はかあちゃんの手料理。すぐ近くに「スーパーかねひで」があるので、そこまで買い物に。
真樹のアパートの裏のネコちゃんは健在。
気持ちよさそうにウトウトしていた。
買い忘れたものがあって、もう一度「スーパーかねひで」へ。
その途中のパチンコ屋さんの駐車場に居ついているネコちゃんも健在。沖縄は冬もそこそこ暖かいので、ネコちゃんたちもどうにかこうにか生きのびているようだ。顔なじみのネコちゃんに再会すると「ほっ」とする。
晩ごはんのメインは、真樹の大好きな豚汁。それに、一人暮らしではなかなか買えないお刺身。沖縄産の春菊のおひたし。じーまみーとうふと海ぶどう。
サラダには、hollyさんからいただいたプチトマトも入れて。すごくおいしかったです。hollyさん、ありがとうございます。
夜は、小橋川さんからいただいたケーキを食べてゆんたく(小橋川さんは、ケーキの移動販売をされています)。
「このおいしさやったら、マラソン会場とかでも売れるんちゃう?」とか言いながら・・・。
ヨメさんはせっかく1年ぶりくらいに沖縄に来たのに、どこにも遊びに行けずかわいそうだった。大会中も店がヒマだったので、走ってみたいとも思ったそうだ。
「来年、ますみちゃんが走るかー。パオパオが店番でもええでー。」
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2014年02月02日(日)
第55回名護ハーフマラソン [ランニング・出張販売]
「顔が赤いのは、日焼けってことにしておいてくださいね。」
あと片づけも終わりそろそろ帰ろうかというとき、稲嶺名護市長を発見。市長さんとはランニングのお仲間でもある比嘉増美さんにお願いして、私たちを紹介していただいた。前から機会があればぜひお話してみたいと思っていたので、念願が叶った。
(注)このあたりのことは「ねっとわーく京都」にくわしく書くつもりなので、ここには書かないことにします。
会場着6時15分。まだ真っ暗。暗闇の中での出店準備は大変だった。
雨が降っていたが、21世紀の森ランクラブの方たちがテントを用意してくださったので安心。ただ雨のせいか、6時半になっても受付にはほとんど来られなかった。
受付とは反対側の第4コーナーの近くでの出店だったので、明るくなって受付がにぎやかになってもこちらはひっそりしていた。
ゆるきゃら・りゅうちゃん。
シンプルでかわいい。
うるま市の小橋川さんがごあいさつに。
出場する予定ではなかったらしいが、けっきょくハーフに出ることになったとのこと。
木金土の3日間まったく走っていないので、しっかりアップをしなくては。
陸上競技場のすぐ近くにかわいいワンちゃん。変わった植木鉢みたいなお家に入っていた。もう1ぴきの黒いワンちゃんもかわいかった。
少し走っただけで、汗がジワー。これは気をつけないと救急車が出るようなパターンか。もっと走ろうと思っていたが、3kmが精一杯。
8時から開会式。雨はやんだが、まだ下はビチャビチャ。
大会会長である稲嶺名護市長をはじめ、大会役員さん、招待選手が勢ぞろい。
9時、10kmの部がスタート。こちらは382名のエントリーなので、そんなに混雑はしていなかった。
真樹は大学の友だちといっしょにスタート。ただし、その友だちは元陸上部なのですぐ離される予定。
さてよく似た感じのこの二人は、写真のどこに写っているでしょうか?
その10分後の9時10分、2247名がエントリーのハーフの部がスタート。
横のほうからシューと入って、前から10列目くらいに並ぶことができた。
「最初の1kmが、4分37秒! こんな遅い入りの1kmってあったっけ?」
自分ではもっと速いつもりだったのに、遅い。やはり湿度の高さがこたえているようだ。
2kmは9分07秒。この1kmは4分30秒なので、これ以上遅くならないようにがんばろう。
黙々と走っていると、「ふじいさ〜ん!」と呼ぶ声。
「あっ、玉城さん! 写真、写真。」
「撮ってないで、早く走ってください。」
「いやいや、余裕を持って・・・。」
パオパオだよりのファンだとおっしゃってくださっている方を見捨てて、先を急ぐようでは人間失格です。
名護の名勝・ヒンプンガジュマル。
これも写真を撮っておかなくてはね。
きっちり4分半ペースを守り、5kmは22分39秒。
7km過ぎ(10kmコースの5km地点)に、「京都キャロット」の古くからのお客様・近江さんが待機。朝に、「どうやって応援しよう」と聞いてこられた。「キャロットさんでは愛想なしやし、こうじさんでは親しすぎるし・・・。」」
たぶん「ふじいさ〜ん」と呼んでくれはんにゃろなと思っていたら、なんと黙って手を振ってはるやないですか。
「ちょっと戻って走って来ますし、写真お願いします。」
ということで撮ってもらったのが上の写真。まあまあ余裕ありますかねえ。
10km、45分47秒(23分08秒)。
中間点の標示はなかったが、48分ちょっとということになる。後半イーブンで行けたとしても、1時間36分超え。
「あかんわ。」
羽地内海沿いの道は、景色がきれいで気持ちよく走れる。
15km、1時間08分30秒(22分43秒)。
きつい坂の途中に、またもや近江さん。
「写真、撮ったげるよ。」
「いえいえ、もう十分です。」
「近江さんのダンナさんですよね。1枚、写真撮らせてもらいます。」
16km地点に、「おー、またもや玉城さん!」
なんてありがたい。私ひとりのために応援に来てくださるなんて。このあたりから日差しがきつくなり、ちよっとめげそうになりかけていたので、ここでの応援は本当にうれしかった。
ランシャツで手をぬぐってから、握手をさせていただいた。
国道58号線は、名護に来るたびによく車で通るところ。そこを堂々と走らせてもらえるのだから、走りがいがある。
このちょっと先が真樹のアパート。真樹が出た10kmの部だと、本当にその真ん前を通るコースになっている。
20km、1時間31分15秒(22分45秒)。
かなり足腰がふらついていたが、玉城さんと近江さんの応援の効果があった。最初は大崩れするかもと不安になったが、最後の最後まで4分半ペースを守って走ることができた。
陸上競技場の中では、ヨメさんが写真を撮ってくれたし。
しんどかったけど充実したレースだったと言える。
ゴールは、1時間35分53秒。目標より2分ほど遅かった。
それでも、ほとんど集中力を切らさず走れたのでよかった。以前は前半型だった私だが、本日のレースでは少しだけだが後半のほうが速い。また少し進化したのかな。
記録証発行係は名桜大学生。
50代男子の部、16位。
う−ん、レベル高いですね。3位入賞ははるかかなた。
でも、また走ってみたくなるいいコースだった。
さて、来年は・・・。
(注)もうちょっと、続きます。
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2014年02月01日(土)
第55回名護ハーフマラソン・前日受付 [ランニング・出張販売]
今日は降水確立10%が大外れ。
受付テントの向かいのテントなしのところで商品を出していたのだが、途中から本降りになりずぶぬれになってしまった。
昨日、「降水確立10%やし、前日受付は安心やなあ」と言っていた。しかしそれを聞いた真樹が、「名護は分からへんでー」と言っていた。それがバッチリ当たってしまった。まだ住みだして1年足らずなのに、もう真樹は立派な名護市民です。
今日は売れなくてもいいので、明日の宣伝になればいいと思って粘っていた。でももう限界。4時過ぎからかたずけ始めて、5時過ぎに撤退。
「今日は散々やった」と思っていたが、最後に大逆転。
晩ごはんを食べに行った「イオン」内の100均で、きくちゃん発見!
何枚も何枚も写真を撮って楽しみましたわー。
「似てるー!」
明日は、名護陸上競技場の第4コーナーあたりで出店しています。
21世紀の森ランクラブの比嘉さんのご厚意により、「琉球ナショナル」のテントをお借りできました。これを目印にして、ぜひお立ち寄りください。私はハーフに出場しますのでほとんどおりませんが、ますみ店長がお相手させていただきます。
私の明日の目標は、当初はⅯ55クラスになっての自己最高の1時間27分でしたが、思っていたより暑くてそれは無理。せめて、1月12日の「武庫川」の1時間33分52秒を超えられますように・・・。
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2014年01月26日(日)
第24回くみやまマラソン [ランニング・出張販売]
「ますみちゃん、ダメージおっきいわ。」
「はー? なんの?」
「今日の10kmやん。」
「ええ歳していちっびてるしやん。もうええかげんにしいや。」
「それって、引退せーちゅうこと?」
「そや。はよやめてしまい。」
「人生をとっくの昔に引退して、陸上競技も引退せーてか。あと2年はやりたかったのに・・・。」
いやいやいや、まだまだ・・・。
今日は前半5kmを20分12秒。20分切りはならなかったが、それなりにがんばった。
ここまではまずまず。
しかし、後半の5kmは向かい風に負けた。20分55秒かかって41分07秒。
「亀岡元旦より1秒速いだけやん!」
冷静に考えて、年々歳くって体力が衰えているのにタイム縮めようという魂胆自体がまちがっているのか。そんなことは、ないと思います!
「60までは引退せんぞー!」
自宅から会場まで、わずか45分。6時15分に家を出て7時着。8時半の受付開始までに、余裕を持って出店準備ができた。
そして、私はアップジョグに。「めあて」があるんです。
去年見つけたかわいいワンちゃん。2km手前の堤防に上がる手前のおうち。しっかり覚えていた。
「写真撮らせてやー」というとフシギそうな顔をして私を見ていた。
そこに、そのお宅のおばあちゃん。
「かわいいワンちゃんですね。去年のマラソン大会のときに見つけて、今年も会うのん楽しみにしてたんです。」
「そうですか。それはありがとうございます。」
「ワンちゃんのお名前はなんていうんですか。」
「名前? ちょっと待ってね。○○ー、○○ー、犬の名前なんやったかいなー。」
おばあちゃんはワンちゃんの名前を忘れられたようで、お孫さんらしき子の名を呼んでおられた。そこに、2階の物干しからお母さん登場。
「ポッキーゆうんです。」
「ポッキー、かわいい。オスですか。」
「いいえ、メスです。」
「何歳ですか。」
「もう13歳なんですよ。耳も聞こえてないみたいです。」
「そうなんですか。うちで前に飼ってたんは16歳まで生きました。今飼ってるのはもうすぐ9歳です。」
「大事にしてはるから、長生きするんやね。」
ポッキーちゃんに見送られ、堤防へ。
下を走っているときは感じなかったのに、堤防に上がると風ビュンビュン。これは生きが追い風で帰りが向かい風か。
次は役場の裏で流し。
このあたりにもかわいいワンちゃんがいるんですよねー。
「ウー」とうなっていたけど、「ちょっとさわらせてもらえませんか」とちゃんと申し込むとOK。普通はこうなんですよね。うちのきくみたいに何がなんでも「かんだるぞー」という犬はめずらしい。
そうこうしているうちに、10時半スタートの3kmのランナーが。
アップは全部で4kmほど。これだけやれば万全かな。
11時ちょうど、10kmの部がスタート。
私は30分台のエリアに無理やり忍び込み、前から10列目くらいからスタート。
最初の1kmのラップはと・・・。
「えー、時計動いてへんやん!」
あわてて、再始動。今いったいどれくらいのペースで走ってんのか・・・、分からん。
1.7kmあたりがポッキーちゃんの家。
「ポッキーちゃん!」と呼んだら、こっちを向いてくれた。うれしー。
とにかく飛ばせる限り飛ばす。
しかし、3km手前で走友・植木屋そうへいさんに追いつかれる。
「いかんいかん、こんなことでは。」
1km以上並走。しかし、4kmあたりからコースが南向きになりすごい追い風。ここでちょっとだけ盛り返し、そうへいさんの前に出て折り返すことができた。
「さあ帰りもがんばるぜ」と思いつつ、首をぐっと下げ突き進む。
しかし、あっという間にそうへいさんに追い抜かれた。
あとは、そうへいさんに離されまいとがんばる。
残り2kmをすぎ、堤防から下りるところで対面するのだが、そこでは100mくらいの差だったと思う。
坂を下りたらお楽しみのポッキーちゃん。門のところにいないので庭をのぞきこんだら、犬小屋の前に今したー。小屋の前においてあるエサ入れに手をかけて。なんと、そのエサ入れは炊飯器の内釜。何にも入ってなかったようで、悲しげな顔に見えた。
最後の2kmをがんばったら41分は切れるんかなと思ったが、1kmすぎまで時計が動いてなかったので計算できない。
想定していた通り足は動かなくなってきたが、腕は元気。しっかり腕を降ることだけ考えて最後まで。
最後の直線に入りゴールの時計を見ると、40分50秒。これはギリギリ41分切れるかもと必死。「ヨメさんが写真撮影で待機してくれているはず」と探したが見つからず。
記録証は、41分07秒で部門13位。
「うーん・・・。」
ゴールしてすぐ、ラップを修正。ゴールで4分06秒差だったので、2km以降のラップに4分06秒をプラス。1kmだけは分からないので適当に。
1km 4分00秒
2km 8分08秒(4分08秒)
3km 12分17秒(4分08秒)
4km 16分18秒(4分00秒)
5km 20分12秒(3分54秒)
6km 24分14秒(4分11秒)
7km 28分36秒(4分12秒)
8km 32分47秒(4分10秒)
9km 36分58秒(4分11秒)
10km 41分07秒(4分08秒)
追い風に助けられた4〜5の1kmだけが4分きり。これではいかん。10km40分きりの道ははるか・・・。
あとでそうへいさんが来られ、ゴールタイムをお聞きすると40分07秒。なんと、後半の5kmだけでちょうど1分離されてしまった。
「来年は負けへんでー。」
「京都キャロット」のお得意さまKさんは、「亀岡元旦」より1分縮め45分台に突入。若いっていいですね。向かい風も、上り竜の勢いのごとく吹き飛ばしたんでしょうね。
久御山のゆるきゃら、ネギーマン。
私はそこにからむ元気もないくらいダメージを受けていた。
Kさんからも「今日はしんどそうに見えた」と言われた。
「亀岡元旦」でもみずぽんから「しんどそう」と言われたし・・・。
そうなんです。ほんまにしんどいんです。でも、しんどくても手を抜かずにしっかり走りたいんです。去年より17秒速かったから良しとするか、そんな低レベルな話ではダメとするか。むずかしいところですね。
「京都キャロット」の売り上げは、今年もファーファーファーファー。2000人規模の大会なのにこんな状態が続くのは、やはり10kmと5kmしかないからなんでしょうか。
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