2008年06月15日(日)
第24回SAIKOロードレース [ランニング・出張販売]
去年のSAIKOは、不覚にも寝込んでしまった。
突如襲った顔面右半分の激痛。もちろん、エントリーしていた10kmは棄権。帰りの長距離運転も、フラフラ状態だった。
翌日の月曜日、近くの医院で「副鼻腔炎」の診断。薬で次第にましになったが、あの強烈な痛みは今も忘れられない。
「今年は去年の分も走るぞー」と意気込んで、この大会では初めての20kmにエントリー。おんなじとこ2周はあきるかなとも思ったが、また何か楽しみを見つけてやろうとあたりをキョロキョロしながらスタート地点に向かった。
受付会場(出店場所)からスタート地点まで、なんと、1.2km。これで、ウォーミングアップは十分です。
スタート地点の近くにめっちゃかわいいワンちゃんが。
「イチロー」君、3歳。私がいくら呼んでも近づいてくれなかったのに、若いお姉さんたちが呼ぶと飛んでいった。それはないでしょう、イチロー君。
朝ごはんは宿では食べられなかったが、おにぎりを作ってくださった。(民宿「こまどり」さん、朝早くにすみません。) そのおにぎり3個とゆでたまご、バナナまでぺロリとたいらげた。
スタート直前までおにぎりをほおばっていたので、ヨメさんに言われた。
「そんなんで、20km走れるんか。気楽たらしい。」
だいじょうぶ。私は、スタートラインの前でおにぎりをむしゃむしゃ食べ、ちょっと周りの人を引かせてしまった経験もあります。
朝の気温は11℃。寒くてウインドブレーカーを着ていたが、スタートの時にはちょうどいいくらいになった。
ちょっと走るのにあきてきた7km付近。道路横にちらちらする影が。あー、口の周りが真っ黒け。シェパード、見っけ。
デューク君、まだ1歳。「さわっても、いいですか」と言って近づくと、手をぺろぺろ。顔面ぺろぺろ。大サービス。
あらま、また不思議な現象が。体のどこかにつかえていたものが、スーと消えていく。これは、毒気をワンちゃんが吸い取ってくれてるのかな。
それにしても、家で普通に飼われているシェパードは、ほんとに普通。テレビで見る勇敢なシェパードとは、全然ちがう。顔がでっかい雑種(?)と言ってもいいくらい。
デューク君に顔ぺろぺろしてもらってから、キロ5分半ペースが5分ペースにアップ。
2周目ももう一回デューク君に会えるかなとそれが楽しみで、いいペースで走り続けることができた。
「今度会ったら、飼い主さんにいろいろ聞いてみよう。デュークくんの好物は? デューク君のできる芸は? デューク君のえさ代はどれくらい?」
写真も、もう2、3枚撮らせてもらおう。
17km付近でだいぶさがしたが、残念ながらデューク君には会えなかった。
それでも勢いは衰えることなく、そのままゴールへ。 1時間47分40秒くらい。
ゴールの「野鳥の森」は、一面芝生で気持ちがいい。ただ、これが雨だとどうなるだろう。去年からこの会場に変更になったが、雨が心配でしょうがない。
後片づけをしている途中、ワンちゃんがしかられてる声が。うちのテントの前で、ボーダーコリーが腹を見せてばんざいをしている。話を聞くと、かまいにきた人をかもうとしたらしい。それでめちゃくちゃ怒られて、降参。 飼い主様、命。(名前は確かジャウー、8歳。20kmを2時間半で完走。)
うちのきくも、ヨメさんにはそうなのに、私には逆ギレ。あー、うらやましい。
できるだけ早く帰りたかったので、お昼ごはんは早く食べられるところをさがした。 冨士ICに向かう富士市の国道沿いに、ラーメン屋さん発見。名前は「比呂美?」。かなり古い。
ラーメン(並)+中華丼(小)+サラダのセット。850円。なつかしい味。ぜーんぶきれいに食べた。
このあと、民宿「こまどり」さんでいただいたお菓子のお店をさがす。ちょっと変わった感じの和菓子で、食べてみたくなるような工夫がいろいろとしてあった。
店の中にゆっくり食べられるコーナーがあり、お茶・コーヒー・紅茶のサービスもあり。

「富士山頂」 130円
出店の売り上げより、こういった店を見つけるのが楽しみだ。この店を目当てに、またSAIKOロードレースに来てしまいそう。
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2008年06月08日(日)
第16回みかた残酷マラソン全国大会 [ランニング・出張販売]
今回の大会レポートは、トップの写真で悩んだ。
高石ともやさんにするべきか、雷(らい)ちゃんにするべきか。
そうとう悩んだが、やっぱり残酷マラソン初完走の雷(らい)ちゃんの「勝ち!」 (ともやさん、ごめんなさい。)
いつもどおり朝早く宿を出、会場で出店の準備をした。
当日受付が始まる7時ごろから、人出も多くなってきた。人とともに、気になるワンちゃんもチラホラ。
気になって気になってしょうがない。「仕事にならんがなー。」
もう、店はヨメさんにまかしてっと。犬あそび犬あそび。
最初に見つけたのは、ファンタちゃん。名前がかわいいし、見た目ソフトバンク犬。まだまだやんちゃなわかぞう系。
次に見つけたのは、うちが出店している場所のすぐ近くにつながれていたワンちゃん。毛がぼあぼあ。(このワンちゃんが、この後大活躍するとは夢にも思わんかった。)飼い主さんはアップをされているようで、その間かしこく待っていた。レースに出てはる間はどうすんにゃろと心配。
その次は、ぼあぼあ君の反対側につながれていたべっぴんさん。鼻が長く、お上品。あなたは、外人さん? 飼い主のご夫婦に、すごくかわいがられていた。
スタート前に、こんないいワンちゃんがいっぱい吸えるなんて! 今日は絶対に楽に走れる。ただ、ドーピング検査にひっかかるかも。(雑種の吸いすぎに注意しましょう。・・・意味不明。)
このレースに、私ははっきりとしたテーマを持っていた。
ガンと長く付き合っておられる高石てるえさん(ともやさんの奥様)と三宅誠孝さん(ともやさんのマネージャー、元京都市会議員)を励ます。そして、このお二人を励ますことによって高石ともやさんも励ます。
でも、迷惑もしれないので、出場チームの紹介をされていたともやさんのところへことわりに行った。
「迷惑じゃないですか。」
「いやあ、ぜんぜん。」
よかった。これでお二人への応援メッセージを書いたのぼりをはためかせ走り続けることができる。
メッセージは次のとおり。
「ガンに負けるな高石てるえさん(三宅誠孝さん)」
「陽気にいこう高石てるえさん(三宅誠孝さん)」
今まで何百回レースに出たかわからないが、こんなんつけて(背負って)レースに出るのは初めて。さて、どうなることやら。
スタート地点には、太平サブローさんと月亭はち光さんが。
サブローさんは余裕だったが、はち光さんはちょっとびびってはった。まあ、あの体型ではね。(お二人とも招待選手ではないところが、ある意味すごい。)
スタート直前、長く実行委員をされていて最近亡くなられた元スタッフに対して、みんなで「ありがとう」のコール。この声、天国まで届いたかな。
今年は、高石ともやさんも久しぶりに走られるそうだし、楽しみ。
スタートしてしばらくゆるやかな下りなので、のぼりはほとんど気にならなかった。少し風もあったので、けっこうのぼりがはためいている。ええぞ。
4km付近で、実行委員長久保井さんに抜かれた。実行委員長が必ずレースに出ている大会って、ほかにあります?
スタート地点で演奏してくれていたブラバンが、30分後に別の地点でまた演奏。これは、イリュージョン。
晴れてよかった。
降水確率70パーやったのに、60、50、40と下がり、ついにかんかん照りの天気に。演奏も暑くてたいへんやろう。ありがとうね。
暑いけど、さらっとしてる。風がちょっとあるのがうれしい。
一番きつかったのは、11km手前のキャンプ場。ここは歩かず、ちょびちょびでも走る。しかし、なぜか歩いている人が抜けない。背負ったのぼりも元気なくたれ下っていた。
子どもやおばあちゃんが、「こいのぼりー、がんばれー」と言ってくれるのがうれしい。こいのぼりだけでなく、のぼりのメッセージも読んでね。
おっちゃんは、今日はこのために走ってます。
途中、枝にひっかかること一回、横断幕にひっかかること三回。それでも、のぼりもこいのぼりも取れることなくゴールにたどりついた。うちの店の前でヨメさんにカメラを渡し、ちょっと戻ってパチリ。
横風が吹いた時はちょっとつらかったけど、ほとんど影響なかったな。
おばあさんらが「重くてたいへん」て言ってはったけど、全然重くないです。
ゴールは、2時間32分07秒。
去年にくらべ、13分遅れ。こんなん、誤差の範囲やね。
高石てるえさん、三宅誠孝さんへのメッセージは、あまり読んでもらえなかったみたい。予想外になびき過ぎた。
でも、おばあちゃんらがこいのぼり見て喜んでくれはったからいいか。気持ち気持ち。
ゴール前で、三宅誠孝さん発見。
ゴール後、応援メッセージののぼりを見てもらった。
「ああー、これは選挙演説用やなあ。」なつかしむような、喜んでもらえてるような、ひかえめでビミョーな表情だった。
でも、顔色はよく自然な笑顔。これは、だいじょうぶ。とても、余命が去年の8月までと宣告された人とは思えない。
そうこうしているうちに、こんどは高石ともやさんがゴール。私より後ろを走っておられたんや。
私を真ん中に、高石ともやさんと三宅誠孝さんの三人でパチリ。尊敬できるお二人との写真。この写真は、私の宝物にします。
次は高石てるえさん、いっしょに写真撮りましょうね。ゆっくりでいいですから、必ず戻って来てください。いつまでもいつまでも待っていますよ。
そしてその後、今日のメインイベント?
きたー。雷(らい)ちゃんとそのお供。しっかり走っているのにはびっくり。
ちゃんとナンバーカードもつけてるし。ええなー。二人とも胸を張って走ってる。
うちのきくも走ってくれんかなー。雷(らい)ちゃんなみにほっそりしてくれんと無理やわなあ。
一番よかったのは、二人とも笑って走ってるとこや。
その後しばらくして、実行委員長久保井さんの娘さんがゴールへ。(現在高1。クロカンスキーをがんばってやっています。)
ほかにも1000人以上の人たちが、さまざまな思いを持ってゴール。(ほとんどの人が笑っています。)
うまく言えませんが、この大会にはほかの大会にない何かがあります。
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2008年06月01日(日)
第23回たたらぎダム湖マラソン [ランニング・出張販売]
今年の京都キャロットの出張販売の方針は、「黒字が出ない大会は切る」である。
この大会も、最近ランニング用品店が乱立し、黒字がでなくなった。本来なら、この大会も出張販売をやめようかというところだった。
それでも行くにはわけがある。
まず、毎年泊めていただいている「山水荘」さん。
初めてこの大会に来た時は、会場近くの「みのり館」に泊めてもらった。翌年も泊めてもらおうとしたが、男女別の大部屋になってしまった。「小さい子もいるので無理です。」と言ったら、すぐ近くの「山水荘」さんを紹介してくださった。それ以来15年以上、「山水荘」さんにお世話になっている。
奥さんがすごく感じのいい人で、2番目の娘さんがうちの廉と同い年ということもあり、いつも話がはずむ。ここの奥さんとお話するのが楽しみだ。
また、ここ朝来でしか買えないおいしいお味噌がある。これがまた、古くさくなつかしい味で・・・。味噌汁ファンにはたまりません。
和田山の海鮮せんべいや牛肉を買うのも楽しみやし。
でも一番の要素は、家族の思い出がいっぱいつまっているからこの大会を切り捨てられないのかもしれない。
こんないろいろなことがあって、結局今年も来てしまいました。
昨日の午後、真樹の中学校の部活保護者会と見学会があり、ヨメさんがそれに参加していたので、「山水荘」さんに着いたのは夜8時を過ぎていた。
「山水荘」さんのみずほちゃんが、「廉君は?」と聞いてくれたらしい。おぼえてくれてたんや。うれしい。
朝6時起き。
会場のローテーションの関係で、今年のうちの割り当て場所は傾斜地の一番上だった。荷物は降ろしにくいし、商品も並べにくい。天気がよかったのが、唯一の救いだった。(これで雨やったら、絶対行くのやめようと思っていた。)
駐車場が会場からはなれているため、朝お客さんが来るのは遅いほうだ。そのため、こちらも割と余裕を持って準備できる。
と思っていたら、ちょっと気をゆるめてしまった。うちの売値で1万円以上もするシューズを、一瞬のすきに万引きされてしまった。
「あーあ、何しに来てることやら・・・」 ガックリきているヨメさんのため息が。
いやな話で、あんまりひとには言いたくないのだが・・・、今まで出張販売でどれだけ商品をとられたかわからない。特に、廉が3歳で真樹が生まれたての時はとられ放題だった。子どもの世話をしながらの販売だったので、目が行き届かないのは一目瞭然である。人の弱みに付け込む人って、結構いるんです。
今まで3人現行犯で捕まえ、警察に突き出した。お客さんの中に、私たちが気の毒だと思い知らせてくださる方もある。世の中そんな甘くないですよ。検察から処罰に関して意見を聞かれることがある。そんな時は必ずこう言っています。
「手口を見ていると、とても今回が初めてとは思えません。いつもうやむやにしてしまうから、またやってしまうみたいですね。本人のためにも、一番重い罰にしてください。」
あー、いやだいやだ。こんな話で気を悪くしないでくださいね。
ここで、気分一新。
朝のお客さんがとぎれたころ、「おはようございます」のさわやかな声が。
「ブログ、見せてもらいました。」
「あらー、お久しぶり。ちゃんと、『京美人さん』て書いときましたし。」
「(ヨメさんに向って)、『根尾』でボクら6人グループ引っ張ってくれはった人や。」
「あーあー、あの人。・・・勝手なことばっかり書いてるでしょ、この人。困ったもんで。」
私「今日もまた、お仲間とたくさんで来られたんですか。」
「はい。あの時のメンバーとはまたちがうんですけど。」
「交友関係が広いんですね。うらやましい。きょうはハーフですか。」
「はい。あのー、ハーフ走られるんですよね。10時半まで仕事して。」
「そうなんですよ。これが私の本来の姿・・・」
「何にもしてへんでしょ。」とヨメさんの突っ込みが。
「そうや。ハーフやったら必ずどっかですれちがうし、また写真撮らせてもらいます。」
「えー。(ニコニコ )」
大会で初めて知り合った人にまた会える。それが、こんなにほっこりすることなんて。それまでのいやーな気分がちょっと晴れました。
こないだは、彼女のムダのないきれいなフォームの後姿ばかり見ていたので、大がらな人だとばかり思っていた。しかし今日、面と向かってお話ししてみると、背は高いがスマートな人だとわかった。
しっかりこっちの目をみて話されるので、そのキラキラした目を見ているとちょっと吸い込まれそうになった。(あなたは「京美人」というより、「京の黒豹」・・・は言いすぎか。)
すぐ横にヨメさんがいたが、それがかえってよかったのかも。碇付きの船みたいなもんやね。(相手が安心してしゃべってくれる。私一人ではあやしすぎて・・・。)
「仕事もいっちょ前にでけへんオッサンが、何うれしそうに若い女の子としゃべっとんねー。」と思とったやろなぁ、ヨメさんは。
10時。最初の種目、2kmジョギング。
ヨメさんは、3月の京都ロードレース以来のレース。約3か月ぶり。自分では、5kmを走らんなんと思って意気込んでいたらしい。
「なーんや。5kmかいなー。」と言いながらも、せっせと身じたくしている。出たー、必殺ピンクランスカ。自分でもゆうとったけど、「2kmジョギングで、ランスカはひんしゅくかな?」
「そんなもん気にしてどうすんにゃな。バリバリのかっこうで走ったらんかい。」と元気よく送り出してやった。
新しいデジカメで、ヨメさんの走ってるとこ撮るのん初めてやったのでめっちゃ緊張した。
ふるえながら撮った初めての写真が、一番上の写真です。奇跡的にかわいく撮れた。後で見せて、ほめてもらいました。(ちなみに、キャップは、去年のこの大会の参加賞です。役に立ってます。)
10時半、ハーフスタート。
走り始めから右ヒザが痛い。あの急な上りはさほどでもなかったが、下りと右カーブではしんぼうでけんくらい痛かった。
気温もかなり上がり、コースがダム湖の周りなので応援もない。ちょっといやになりかけたころ、横を走る女性から声をかけられた。「奥さんは10km?」
「いえ、ジョギングです。店番がいなくなるんで。」
ちょっとしゃべっただけで、スーと気持ちが楽になっていく。ふしぎ。この人のゴール写真を撮らせてもらおう。
そう言えば、写真を撮りますと約束した「京美人」さん。ひょっとしたら10km地点手前のトンネル(帰りの11kmすぎ)ですれちがうかも。それやと、気がつかんかもなあ。と思ってたら、以外と早く濃紺のTシャツ姿が。 (先週の失敗から、撮る人を識別するのは、ナンバーカードではなくウェアの色。)
黙ってカメラを向けていたが、むこうが気づいてくれ、笑顔のピースサイン。よかった、いいのん撮れた。
この時点で私とおよそ1km、5分の差。私が1時間50分ペースだったので、彼女は2時間切りねらいか。
とか、頭の中でいろいろとタイムの計算していると、「あれっ!」右ヒザが痛くない。ふしぎやなあ。なんなんやろなあ。体の痛みって、気分によって左右されるもんなんやなあ。
去年ぎっくり腰の原因になった例の急な下り坂。
去年調子にのって4分切りしたラスト1km。今年は4分20秒と余裕を持って走れた。
ゴールは、1時間47分02秒。1000人以上がエントリーの、ハーフ全体の336位だった。いいのか悪いのか。ヒザの痛みがうすらいだだけでもよかったのかな。
ゴール後、ゴール地点で少し待ってみた。1時間51分くらいで、途中声をかけてくださった女性がゴール。 2時間04分くらいで「京美人」さんがゴール。いい写真が撮れました。
ここの楽しみは、抽選券がくるくる回る抽選会。2年前には、地元特産のおいしいねぎが当たった。
今年は残念ながら末等のポテトチップ。それでも、なんかうれしい。
ヨメさんの話によると、「ボクもやりたーい」と言ってごねてた子がいたらしい。そら、やりたいわなあ。来年は、子どもは走ってへん子もやらしたったら。よろこぶでー。
暑かったので、ちんたらちんたら後かたづけをし、やっと「山水荘」さんのワンちゃんぺろぺろタイムになった。
ちっちゃいチェリーちゃんとでかいフルちゃん。フルちゃんは今も猟に行ってるらしい。前は、フルちゃんのお母さんもいたのになあ。
「フルが死んだら、もう猟もやめるらしい。」
ワンちゃんたちを見ている時、近づいてこられた男の人がそう言われた。
このワンちゃんたちが元気なうちは、またこの大会に来てしまうのかなあ。
フルちゃんを見ていて思ったんやけど、目の流し方がうちのきくにそっくり。かわいー。
この後、いつもの「ドライブインたたらぎ」で遅い遅い昼食。「海鮮せんべい但馬」でせんべいを買い、50円のアイスも買う。
「但馬牛太田家」で最高級牛肉を買う。
後は一路、腹をすかせた子どもたちが待つ我が家へ。
暑くてちょっとしんどかったけど、やっぱり来てよかったかな。
最後に、「京美人」さんについて書き忘れていたこと。
「根尾」の大会、ゴール後のバイキング会場で。
入ってこられた「京美人」さんは、前の人が食べ終わってかたづけてなかった食器を二人分、黙ってかたづけておられた。それを見て、「なんて感じのいい人! うちの子もこんなふうに育ってほしいもんや。」と思ったね。(私は、ようしません。)
今日思ったんやけど、彼女のランニングフォームは、私の一番好きな小鴨由水さんに似ている。まったくむだがない。みんなの手本にしてほしいフォームだった。
うちのヨメさんの話。
「こうじさんに若いかわいい人が話しかけてくるって、今までなかったことやな。今まではちょっと変わった系の人はあったけどな。」
それはきっと、私が歳をとり下心もなくなり枯葉のようになったからやろね。あやしさもだいぶ薄まったってゆうことやろ。ええこっちゃ。
またどこかでお会いできる日を楽しみにしています、「京美人」さん。私は枯れ落ち葉系ですが、今後もどうかよろしく。
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2008年05月25日(日)
第31回小豆島オリーブマラソン全国大会 [ランニング・出張販売]
今日は、廉が手伝いに来てくれているので、ゴール前の写真を撮るようにたのんだ。うちが店を出しているところは、ゴールまであと500mの地点。
「10時スタートやから、ここに戻ってくるのは11時40分から50分の間やな。」
この約束を守らねば、そう思い続けやっとたどり着きました、島バス駐車場前。
20mほど手前で廉の赤いシャツを見つけたので、「れーん」と声をかけて、ゆっくりゆっくり走った。「撮れた?」と聞くと首をかしげたので、「もう1回」。10mほどバックして、走りなおしの撮りなおし。これがほんとの「とりなおしの一番」。
実は10km手前から右ヒザがジンジンと痛み、これは1時間50分越えるかもと思いながら走っていた。でも、廉の前でいいとこ見せようと思ってがんばった。
後半は1kmごとに看板があったので、その看板に着くごとに、この1kmがこのタイムやからゴールはこれくらいかと考えながら走った。
残り3kmで、1時間33分30秒くらい。これは、1時間50分切りはいける。最後の上り坂もがんばった。
「とりなおしの一番」がなかったら、48分台やったな。いや、それはぜいたくというもの。これで、充分じゅうぶん。
むし暑くてちょっともがいたが、最後は気持ちよくゴールできた。いい顔でゴールできたかな。
スタート前、「ゴミ分別戦隊 エコレンジャー」のパフォーマンス。
各ゴミ収集場所に、本当にエコレンジャーが目を光らせていたのにはびっくり。あの人たちは、役場の人たちでしょうか。
スタート直前にトイレに行くと、すごい長い列。「小」の方だったので並んだが、「大」は絶対無理。スタートまでに、あの列はなくなったのかなあ。
スタートは、できるだけ前に並ぼうと思った。
スタートゲートを撮っておこうと思いシャッターを下ろすと、偶然若い女性のアップが撮れてしまった。これはまずいと思い、その女性に声をかけた。
「ゲートを撮ったら、写ってしまいました。ブログに乗せてもいいですか。」
「わー、はずかしい。」健康的でかわいい人だった。(大阪のT.Nさん。5kmに出場。スタートは7分後。)
今日の大きなテーマは、いつも泊めていただいている「千鳥」さんのめいごさん・中西知佳絵さんの写真を撮ることだ。彼女は、10kmに出場。いつも優勝候補だ。いつもうちのテントに来て、まとめ買いをしていってくださる。本当に感じのいい、美人ヤングママさんランナーです。(大阪国際女子マラソンにも出場。)
3km付近「千鳥」さんの前では、応援に出できておられたおかみさんの写真がうまく撮れた。
10kmはハーフの14分後のスタートなので、私のスタート後30分くらいですれちがうはず。そう思って身構えていたが、ナンバーカードを確認できた時はもう遅かった。はやーい。写真を撮るタイミングをのがしてしまった。「わー」と言って気づいてもらって、手を振ってもらったが後姿しか撮れなかった。
教訓。デジカメは、とにかくバチバチ撮る。失敗は後で消去すればいい。
来年はしっかり撮るぞ。すいません、知佳絵さん。
この大会はコースがきれい。特に、岬の分教場を過ぎた折り返し付近は気分が落ち着く。(13.5km地点)
このあたりで、氷を配ってくださる方がおられる。毎年のことだが、これはうれしい。ただ今年いただいた氷は、大きすぎて困った。仕方ないので、電柱にぶつけて細かくした。
知らん人が見たら、変やったやろね。「電柱に向かって何しとんにゃろ。」ってゆう感じでね。
ゴール後は急いでかたずけ、福田3時半発姫路行きに。真樹を一人残してきてるからね。心配で。こんな早く帰ったのは、初めてかも。
家には7時40分くらいに着き、久しぶりに4人そろってごはんを食べた。「あー、あー、おいしかった。」
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2008年05月24日(土)
小豆島オリーブマラソン前日受付 [ランニング・出張販売]
最近、小豆島オリーブマラソンでの出張販売は、前日受付にも力を入れている。
受付は12時半からだが、それまでに準備を終えるには、その日の朝京都を出ていては遅い。そのため、金曜の夜小豆島に入り、土曜の朝早くから売店準備をするパターンが続いている。
今年は廉が手伝ってくれるということで、高校の7時間目終了時刻に迎えに行った。7時間目終了が4時5分。岡山県日生港フェリー出発が6時半。何もかもがうまくいっても、ギリギリ間に合うかどうかという時間だ。
去年はこれに乗り遅れ、岡山港の最終便で小豆島入りすることになってしまった。
今年は何もかもうまくいき、10分前に日生港に着いた。
この便に乗る車は、うちを入れてわずか4台。客室は、ほぼ貸切状態。
「これでは、売店やってへんわなあ。」と思ったら、やってました。
いつも泊めていただいている「千鳥」さんは、内海の馬木。フェリーが着く大部のちょうど反対側。大部港に7時半についても、「千鳥」さんに着くのは8時すぎ。はらへるしーということで、3人ともバームクーヘンと飲み物セットを注文した。これがまた、おなかにしみわたっておいしかった。
「千鳥」さんでは、落ち着いてゆっくりばんごはんが食べられた。毎年恒例の「メバルの煮付け」もおいしかった。
翌朝は、雨。
店を出すのは、受け付け横の島バスさんの駐車場。
もともとは会場内で販売させていただいていたのだが、いろいろないきさつで、現在はこの場所をお借りしている。(島バスさん、本当にお世話になっています。ありがとうございます。)
ここは大きな屋根があるので、雨で商品がぬれたり痛んだりする心配はない。
もちろん、雨だと客足は鈍るが、落ち着いて見ていただけるに越したことはない。
今年は、駐車場に着くと、もうしっかりとロープがはってあり、うちの出店スペースが確保してあった。島バスのどなたかが、朝早く準備してくださったのだろう。
地道に何年も続けておれば、皆さんあたたかい目で見てくださる。こちらも、気を引き締めてしっかり働こう。
内海郵便局留めで、大きな段ボールの荷物を7個送った。
それを取りに行った帰り、「鯛安」さんでお寿司をたのんだ。これも、毎年恒例である。ここのお寿司は、私たちが今まで食べたお寿司の中で、ダントツ一位。お刺身がややにが手なうちのヨメさんも、パクパク。
廉がこの大会についてくるのも、このお寿司が目当てかも。
一時小降りになったことはあったが、結局雨はやむことがなかった。
坂手港の仮設トイレに行くと、すぐ横の桟橋のところで釣りをしている親子がいた。雨が降り続いていたので、雨がっぱを着ていた。何回もトイレに行ったのだが、そのたびに見たのでかなりねばっていた。
すごく小さい子のようだったが、釣れたかなあ。寒そうな中で、心あたたまる風景でした。
夕方5時半くらいからかたずけ始め、1時間ほどで整理できた。
廉がいると、プラス一人以上の力になる。いつもより、かなり楽だった。
早くかたずけられたので、郵便局の近くの本屋さんに行った。「確か、この辺」と言いながら行ったら、ばっちり合っていた。
「小豆島のことやったら、何でも聞いてやー。」
私たち家族は、小豆島のベテランです。
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2008年05月11日(日)
第30回鯖江つつじマラソン [ランニング・出張販売]
昨日に続き、今日も雨。
4時半に起きたのにー。
7時に着いたのに、空模様をながめ店開きできず。8時頃、やっと小降りになり店開きの準備。
「もう今日は走るの、やめよっかなー」と思ったけど、雨がやんだので5kmレースに出場。
出てよかった。タイムは、21分36秒と平凡だったが、30位。第30回記念大会賞、パールライス5kgゲット!
昨日のミッシェル・カレン母子の笑顔から、幸運をもらったのかな。それとも、お客さんの子「ももかちゃん」の笑顔からかな。とにかく、よかった。こんなん初めて。
福井のM・Mさんの話。
「トロフィーとかもらっても、結局最後は不燃ごみだもんね。食べるものが一番うれしいよねー。」
入賞なれしている人は、言うことがちがう。私は、今までトロフィー一個です。
この人のおもしろいコメント。
「わたしぃーい、こんなのはくとぉーお、おしりがはみだしてぇーえしまうのよ。あっ、こっちのぉーお、これもぉーお、おしりがはみだしてぇーえ・・・」
めちゃくちゃ笑ってしまいました。
福井の言葉は、人なつっこい感じでいいですよね。
「はみだすな! おしり!」
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