2009年05月03日(日)
第28回マラソンに挑戦する会・前半 [ランニング・出張販売]
今日のトッブ写真は、これですね。
参加者の最年少、島崎はなちゃん・3歳です。
朝5時半起き。
会場は金沢市の真ん中を流れる犀川の大豆田橋。前日、能登谷さんに教えていただいたのだが、ここは「大豆田」と書いて「まめだ」と読むらしい。
この橋をスタートし、上流側1km下流側4kmを往復すると10km。私が走るフルは、ここを4周し、あと2.195を走る。
5kmからフルまで5種目に700人以上の申し込みがあったそうだ。近年では最高の数らしい。
心配していた雨はだいじょうぶそう。ただし、今日は強風が吹く予定。
私の今日の目標は・・・。
実は、この大会は、一年で最も重視している大会。
あわよくば目標→フル3時間30分台。
最低目標→4時間切り。
現実的な目標→去年(3時間48分)よりちょっとでも早く。
8時、全種目一斉スタート。
スタート直前、トイレに行きたくなった。しかし、かなりの人が並んでいる。
スタート1分前くらいになって、やっとすいてきた。「行けー!」
トイレに入っているとき、「スタート30秒前」のコール。「ギリギリですやん。」
急いでスタート地点へ。スタートの合図とともにストップウォッチを押した。と思ったら、押せてませんでしたー。
それでも、スタート直後に雑種犬に遭遇。これは、ラッキー。これで、絶対最低目標の4時間切りは確実。
「ワンちゃんの写真撮らせてください。」
「へー、写真に撮ってもらうほどの犬でもないけど・・・。」
「そんなことありませんて。めちゃくちゃかわいいですやん。」
私が10年以上前、フルを3時間半くらいで走っていた時、たいてい前半と後半に30分近くの開きがあった。極端に言うと、前半1時間半、後半2時間。これではねー。
今はだいぶスローペースを続けられるようになったので、前半1時間47分、後半1時間52分をねらう。その差が5分以内なら理想的である。
ただし困ったことに、ストップウォッチを途中から押したので、正確な時間が分からない。何べんも、横を走っているランナーに、「今、どれくらいたってます? 時計、押し忘れたもんで・・・。」と話かけさせてもらった。すんません、うっとしかったでしょう。
この大会では、小さな子とその親御さんのペアをよく見かける。去年もたくさん写真を撮らせてもらった。
今日はかなり本気モードなので、写真撮影は必要最小限と思っていたが、ワンちゃん・小さな子・きれいどころ(?)の三つはどうしても外せません。
とか何とか思いながら走っていたら、出たー、2頭だて。両方柴犬。雑種やったら、もっとうれしかったんですけど・・・。
左、リュウ・オス・2歳。右、ミミ・メス・4歳。
最初の5kmが26分くらい。このままのペースで最後まで走れたら、ぎりぎり3時間40分が切れる。でも、それは無理ちゅうもんや。前半で、ちょっとでも貯金作っとかんと・・・。
あっ、さっきお父さんにだっこされてたかわいい子。
「すんませーん、写真撮らせてもらっていいですか。ブログに載せたいんで・・・。」
「いいですけど、走ってると言えるのか・・・。」
「いやー、ちっちゃい子が参加してくれたら、ものすごみんなのはげみになりますよ。」
給水係さんからも、「そうそう」の声。
私はこの給水係さんを、金沢中央走ろう会の「きれいどころ」と呼んでいます。
ここでひと言ふた言しゃべることが、どんないい気分転換になっているか。
今日は例年とちがい「京都キャロット」のユニフォームではなかったが、ほとんどの方が私に気づいてくださった。
長く行かせてもらっていれば、顔も覚えてもらえます。ああ、ありがたや。
第2給水所では、山本利枝さんの姿が。今日は走られず、給水係のお仕事をしてくださるようです。
スタート前にちょっとしゃべったのだが、「乗鞍天空マラソン」の新コースを走ってこられたそうだ。私も去年はごいっしょさせてもらったのだが、今年は「SAIKOロードレース」と重なってしまって行けない。残念! すごくきれいな気持ちのいいコースで、今年も楽しみにしてたのに・・・。
さて、前半は・・・。
1時間49分くらい。だいたい初めに作ったペースのまま来ているようだ。貯金は作れなかった。
この時点で、3時間30分台は絶望。ただ、ここでダラダラしてしまうのではなく、「後半の落ち込みを5分以内におさめる」というもう一つの目標をしっかり忘れずに走る。
ただし、ワンちゃん・ちっちゃい子・きれいどころを写真に撮るのは忘れずに!
(注)後半へと、続く。
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2009年04月26日(日)
第12回日吉ダムマラソン [ランニング・出張販売]
今日は一風かわったところで・・・。
嵐のような風雨の中での後片付けが終わった後、「スプリングひよし」のレストラン桂川で遅い昼食をとった。
食後、横の売店で素敵な本を見つけた。「平成落書たんたんたかたか」。著者・しおがいふみあき氏は、日吉町在住の芸術家らしい。
立ち読みしようとして、パラパラとめくってみた。「あっ、こんなんすき!」
「メダルを百個もらうより友だちのほうがずっといい。」
「合うときばかりじゃありません それでいいんだ人生なんて」
「『相手の身になって』というのがいつのまにか死語になりました 数年前から『私はこういう人やから」が大手を振ってます。」
買おうかどうかと迷ったとき、最後のページをめくってみた。
もし憲法が変われば、
誰かのためかも判らない紛争や戦争の
道具として、家族や友人や、これまで関わってきた
生徒たちが、まるで湯水のように注ぎ込まれるだろう。
そんな姿、わたしは絶対に見たくない。
だから、今、
出来ることをやっておきたいのです。
著者
これは、買いです。
花背別所町に住んでいた2年前まで、この大会が一番近い大会だった。京北町を通って、日吉ダムまで約50分。受付が9時からと遅いこともあって、余裕を持って行ける。
今は、それプラス30分。それでも1時間20分ほどで行ける。楽。
朝から、たたきつける雨と強風。
出来るだけ商品をぬらさないように、気をつけながら商品を並べる。
朝からあいさつに来てくださった方。
中村智明さん(京都ランナーズ)。
原田尚浩さん(京都ランナーズ)。
岩田徹さん(京都走ろう会)。
山本祥三さん(京都走ろう会)。
さすが、地元京都です。足元がワカメみたいなコケ状のものと鹿のフンで歩きにくいのに、雨の中わざわざ来てくださった。
11時、最初の種目ハーフがスタート。
最近のマラソンブームに乗り、この大会のハーフも1000人を越えた(男子908人、女子179人、計1087人)。
先ほどあいさつに来てくださった方たちも、みなハーフ。私も本来ならハーフに出るところだが、前日の33kmのダメージを考慮して10kmにしておいた。
出来たらキロ4分半、10km45分くらいでゴールしたいなあ。今の私のレベルでは、キロ4分半を切るペースが真剣ライン。それを越えると、オチャラケペース。
今日はよっぽどカメラを置いていこうかなと思ったが、やっぱり何と出くわすか分からんしカメラ付きで走った。
4km付近だっただろうか、私の横をスッと抜いていく女性ランナー。
「なんやねん! 負けられっかー!」ちょっと私の闘争心に火がついた。
ところが、この女性ランナーがしぶとい。全然離れない。それどころか、私の苦手な上り坂では先行するありさま。
「くっそー、絶対負けへんでー!」
この二人のバトルは、けっきょく9km過ぎまで続いた。すぐ近くで息づかいが感じられたのでまちがいない。
9km、39分49秒。
最後のきつい上り坂も、「あの彼女に追いつかれてたまるかい!」とがんばり、4分57秒。ゴールは、44分46秒。前日に33km走った割には上出来です。
これはひとえに競ってくれた彼女のおかげ。しかしゴールしてすぐ後ろに来ているものと思っていた彼女は、最後の1kmで失速したようでした。
しばらくしてゴールした彼女に、「最後は・・・?」と言ったら、「ありがとうございました」とひと言。やっぱり、むこうも私を目標にしてくれてたんや。「?9205」さん、アグレッシブな走りをありがとう。(たぶん、彼女は女子の4位だと思う。)
今日は、「ランナーズ9の会」の仲間に二人すれちがった。二人とも、すれちがいざまにタッチさせてもらった。
今日はこの3人の中では、私が先着。ちょっとは目立ったかなと思ったが、コースはダムの周り。応援の人はまったくなし。ええい! がんばったのに・・・。
ゴールしたあとジュースを買いに行こうとしたとき、その「9の会」の仲間に声をかけられた。
「私、藤井さんのブログ見て『9の会』に入ったんですよ。」
ほー。たぶん、「篠山マラソン」の記事のことですね。
「ランナーズ9の会」の番号では私の二人前、京都の「がんちゃん」。これからもよろしくお願いします。
雨風強く商品もぬれてしまい、売り上げもさっぱりだったが、今日もいろいろな人と話せてよかった。
レースでは久しぶりにちょっとムキになり、ダム上のこいのぼりの写真などが撮れなかった。
まあ、こんな日もあるわいな。
【追加】 「ワカメ」ネタ
ゴールしてだいぶたち、10kmの表彰のアナウンスが聞こえてきた。
「1位 ○○○○さん、2位 橋本猛志さん、・・・」
「あー、折り返しで見たときは二人で大接戦やったのに、あの人にせり負けたんかなー。」
橋本猛志さんといえば、「らんRUN乱」所属の快速ランナー。この近辺の大会では、優勝の常連。京都で橋本さんを知らない人は、ランナーとしては「もぐり」扱いにされるかも・・・。
表彰式のあと、その橋本さんがニコニコしながらうちのテントに来てくださった。
「橋本さん、悔しいですね、2位ですか。私が見たとき大接戦でしたよ。」
「そうなんですよ。初めから終わりまでずっと二人でせっていて、最後のきつい坂もほとんど並んで・・・。最後の最後の直線ですべってしまって・・・。」
「あっ、例のワカメみたいなやつ・・・」
「それ、私も相手も二人とも転んだんですけど、私は横に転んで、相手は前に転んだんですよね。その差で・・・。」
「あらまー、そら悔しい。」
「いえいえ、それも含めて実力ですから。」
まあ、なんてさわやかな好青年。
私やったら、「くそワカメー」くらいはゆっとんね。
橋本猛志さんは、確か30歳近いはず。しかし笑顔でサバサバと話される様子を見ていると、(童顔のせいもあって)、まるで高校生のようだった。
賞品の缶コーヒーまでいただいた。こら、ますます応援せんならん。次のレースもしっかりね。
それにしても、あのワカメ見たいなんは、なに?
あれと鹿の糞のブレンドが、日吉ダムマラソンの名物になりかかっている。
「走っても走っても、前に進まんゴール前」
これ、ちょっといかんと思うんやけど・・・。
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2009年04月19日(日)
第4回宍粟市さつきマラソン [ランニング・出張販売]
今日のトップ写真は、「ランナーズ9の会」のまっちゃんとのツーショット写真にしようと思っていた。
ところが8km地点付近で、きれいなドレスの美人姉妹を発見! やられました。こんなうれしい応援は初めてです。
「写真撮らせてねー」と言ったら、ご家族みんなが喜んでくださった。こっちも、うれしー。また、来年も応援たのむよ。
7時過ぎ、宍粟市山崎に到着。
せっせと準備をしていると、うちがお借りしている畑の横の道をワンちゃんがフラフラ。車道まで出そうだったので、どこのワンちゃんか知らないがうちのテントにくくっておいた。
どうも、坂の上のおうちから脱走してきたようだ。だいぶ長い間うちのテントにいたが、しばらくして近所の方が飼い主さんのところへ連れて行ってくださった。
この大会は会場内での出店ができず、会場の向かいの畑をお借りしている。毎年快く貸してくださっているDさん、いつもすみません。
9時前くらいだっただろうか、約束どおり「ランナーズ9の会」のまっちゃんが来てくださった。
「私、1時間40分くらいかかりますけど待っててくださいね。いっしょに写真撮りましょ。」
あとでよーく考えたら、この暑さで1時間40分はあつかましかった。
スタート地点で、もう一人「ランナーズ9の会」の仲間から声をかけられた。
大阪の尾崎さん。実家がここ山崎で、昨日は実家に泊まられたそうだ。
60代で、毎年10位入賞当落線上であるらしい。60代でも、1時間40分を切らないと入賞は難しいそうだ。兵庫はレベルが高い、高すぎる。
近くにおられた役員さんにお願いし、2人のツーショットをパチリ!
その役員さんが、「『9の会』というのは何ですか」と聞いてこられた。「憲法9条を守り、平和を守ろう、という会です」とお答えした。
おお、これだけでも今日ユニフォームを着たかいがあったぞ。
ここのコースは、会場から北へ向かう。往路はゆるやかな上り、復路はゆるやかな下り。完全往復コースだが、ゴール地点がスタート地点を通り過ぎてぐるっと回って300mほど先。だから、10.4km+10.7kmという感覚か。
スタートを待っていると、スタートライン付近で「ワンワンワン・・・」と激しい犬の鳴き声。もしや・・・。
溝沿いにするすると前に進むと、やっぱり「あいかちゃん」。京都ランナーズの秋田さんちのワンちゃんです。
なんと、スタートラインの真横でほえまくっているではありませんか。写真だけ撮らせてもらって、また後ろにさがった。
10時、ハーフがスタート。
私のとらぬたぬきの皮算用では、前半52分後半48分、ゴールが1時間40分。去年は後半のほうが11分も早かった(前半1時間後半48分)。しかし、今年はそうはうまくはいくまい。
今日は風がほとんどないため、体感温度が高い。走り出してすぐ、汗がふき出してきた。
4km付近の郵便局前では、毎年恒例の鳴り物の応援。今年も写真を撮らせていただきました。
その先の田んぼのあぜで応援して下さる男性。その足元でなにやら「ピーピー」ないている。もしや・・・。
私は雑種犬をかぎ分ける能力がある。そこにいたのは、小さな小さな子犬だった。まだ生まれて1ヶ月もたたないくらいらしい。
この先の5km地点で、25分34秒。やっぱりだいぶかかってる。
8km付近で、美人姉妹に遭遇。
こんな応援があったら、おっちゃんはがんばれる。
早くも折り返して下ってきました、「ランナーズ9の会」のまっちゃん。元気です。
このあと、「ランナーズ9の会」の女性ランナー一人(リンダさんという方らしい)を挟み、今度は尾崎さん。こちらも元気。めざせ、入賞!
私のほうは、かなりヘロヘロ。
10km、51分35秒。(26分01秒)
中間点は、54分くらいか。一応、去年より6分も早い。
折り返して11km地点くらいだろうか、給食エイドがあった。フルではよくあるが、ハーフではめずらしい。
「食べてください」と言われたが、「写真だけ撮らせてもらいますわ」。ピカピカ光るおにぎりには、まだ誰一人手をつけていないように見えた。タイムを気にしている人は手を出しにくいが、完走目標の人にはありがたいサービスだ。
去年は、折り返してからスイッチが入った。
しかし、今年は足が重かった。
残り5km地点で、1時間21分20秒。15kmに換算すると1時間16分ちょうどくらい。この5kmが24分25秒。まあまあですか。
「2ひきの子犬、まだいてくれるかなー」と思いながらがんばって走る。
いたやんかー。うれしー。こら、もう一回写真撮らんならん。
「ワンちゃんの名前は?」
「桃子と桃太郎や。こっちのちっさいほうが桃太郎、おっきいほうが桃子。」
「犬の種類は?」
「純粋な雑種やな。」
すばらしい。
残り2km弱のところに、コウノトリ?
楽しませていただきました。
残り1km地点で、1時間41分07秒。20km換算で、1時間40分40秒くらい。この5kmが、24分40秒。下りなのに足が重い。
ゴールは、1時間45分30秒。
ええのか悪いのか。ただ走る前に思ってた1時間40分は、なんぼなんでも無理でした。それでも去年の記録より3分ほどいい。暑い中、ようがんばった・・・かな?
ゴールしてしばらくすると、約束どおり「まっちゃん」がうちのテントに来てくださった。ヨメさんに頼んで、パチリ! ほんとは、この写真がトップを飾るはずでした。
今日走りながら思ったこと。
「私は中途半端」
せっかく「ランナーズ9の会」のユニフォームを着て走っているのに、目立つ先頭のほうでもなく最後尾あたりでもなく中途半端。まっちゃん、リンダさん、尾崎さんはかなり前ほうだったので、目立っていた。(リンダさん、尾崎さんは見事入賞。まっちゃんは惜しかった。)
これは、練習のときとかに着なあかんね。といっても、私は全然練習してへんし・・・。やっぱり、フルとかウルトラのときに着て、長い時間宣伝せんとあかんかな。
全部かたずけ終わって、場所をお借りしたDさんのお宅へ。
ここにはかわいいワンちゃんがいる。つい最近子犬を6ぴきも産んだそうだ。まだ、おっぱいが大きかった。
6ぴきは全部ご近所にもらってもらったそうだ。
うん?
ひょっとして、私がレース中に見た子犬はここんち出身?
・・・かもね。
3時過ぎに、遅すぎる昼食。
今年も例年通り、会場のすぐ近く「伊沢の里」の「和膳」。
ヨメさんは、今日も一日暑い中、私が走っている間も休めずトイレも行けずジュースも買いに行けず、たいへんだった。ごめんなー。
でも、フラッシュして写真撮ったら顔のシミとかが全部飛んで、若く写りましたー。
これで、かんべんして。
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2009年04月06日(月)
第25回日本平桜マラソン・続き [ランニング・出張販売]
ゴールして、飯田さんの写真を撮らせてもらった。
そしたら、飯田さんが、「いっしょの写真、どなたかに撮ってもらいましょう。」
高校生ぽいスタッフが前を通ったので、飯田さんが頼んでくださった。パチリ!
チップをはずす場所で写真を撮ってもらったのは、初めてかな。
うちの出店テントに戻ると、お客さんもなくヒマそうだった。
「馬杉裕子さん、来やはったよ。何回も『ご主人によろしく』って言ってはったわ。今日は走らはらへんかったんやって。」
まあ、あんな美人ランナーに気づかいしてもらえるなんて。めっちゃうれしいやん。
星野芳美さんは、どうされたんでしょう。プログラムに名前は載っていたのたが・・・。
3連覇のあと、1回中国のランナーに負けたが、そのあとまた4連覇。今年も、元気に「こんにちはー」と言うお声が聞けるものとばかり思っていたのに・・・。
出店場所の前の桜は満開。何人もの人がデジカメや携帯で写真を撮っておられた。
日本平「桜」マラソンと言うからには、桜が咲いていないとね。
この大会には真樹がついてきてくれたけど、明日から新学年が始まる。真樹は、新たな気持ちでがんばってみるらしい。
もう、真樹は出張販売についてきてくれへんのかなあ。ちょっとさびしいような・・・。
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2009年04月05日(日)
第25回日本平桜マラソン [ランニング・出張販売]
日本平を下りきり、大通りに入ったあたり(15km付近)が一番の踏ん張りどころ。ここらあたりはまっすぐな車道が続き、対向車線の車の渋滞が気になるところ。
「こういうつらいところに、雑種がいてくれたらなー。」
いました!
真っ白な長い毛の雑種犬。
「すんませーん、ワンちゃんの写真撮らせてください。」
「ははは、どうぞー。」
飼い主さんは、なにやら財布の中をモゾモゾと探しておられる。
「ぜひ、うちのホームページを見てください。」と言って、ワンちゃんの名刺を手渡された。
「あっ、ありがとうございます。私もブログに載せますので見てくださいね。」
マラソンレース中に名刺をもらったのは初めて。それも、ワンちゃんの名刺・・・。
今日の目標は・・・。
ここは、距離が中途半端(23.4km)。コースも、高低差が200m以上ある難コース。去年ぎりぎり2時間を切れなかったので、今年は切りたい。
そういえば、去年同タイムゴールだった美人ウルトラランナー・馬杉裕子さんは今年も来られているのだろうか。
また、いっしょに写真撮らせてもらえへんかなー。
スタートして日本平動物園の手前で話しかけられた。
「京都からですか。」
「はい。」
「私、京都の『らんRUN乱』に入ってたんですよ。」
「あっ、あの乾さんとこの・・・。」
「おっ、乾氏をご存じですか。」
「ええ、うち、ランニング用品店やってまして、だいぶ前ですけど、乾さんにも買っていただいてたんです。」
静岡の飯田さん。上り坂にもめげず、スイスイと走り去っていかれた。
今日も4DMメッシュロングタイツにした。とにかく、なれるまではいてやろう。その意気ごみはよかったのだが、スタート直前にあわててはいたため、タイツのすそが足の指に引っかかりメッシュ部分が少し破れてしまった。
みなさん、着替えはお早めに!
今日は、もう一つ失敗があった。
「究極の超立体ソックス」という商品の売り込みがあったので、試しに一足送ってもらった。そしてこの大会でさっそく使おうとはいてみたが・・・。はき慣れているアシックスの5本指ソックスとはき心地があまりにもちがい、スタート直前にはきなおした。
東京マラソンで何千足も売れた商品らしいが、私には合わない。
さて、肝心のレースのほうは・・・。
スタート後上りばかりの5kmは、29分18秒。
そのあと、下ったり上ったりが続く。
1年たつと、コースをだいぶ忘れている。5km過ぎから急な下りが何回もあることなどすっかり忘れていた。
桜は、下よりも上に上がるごとに葉桜になりかけている。上に行くほど気温が低いはずなのに、ふしぎ。種類がちがうのだろうか。
トンネルがあったこともすっかり忘れていた。
私は、レースの途中にトンネルを通るのは好きな方だ。(竹富町やまねこマラソンの電灯のまったくないトンネルにはまいったけど・・・。)
頂上を過ぎた10kmが、56分06秒(26分48秒)。
ここまでこれだけかかると、残り13.4kmをキロ4分半ペースで行かないと2時間は切れない。
今年は曇り空のため、去年のように富士山は見えない。
ただ、スタート直後の蒸し暑さは、さすが山の上だけあってすがすがしくなっている。
それまでゼーゼー言っておられた周りのランナーも、快調なペースになっている。私も、それに歩調を合わせてっと。
眼下に見えるは、清水の港。
さすが名門清水エスパルスの本拠地。立派なサッカースタジアムも見える。
でも、ここは「日本平運動公園」。前に日本平桜マラソンの会場だったのは、ここ? なんか、こんなとこではなかったような気がする。
富士山は見えなくても、下に広がる景色を見ていたらけっこうあきない。
日本平を下りきり大通りに出るまで、少し住宅地が続く。
ここは、きょろきょろ犬探しスポットです。
いたー。
かわいい雑種犬。その名は「メリー」。(トップ写真の「うちやまメリー」とは、もちろん別犬です。)歳を聞くと、「だいぶ、としよりです。」と答えられたのがよかった。もっともっととしよりになっても、マラソンの応援に出てきてね。
その反対側に、またワンちゃん。
近よって見ると、上等系。ミスったー。
でも、かわいいから写真に撮らせてもらおう。
「ロンちゃん!」と言っただけで、ビビッて腰が引けていた。ごめんねー。
大通りに出たところが15km。1時間18分56秒(22分49秒)。下りが続いたので、ちょうどキロ4分半ペース。残り8.4kmの平坦地をこのペースで行けるか。
さあ気合を入れて走ろう、と思ったとたんにかわいいワンちゃん発見!
これが「うちやまメリー」ちゃんです。ここでたぶん1分以上止まっていたと思う。でも、いいんです。かわいいワンちゃんに会えたから。
18km過ぎの最後の上り坂を踏ん張って、20kmは1時間43分26秒(24分30秒)。
残り3.4kmを16分半で行けたら2時間切りかー。最後まで手を抜かへんかったら、いけるぞー。
ここからはかわいいワンちゃんの誘惑に負けないように。幸い、上等なワンちゃんばかりで助かった。
去年、2時間を切れると信じて最後がんばったのに、結果30秒ほどオーバーしてしまった。今年は、その轍は踏まんぞー。
最後は、本気でがんばった。ロングタイツでラストスパート。このスタイルにもだいぶ慣れてきた。
ゴールは、1時間58分39秒。このコースで2時間切れたら立派なもんです。(自画自賛)
ゴールしてチップをはずそうとしていると、声をかけてくださる方が・・・。
「ああ、飯田さん。どうでした。」
「1時間57分です。」
「おー、私は(1時間)58分でした。」
ワンちゃんにかまってなかったら、おんなじくらいでゴールできたのかな。
いやいや、私は私のスタイルで走ろう。かわいいワンちゃんにかまわないでゴールして、「何が楽しい?」ちゅうねん。
今日も、タイムが縮まったことより、「うちやまメリー」ちゃんに会えたことがうれしかった。
メリーちゃん、来年もどうかよろしくお願いします。
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2009年04月04日(土)
日本平動物園、ブチハイエナの「ツキ」 [ランニング・出張販売]
日本平桜マラソンの「京都キャロット」の出店も長い。初めて出店させていただいた時は、まだ会場が清水市の日本平運動公園だった。そのころは、もちろんランニング用品店の出店はうちだけだった。(現在は、静岡市の草薙運動公園)
しかし、この大会もご多分にもれず競合店が進出し、今では宿泊費、高速代、出店料などを差し引くと赤字である。
それでも来てしまうのは・・・。
日本平頂上から眺められるきれいな富士山・・・、というよりも私の大好きなハイエナがいる日本平動物園に行けるから。
去年は子どもらがついてきてくれなかったので動物園は行かなかったが、今年は真樹が来てくれた。やはり、中年夫婦二人だけで動物園に入るのはちょっとはずかしい。
動物園に入るなり、私の記憶に残っているハイエナのおりのあるところに向かった。確か、「ホシ」というオスのハイエナがいたはずである。
その場所はすぐに見つかった。
しかし、そこにいたのは「ホシ」ではなく、「ツキ」というブチハイエナだった。
私の記憶では、「ホシ」は「ツキ」ほどかわいくなかった。もっとワイルドであったような気がする。
ハイエナを見る人は少ない。こんな珍しくてかわいい動物なのに・・・。ほとんどの人が、「ハイエナだって・・・。」と言いながら、すーっと通り過ぎてしまう。
「ツキちゃ〜ん、こっちむいて〜。」と叫びながらカメラを向けているオッサンは、やっぱり変だっただろうか。
たぶん、ここに30分以上はいたと思う。
曇り空からポツポツと雨が落ちてきて、先へ先へと進んでいた真樹とヨメさんは車に戻ってしまったらしい。ああ、もったいない。
名残惜しいが他の動物も見たかったので、早足で園内を一周した。
園内一周した後、もう一度「ツキちゃん」のところに戻った。
すると、ちょうどその近くにベテランスタッフらしい方がおられた。これは、「ホシ」のことを聞いてみないと・・・。
「すいません。何年か前に、ハイエナのホシ君というのがいたんですけど、どうなったんでしよう。」
「ハイエナのホシくん? 実は、私はこちらに来たばかりでよく分からないんです。」
よし、こうなったら動物園事務所に行くしかない。
ゲート横の事務所に入って聞いてみた。
「すいません。前にこちらにハイエナのホシ君がいたと思うんですけど・・・。」
「ハイエナのホシ君? 私では分からないので、聞いてきます。」
若い女性スタッフが奥の方に入っていかれた。しばらくすると、ニコニコしたややベテラン女性スタッフが出てこられた。
「ホシ君ね、今、埼玉の大宮公園小動物園にいます。ブリーディングローン(繁殖などの目的で動物園同士で動物を貸し借りする契約)で貸し出しているんです。」
「そうなんですか。よかった。そしたら、元気にしてるんですね。」
「そのはずですよ。」
話をよく聞いてみると、どうも「ツキ」は「ホシ」の子どものようだ。
「ホシ」に会いに、埼玉まで行ってみたい!
☆ネットで検索したら、元気な「ホシ」の姿が見つかった(大宮公園小動物公園HPより)
ガリガリタイム初公開 ブチハイエナのホシ 傑作(0)
2006/8/14(月) 午後 9:05小動物園生物学
クマ吉の氷の後は(といっても、ほんの少ししか食べていない)今日のメインイベント、ブチハイエナのホシによるガリガリタイム。まずは、ブタの肋骨を与える。40名のギャラリーに完全に腰のひけた状態。おそるおそる前にきて肋骨をカリカリと砕き、あっという間にのみこむ。何本か与えた後に、おもむろに牛の足の骨(拳骨ってやつ)を取り出し、あげるの見たい人いるかい。イエーイという事で、ホシは寝部屋に一度引っ込む。骨をおき、再度ホシが登場。骨を見つけたホシは思わぬ行動に出た。このでっかい骨は、とても一度には食べられない。ライオンの群れのようなギャラリーが見ている。彼は隠れて食べたかった。寝部屋に向かおうとするが、閉まっている。困ったホシは、骨をくわえたまま檻の隅に行き、行ったり来たり。エンリッチメントのはずが、ストレスを感じ常同行動を誘発させてしまった。しばらくすると、この状況を受け入れ、何とか骨を砕こうとし始めた。
結局、牛の拳骨は現在のホシでは、齧って砕く事は不可能であった。隅を少しずつ削ってゆく事になった。寝部屋へ戻る際、お土産も持って帰るかと思っていたが、舎内のご馳走に目がくらんだのか、忘れていってしまった。
ともかく誰も結末のわからぬプレゼンテーションであったが、どのような結果になろうが、ギャラリーもホシもそれなりに満足した気がする。骨をくわえたホシは、腰がひけていたが、実に格好がよかった。ブチハイエナのあんな姿を実際に見るのは、私も含めてみんな初めてだった。
☆埼玉・県政ニュースより
ブチハイエナが仲間入り!
大宮公園小動物園(園長 日橋一昭)では、「ブチハイエナ」オスメス各1頭が新たに仲間入りしました。平成18年7月31日に静岡市日本平動物園から展示の充実のためブリーディングローンにより来園しました。小動物園の猛獣舎では、平成13年5月にそれまで飼育していたヒグマが老衰で死亡して以来ニホンツキノワグマのオス1頭が飼育されていました。寂しかった猛獣舎が、空き部屋にブチハイエナが入ったことで、活気にあふれてきました。
ブチハイエナは、ハイエナの仲間では最大で、アフリカのサバンナや半砂漠地帯などの開けた地域に生息しています。イヌに似た体つきで、体や足には、その名のとおり暗色の斑があります。ライオンの食べ残しや死んだ動物なども食べますが、優れたハンターで、時にはシマウマやアフリカスイギュウなども倒すこともあります。頑丈な歯で骨まで噛み砕きながら採食します。また人の笑い声のような声を出すことでも有名です。
ブチハイエナは良く知られた動物ですが実物を見られる機会は多くありません。日本で飼われているブチハイエナは今回来園した個体を除き、静岡市日本平動物園、大阪市天王寺動植物公園に4頭のみです。関東地方の動物園では実に30年ぶりのお目見えとなります。メス中心の群れを作り、メスのほうがオスよりも強く、同居には細心の注意が必要なため、当面は1頭ずつ交代での展示となる予定です。
「ハイエナのような」という言葉が示すとおり、ハイエナの仲間はあまり良いイメージはもたれていません。気高いハンターとしてブチハイエナ、そして将来は子煩悩なの本当の姿を知っていただきたいと願っています。
ブチハイエナ
英名 Spotted Hyena
学名 Crocuta crocuta
分類 食肉目ハイエナ科
分布 アフリカ(サハラ砂漠以南、アフリカ南部を除く)
体長 130〜185cm体高 71–94 cm 体重 54–86 kgメスはオスよりも大きい
来園個体 オス 個体名 ホシ 6才
2001年4月26日推定7ヶ月で日本平動物園に来園 アフリカ生まれ
メス 個体名 キラ 推定8〜9才
2003年6月20日推定5〜6才で日本平動物園来園 アフリカ生まれ
公開予定日 8月5日
当面は、1頭ずつ交代で展示します。
私とジャニーズの錦戸亮(NEWS、関ジャニ)の、唯一の共通点は?????
それは、「ハイエナが大好き」なところ。
私の夢は、ふるさと花背別所に「ハイエナ牧場」を作ることです。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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