2011年06月05日(日)
第26回たたらぎダム湖マラソン [ランニング・出張販売]
そろそろ後片づけというとき、ヨメさんに声をかけてこられた紳士あり。
「ひぃゃー、能見先生!」
ヨメさんは、24歳くらいのとき(結婚した次の年やったっけ?)定時制高校に行きなおした。そのとき、陸上競技部の顧問だったのが能見先生だ。はるか昔のことなのに、よく覚えてくださっていたものだ。
「よっぽどよい子やったん?」
なんと能見先生は、現在朝来市議会議長。ふるさとの旧生野町に戻ってこられ、議員さんになられたそうだ。今日は、「たたらぎダム湖マラソン」の入賞者の表彰の役目として来られていたとのこと。
「奇遇ですねえ。」
朝5時20分起き。
会場の向いの山の上にある「スカイビラさのう」から会場入り。ちょうど6時ごろ。
まずは「山水荘」のフルちゃんにごあいさつ。
元気そうでよかった。
奥さんはお仕事で出かけられるらしい。
「ネコちゃんは元気にしてますか」とお聞きすると、「あとで見に来てー」とのこと。これも楽しみ。
「山水荘」さんは今はもう営業しておられないが、廉が0歳の時から18年連続でお世話になっていた。会場のすぐ近くなのですごく便利だった。
一年に一度お会いするだけだが、ご家族やワンちゃんネコちゃんに会えるのが楽しみだ。
開会式では手話通訳の方が前に立たれていた。いつも感心するのはその翻訳スピード。通訳の方がおどおどされている姿は見たことがない。
今までずっと、ヨメさんが2kmジョギング私がハーフというパターンだった。今年は大幅に変更。私が10時40分からの5km、ヨメさんがその10分後スタートの10km。
写真を見てわかるように、スタートして300mほど先からダムの堰堤横まで100mほど登る。登り切ったあたりが1km地点。そのあとはだいたい平坦だが、折り返して最後のゴール前がとんでもない下り坂。
スタート前、私が「おっちゃん」と呼んでいる角田さん(吉備路走ろう会)と記念撮影。
「途中でも写真撮りますしねー。」
「一番後ろやで。」
コースの特性も考え、また練習をまったくしてないことも考えて、今回は無理しない。一番最後の下り1kmだけはしっかり走ろう。
5km以下のレースはカメラを持たずに走ると決めていたが、今回はウエストバッグに入れておいた。折り返した帰りにヨメさんとも会うはずだし・・・。
最初の強烈な1km、4分41秒。
おー、あの坂のわりにはええタイムなんちゃうん?
ところが2km地点、9分29秒。
なんでや! この1km、4分47秒もかかっとるがな。
私が目標とする亀岡の快速ランナー・松本一之さんの姿が。
「まつもとさーん」と呼んだら、手を広げてにっこり。余裕です。速すぎて、ピント合ってません。この速さでもうすぐ60歳ですよ。60歳目前で50歳代2位って、どうよ。
私の前をずっと走っていた小さな男の子。結局ゴールまでこの子は追い抜けなかった。しっかりしたいい走りだった。ぐりぐり頭君は小3やって。なんと、中学生以下の4位に入賞です。
3km地点、13分53秒。この1kmは4分24秒。
さあ、あとは下りやから飛ばそっか。
「写真、撮りまっせー。」
「ああ、ありがとうね。」
おっちゃん、一番最後ってゆうてはったけど全然。後ろにまだぎょうさんさんいてはりました。
最後の1km表示を過ぎたあたりでヨメさんに遭遇。
こっちは下りでスピードが出ていたのですぐには止まれない。
「おーい」と言ったらヨメさんも止まってくれた。
そこに後ろから5kmの上位のランナーが・・・。
「ぶつかるー」
「すいません、申し訳ない。」
「はいはい。」
いい人でよかった。写真撮影は、他のランナーの迷惑にならないように要注意。
そんなこともあって4km地点のラップ取り忘れ。
最後の1kmは気持ちよく飛ばしてゴール。小3君は抜けんかったけど・・・。
ゴール、21分42秒。最後の2km、写真を撮ってたわりに7分48秒。まあまあです。
さてこのあと・・・。
ヨメさんが1時間10分から20分の間にゴールすると言っていたので、その5分前くらいから写真を撮りに行った。
ゴール前最後のヘアピンカーブで待っていると、「ランナーズ9の会」のまっちゃん。
来年3月に「サブスリー達成祝賀会」を予約してあるらしい。それには、ハーフを1時間25分くらいで走り切らんとね。
結果は、1時間33分台。
ええ夢見とるなあ。
あとでよく聞いてみると、5年前の初フルが3時間12分とのこと。うちのヨメさんの理論によると、それなら「サブスリーの可能性は大」らしい。
そやて。あと9カ月、がんばってね。(このブログ、たくさんの人が見てるよ。しっかり練習しなはれやー。)
そのあと同じ場所で待機していたのだが、ヨメさんは全然戻ってこない。途中で救急車のスクランブル出動。
「とうとうやってもたかー。」
心配になってだいぶ上まで見に行った。10kmのピンクゼッケンはどんどん減っていく。1時間40分過ぎまで待ったが、もう10kmのランナーはいない。
「病院送りかー。」
「京都キャロット」の出店テントに戻ると、ヨメさんが困っていた。
「おつりの金庫もないし、着替えもできひんし・・・。」
「えー、もう帰ってたんかいなー。速すぎるんちゃうん?」
見せてもらった記録証は、1時間7分02秒。あんだけ腰痛いゆうとったのに、しっかり走っとるがなー。
その時間だと、ちょうどヨメさんが記録証をもらっている時に、私がその横を素通りしてゴールの向こうに行っていしまったようだ。まあ、病院送りじゃなくてよかった。
このあとは、私の憧れの大先輩・朝日啓介さん(淀川ランナーズ)の撮影に。
さっきと同じ、ゴール前最後のヘアピンカーブで待っていた。
朝日さんは、去年のこの大会で2時間20分くらいだったそうだ。今年は2時間10分台でゴールしたいとおっしゃっていた。
「やっと帰ってきました。」
「いや、立派ですって。」
私の時計では、2時間20分をぎりぎり切れるかというところだった。
しばらく並走して、何枚も写真を撮らせてもらった。
いつも思うけど、ほんまに朝日さんのランニングフォームはきれいです。
あとでお聞きすると、ゴールタイムは2時間20分45秒。ああ、惜しい。でも、これでまた来年が楽しみです。
ヨメさんも、こんなところで高校の恩師に会えるとは思ってなかっただろう。(この写真は、顔がでかく見えるからあかんらしい。)
後片づけが終わったから、お楽しみの「ワンちゃんネコちゃんなでなでタイム」。
山水荘さんへ、GO!
まずはフルちゃん。
鼻についていたタニコ、取ったりました。
このネコちゃんは、鼻の柄がハート。
こっちのネコちゃんは、何でかしらんおケツの穴を見せて見せて・・・。
「おっちゃんのこと、気にいってくれてるん?」
逃げへんネコはかわいいなあ。大事にされているのがようよう分かる。
遅いお昼ごはんは、多々良木交差点近くのいつものお店。私が刺身定食(1500円)、ヨメさんは親子丼(500円)。いっつも高いのんばっかり食ってすいません。
※ 昨日の毒嫁検定の解答、発表しておきます。
「1.2.3」すべて正解。
恐ろしいヨメじゃー。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年05月29日(日)
第31回山中湖ロードレース [ランニング・出張販売]
埼玉の石川操さん。「京都キャロット」のお得意様です。
ジャジャ降りの雨の中、スタート前にわざわざごあいさつに来てくださいました。
朝5時40分起き。
ペンション・セミカさんからコンビニにより、おにぎりなどを買って会場へ。
荷物をおろし、車は湖畔のヨットハーバーへ。
ヨットハーバーから会場まで少し坂を登って行くのだが、桜のような花びらが大量に散っている。5月の末だし、いくらなんでも桜ってことはないですよね・・・。
会場である山中湖中学校のグランドは、早くも「池」状態。
こんな時は長靴に限る。ランナーの中にも、用意周到長靴姿の方がけっこうおられた。
今日の店の目標は、「とりあえず商品を傷めない」こと。土砂降りに近い雨なので、売り上げアップは望めない。
ウォーミングアップのエアロビの曲とアナウンスが流れてきたので見に行った。
およそ20人ほど、全員がかさをさしたまま準備運動をされていた。10000人超えの大会で、わずか20人ですよ。この人たちこそ表彰してあげたいと思った。
グランドから階段を下りたところのトイレに行くことにした。そこで乳母車を押し、もう一人小さな子を連れたお母さんと遭遇。
「○○ちゃん、かさ持っててくれる?」
ははん、かさを上の子に持たせて、下の子の乗っている乳母車を抱えて下ろそうとしておられるのだ。
「下ろしましょか?」
「は・・・」
たぶん「はい」とは言っておられない。そんなことお構いなしに乳母車を抱えて階段を下りた。予想していたより重かったが、すっと下ろすことができた。
「ありがとうございます。」
「いえいえ。それよりお母さん、この子の足冷たそうですよ。靴下はかせてあげないと・・・。」
「それが・・・、持って来てないんです。」
「そうなんですか。」
よさげなお母さんだったので、靴下はなくてもあたたかくなるようにきっとなんとかされただろう。
階段下のトイレは、その4分の3くらいが「男子小用」。これは混雑解消にはいいアイデアかもしれない。
この大会はいつも大いそがしで、今までスタートさえ一度も見に行ったことがなかった。
9時15分にハーフの部がスタート。その15分後の9時半に山中湖一周の部(13.6km)がスタート。
ランナーのほとんどが帽子に雨ガッパ姿。応援の人の多くも雨ガッパ姿。
この散っている花びらは・・・、うーん気になる。
天気がよければ、このスタート地点での応援もすごい人だっただろうに。思っていたより応援の人がまばらで、ちょっと拍子抜け。
スタートでの実況アナウンス。
高村村長さんからの激励の言葉もあった。
スタートライン横では、千葉真子さんの「いってらっしゃ〜い」の絶叫。
最初から最後までハイタッチをしながらの絶叫だったので、最後のほうは少し声がかれていた。ご苦労さまです。こんな雨の日には、千葉ちゃんのような元気いっぱいのゲストがピッタリです。
トップランナーがゴールする10時過ぎころから、雨が強烈になってきた。たぶん、走っていると目が開けられないくらいのきつさだと思う。
出店テントの間の通路部分は「川」状態。
もう、誰も来られない。
ゴールされたランナーは、そそくさと着替えに。着替え終わったら、またぬれてしまうのがいやなのでそのまま帰路へ。お店をのぞく奇特な人はほぼ皆無。
そんな中、ずぶぬれの姿の石川操さんが立ち寄ってくださった。
「ゴール前で一人抜かれちゃった・・・。」
それでも、きっちり6位入賞のメダルをぶら下げておられた。そのちゃきちゃきとした表情は、まるで中学校の陸上部女子のような・・・。髪の毛からしたたり落ちる雨も、なぜか似合っている感じがした。
お客様がまったくないのでヒマ。
たくさん出ている屋台を見に回ってもらって、肉巻きおにぎりを買ってきてもらった。おいしかったけど、ちょっとごはんがやわらかすぎた。
交通規制解除の時刻が近くなったので、駐車場に車を取りに行った。
ずぶぬれになって帰って来るランナー。きつかったとは思うが、思い出に残るレースになるでしょう。
天気がよければボートなどでにぎわう山中湖も、今日は静か。
もともと大雨の予報で、商品をたくさん出していなかったので後片づけも早くできた。ただ、後片づけの時も大雨だったのでずぶぬれ。特に、肩とおしりがびちゃびちゃに。気持ちわるーい。
毎回お昼ごはんと決めている「清渓」さん。おじゃまするごとに様変わりしている。
今年は、お昼は1種類のランチ(1000円)のみになっていた。
「もう、ここに来るのも今年で終わりか・・・。」
「山中湖ロードレース」の売り上げは去年が過去最低だったのだが、今年はその半分にも満たない惨敗だった。
これでいい区切りになったのかな。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年05月28日(土)
第31回山中湖ロードレース・前日受付 [ランニング・出張販売]
天気予報どおりの雨。
会場は山中湖中学校のグランドなので、雨でグチャグチャ。
先着13600人の参加申し込みだが、それは大震災前の2月の話。参加申し込みをされた中にも被災された方やその関係者も多くおられるだろう。
それに加えて、この雨。
明日の本番はもっと雨脚がきつくなるという予報なので、やめられた方も多いと思う。
きれいに整備されたゴール地点。
私はこのゴール地点を駆け抜けたことがない。以前は、レースに出られるような余裕がないくらいいそがしかったのだ。
出店業者が増えすぎて、一昔前のてんてこ舞いがうそのよう。
去年ほど冷え込まなかったのがましといえばましだったが、お客さんでごった返すということは一度もなかった。
関東からのお客様がほとんどで、親しく話ができるような方もほとんど来られなかった。
「あー、ヒマ!」
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年05月23日(月)
第34回小豆島オリーブマラソン・続き [ランニング・出張販売]
朝6時起き。
出店準備が廉も含めた3人体制なので、いつもより余裕あり。
夜降った雨はいったんやんでいた。
ただ、予報では9時過ぎからきつい雨になるらしい。
お借りしている場所はバスの車庫なので、雨が降っても商品をぬらしてしまうことはない。それは安心。
ただ、レースで体がぬれてしまうと、そのあとはほとんど店をのぞきには来られない。とにかく、屋根があるところでも降らない方がお客様は多い。
7時半から受け付け開始だが、フェリーの関係でこの時分はガラガラ。8時半くらいから、とんでもないくらいの大混雑になる。
その前に、ちょっとウォーミングアップしとこうっと。
昨日見つけた「雑種犬サファリパーク」へ。
今日も、みなさん元気に吠えまくってます。
「いやー、子犬やん。かわいいー。」
「いや、こっちにも。ころころ、まるまるやん。」
私のことを警戒して逃げていくワンちゃんもあり。
近くに、すごく水がきれいで波の静かな海水浴場があった。
「ジス・イズ・アナバ!」
夏にここに泳ぎに来たいなあ。
毎年恒例、ブラスバンドのパレード。
雨がやんでるときでよかったね。
この少しあと、真っ黒い雲が上空をおおい雨が降り出した。ハーフスタートの10時に近づくにつれ大雨に。
ハーフがスタートした7分後、私の5kmがスタート。
最前列に並んでいると、40代の速そうな方が話かけてこられた。
スタート時刻が迫ってきているというのに、前から前からランナーがやってくる。普通遅く並ぶ人は後ろでしょう。その誘導がないのがちょっとね。スタート2分前くらいになって、やっと前から来る人が途絶えた。
でもそんなことをその人と話しているうちに、緊張感がずいぶんとほぐれた。今後も「スタート前に知らん人としゃべる」というこの作戦、いいかも。
スタートしてからずっと息苦しかった。ふつう、しばらく走っていると息が楽になっていくものなのに・・・。
それでも雨じゃじゃぶりで適度に体を冷やしてくれているせいか、しんどいのに手も足もしっかりと動いている。一番心配していた「変なせき」も、今日はだいじょうぶそう。
それには思い当たるふしが・・・。
なんと、金土2日連続でヨメさんがマッサージをしてくれた。特に調子がおかしくなっていた左の首筋から肩にかけてを入念に。あーありがたや、ありがたや。
ずっとずーと息苦しかったけど、「こんなもん、20分ほどしんぼうしたらしまいやん」と思ったら気が楽だった。
いつもならかなり落ち込んでしまう3〜4kmも、坂のわりにはしっかりと走れ、先行するランナーをとらえることができた。
残り1kmからは時計は見ていない。でも、確実に20分を切ったという確信があった。私の時計で19分50秒。その時計を見たころからウルウルときてしまった。
「19分51秒、第5位」の記録証をヨメさんに見せ、「あんものおかげやー。」
そうめんから帰ってきた廉にも記録証を見せ、「あんものおかげやー。」
でも、これでこれからは「あんも、あんも」ってゆうのはおしまいにしょ。あんまりゆうたら、土の下から出てくるし・・・。
このあとは、店をほっといて知り合いの撮影に。
まずは、宿泊先の「千鳥」さんのご親戚。毎年10kmで上位入賞されている「ちかえさん」。
最初「鯛安」さんの前あたりで待ち構えていたのだが、撮影失敗。急いで追いかけて追い抜いて連写。
私に気づいてくださって、しんどいところなのに声までかけてくださった。ほんとうに感じのいい美人ランナーさんです。廉もああいう人を見つけえよー。
今年は少し痛めておられるところもあったせいか、例年より少しタイムは悪かったようだ。それでも後で調べてみると4位入賞。立派です。
「この写真、千鳥のおかみさんに送っておきますねー。」
5kmの表彰のアナウンスがあったので、大会本部へ。
晴れがましく表彰してもらえるのは優勝者のみ。2〜6位は横のテントで賞状と賞品を受け取るだけ。渡す係の方が拍手をしてくださったが、ちょっとさびしい。
でも、中央の醤油樽の前で写真をお願いした若者がすごくうらやましがってくれた。赤の他人のオッチャンに気を使ってくれて、ありがとね。
さあ、あとは愛媛のお得意様親子。
息子さんは10km。お母さんはハーフに出場されている。
ところが、息子さんはランシャツランパンの色まで聞いていたのに見つけることができなかった。ずっと立ち続けて目を凝らしていたつもりやったのに・・・。ああ、途中でまた雨がきつくなってきてかさを取りに行った時があったなあ。あの時?
お母さん、見っけ。
「最近は全然ダメ」とおっしゃっていたが、すごく楽そうに走っておられるように見える。
背筋がピンと伸びたきれいなフォーム。
私もお手本にしたいくらいです。
「親子で京都キャロットのおそろいのウエアかい! 写真撮っといたろ。」
喜ぶ母、逃げ惑う息子。
雨もやんだので、クーリングダウンへ。
12時25分坂手港に到着の「さんふらわー」が見えた。
もうすぐ交通規制解除だが、ハーフのランナーはまだまだ尽きない。
口の黒いワンちゃんが、「小豆島雑種犬サファリパークに来ませんか」と誘ってくる。
「いやー。この白い子犬ちゃんは近よってきてくれるやん。」
少し離れたところから子犬の泣き声が。
その声を頼りに奥に進むと、子犬がいっぱい。
「あー、ここは天国じゃー。」
ほんまに、「ハイエナ牧場+雑種犬サファリパーク」でけへんかなあ。
大震災の心理的影響が及んでいるのか、去年より大幅に売り上げが下がってしまった。
廉が予定通り10kmレースに出て優勝でもしておれば、多少売り上げが下がろうがどうってことなかったんやけど・・・。
「いらっしゃいませー」と大きな声を出し、しっかりと働く廉。
さすが、ますみさんが一人で生んで一人で育てただけのことはある・・・、てか?
土庄の「マルナカ」さんでお買い物。
私は、(パジャマ×2)+(半ズボン×3)で合計5000円ほど。
「やすっ!」
大部港からフェリー。
乗ったところで、ヨメさんが「カバンがない。」
いろいろ話して、やっと分かった。後片づけの時、車にのせてあったヨメさんのカバンを私がいったんおろした。帰り、3人がゆったりと乗って帰れるよう整理したつもりだった。最後に出発する時にきちんと確認すべきだった。
大会事務局(町役場内)に電話。しばらくすると、見つかったとお電話をいただいた。ヨメさんの鍵の束やケイタイの充電器などが入っている。宅配便の着払いで送ってもらうことになった。
「あー、ヨメさんにさんざんしかられましたわー。」
日生港に到着し、そこから山陽自動車道・赤穂ICへ。
入ってすぐの竜野SAで夕食。
ヨメさんは、めずらしいメニュー「トマトラーメン」。
「廉もちょっと食べてみるか。」
「あー、そのおつゆのふたに入れよー」とヨメさん。
「なつかしいなー、それちっちゃい時ようやったなー」と私。
昔なつかしい場面が再現できて喜ぶ母、とまどう息子・・・でした。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
2011年05月22日(日)
第34回小豆島オリーブマラソン [ランニング・出張販売]
「今日は抜群の気象条件やから、20分は切らんとな」と廉。
「いや、今日は『あんも追悼記念マラソン』やから。じっくりと走るわ。2週間まったく走ってへんし」と私。
じゃじゃ降りの中のスタート。
スタート直後、いきなり息が苦しくなった。
1km地点、3分45秒。
しんどいはずや。じっくりと行くはずやったのに、意気込みすぎ。
2km地点、8分01秒(4分16秒)。
小さな坂越えがあったので、この失速は仕方ない。
女子のトップ選手にも抜かれてしまった。
折り返し点、9分56秒。
これはまたしても、ゴールは悔しい20分ちょっとか。
それに、おり返してくる50代ランナーを数えたら、私の前に6名。何とか1人追い抜かないと入賞できない。
3km地点、11分49秒(3分48秒)。
かなりスピードアップしているはずだが、前のランナーに追いつけない。
しかし、このあとの上り坂でがんばった。50代ランナーを追い抜くことができた。
4km地点、16分05秒(4分15秒)。
帰りの坂越えでペースダウンとなったが、それでも前を行く一度は抜かれた女性のトップも追い抜き・・・。
最後の1kmを3分54秒以内で、「飛ばせ!」
残り500mほどの「京都キャロット」出店場所前でも、笑える余裕。
最後の最後のゴール前直線は、神がかり的なスピードだった。
ゴール、19分51秒(3分45秒)。
「やったー! あんものおかげやー。」
自然に両手が合わさった。そして、涙がちょっとポロリ。でも、みんな雨にぬれているから目立たない。
そのとき、天の声。
「なにメソメソしとんね! いつまでも、『あんも、あんも』ゆうな!」
そう、その通り。これで一つの区切りができた。
記録の出やすい冬場にもどうしても出せなかった5km19分台が、いともあっさりと出てしまった。それも、2週間練習なしだというのに・・・。
これは、今の自分実力以上の力が出たと言うしかない。たぶん、当分5km19分台は出ないだろう。
「あんも、さまさま。」
6位入賞だと思っていたら、私の数えまちがいで5位だった。ぎりぎり入賞の6位ではなく、5位だとちょっと胸がはれる。
さあ、これで次の目標は何にしようか知らん。
(注)まだ、続きます。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 6 )
2011年05月21日(土)
第34回小豆島オリーブマラソン・前日受付 [ランニング・出張販売]
この大会は、金曜から現地入り。
毎年お世話になっている「千鳥」さんに今年も宿泊。そのため土曜の朝も余裕。朝ごはんをゆっくり食べ、散歩をする時間も取れる。
「いつも裏山で泣いてるワンちゃんら、今年もいるかなあ・・・。」
歩いてすぐのところに、「いましたー」。無防備にゴロゴロと寝ていた。
でも、私が近づくと1ぴきは家が建て込んでいるほうへ。
あとの2ひきは山側へ。
おっと、このわんちゃん西表島の「クーちゃん」にそっくり。目がパンチドランカー系。かわいすぎる。
こっちは耳ペッタン。
相手に警戒されない距離というのが、私もだんだん分かってきた。
ちゃんとこっち向いてくれてくれて、ありがとね。
9時過ぎ、受付会場である小豆島バス坂手車庫に。
受付は11時からなので、開店準備も余裕。今回は廉も手伝いに来てくれたことだし、私はそこらをうろうろ。
「いや、ネコちゃん。」
カメラを取り出したら逃げようとしたが、そこからが私の腕の見せ所。
「写真撮るだけやし・・・、なーんも悪いことせーへんし・・・。」
ネコも話せば分かるみたい。
トイレへ行って戻ってきたら、まださっきのネコちゃんが。
場所は移動しているのに、体勢はさっきとまったく同じ。この姿勢が気に入ってんのかなあ。
3人で準備すると早い。
今日は天気もよさそうだし、前日受付にたくさん来てくださいますように。
お昼ごはんは、毎年恒例の「鯛安」さんのにぎりずし。
このおすしが楽しみで、ちゃんと前の晩から予約の電話を入れてある。
毎年、フラフラ歩いてるワンちゃんを見るんですけど・・・。
なんか笑ってるみたいやし・・・。
全然やせてへんし、野良犬ではないみたい。
トイレの近くにもフラフラ歩いてるワンちゃん。
ちゃんと首輪をして、名札のようなものも付けていた。
うーん、ふしぎ。
メイン会場近くにも、フラフラ歩いているワンちゃんが。
口が黒くて、うちのきくに似ている。ええワンちゃんです。
もっと向こうにワンちゃんの影が見えたようで・・・。
そうや、私の夢はうちのいなかに「ハイエナ牧場」を作ること。でも、ヨメさんが「いなかは冬、雪も積もるしハイエナがかわいそう」と言う。ほんなら、この小豆島はどう? ぬくいしちょうどいいかも・・・。
あの丘の上に見える「小豆島パークホテル」の跡地なんか、その候補地としてピッタリやね。近くに人家がなくて迷惑かけることもないし・・・。
そこにハイエナを誘致して、雑種の犬とコラボ。
ハイエナを何匹もそろえることはむずかしいやろうし、雑種の犬にも協力してもろてやね、いっそのこと「ハイエナ+雑種犬サファリパーク」ってどうでしょう。あー、ワクワクしてきたー!
ところがところが、「雑種犬サファリパーク」みたいなとこはすでにありました。くわしく書くと、このワンちゃんたちに受難が及ぶ可能性があるのでここまで。
あとは写真を見て楽しんでください。
大会参加申し込み者は5200名。しかし、前日受付にはあまり来られなかったようで、今までで一番ヒマ。
ということで、今日もワンちゃんなみにフラフラしていたパオパオでした。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
【 過去の記事へ 】