パオパオだより

2008年11月30日(日)

第29回瀬戸内海タートルフルマラソン [ランニング・出張販売]

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 塩崎一将さん、27歳、愛媛県新居浜市。
 5月のオリーブマラソンとこの11月の瀬戸内海タートルで、必ず顔を見せてくださる。
 お母さんは、知る人ぞ知るスピードランナー。
 そのお母さんは今回は本調子ではなく、10kmに参加されていた。一将さんも10km。私も10km。
 一将さんは1時間4分、私は46分。お母さんはどれくらいで走られたのだろう。「キロ5分を切るのを目標に」と言っておられたが、どうだったのだろう。(私のすぐ後ろらへんにいやはったりして・・・。)

 今日は、取り立てて書くこともないかなと思っていたが、あるもんやね。
 塩崎さん親子は、会えば必ず話しかけてこられる。特に、一将さんは、私とお友だちみたいにしゃべってきてくれはる。ほんとは、あなたの倍ほど歳くってるんですけど・・・。
 「まっ、いいか。」
 若い子としゃべれるだけで、こっちも若返るちゅうもんや。

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 今日は、昨日とは一変、青空に。
 よかった。今日も雨や強風やったらどうしようかしらん、と思っていたので。

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 9時40分、フルのスタート10分後、ハーフと10kmがスタート。
 練習してないから、初めはゆっくりゆっくり。
 でも、ランシャツランパン姿やからある程度飛ばさないと、さむーてたまらん。

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 4km付近で、ワンちゃん発見。
 カナちゃん、もうすぐ12歳。もちろん女の子です。

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 折り返しのだいぶ手前が5km地点。ここで、23分35秒。ということは、ゴールは47分台?
 冬の大会で、このタイムではちょっと・・・。帰りはがんばろうっと。

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 残り1kmのところで、ニャンコちゃん発見。 レース中に、沿道からニャンコちゃんの応援を受けたのは初めて。
 ミーちゃん、まだ8か月。女の子です。いっぱいさわらしてもらった。

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 ゴールは、46分30秒。
 総合順位、52位。NTTドコモショップ賞。ドコモダケ人形をゲット!

 行きしより、帰りの5kmの方がいいタイム。それなりにがんばったよな。
 福知山マラソンの前、歩くのも痛くてたいへんだったのに、マラソンの翌日は痛みが消えていた。フシギ。
 だから、今日は快調に飛ばせるのかなと思ったら、やっぱりアキレス腱が痛んだ。(そんなに甘くありません。)

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 そう、塩崎一将さんの写真を撮らなくては。
 ゴール付近で待ってたら、帰ってきました。少し顔が赤くなっているようだが、元気そう。いい走りです。へんにきばってへんところがいいね。

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 帰りは、5時10分大部港発のフェリー。
 大部に向かう道端に、おいしいみかんが売ってある。(無人販売)
 ここのみかんが、今まで食べたみかんの中で一番おいしい。これを買うのも楽しみ。
 いつもこの道を猛スピードで飛ばし、フェリーが出る数分前に到着していた。今年は余裕。予約して、帰りの券も前日に買っておいたのでゆっくりできた。

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 フェリーの中は超満員。観光バスが多かったから。
 ヨメさんは、車にもどってしまった。
 私は売店で大盛りうどんを注文。すわるところがなかったので、ござをひいてすわることにした。
 うどんを食べ終わった後、今度はコーヒー。バームクーヘン付きは350円。このバームクーヘンが、またおいしくて・・・。

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 そんな時、横のござにすわっておられたご夫婦が話しかけてこられた。
 だんなさんがはいておられるシューズがランニング用のものだったので、「瀬戸内海タートル」に出られた方だろうとは思っていた。
 私が京都キャロットの人間であることを、すぐに奥さんが気がつかれた。お二人は、昨日朝早く小豆島に来られ、だんなさんはずっと釣りをされていたらしい。3時ごろ、ちょうど雨のきつい時、うちでグローブを買われていたらしい。

 うちのことはよくよくご存知で、「いつも手伝っていたお子さんは来られてないの?」と聞かれた。
 「奥さんは本当にえらいねえ。働きづくめだものね。いつ行っても、売っているのは奥さんばかりで、ご主人の姿はめったに見ないよ。」
 「へへへー、そうですねん。仕事は全部ヨメさんにしてもらって、私レースに出てますねん。」

 岡山県備前市の海部進さん。65〜69歳の部ハーフで優勝を目指しておられたが、右足肉離れの治療中のため今年は届かず。昨年は、1時間41分で3位だったそうだ。
 若々しくお元気で、奥様とも仲よしで、うらやましかった。目標にさせていただきたいご夫婦だった。

 海部進さんの話の中で一番おもしろかったこと。
 海部さんは長年釣りをしておられる。釣り道具も改良に次ぐ改良で、次々と新製品が発売される。ただ、新製品が旧製品よりいいとすすめられても、そのよさを実感できることはほとんどない。
 「そうなんですよ。マラソンシューズもそれといっしょですわ。次々新製品が出て、どこがええたらこうたらメーカーはゆうてますけど、ほんまにええかっていうもんが多いです。何か、目先を変えるために小細工しているだけのような気もせんでもないです。
 値段が高いもんはええと思ってる人もおられるようですけど、一概にそうも言えません。けっこう安くてもその人に合ったシューズってあるもんですよ。」
 我ながら、ええことゆうとる。

 「キャロットさんは、ほんとにレースとかに出て走っておられるからねえ。走る人の気持ちが分かって売っておられるから、信用できます。」
 ありがたいお言葉。

 うどんを食べ終わったら、下の車に戻ろうかと思っていたが、いいご夫婦とお話ができた。
 また、どこかの大会でお会いしましょう。そして、いろいろなことを教えてくださいね。

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きくのおみやげ

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2008年11月29日(土)

第29回瀬戸内海タートルフルマラソン・前日受付 [ランニング・出張販売]

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 「ワンちゃんの写真撮らせてください。」
 「・・・」
 「(パチリ)、ワンちゃんのお名前は?」
 「ああん?」
 「ワンちゃんのお名前は?」
 「リキ!」
 「リキちゃん、男の子ですよね。」
 「ああん?」
 「男の子ですよね。」
 「オス!」
 「歳は?」
 「やっつ!」

 おみごと!
 ここまであいそがないと、うれしくなってしまう。雨の中散歩さしてきたのに、呼び止められただけでも不愉快だったのかもしれない。
 「きれいなセッターみたいな斑点が入ってますよね。」と、犬自慢が出来そうな誘いをかけてみたがそれも不発に終わってしまった。

 私も、歳をとったらこんな犬連れの無愛想なおっちゃんになりたいなあ。(「もう、なっとるわー」とのつっこみ、ありがとうございます。)

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 土庄港ターミナルでの前日受付にともなう出店は、惨敗だった。
 雨がぱらつくとの予報だったが、「小豆島やから・・・よもや強い雨になることはあるまい。」とたかをくくっていた。
 ところが、すべて出し終わったころにたたきつけるような雨と強風。今まで小豆島には50回以上来ているはずたが、こんな天気は初めて。面食らってしまった。
 仕方なく、撤収。
 本日の売り上げは、限りなく0に近い。
 「まあ、こんなこともあるわな。」

 でも、最後にリキちゃんに会えたから、ラッキー。

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 宿に行くにはちょっと早かったので、ショッピングセンター「マルナカ」へ。
 5月のオリーブマラソン、11月の瀬戸内海タートル、いつもいつも子どもたちとここにお買い物に来ていた。子どもがいないとさびしいなあ。
 私は、上下セットで2900円のあったかいウインドブレーカーと1000円のパジャマ、250円のソックスを6足買った。(なにもかも、やすっ!)

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 宿は、民宿「浜」さん。
 もう何年も泊めていただいている。
 おばあちゃんが一人でやっておられる民宿で、今はなじみの人しか受け入れておられないらしい。会場から少し離れた小海(おみ)という所なのだが、静かで落ち着く。

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 2階の部屋で寝たのだが、強風で建物が揺れる。まるで地震みたい。
 北の浜に面しているので、北風をまともに受けているようだ。台風以外でこんなことになることはめずらしいらしい。

 どうか、明日、おだやかな天気になりますように。

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2008年11月10日(月)

第18回南紀日置川リバーサイドマラソン・続き(我が友そうへい君へ) [ランニング・出張販売]

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 ブログは、個人の日記をインターネット上に公開したもの。その内容は、ほとんど自己満足の産物と言っていい。
 今日は、一人の人に向かって書きます。そんなブログがあってもいいでしょう。

 去年のこの大会で、久しぶりにハーフマラソン1時間40分を切った。
 特に調子がよかったわけでもないのに、なーんでかな。それは、気持ちに「張り」があったから。走り始めたとたん、ある人の姿が頭に浮かんできたのである。
 その人は(というより、その子は)、当時小6のそうへい君。(ヨメさんは迷惑がかかるからひとの名前を出すなと言うが、私にとってそうへい君はそうへい君。S君やS平君では、文を書く気が起こりません。でも、もし迷惑だったら言ってきてね。)

 去年、そのそうへい君が頭に浮かんできたわけは・・・。
 さらにもう一年さかのぼりおととしの11月。
 去年の引越し前まで、うちの子が通っていた学校の校内マラソンの時のこと。私は娘といっしょに走ろうと決めていたのだが、娘が直前に手を骨折してしまい断念。そんな時、娘が言った。
 「そうちゃんといっしょに走ったら。喜ぶと思うで。」
 そうか、マラソンがにが手と言っているそうへい君が喜んでくれんにゃったら走ろうっと。
 
 当日の朝、そうへい君の言葉。
 「だれか、僕がしんどくなったとき、横から言葉をかけてくれませんか。」
 だれかっていっても、だれも聞いてへんし。と思ったら、私が聞いてました。わなにはまってしもたかー。(いっしょに走るって言ってへんのに、ばれた?)
 スタートして下り坂を快調にとばしていたそうへい君が、突然「いたたー」とおなかを押さえて失速。
 こんなことしてみ、あんなことしてみ、と思いつくことを全部言ってみた。そしたら、あらまふしぎ。青ざめていたはずの顔が血色よくなり、そのあとスイスイと。

 私が、応援してくださっている人に向かってあいさつをしたりお礼を言ってるのを見て、同じように「ありがとうございます」と言う余裕まで。おみごと。なんにも、マラソンにが手じゃないやん。

 そしてそのまま失速することなく、気持ちよくゴールへ。 あの日のそうへい君の晴れやかなゴールシーンは、一生忘れません。

 そして、次の年の11月。(話がややこしいけど、去年の11月。)
 この日置川マラソンで、走っている間中ほとんどそうへい君のことを思い出していた。ちょっと先輩ぶってえらそうなことゆったのに、だらしない走りはできひんな。
 あの時そうへい君に言ったように、しんどなったら深呼吸。おなかの痛いところをもんだり、腕をグルグル回したり。
 そうや、一番大事なんは思いつめんことやな。たかがマラソン。なんぞおもろいことを見つけたろかい。そんな気持ちで走らんとね。

 そんなことを思いながら走り続け、結果は1時間38分52秒。「まだこんな力が残っとったんかー、ふしぎ。」ちゅう感じやったね。

 そして、今年。
 やっと今年の大会のレポートができます。

 実は、走り始めるまでそうへい君のことはすっかり忘れていた。ところが、スタートするとなんか知らんふしぎな力がわいてくる。そうや、去年もそうやったんや。これ、そうちゃんパワーかもね。

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 途中でちょっと雨がきつくなった時もあったけど、あんまり気にもならん。
 8km地点あたりか、声をかけてくださるランナーあり。
 「京都キャロットの店長さんですよね。がんばりましょう。」
 「いや、実はヨメさんが社長で、私はしがない雑用係・・・。」と言おうとしたが、あっという間に抜き去られてしまった。ああ、これでまたヨメさんから、「バシッ、ボコッ、ドスッ!」
 ナンバカード337さん(有田市の狗巻さん?)、そういうことですので、よろしく。

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 10km通過は、46分19秒。先週の土山より6分ほど早い。いや、これひょっとして去年よりええ記録出たりして。そうへい君に自慢できるがな。

 折り返して11km地点あたりで、森本・花村ペアとすれちがい。
 「撮りまーす!」と大声を出したら、こっちに向かって、ニコッ。いい写真が取れました。
 伴走はまだまだ修行が足りんから無理やけど、こうしてレース中の写真をコースの中で撮ってあげられるのも希少価値があるかも。
 残念ながらご本人には見てもらえないが、ご家族やお仲間に喜んでいただけたらうれしい。
 もし「心の目」みたいなものがあるのなら、ご本人にもぜひ見てもらいたい。あなたを撮っている私の姿が、あなたの頭に浮かんできてくれたらなあ。

 最初からめずらしくがんばろうと思って走ったつけがまわってきたのか、さすがにゴール前3kmほどからはつらかった。特に前から痛めている左足アキレス腱がビリビリしてきて。
 ボーとしてきた頭で計算すると、今までのペースを守りきりゴールまで行ければ、ギリギリ去年のタイムを上まわるかも。
 「負けへんでー」
 ゴール前のゆるやかな上り坂も、ペースダウンせず上りきった。

 久々の、なだれ込むようなゴール。
 1時間38分47秒。
 やったぜ!
 5秒だけやけど、去年の記録を上回った。
 これは、まぎれもなくそうちゃんパワーのおかげ。ほんとうに、ほんとうに。

 そうへい君、今年から校内マラソンは12kmやね。もう、にが手とかいってる場合じゃないで。
 おっちゃんも今回はめずらしくがんばったし、ちょっとどう?
 しんどくなったら、へんなおっちゃん(もちろん私のことです)を思い出して、リラックスしようぜ。
 今度会ったら、マラソンの話、聞かせてね。そんで、おっちゃんもちょっとほめてね。(って、あつかましい?)

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2008年11月09日(日)

第18回南紀日置川リバーサイドマラソン [ランニング・出張販売]

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森本和秀さん(田辺視覚RC)と花村さん

 今年の京都キャロットの方針は、「もうけのでない出張販売は切る」。そのため、今までほぼ毎週だった出張販売が、今年はかなり少なくなっている。
 今日の「日置川マラソン」も、小学生や幼児も入れて1000人にも満たない大会。本来なら「切る」大会である。

 それでも行くには、わけがある。
 まず、ランニング用品の出店業者がうちだけであること。
 それに、うちの出店を楽しみにして待っていただいているお客様が多いこと。
 大会が町の一大行事のようで、みなさんが楽しい大会になるように努力されているのがこちらにも伝わってくること。

 そして・・・、この大会は、私と廉が親子レースで初優勝した思い出の大会なんです。
 廉が小3の時なので、もう8年も前の話。
 前の年、親子レースに母ちゃんと出た廉は、ゴール前で母ちゃんを待つという悔しい結果に。それなら、親子レース最後の小3はパオパオと。
 勢い込んでスタートしたのはよかったが、いきなり廉のシューズが脱げてしまうというアクシデント。「あちゃー、これで優勝はゆめまぼろしかー」と思ったが、そこから抜いた抜いた。折り返し点につくまで全員抜き、トップへ。折り返してからの残り1kmはダントツの二人旅。たぶん2位に100m以上の差をつけたと思う。(2km、8分26秒)
 シューズが脱げたのにはきなおして優勝した人は、世界でも少ないのでは。(って、そんなたいそうなもんでもないか)
 シューズが脱げた時はボロクソに怒ってしまったが、めっちゃ引っ張ったのに弱音をはかず最後までついてきた廉はえらかった。
 これは、一生忘れられないいい思い出です。

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 さて、今年の大会に戻ります。

 朝から、雨がパラパラと。
 しかし、ここはいつも大きなテントを貸してくださっているのでまだまし。走るには、このパラパラ雨くらいが一番いい。

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 一番最初は、小学生未満と親のペアが走るバンビの部。その次が、小1〜小3と親のペアが走るファミリーの部。この雨の中を走っている親子の姿は見ごたえがあります。
 トップでゴールする親子ではなく、最後の方に泣きながら歩いてゴールする親子こそ見てほしい。親が子にどんな言葉をかけているかを聞いてあげてほしい。どの子も、親といっしょになにかをすることは大好きなんですよ。

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 ハーフスタート前に、見慣れたお客様の姿が。
 この大会で必ずうちのテントに来てくださる花村さん。今日は視覚障害ランナーの伴走をされるようだ。
 花村さんは、以前、私たちに梅干しをおみやげにくださった。お世話になっているのはこちらの方なのに。こんな気配りのできる人だから、伴走もできるんですね。

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 雨はまだやまず。
 雨の日の伴走は、普段以上に気を使わなければならないだろう。
 何年か前にはこの大会でも優勝されている花村さん。個人の記録のためではなく、こうして人のためにも走られている。そして、それが楽しそう。うらやましくなってくる。

 スタート直前、校舎の玄関で雨宿りをされていたお二人を写真に撮らせてもらった。
 森本さんはちょっと緊張、花村さんはにこやか。「どうか、アクシデントが起こりませんように」と祈ります。

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 スタートは、日置小学校の正門前。みなさん雨にぬれるのがいやなので、ぎりぎりまでスタートラインに並びません。

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 さあ、スタートと思ったら・・・。

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 ゲストの小ざきまりさんが、サインの最中。

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 「雨の日は体が温まるまで時間がかかるので、初めはくれぐれも無理しないように」といったごあいさつ。

 それは分かっています。分かっているけど、今日はちょっとがんばるつもりです。(おー、めずらし!)
 その理由は、また明日。(続きを読んでください。)

(訂正)「1000人にも満たない大会」と書いてしまいしたが、実際は1179人だったようです。しっかりとした大会運営をされているので、参加者が増えているのかもしれません。認識不足をおわびします。

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2008年11月04日(火)

2008あいの土山マラソン・男女編 [ランニング・出張販売]

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「やす」と「たま」・5歳

 土山マラソンは、スタートして1.5kmほどを直進。
 そこから右折し、最初の上り坂にさしかかる。

 そのまがりんちょに、いました。うちの「きく」のそっくりさん。
 まだ10分も走っていないのに、早くも「ワンちゃんの写真撮らしてください。」
 「ワンちゃんのお名前は?」
 「こっちは、やす。」
 「へー、かわいい名前ですやん。男の子ですよね。」 
 「いや、女の子。」
 「そっちのワンちゃんは?」
 「こっちは、たま。」
 「こらまためずらしい名前・・・。何歳ですか。」
 「両方、5歳。」
 ガラはちがうけど似た感じやから、姉妹かもね。
 それにしても、自転車の前かご後ろかごに雑種を装備って、めっちゃぜいたく。うらやましくて、目がくらんだ。ここで、雑種犬パワーを思いっきり吸わせてもらってと。
 今日も幸先のいいスタートが切れた。

 さて、本題へ。
 (このおっちゃんと女の子のワンちゃんのペアを「土山マラソン・男女編」と言っているわけではありません。) 

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 スタート前、京都キャロットのテントに吉田康彦さん(京都走ろう会)があいさつに来られた。
 「今日も、伴走ですか?」
 「はい。」
 「いつもの方ですよね。」
 「そうです。」
 「どれくらいで走らはる予定ですか?」
 「たぶん、ハーフを2時間くらいやと思います。」
 「いやー、けっこう早いですやん。2時間のランナーの伴走しょうと思たら、1時間40分くらいの走力がないと無理でしょう。」
 「いやいや、そこまでは・・・。」
 「私もハーフ出ますし、すれちがう時に写真撮らしてもらいますわ。」

 私が吉田康彦さんにお会いするのは、?京都走ろう会例会で10kmの最終走者の伴走、?レースで視覚障害ランナーの伴走、このどちらかです。そのどちらも、ニコニコ楽しそうにやっておられる。最近は、自分ひとりでレースに出ることはほとんどないとのこと。
 これは、なかなかできることではない。ひそかにですが、ちょっとあこがれてしまいます。

 5km付近で、やっと吉田さんたちに追いついた。
 「すんませーん。うちのブログに、お写真載せさせてもらっていいですかー。」
 「OKです。」
 「また、帰りもすれちがったら撮らせてもらいます―。」

 ところがここのコースは折り返しではなく、9kmから11kmまでの2kmほどがループ(輪)なっている。私が追い抜いた後かなりがんばられたようで、私と吉田ペアが両方ループに入ってしまい、すれちがわなかった。
 「また写真撮るって約束したのになあ。あとは、ゴールで待ってみるか。」

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 私がゴールして12,3分がたち、あわててゴール地点に向かった。(女子は5分前スタートやから、もう2時間過ぎてる。えらいこっちゃ。)
 ゴール付近で見ておられた方に聞いてみた。
 「サングラスをかけた女性ランナーと伴走者のペア、もうゴールしました?」
 「えーと、どうやったかな。さっき、一組ゴールしたような・・・。」
 あっちゃー、遅かったかー。でも、ひょっとしたらっていうこともあるし、とりあえずコースを逆にたどってみよう。

 ゴール前5、600mのところに、ビミョーな上り坂がある。毎年私の足が棒になってしまうところ。そこは見通しがいいので、そこらにすわって待つことにした。

 待つことおよそ10分くらいでしょうか。はるか向こうに並んで走る吉田ペア発見。でも、よーく見ると、女性ランナーは歩いておられた。
 分かります、そのつらさ。今年は何とかセーフでしたが、このゆるい坂、私も前に何べん歩いたか分かりません。
 その時、吉田さんが彼女に向って何か言葉をかけられた。そしたら、そのあと彼女は走り出し、ゴールまで歩くことなく走り抜けられた。
 「あうんの呼吸」って、こうゆうことですか。

 そこからゴールまで、私は撮れるだけの写真を撮った。

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 吉田さんのペアの相手は、佐藤町子さん。
 以前滋賀に住んでおられ、現在は名古屋にお住まいだそうだ。そのため、吉田さんとはレースの時だけ顔を合わされる。それでよくこんなに息ぴったりで伴走できるものだと感心させられる。きっと今までの積み上げの上に、このお姿があるのだろう。

 以前、吉田さんから、「藤井さんも、伴走やってみやはったら」とすすめられたことがある。
 その時は、「ボクはまだまだ修行が足りませんから」とおことわりした。
 でも今日のおふたりの、・・・なんて言ったらいいのかな、・・・楽しそうな? ・・・はげまし合っているような?・・・自然とふたりがひとつになっているような?・・・そんな姿を見ていると、そんな修行ならやってみたいと思いました。

 できるかな?

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2008年11月03日(月)

2008あいの土山マラソン・女編 [ランニング・出張販売]

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両手に花! 小嶋祐子さん、太田君子さん(滋賀マスターズAC所属)

 「女編」とは、ちょっと題名が過激やったかな。(そんなたいそうなものではありません。安心してお読み下さい。)

 土山では、常連さんが多い。
 中でも、太田君子さんはお買い物をされるだけではなく、必ず近況などを聞いてくださる。
 何年か前、ちょっと走るのがいやになり土山に出なかったことがある。その時、太田さんから「どうして走らないの?」とおこられた。レースに出ない私など、京都キャロットのスタッフとして失格と言わんばかりに。
 それからは、多少調子が悪くても走るようにしている。そうでないと、またおこられるし・・・。

 もうお一人。
 ブログ「これもトレーニング」のM見さんこと松見輝子さん。
 この土山の一般女子の部で、過去に何度も優勝争いをしておられる。もちろん、今回もフル一般女子でトップを目指しておられるはずだ。
 ただ、最近足を故障されたり、2週間前のハーフで自己ワーストを出されたりで、決して本調子ではない。今日はこれをどうまとめてこられるのか。ベテランランナーの調整は見ものではある。

 太田さんと松見さん。
 このお二人は、絶対に写真に撮らなくては・・・。

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登録女子の部のトップ争い

 結果発表。
 二人とも撮影失敗。
 松見さんは、前を通り過ぎてから気がつくという大失態。
 あのー、怒られることを覚悟で言いますが、男性ランナーにしか見えへんかったんです。かなり険しい顔で、髪ふり乱しというイメージ。昔テレビでやっていた「怪傑ライオン丸」。(すんませーん。)

 太田さんは、かなり遠くから気がついた。いつものお気に入りの黄色系のウェア。
 ところが、前を走る男性ランナーがジャマで。うまくはなれた時にシャッターをと思って撮ったが、時すでに遅し。太田さんのけりだした足先だけが写っていた。
 「ありがとー」と言われたので、あとでどうやってあやまろかしらん。
 写真撮りながら走るんもけっこうたいへんなんす!

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 せめてゴールの写真をと思ったが、太田さんは今回ハーフだったので、私よりだいぶさきにすでにゴール。
 松見さんのフルのゴールをと思ったが、これもちょっとの差で間に合わなかった。
 ゴール直後の写真は何とか撮れた。「パオパオさん、・・・」と話しかけてくださったが、私はこういうときに気が利いた言葉がパッと出てこない。ただ、ニコニコほほえむだけ。(すんませーん。)

 ここで思ったこと。
 んっ! 松見さん、小顔になってへん?
 12km付近ですれちがった時は、「ガオー、ガオー」とうなるライオンのように見えた。ところが、残り30kmで顔、縮んだ?
 ゴール後は、なんとも言えん体から毒素が抜けきったようなさわやかな笑顔。

 松見さんがレースに集中しておられるころ、私はヨメさんに言っていた。
 「松見さんてなあ、ボクに顔ちょっと似てへん。ちょっと、エテコ(おさる)系入ってへん?」
 ああ、なんて失礼なことを! 
 ゴールされた時の顔の表情は、晴れやかでさわやかで。

 ヨメさんがいつも言っている。
 「アンタみたいなええかげんな人間に、ひとのことをどうこう言う資格あるんか。」
 そのとーり。
 みなさん、私のおよびもつかないような努力をされています。口を慎みましょう。

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 ハーフをゴールされたお客様が途切れヒマになったころ、太田さんがお友だちの小嶋さんとともに来られた。
 一つ気になっていたことがあったので、聞いてみた。
 「太田さん、何月生まれですか?」
 「えっ、4月ですけど・・・、何か?」
 「あーん、それやったら、ボクと同い年です。ボク、おんなじ年の12月まれです。」

 「だから、何?」と言われるとつらいが、そこから話がはずんだ。
 太田さんは、今年の6月「隠岐の島ウルトラ」に出られ、9時間40分台で完走。3位に入賞されたとのこと。私のおすすめソックス、メッシュ入り5本指ソックス(アシックスXAS103)のおかげで完走できた、とはまたうれしいお言葉。島の人たちの温かいもてなしについても、あつく語っておられた。
 太田さんは、私の同年最強の女性かも。

 レース中の写真が撮れなかったので、代わりにキャロットのテント前で記念撮影。
 それがまた、ひっついてひっついて。(もう、君ちゃんたら・・・。)本当に、おもしろい方です。
 これからも、太田さんにおこられないように、がんばって走ります。

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