2010年04月09日(金)
第7回9の日平和ラン [ランニング]
今日は9の日。
平和を願いながら9.9km走る日。
夜走ると「ランナーズ9の会」の宣伝にならないので、今日は朝10時過ぎスタート。
うちのすぐ近く、長代川の見事な桜の前で記念撮影。
国際会館の裏山に咲いているのは・・・。つつじかな?
宝が池運動公園。
私は、ここは「宝の持ち腐れ」だと思う。
一応ラグビー場らしいが、使っているのをほとんど見たことがない。いっそつぶして、陸上競技場に・・・、はならんわな。
中間5km地点、29分54秒。
腰も痛くない。いい感じ。
このトンネルを通るたび、廉が小6の時何回もいっしょに走ったことを思い出す。
あの時は私が前を行き、廉を引っ張っていたのに・・・。
宝が池の桜も、そろそろ散り初め。
帰りは、今まで通ったことのない岩倉幡枝の区画整理地内を通ってみた。これはだいぶ近道。よって、本日は正確には9.9kmはない。(気にすな、気にすな)
帰り27分39秒、合わせて57分33秒だった。
今日は桜のトンネルのようなところも走れたし、いいお花見ランになった。
廉も競技会に向けてがんばっているようだし、パオパオも気持ちだけは「負けへんでー」。
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◎毎日新聞4月9日朝刊
「JR不採用問題:政府が雇用要請、組合側了承 解決へ」
87年の国鉄分割・民営化に伴うJR不採用問題で、政府と与党3党、公明党でまとめた最終的な解決案が9日午前、不採用となった国鉄労働組合(国労)などの組合員側に提示され、組合員側は解決案を受け入れる方針を表明した。大きな焦点となっていたJRに対する雇用要請については、政府が行うことで合意。23年に及んだ戦後最大の採用差別問題は、政治上の和解で決着することになった。
不採用問題を巡っては、4党が先月18日、(1)和解金として、旧国鉄を承継した独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」が1人あたり2406万5000円を支払う(2)組合員側が設立した生産協同組合など18の事業体に計10億円を助成する(3)JR北海道、同九州を中心に200人程度を雇用するよう政府が要請する−−などの4党案を前原誠司・国土交通相に提出し、これを基本に政府による解決案の検討が進められた。
だが、政府内では4党案に対し、減額を主張したり、JRに雇用協力を求めることに消極的な声が少なくなく、政府と4党で調整が進められていた。
その結果、最終的にまとまった解決案は、昨年3月に東京高裁が採用差別を認めて旧国鉄に支払いを命じた賠償額(遅延損害金を含め約1189万円)をベースに訴訟費用約370万円、雇用支援金約570万円を加え、1人平均約2200万円(総額約200億円)とした。雇用要請は、政府が主体的に行う方向で落ち着いた。【平井桂月】
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よろこんでいいんだかどうだか。
前原国交大臣は、ご自身が中学生の時に父親が自殺。(その話を聞いた時、いつも真正面を向いていない前原氏のポスターの謎が解けたような気がした。)
同じレベルで考えてはいけないのかもしれないが、国労闘争団1047名中すでに60名の方がお亡くなりになっている。
早くに父親を亡くした前原氏なら、もう少し血の通った判断をしてくださるものと期待していたのに・・・。この期に及んで2回も値切るなんて・・・。
また、再雇用に関しても何の保証もないようだし・・・。
よく分からない時は、また中野勇人さんに聞いてみよう。
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◎京都新聞4月9日夕刊
「JR不採用 国労が和解案了承 1人2200万円 23年ぶり決着へ」
国労組合員らのJR不採用問題で、国労など関係団体は9日、1人当たり約2200万円、総額約200億円の和解金を支払うことを柱とする政府の和解案を受け入れる方針を与党3党と公明党関係者に示した。問題は23年ぶりに政治決着する見通しとなった。
与党関係者が国労側との協議後「国労側が基本的に了承した」と話した。一方、国労の高橋伸二委員長は「いろいろと難しい問題がある」と述べ、組織としての決定が必要との認識を示した。国労は同日午後、会議を開いた後、会見する。
4党案では当初、「人道的見地」からJR各社に約200人の雇用を要請するとしていた。JR側の反発を受け、政府案では「努力するが、人数などが希望通り採用されることは保証できない」との文言が盛り込まれた。
また、厳しい経営が続くJR北海道、四国、九州、貨物の4社が雇用した場合、「雇用助成金」を支出するとの4党案も削除された。
■JR不採用問題
1987年4月の国鉄分割・民営化で、北海道、九州の国労組合員を中心に約7630人がJRに不採用となった。中央労働委員会は旧国鉄生産事業団に移り解雇された1047人について、一部を除き選考見直しや採用するように命令。JR側が行政訴訟を起こし2003年、最高裁で中労委の救済命令取り消しが確定した。解雇された国労組合員らは02年以降、地位確認や慰謝料を求め提訴。これまで二つの訴訟の一審判決と高裁判決で採用をめぐり組合差別があったと認定。別の訴訟では損害賠償請求権の時効を理由に訴えを退けた。
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2010年03月31日(水)
マナーク・ブリス・6・11 [ランニング]
「マナーク・ブリス・6・11、マナーク・ブリス・6・11、・・・」
久しぶりの宝ヶ池周回の残り2周は、呪文のようにこう唱えながら走った。
せっかくかっこいいシェパードの写真を撮らせてもらったのに、名前がむずかしくおぼえられない。もうこれは唱えながら走るしかない。
最初は、「マナーク6歳オス、ブリス11歳メス」と唱えていたが、これはごろが悪い。
「マナーク・ブリス・6・11、・・・」
ブツブツ言いながら走っている変なオッサンは私です。
右腰のぎっくり腰の痛みが、やっと普通の痛みになった。
一時は、腰の骨にヒビでも入っているのではないかと思えるくらいのいやな痛みだった。靴下をはくときにキョーレツな痛み。それがおよそ3週間も続いた。
それがようやく、腰を曲げても「ガキーン」というのがこなくなった。よっしゃー、走るどー。
「復活の第一歩はどこから」と考えた時、一番に浮かんだのは江文峠、その次が宝ヶ池。
ここはやはり、調子によって距離の調節ができる宝ヶ池ですね。1周1.5kmを4〜6周できたらええなあ。
このコースは廉も陸上部の練習で使ってるコースやし、別々であっても同じ記憶を共有できるという気分で走れる。
スタートしたのは、夕方5時20分ごろ。
キロ6分半くらいで行こうと思っていたが、最初1km地点で時計を見ると6分ちょうどくらい。腰もだいじょうぶそうなんで、このペースで行ってまえー。
3周目途中までは順調なペース。
ところが左回り1km地点で、前から気になっていたネコちゃんと遭遇。女性の方がそのネコちゃんに語りかけておられた。
「いやー、写真撮らしてー。このネコちゃんね、前から写真撮りたかったんですけどすぐ逃げてしもて撮れへんかったんですわー。名前付けてはるんですか?」
「ミケちゃん。」
「いや、そらわかりやすい。そのままですやん。」
そこまできれいにキロ6分を刻んでいたのに、ここだけ30秒ほどオーバーしてしまった。でも、前から気になっていたネコちゃんの写真が撮れてよかった。
4周目、今度はかっこいいシェパートの2頭立て。
見つけたときは止まれなかったので、もう一度会えるようにスピードアップ。ちょうどスタート地点あたりで再会できた。
「すんませーん、ワンちゃんの写真撮らせてください。ブログに載せたいんで。うちの飼ってる犬、雑種なんですけど、よくシェパードの子犬ですかって言われるんですよー。写真見てください。」
「まー、かわいい。大きさは?」
「雑種で一番多い15kgくらいの・・・」
「ほんとに、シェパードの子犬に見えますねえ。」
「そうでしょう。」(満足、満足。)
「2ひきともかっこいいシェパードですね。でも、2ひき毛並みがちがいますね。」
「ええ、こっちの毛の長いほうはベルギーシェパードなんです。」
「お名前は?」
「こっちがオスのマナーク、毛の長いほうがメスでブリスです。」
「マナークとブリス・・・、こらおぼえられへんなー。
ありがとうございました。マナーク6歳オス、ブリス11歳メス、・・・」
そうブツブツ言いながら、あと2周。
最初の予定通り6周9km、無事修了。
1.5km 8分57秒
3.0km 17分49秒(8分52秒)
4.5km 27分18秒(9分28秒)
6.0km 36分00秒(8分42秒)
シェパード休けい、約1分
7.5km 44分49秒(8分48秒)
9.0km 53分55秒(9分05秒)
走り終わったのは6時20分ごろ。
日が長くなったもんや。まだ明るい。
クールダウンのスロージョグ。
今までと反対回り(右回り)で。
おっと、あれはさっきのミケちゃん。
追跡!
ミケちゃんについていったら、ねぐらのようなところに入っていった。ここの写真はやめておいた。「個猫情報保護法」に抵触する恐れがあります。
でも、これでだいたいどこらにいるかがわかったので、また会えるね。
ただ走るのはなんもおもしろない。
ワンちゃんネコちゃんに会えたらめっちゃ得した気分。
宝ヶ池周回は石がゴツゴツしている部分があって走りやすいとは言えないが、このワンちゃんネコちゃんがよろしいなあ。
9km+1km、今日のこれくらいのペースなら腰もだいじょうぶそう。
※ 3月の「パオパオだより」のアクセス数は、119031。12万アクセスまであと一歩でした。
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2010年03月27日(土)
「京都府庁までいっしょに走ろう」・自主規制版報告 [ランニング]
今日のトップ写真は、初めから決めていた。
「ランナーズ9の会」の?421「八チロー」さんこと「ウルトラマン8アスナロ」さんとのツーショット。
彼の職場は八木。今日は夜勤だそうだ。「午後2時半くらいまでなら参加できます」と、そこからわざわざ出てきてくださったのだ。
「うれしいです。」
私は素直にそう言います。
スタート時に集まってくださったメンバーは9名。「9の会」らしいねえ。
京都4名(私、神ちゃん、ハチローさん、ZENさん)、兵庫3名(○山さん、あんぱんまんバイキンマンさん、まっちゃん)、大阪2名(かわせみさん、山下けいきさん)。
スタートの号令を頼まれていた。
「今日の京都新聞の100人アンケートによると、要望の1番は『景気対策』とともに『介護・医療』でした。この問題への関心が高いのは、チャンスだと思います。新しい民主府政の実現に向けて、みなさんいっしょに走りましょう。
では、『ヨーイドン』の合図でスタートします。みなさんいっしょにゆってくださいね。
ほな行きまっせー。せーのーで、『ヨーイドン!』」
北大路堀川西を、1時40分すぎにスタート。
○さんを先頭に、民医連から長身の男性が露払い。そのあとに私たち「ランナーズ9の会」の9名と他の会から女性が1名。それに取材の方が数名。かなりにぎやかな団体になった。
○さんとは、立命館小学校前でいったんお別れ。
予想していたとおり、雲が出てきて気温は上らない。しかし、走っておればそれほど寒くはない。
「ゆめさき舎」のまっちゃんには、私の苦手な通行人への呼びかけをお願いしていた。「まかしとき」と言ってはったわりには、声が小さいような・・・。そら、はるばる兵庫から来ていきなり大きい声出せゆわれてもね・・・。
来てくれはっただけでも大喜びです。ほんまにありがとうございます。
信号待ちの車の中の人に呼びかけたら、けっこう反応があった。少しリアクションがあるだけで、こっちはがぜんやる気が出てくる。
あんぱんまんバイキンマンさんは、当初「この日の参加は無理」とおっしゃっていたのに、なんとか都合をつけて来てくださったようだ。
ほんまにほんまにうれしいです。必ずやなんかの形でお返しをしたいと思います。
お名前はお聞きしませんでしたが、唯一の女性参加者さんもリュックを背負いながらがんばってついてきてくださった。
大阪府茨城市会議員・山下けいきさん。
山下さんは、新社会党所属、9期30年のベテラン市会議員さん。年齢は私よりちょっと上。
去年の国労・中野勇人さんの「国会前54日間連続フルマラソン」にも何回も伴走しておられた。
「山下さんのブログ、いつも見せてもらってます。山下さんも、選挙期間中はブログをストップしておられるんですか?」
「いえ、私はストップしたことはありません。その期間だけ特別に書いているなら問題でしょうが、それまでずっと続けてきたものをストップするのはかえっておかしいでしょう。」
「そうですよね。でも、どこかから警告とかないんですか?」
「ないですね。選管から、ちょっと聞かれたことがある程度ですね。」
こんな方まで参加してくださって、本当に心強い。
早咲きの桜が、ごく一部だが咲いていた。
予定通り出町に到着。
「ランナーズ9の会」的には、ここでのかわせみさんの応援演説が今日のメインです。
かわせみさんは、京都生まれでご結婚前までは京都育ち。
現在は大阪府に暮らしておられるが、いつもふるさと京都のことを気にかけておられる。
最後の最後に、「憲法を暮らしの中に!」という言葉でしめくくられたのはさすがと思った。
ここで早引きの人あり、途中参加の人あり。(「ハチローさん」がお仕事の都合でぬけられ、「おっとエッセイさん」がここから参加。)
○さんも戻られ、みんなで再スタート。
新聞社さんなどの取材で、「みんなでダッシュ」の写真撮影。おんなじシーンを3回も撮ってもらいました。
そのあと、鴨川の飛び石を渡り、河川敷東側へ。
ここから御池大橋までは人の数がぐっと増えた。
ビックリしたのは、私たちを積極的に応援してくださる方が多かったこと。
「がんばって!」
「知ってます、○さん!」
「頼みます!」
私が一番うれしかったのは、対岸(河川敷西側)を走っているランナーを見つけ、「○さんをよろしくお願いしまーす」と大声で叫んだら、手を振ってくださったこと。
御池大橋から御池通りに入り、市役所前で活動。
次は、烏丸御池下がるの「新風館」前。
尼崎の酔うたろう君はじめ「ランナーズ9の会」のメンバーがうまく配置され、「みんなで見守っています」というフンイキが出ていてよかった。
「京都国際マンガミュージアム」では、コスプレの大会のようなことが行われていた。
このあたりの交差点におまわりさんがいっぱい。
「私らの警備してくれてはるん?」と言っていた人がいたが、まさかね。今、天皇皇后さんが京都に来てはるんですわー。
予定時刻を少し遅れ、京都府庁にゴール。
お出迎えの人たちがたくさんでビックリした。
京都府庁前では、「ランナーズ9の会」のメンバーも宣伝カーの上へ。
(制約の関係で、みなさんがうまく写真に入っていません。すいません。)
後ろに見えるのが京都府庁。
なかなかいい建物ですなあ。
合計約10km。出町柳からは約5km。
「京都府庁までいっしよに走ろう」は、大成功でした。
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「京都府庁までいっしょに走ろう」 [ランニング]
今日午後1時半、北大路堀川西(地下鉄北大路駅西へ約800m)集合。
「○さんといっしょに走ろう」改め、「京都府庁までいっしょに走ろう」が行われます。
鴨川を経由し、府庁までゆっくり走ります。少し寒そうですが、まずまずの天気になりそうです。一部分でもけっこうですので、ぜひ多くの方のご参加お願いします。(くわしい日程は、3月23日の私のブログを見てください。)
いろいろ制約がありますが、この「走ろう」企画のご報告も、このあとしていこうと思っています。
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2010年03月24日(水)
第3回勝手に国労応援ラン兼「門さんといっしょに走ろう」コース試走 [ランニング]
今日は3月24日。国労闘争団の中野勇人さんが、「国会前54日間連続フルマラソン」を完走されて、ちょうど3ヶ月目。私が「勝手に国労応援ラン」をする日だ。
もともと今日は亀岡より北の山陰本線の駅をめざす予定だったが、ぎっくり腰継続中。それにあいにくの雨。
今度の土曜の「門さんといっしょに走ろう」のコースも一度試走しておきたかったので、ここを走ることにした。
もちろん、大事な大事なゼッケンをつけて。
雨がきつかったのでよっぽどカッパを着て走ろうと思ったが、それではせっかくのゼッケンが見えない。けっきょく、生まれて初めての「傘さしラン」になった。
雨でなかったら「ランナーズ9の会」ののぼりを持って走ろうと思っていたので、ちょうどいい負荷かな。
うちの近所のバス停「洛北グリーンハイツ前」まで約500m走っただけで、息ゼーゼー。ぎっくり腰になってから2週間、ほとんど走っていないのでこんなもん。
「北大路堀川」で降りて、「民主府政の会北事務所」へ。
こちらにおられた方に、土曜日の着替え場所の確保や荷物の輸送についてお願いしておいた。
できるだけ当日と同じ時刻を刻んで走りたかったが、寒くてボーっと立っていられない。
1時33分ごろ、スタート。鴨川をめざして、東へ。
雨のため、北大路通りの歩道にもほとんど人影なし。雨でなければ、歩道を歩く人、自転車に気を付けて走らなければいけない。
北大路橋西詰に、トイレあり。
ここでちょっと、トイレ休けいとってもいいですね。
新しく土が入れてあるところが、ジュクジュク。
こんなことでは、雨の日は鴨川を走れません。
天気のいい時なら、平日でも散歩の人が多い。
しかし、今日は、橋の上から下流を見ても人が見つからない。
植物園の横にあたる「なからぎの道」は、べにしだれ桜で有名。一本だけ咲いていたが、これはちがう種類だと思う。
下流向きは、わずかではあるが下っているので走るのが楽。
コロコロに肥えたうまそうなカモが、ぎょうさん遊んでいます。
ここら辺までは水たまりもほとんどなく走りやすかった。
出町橋の手前から上の道へ。
叡電「出町柳」駅前の河合橋は歩道がせまい。
ここは無理せず、歩きましょう。
ここが前半のゴール。
だいたい設定どおりのタイムで走ることができた。
ここにもトイレがあります。
自動販売機もあるので、のどがかわいた人はここで水分補給を。
駅前の道路を横断し、再び鴨川河川敷へ。
このあたりから水たまりだらけになってきた。
この写真の場所は、どこを通ってもくつがずぶぬれ。
3000m障害じゃないんやから、水壕はいりません。
水壕を避けながら走っていたせいか、設定タイムオーバー。
前半のスローペースが身についてしまっていたのも問題。ここは、ちょっと速めのペースに切り替えねば。
設定タイムを4分ほどオーバー。
河川敷を上ってから、2回とも赤信号に引っかかったのも痛かった。
今日は雨なので人影まばらだが、土曜の午後ならかなりの人出だろう。
ここまでくれば、あとわずか。
当日、この交差点をいったい何人の団体で通過できるのだろう。
あと少しで京都府庁というところで、なつかしい人とばったり。
「いや、谷村さんちゃいますのん。」
「あら、藤井さん。」
「うちの子ね、谷村さんの息子さんとおんなじ高校行くことになりましてん。」
「へー、廉ちゃん?」
「いやいや、廉はもう大学ですねん。下の女の子ですわ。」
「いやー、もうそんな大きなってはんのん。」
「そうですねん。」
「今度の土曜ね、知事選に出やはる門さんといっしょに走ろうっていう企画があって、そのコースの試走してますねん。」
「ああ、門ちゃん。うちの子の友だちの友だちが門ちゃんのとこの子やって、うちの子、門ちゃんとこに泊まったこともあんねんよ。」
「あらー、そうなんですか。それはぜひとも応援してもらわんと。」
「もちろん、もちろん。」
「今度の土曜ね、北大路堀川西に入ったとこに1時半集合で、鴨川通って府庁まで走りますし。ぜひ、知り合いの走れそうな人にも宣伝しといてください。くわしいことは、ボクのブログに書いてありますし。」
「はい、ゆっときます。」
谷村さんは顔の広い方やから、これで参加者が何人かふえる可能性が・・・。
「たのんます!」
後半も、まずまず予定通り。
少し気をつければ、予定の時刻に府庁に着けるでしょう。
思っていたより寒かった。
でも、一度試走しておいてよかった。
「傘さしラン」も、ゆっくりならだいじょぶ。
谷村さんにもひさしぶりに会えたし・・・。
この門を、門さんが知事として入っていく日が来ますように・・・。
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<JR不採用問題>「一日も早くけじめを」…最年長79歳
3月14日20時43分配信 毎日新聞
87年の国鉄分割・民営化に反対した国労組合員ら1047人がJRに採用されず旧国鉄清算事業団(現鉄道建設・運輸施設整備支援機構)からも解雇された問題で、与党3党と公明党がまとめた政治解決案が近く前原誠司国土交通相に提出される見通しだ。不採用から丸23年で見えてきたゴール。所属労組を理由とする採用差別があったと訴えてきた組合員らは「国は23年間の苦しみに応えてほしい」と声を振り絞る。【松谷譲二】
◇炎天下で草刈り、トイレにも許可必要…「人間扱いされなかった」
国労に所属した佐久間忠夫さん(79)=東京都大田区=は1047人の最年長。1945年、14歳で国鉄に入社し、31歳で電車運転士になった。「人員整理」のため大量解雇をする国鉄当局を疑問視し、労働運動にも身を投じた。しかし、80年代、巨額負債を抱える国鉄に対し世論の批判が集中。分割・民営化の波にのみこまれ、86年7月に神奈川県内にあった国鉄の「人材活用センター」に送られた。
約3年間、まともな仕事は与えられず、炎天下、敷地内で草刈りを命じられる日々。上司の許可なくトイレに行くことも許されない。再就職あっせんは1度しかなかったのに、事業団側が国会向けに説明した資料には「36回」とあった。佐久間さんは「人間扱いされず、単なる『首切りセンター』だった。不安を抱いた仲間が何人も自殺した」と悔しがる。
事業団解雇の時点で59歳。佐久間さんはめんたいこ販売で、妻ゆきこさん(78)がシルバー人材センターの派遣で家計を支えた。その一方で、02年に旧国鉄に解雇撤回などを求める提訴に加わった。05年に東京地裁は「採用差別があった」と認めて賠償を命じ、2審も勝訴。だが、機構は最高裁に上告し、かたくなな姿勢を崩さない。
亡くなった仲間は60人に上る。出口の見えない闘いの末、動き始めたかにみえる政治決着に望みを託す。「一日も早くけじめをつけたい。そこから、やっと新たな一歩を踏み出せるんだ」と訴える。
◇政治解決案の概要
与党3党と公明党の実務担当者は昨年末から複数回の会合を持ち、素案を検討。3月上旬に民主党役員会などで了承された4党案は「23年間を考えれば、人道問題として早急に解決すべきだ」とした上で、(1)解決金1人当たり平均1650万円(2)解雇によって消滅した期間の年金受給相当分を「生活補償金」として平均1300万円−−などを盛り込んだ。
対象は約910世帯で、財源は機構の特例業務勘定の剰余金を活用。雇用対策として、政府がJR北海道などに約200人の雇用を求める内容もある。4党案について、組合員側は受け入れる姿勢だが、前原国土交通相は閣議後会見で「報道ベースで見ると、あのまま持ってこられても、『はい、分かりました』と言える内容ではないという印象をもっている」などと述べ、現時点では難色を示している。
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JR不採用問題:政治解決案 組合員「頑張ろう」
◇これ以上修正させぬ/引き延ばし耐えられぬ
3月19日毎日新聞
23年間に及ぶ「負の遺産」の清算が見えてきた。国労組合員ら1047人のJR不採用問題で与党3党と公明党が18日、前原誠司国土交通相に申し入れた政治解決案。当初案から減額したものの、組合員側は「(訴訟を取り下げて)和解する方向で協議したい」と受け入れる方針を示した。期待が広がる一方「実際にどれだけ救済されるのか」と慎重な反応もあった。
4党がまとめた解決案は▽和解金を1人平均約2400万円▽JR北海道やJR九州などに200人程度の雇用を要請する−−などが柱。解決案提示を受けた組合員ら約70人は同日夜、東京都内で集会を開き支援者らとともに「解決まで手をゆるめず、頑張ろう」と声を上げた。「国鉄闘争共闘会議」の二瓶久勝議長は「これ以上修正させてはならない」と訴えた。
09年11月、政治解決を呼び掛けながら国会周辺約1・3キロを1日32周走る「54日連続マラソン」に挑戦、完走した北海道北見市の原告、中野勇人さん(47)は「この案で解決なら走ったかいがある」と語った。問題の風化が進む中「23年前を知らない若い国会議員たちにもアピールしたい」と思い、マラソンに挑んだ。中野さんは「人生の半分を費やし、すでに60人の仲間が死んだ。もう引き延ばされるのは耐えられない」。
福岡県みやま市の原告、原田亘さん(63)は「私たちの原点はあくまでJRへの不採用問題であり、大切なのは金額より雇用。若い組合員が実際にJR各社にどれだけ雇用されるかに一番注目している」と話した。
労働問題に詳しい五十嵐仁・法政大教授は「組合員の長年の苦労に見合わない低い額だろうが、長期化した問題を決着させるにはこの好機を逃してはならない」と指摘した。【坂本高志、松谷譲二】
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2010年03月09日(火)
第6回9の日平和ラン [ランニング]
今日は、一日中雨。
「9の日平和ラン」の日なのに、一向にやむ気配がない。
夜になってもやまない。
篠山の疲れもあることだし、今日は無理しない。
大事なのは形式ではなく「平和を願い続ける心」。
今日はいつもの9.9kmではなく、3km。
自宅から北稜高校の先の信号までを往復。
最初はジャージ上下で走ろうと思っていたが、雨がきつい。けっきょく、ウインドブレーカー上下を着込み、脳天ザビエル隠しの帽子までかぶって出発。
行き1.5km8分10秒、帰り1.5km8分32秒、合わせて16分43秒。
走っていた時間はわずかなのに、ずぶぬれ。
顔が寛平ちゃんぽくなっているような・・・。
明日いい天気になったら、今日走れなかった分、走ろうっと。
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昨日、真樹が、校外学習として「USJ」に行ってきた。小さな学校なので、中3の3人だけで。
私、ヨメさん、廉にもおみやげを買ってきてくれた。
一日たっぷり楽しめたようだ。
「高校入ったら彼氏つくって、はよう2回目行かんなんな」と言ったら、喜んでいた。
「スポーツは平和とともに、彼氏とのデートも平和とともに!」
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2010年02月24日(水)
第2回勝手に国労応援ラン [ランニング]
今朝の会話。
「ますみちゃん、新聞見てみ。」 (毎日新聞1面トップ記事を見せる。)
「なにー。」
「JR不採用に解決案やてー。270億円支払いで230人雇用やてー。」
「えー、すごいやん。これでやっと、中野さん北見に帰れるやん。」
「そうなるかもなあ。でもな、中野さんらの運動はお金で解決という問題とちゃうねん。民営化で会社の名前が変わったら雇用の継続性はない、ってゆうとんでもない理不尽と闘ってはんにゃ。最高裁の裁判官には常識ちゅうもんがないんかー、と言いたなるで。中野さんらの運動はな、自分らさえなんとかなったらええわという運動とちゃうねん。おんなじような理不尽な目にあう人が二度と出んように闘ってはんにゃ。」
「そやなー。でも、23年は長すぎるわ。みんな、もうそんなこと忘れてしもてる。」
「普通はな、途中であきらめてしまうねん。中野さんらがこんな長い間あきらめんと闘ってきやはったんは、自分らにはクビにされる理由がないという信念やろなあ。先生の世界もそうやったけど、組合活動一生懸命やってはる先生ほど、ふだんの仕事も一生懸命やってはったたもんなあ。そんなことでごちゃごちゃ言われてたまるか、という気持ちでがんばってはったと思うんやけど・・・。」
「まあ、こないだ1時間でも私が付き合ったげたんがよかったんやろなあ。そこから運が向いてきて・・・」
「なにゆうとんね。ますみちゃんが応援する人は、ことごとく失速しとるやないかい。『失速のますみ』とゆうてもええど。」
「いや、そんなことはない。アンタかて私と出合ってへんかったら、とうの昔に野垂れ死にしとる。」
「そう、そうかもなあ・・・。ということは、アゲマン?」
「そうそう。」
読者のみなさんすんません。あきれんといてください。うちのヨメさんは、こういうヤツです。
今日2月24日は、中野勇人さんが「国会前54日間連続フルマラソン」を完走された12月24日から、ちょうど2ヶ月目。私が、「勝手に国労応援ラン」をする日。こんな日に「解決案」のビッグニュースが飛び込んでくるとは・・・。
1月24日に南の「京都駅」、2月16日に西の「二条駅」とくれば、今日は東の「山科駅」でしょう。
カーナビで調べると、約13.5km。往復で27kmかー。これはちょっと手ごわいぞー。
でも、今日は水曜日(「京都キャロット」定休日)なので、ゆっくりじっくり走りましょ。
今日は、天気よすぎ。たぶん、20℃を超えているのでは・・・。
JR山科駅到着は、ちょうど1時間半後。
蹴上の上り坂以外はほとんどゆるやかな下りだったので走りやすかった。それにしても暑い。
そろそろ通学通勤の人々が帰宅する時刻なので、私の付けているゼッケンも多くの人の目に触れている。やっぱり、明るいうちに走らないとね。
私はちんまるこいあやしいオッサンであることは、重々承知しています。そんなただでもあやしいオッサンが、字がいっぱい書いてあるゼッケン付けて、「シャッター押してもらえませんか」なんてとても言えない。
あたりに人がいないときを見計らって、セルフタイマー撮影。これは、垣根にペットボトルを置いて、その上にカメラを置いて撮った写真。まあまあうまく撮れました。
さあ、残り半分。家まで13.5km。
なぞのふうせんは、かもなすくん。山科地域のゆるきゃららしい。
クリーニング屋さんの前にストラップが売ってあったので、子どもらのおみやげに買っていった。
「『政治の責任』って?」
そのお店の女性の方が話しかけてこられた。
「あっ、これね。国鉄クビになった人が職場復帰できるかも知れんのです。今日の新聞、読んでください。」
よかった。ちょっとだけ宣伝できた。
6時半すぎ、自宅に到着。
スタートより3時間14分。今日は、長時間アピールできた。
ひとりで27kmも練習で走るなんて、ちょっと前の私からは考えられない。「練習なし」をウリにしていた私を知っている人は、気持ち悪くてしょうがないだろう。「頭でも打ったんかー」てね。
これもほとんどは中野勇人さんの影響。ある意味、「頭打った」のは正解。
まだ、「解決案」が出ただけ。JR不採用問題が解決したわけではない。
本当の解決の日まで、私はまだまだ「勝手に国労応援ラン」を続けます。
Posted by パオパオ パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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