2009年08月03日(月)
宝が池STC・夏期ロング練習会・続き [ランニング]
12時43分、往復30kmを超える長い長いコースのゴールにやっとたどり着けた。(3時間44分) 宝が池の木陰には、先にゴールしておられたメンバーが集まっておられた。
私はクラブ員ではない飛び入り参加なので、ちょっと控え目なゴール。それでも、みなさんからいろいろと声をかけていただきました。
足手まといにならないようには走ったつもりです。いろいろとお世話になり、ほんとうにありがとうございました。
さて、このコースの復路(雲ヶ畑〜宝が池)をふりかえると・・・。
今日、雲が畑では道路の草刈りだったようで、知った顔に何人もお会いした。
刈った草を吹き飛ばす作業をしておられた波多野さん。
「なんやなー、先生。バテバテちゃうかー。」
「そうですねん。雨やと思ってたら、こんな晴れてしもて・・・。」
波多野さんは、ずっと昔からの知り合いで(私の過去をご存じで)、今でも「先生」と呼んでくださる数少ない方です。(ええのか悪いのか・・・)
ここで残り約10km。
キロ7分かかっても、1時間10分。ということは、12時40分くらいにはゴールできるわけですね。
上りは自分が思っていたより楽に走れたのに、下りに入っていま一つ。これは、たぶん前後に人が見えんようになったらやと思う。
花の写真を撮ったり、お馬さんの写真を撮ったり・・・。
それでも暑さのせいか、全然気分転換にならず。
西賀茂橋付近で、めっちゃかわいいワンちゃん発見。
「ワンちゃんの写真撮らせてもらっていいですか。」
そのあとはいつもどおり、名前と性別、年齢を聞く。口の周りが白いなあと思っていたら、やっぱり13歳のお年寄りでした。右目は白内障で見えず、左目も見えているのかどうだかとおっしゃっていた。
「それでも、階段とかトントントンと登っていくんですよー。」
よっしゃー、このワンちゃんからそのパワーを、もーらい。
行きしは上賀茂橋につながる通りから来たのだが、帰りは違う道を通ることにした。深泥ヶ池の近くに姉夫婦が住んでいる。せっかく近く通るんやし、ちょっと寄っていこう。
上賀茂岡本口町付近で、またまたかわいいワンちゃん発見。
「いやー、変わった顔のワンちゃんですねー。写真撮らせてもらっていいですか。なんていう種類のワンちゃんですか。」
「えー、雑種なんです。」
「あらー、なんかものすご上等の犬に見えますけど・・・。」
若者に見えたのに、こちらも10歳の高齢犬。私に近づき、ペロペロしてくれた。
「おっちゃんもな、犬飼ってんねん。におい、するかー。」
「えっ、何の種類ですか?」
「へへへー、雑種です。」
それを聞いた飼い主さん(高校生くらいの女の子)は、すごくうれしそうな顔でほほ笑んでくれた。ほんま、雑種飼ってる人に悪い人はいません。
走っている最中に、こんなかわいいワンちゃんに出くわすと、がぜんやる気がわいてくる。(わかってもらえるかなあ。)
姉夫婦の家に寄ると、姉は外出中。玄関でお兄さんをパチリ!
「上半身だけにしといてやー。」
なーんでか?
今日も「反核平和マラソン」のゼッケンをつけて走ったけど、ほとんどコースが河原と山の中で、あんまり宣伝にはならんかったかなあ。
最後のキョーレツな上り坂。
このきつね坂は、廉が小6の時、「大文字駅伝」4区で走ったところ。何べんも何べんもいっしょに練習したなあ。
今日はここまでいっぺんも歩かへんかったのに、最後の最後に歩いてしまった。まあ、しゃーないよね。新しい道路ができて、今は歩道は最後階段やもんね。走れましぇん!
ゴール後のソフトクリーム、うまかったー。でも、暑さのため、とけるのの早いこと。
私のゴール後20分ほどして、松若さんたちがゴール。
「写真撮るし、ゆっくりー」ってゆったのに、松若さんお得意のラストスパート。ピンボケしてしまいました。
このあと、最終ランナー山嵜さんを待つ間、松若さんとけっこう長くしゃべることができた。
松若さんもハンデキャップのある方だが、いろいろなところに積極的に顔を出しておられる。
「京都ランナーズの合宿にも来やはったらよかったのに・・・」と言うと、あのしわがれた魅力の低音で説明してくださった。
今、弟さんの世話になっているので、地理にくわしくないところ(具体的には京都以外)での催しには参加しにくい。「勝手に申し込むと、弟が心配する」とのこと。
その代り、近くである催しにはたくさん参加しておられるらしい。京都から大津まで歩いていくイベントには、過去3回も参加されたそうだ。
ひとそれぞれ、いろんな事情があるんですね。松若さんを合宿に引っ張り出すには、きちんと弟さんに説明するところから始めんとあかんね。
私のヘボ写真を一番よろこんでくれはる松若さんやから、なんかお役に立ちたいなあ。
そうこうしているうちに、最終の山嵜さんの姿が。
最終と言っても4時間半やから立派なもんです。この暑さの中、坂道28kmは誰でも走れるもんとちゃいます。
最後は一人残されたみたいやけど、くさらんと、ええ顔のゴールでした。
今回は山嵜さんに誘ってもらって、ほんとによかった。これからも、ご迷惑でなかったら声をかけてくださいね。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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