2010年12月23日(木)
2010万博クロスカントリー [ランニング・出張販売]
廉と真樹、二人がそろって出張販売について来てくれたのはいつ以来だろう。一年の最後の大会で、家族4人がそろった。
二人が笑っているいい写真が撮れた。もうそれだけで、今日の大会はいい大会だったと言える。
今日は時折小雨はぱらついたものの、気温はさほど下がらず、この時期にしてはいいコンディションだった。それは走るにしても販売をするにしても。
毎年楽しみな箕面自由学園のチアリーディング。
今年は例年に比べるとちょっと時間が短かったような・・・。
でもすごかった。楽しかった。ワクワクした。
今日は「ミズノ」さんから一人助っ人に来てもらっている。
だから、10kmに出場するヨメさんと廉の写真を撮りに行くこともできる。(私は今日は不出場。)
陸上競技場スタートゴールという大会はそうそうない。市民ランナーも競技者気分を味わえる。
競技場を出て少し行ったところにある売店前で、廉、みずぽん(廉の陸上部の仲間)、ヨメさんを待った。
廉がこの10kmコースをどれくらいで走れるのか。まるっきり予想がつかなかった。
私の記録が、一昨年51分02秒、去年53分18秒。平地なら45分くらいなので、10%〜20%ほどタイムが落ちている。いくら走りにくいコースとは言え、これはかかりすぎ。私は10kmより長いのではないかと疑っていた。
私の落ち具合を廉に当てはめると、廉は38分前後?
みずぽんさんからは、「厳しい顔で走っている写真はちょっと・・・」と言われている。この横顔ならだいじょうぶ?
ヨメさんは、スタート直前に「制限時間70分」を知る。最近のスピードから考えると、75分から80分はほしいところ。でも、もうスタートしたからには70分をめざして走るしかない。
それともう一つの目標。同時スタートする廉の倍の時間以内にゴールすること。そうすれば、5kmを2周するこのコースで廉に1周抜かれという屈辱は避けられる。
さて・・・。
スタートから34分ほどたった。
私の予想ではまだまだ廉は帰ってこないはず。しかし、売店前を通過していく何人ものランナーの姿が見えた。
「ひょっとしたら・・・」
急いで人垣に近づくと、来た来た廉が。
「れーん、ラスト!」
かなり前のほうで、タイム的にも遅くはない。
その時すぐ横にいた「天王寺高校」の美人陸上部員に聞いてみた。
「今何位くらいか分かる?」
「15位です。」
「ありがとう。」
廉のゴール後聞いてみると、ゴールタイムは36分29秒。このタイムということは、このコースは10kmより長くはないのか。私が苦手なコースであっただけということか。
そこから10分ほどあと、横断橋を越えてくるみずぽんの姿が見えてきた。
私はしっかり写真を撮ろうと思う人ほどうまく撮れない。今回のみずぽんもその口になってしまった。ピンボケピンボケ。でも私は近眼なので、ちょうど実際に見えたのと上の写真が同じ感じ。
「えがおー、えがおー、みずぽーん!」
と言ったつもりだったが、最後は「みずぼん」になってしった。
途中お腹が痛くなってしまい、そうとう苦しんだゴールとなったらしい。「12月生まれの末っ子はかしこいでー」と勝手に仲間に引きづり込もうとしていたが、このコースが苦手というとこまで似んでも・・・。
ただ、勝手にライバル視させてもらっている私としては、一挙に離されてしまうとガックリくる。今日くらい手加減してくれると、ひょっとしたら追いつけるかもと思ってしまう。
「おっちゃんは、負けへんでー!」
横断橋を渡りきったところの頭上にモノレールが走る。
このコースは、陸上競技場、石畳風道路、アスファルト、芝生、土道、落ち葉道、それに加えてモノレールのまたくぐり。これぞ難コース。
この大会でいつもお会いする朝日啓介さん。
「あさひさーん、前にお聞きした住所、やっぱり覚えられませんでしたわ。ゴールしやはったら、住所教えてくださいねー。」
「あー、ありがとう。」
前に走っておられる写真をお送りする約束をしていたのだが、まだ送れていなかった。
まあ、それにしてもほれぼれするようなきれいなランニングフォーム。朝日さんの無駄な力の入っていないフォームは、みなさんのお手本になると思う。
その2分ほどあと、ヨメさんの姿が。
「えっ、まだ1時間5分ほどやで・・・。どしたん?」
この走りにくいコースをこの時間で戻ってこれたら、チョーチョー上出来。
前にいた人にも追いつき・・・。
競技場に入るとラストスパート。
「ゴールはバンザイやでー。」
私の指示どおり、笑顔のバンザイゴール。
1時間08分51秒。私の予想より7分ほど速い。立派!
(ただし、廉には1周抜かれ。)
これで、あとはお昼ごはんを食べて後片づけだけ。
うちのテント近くに、黒ラプちゃん。去年もつながれていた黒ラプちゃんとちゃうやろか。
そろそろ片付けようと思ったが、うちのお向かいの豚汁テントに長蛇の列。これはもうちょっとうちも店を出しとかんと・・・。
来年11月10日に、「第1回大阪マラソン」が開催されるらしい。出てみたいけど、「南紀日置川マラソン」と重なるから無理か。
今日の笑い話。
「パオパオ、缶ジュースあけて。」
「おう、真樹。今、パオパオを頼ってくれるのは、地球上で真樹だけやど。」
「そやて」とヨメさん。
私は久しぶりに走らない出張販売。いつもなら物足りないのだが、家族4人そろって出かけられたことがよかった。そういう意味で、思い出に残るいい大会になった。
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2010年12月16日(木)
びわ湖クロカン・ハイライト [ランニング・出張販売]
12月12日のびわ湖クロカンでは、写真を170枚ほど撮った。その中で一番のお気に入りは、上の写真。3部女子(中学生)3000mをぶっちぎった高松望ムセンビ選手。
実はこの写真、偶然撮れたもの。
3000mコースの1800m付近。コース上で最も幅が広く直線が続くところ。私は高松選手を撮ろうと、カメラをかまえて選手が来る方向を向き待っていた。
「誰? 知り合い撮ってんのん?」と走友・森さん(滋賀の中学校教諭)。
「そうや。高松望ムセンビちゃん。」
「えっ、どんな関係?」
「あの子のお母さんがな、ボクのブログ見てくれてはんねん。」
「・・・」
「それだけやけど・・・、なにか?」
「あっ、この子ちゃうん。」
「ほんまや、えらいこっちゃ。」
気がつくと、最も内側を走っていた高松選手が、応援の人垣の影から突然現れた。あわててシャツターを押したが近すぎてピンボケ。せめてうしろ姿だけでもと思ってとっさに撮ったのが上の写真。
「きれい」
このひと言につきる。
実は、朝早く、高松望ムセンビ選手のご家族が「京都キャロット」の出店テントにごあいさつにこられた。
「お久しぶりです」とお母さん。(2年前のこの大会で、お母様のほうから「いつもブログを見せてもらってます」と言ってこられたのだ。)
「しばらくお目にかかれませんでしたけど、ブログはずっと見せてもらっています。お兄ちゃん、陸上部に入られて楽しみですね。お母さんも走られてますしね。」
「ありがとうございます。こちらのお母様は走られないんですか。」
「ええ、私はまったく。」
廉が大学から陸上部に入ったこと、ヨメさんがこのごろちょこちょこと走っていることを知っておられる。これは、まちがいなくブログを読んでおられる。決してお愛想で言っておられるのではない。ありがたい。こんなご家族は応援せずにはおられない。
結果は、10分17秒。2位とは21秒の大差。
これでもたぶん本人は満足していないと思う。2年前、小学生女子の部で優勝した時、「男子優勝者のタイムより遅かった」と悔しがっていた。そんな頼もしい子ですから・・・。
レースが終わり、帰られるときにも高松選手のご家族とお会いした。
「またたくさん写真撮らせてもらったんですけど、私のブログに載せてもいいですか。」
「どう?」
お母さんは即答せず、高松選手本人に返事を促された。
「はい、いいです。」
高松選手は、はっきり大きな声で答えてくれた。
いいお母さんや。でしゃばらずに、本人の気持ちや考えを尊重しておられる。見習いたいなと思った。
「私が行く先行く先にお父さんも先回りされていて・・・。」
よく考えたら当たり前のことで、家族でもない私がうろちょろしてジャマだったかもしれない。
でも、できればこれからも高松選手のかっこいいランニングフォームを写真に撮らせてくださいね。
2部女子4000mに出場していた塚本彩子選手(京都文教高)。
今年の3月まで真樹の中学校のクラスメイトだった「あーちゃん」。高校から陸上部に入り長距離に取り組んでいる。
走っている写真を撮りたかったのだが、間に合わなかった。ゴール直後の一枚。
「あーちゃん!」と呼んだら、にっこり。
2部女子4000mは、私の出た2部男子8000mの1周目とまったく同じコース。
あーちゃん17分09秒、私の1周目17分58秒。これは、競ったら負けるかー。
腕上げたなー、あーちゃん! おっちゃんも、まだまだ負けへんでー。
1部男子ジュニア5000mに出場した藤井廉選手。
5000mトラックのベストが16分10秒なので、この芝生のコースでどれくらいで走れるか楽しみだった。
結果は、17分42秒。165名出場中の91位。やはり、かなりきつかったようだ。
ほとんどが高校陸上部の選手。大学生の多くは8000mのほうに出場していた。でも、ここで得したことが・・・。高校陸上部は当然茶髪禁止でしょう。廉は茶髪なので、大勢の中から見つけやすいったらありゃしない。
息子が必死で走っているとき、父親はこんなことを楽しみながら写真を撮っている。へへへー。
1部女子ジュニア4000mに出場した岩内紗絵選手(桂高)。
お父さんと知り合いなので写真を撮らせてもらった。
ゴール直後。
「お父さんの友だちです。写真撮らせてもらったんやけど、私のブログに載せていいですか。」
「はい、ありがとうございます。」
ゴール直後だというのに、ほとんど息が乱れていない。この子はまだまだ伸びる。その時、そう思った。
桂高校のユニフォームが上位に次々と入ってきていた。強い人たちの中でもまれて、さらに強くなっていってほしいと思う。できればずっと続いている立命館宇治高の牙城を崩してほしい。
このあと私が「京都キャロット」の出店テントを一時離れている時に、あいさつに来てくれたそうだ。礼儀正しく、いつもニコニコしている感じのいい子。これからも応援させてもらいます。
高校卒業後は、ぜひ京都府立大学へ!
4部男子(小学生)1000mに出場した恵藤嶺選手。
私の甥の次男です。4年生なのに、5、6年生の中に入ってしっかり走っていた。4分17秒。
「れいー」と呼んだら、すぐにこっちを向く余裕があったので、まだまだだいじょうぶ。これからも楽しく走ってや。
3部男子(中学生)3000mに出場した恵藤陸選手。
私の甥の長男です。まだ中1。しかし、今年の2月の「京都市小学生大文字駅伝」の時に見たよりはるかに力強い走りになっている。11分10秒。
陸の中学校は、女子が全国中学駅伝大会出場を決めた。来年は、男子もたのむでー。
ということで、私は写真ばっかり撮って仕事をほとんどしていない。そんな私なのに、ヨメさんはめずらしく私の走っている写真を撮ってくれた。ありがとね。
ただやりなれんことをするから、レンズカバーが開ききってないことも気づかなかったみたいやけど・・・。
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2010年12月13日(月)
第22回全日本びわ湖クロスカントリー・続き [ランニング・出張販売]
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2010年12月12日(日)
第22回全日本びわ湖クロスカントリー [ランニング・出張販売]

今日のトップ写真に予定していたもの。
廉の1部男子ジュニア5000m。
あーちゃん(真樹の友だち)の2部女子4000m。
岩内さん(私の友だちの娘さん)の1部女子ジュニア4000m。
嶺(甥の子)の4部男子1000m。
陸(甥の子)の3部男子3000m。
高松望ムセンビさんの3部女子3000m。
いやいやー、これが大逆転。
「アンタの写真も撮ったったで」とヨメさん。「廉の写真撮るついでにな。」
「いや、ますみちゃんの愛情をひしひしと感じる今日この頃・・・。」
「あんなあ・・・、ええかげんにしいや。うちとこと○○さんとこと、どっちが夫婦の危機が迫っとるかなあ・・・。まあ、うちやな。」
えー、ななんで写真の話がそんなとこにー。
さて、私が出場したのは2部男子A8000m。
2部は陸連登録をしていない人むき。森の中にも入っていく4000mのコースを2周。
2008年、18分05秒+18分25秒で36分30秒。
2009年、18分30秒+19分30秒で38分00秒。
今年は廉がついてきてくれたので、ウォーミングアップの仕方を教えてもらった。
スタート1時間前くらいに20分ほどジョグ。そのあと「流し」を5本ほど。
「その『流し』って、ナニ?」
「青ちゃんがレース前にやってたやろ。8分くらいの力でダッシュするやつ。」
「はあーはあー。」
分かったような分からんような。
とりあえずジョグ。
昨日インターバルをやったので足が重い。廉から、「レースの前の日にインターバルなんかしたらあかん」と言われた。もっと軽い練習でないとあかんらしい。
10分ほど走ったらお腹ゴロゴロ。トイレへGO!ジョグは予定の半分で終了。
「流し」と言われてもよう分からんので、廉の陸上部の青ちゃんのマネ。上り坂をガッガッと。オッサンが一人黙々と走っている姿は、たぶん不気味。
これから短い距離のレースは真剣に走るということで、ウエストバックにカメラというスタイルは封印。
スタートから積極的に行ったつもり。1周目17分58秒。
2周目はさすがにバテたが、しんどくなった時は昨日の宝ヶ池の走りを思い出した。ラスト1kmのところで、廉からひと声。これは効いた。2周目18分41秒。
トータル36分39秒。やったー、2年前のレベルに戻ってる。
これからも廉に相談にのってもらって、短い距離のスピードに磨きをかけていこう。
(それにしても、ヨメさんが撮ってくれた写真が、お腹の出た私の兄にそっくりでビックリ!)
(注)まだまだ、続きます。
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2010年11月29日(月)
第31回瀬戸内海タートルフルマラソン・続き [ランニング・出張販売]
折り返して最初に会ったワンちゃん。
道の反対側だったが、もうだいぶ対向ランナーが減っていたので横断させてもらった。
「もみじ・メス・6歳」
ちょっとビビッていたが、かわいいワンちゃんだった。
15km、1時間15分01秒。
この5kmは24分34秒。いやー、ええ感じやん。
あそこのちょっとへっこんだところに・・・、おったー。
「れいらちゃん、ずっと応援してくれてんのー。ありがとね。・・・すいません、さっきも撮らせてもらったんですけどもう1枚写真撮らせてください。」
「あっ、ありがとうございます。」
「(バチリ!) ブログに載せさせてもらいます。」
「はい、どうぞ。」
よっしゃー、残り5kmちょっと。飛ばすぞー。
と思ったが、きつい向かい風。思うように体が進まない。
残り2kmあたりは、右手に湾が見え気持ちよく走れるところ。しかし、やっぱりきつい向かい風。
この給水所のきれいどころはカメラに収めておかなくては。実はいったん通り過ぎたのだが、思い直して写真を撮りに戻った。(そこまでせんでも、とも思ったが・・・。)
20km、1時間40分52秒。
この5kmは25分51秒。ここはガクンと落ちてしまった。
でも、残り1.1kmやん。きばらな。
ここまできたら、残り200mちょっと。
応援の方もぐっと増える。
人ごみの中をゴールという感じ。
ここはかなり晴れがましい。
私のゴールは、1時間46分28秒。
ハーフ男子50歳〜65歳の部、53位(312人中)。
ヨメさんにお願いして記念撮影。
「10km出てたときはずっと何か賞品(飛び賞)もらえてたんやけどなあ。今年はあかんかったわ。やっぱり10kmのほうが人数少ないし、当たる確立高いんかなあ。来年は、また10kmに戻すか。
まあ、今年はかわいいワンちゃんの写真がいっぱい撮れたしよしとするか。」
そのあと、「ずっと近くを走っていた者です」と言いに来てくださった方があった。「犬がいるたびに写真を撮られてたでしょう。そしてそのあとすぐまた追いついてこられて・・・。」
変なオッサンと思われてへんかなー。
絶対もらえない優勝の盾も写真に撮っておいた。小さな男の子がうらやましそうにさわっていたのが印象的だった。
男女総合優勝は、なんと去年と同じメンバー。
男子は大阪の蔵本さん、女子は愛媛の村上さん。
蔵本さんの優勝タイムは、2時間46分とか。去年より8分速い。
このアップダウンの多いコースでは驚異的といっていい。すごいです。
村上さんの優勝タイムは、3時間2分。こちらも去年より5分も縮めておられる。
今年は去年よりコンディションがよかったということでしょうか。
帰りは無事、大部港17時10分発のフェリーに乗船。
山陽道・三木SAで夕食。
ここのレストランは宝塚阪急ホテルの経営で、ちょっと上等だった。私は鍛冶屋ラーメンと鶏肉丼、ヨメさんは鯛と蛸のお茶漬け。ちょっと変った物が食べられてよかった。
ゆっくりしていったので、かえって渋滞がなく、思ったより早く家に帰ることができた。もううちの子どもらも大きくなっているので、あわてて帰らんでもええのかな。それやと楽なんやけどなあ。
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2010年11月28日(日)
第31回瀬戸内海タートルフルマラソン [ランニング・出張販売]
朝6時。まだ暗い中、会場に到着。
例年だとうちが一番乗りなのだが、今年は別のスポーツ店がこの時点でもうほとんど出し終わっておられた。「えらい意気込みだっせー。」
そら商売も大事やけど、マラソン大会に多少とも関わっている者ならその全体を見渡すような余裕も持ってほしいねえ。その大会の中身をほとんど知らないような業者が多いような気がしてならない。
さあ、ブラスバンドの行進だ。これは写真を撮っておかなくては。
ブラスバンドの先導をされているのは、土庄町役場の山神さん。いつもいつもお世話になっています。
この演奏をきっちり見た人は、レースのほうもきっちり走れます。まちがいない!
以前は一度フルに出て、その後はずっとハーフに出ていた。でもこの大会に10kmの部ができてからは、ずっと10kmに出ている。しかし、それもあきてきたので今年はハーフに出ることにした。
ここでは久しぶりのハーフなので、特別な目標はなし。海岸沿いのきれいな景色を楽しみにして走って行きたい。
9時半にフル(1064人のエントリー)がスタート。
その10分後、私たちのハーフ(1051人のエントリー)がスタート。
そのまた10分後に、10km(722人のエントリー)のスタート。
スタート直前に大変なことに気づいた。
「ウエストポーチ、わすれー!」
写真撮りながら走るんが私の「うり」やのに・・・。
もう手に持って走るか。でもいつもの10kmやったらそれもできたけど、ハーフは2時間近くかかるからなあ。肩こるちゅうねん。
うちの店で売ってるのをもらおうと思ったが、ヨメさんが却下。しゃーない。ビニールロープを腰に巻きつけ、それにぶら下げて走ろうっと!
スタートしていきなり、前にぶら下げたカメラがちょうど股間にあたり・・・ヤバイッス!
1kmちょっと行ったところで、かわいいワンちゃん発見。
腰にぶら下げたままのカメラで取れるかどうか試してみたが、まあまあいける。
「さくら・メス・3歳くらい」
ありがとね。走り出して最初に会ったワンちゃんがかわいいと、絶対に気持ちよく走れる。
最初の急坂で、またかわいいワンちゃん。ちょっと上等系だったが、行ってまえー。
「めぐ・メス・9歳」
「もうおばあちゃんなんですよ」と飼い主さんが行っておられた。
「そんなことないですよ。元気にほえてますやん。」
(写真の横に写っているのは私の指。カメラを腰にぶら下げたまま撮ると、こういうことになります。)
もうすぐ5kmというところで、またまたかわいいワンちゃん。
「いやー、かわいいワンちゃんですね。写真撮らせてくださいね。」
「はい、ありがとうございます。」
「(パチリ!) ちょっとさわらせてもらってもいいですかー。」
「はい。」
そばに行って口の周りをさわらしてもらって、ハタと気がついた。「(盲導犬やん!) ごめんね。お仕事中やったんやね。・・・すいません。」
「れいら・メス・7歳」
帰りもいてくれたらうれしいんやけど・・・。
5km、25分37秒。
キロ5分ちょっと。腰にぶら下げたカメラがそこらに当たって痛い割にはまあまあか。
いやま、またかわいいワンちゃん。すごくおとなしくてちょっとビビリンチョのワンちゃんだった。
「くーちゃん・メス・3歳」
次の上り坂の上り口。
目がくらむようなかわいいワンちゃん2ひき連れ。ご夫婦が1ぴきずつ連れておられた。
「ぽっぽとらん・両方メス・歳はもうだいぶ・・・」
ここからの上り坂、がぜんパワーアップ。前を行く人をどんどん追い抜いていく。ガッガツガッと力強い走り。こんな感覚何年ぶりやろう。
10km、50分27秒。
この5kmが24分49秒。坂がきつかったにもかかわらずだいぶスピードアップしている。これは、ぽっぽとらんのおかげやね。
気持ちよく折り返して、さあ後半。
(注)後半に続く。
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