パオパオだより

2020年08月19日(水)

歯を抜いたら [病院]

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 今日は、使い物にならなくなった歯を抜く日。
 お昼12時に、壬生坊城第二団地を通って歯科医院へ。

 ボロボロになった歯の根っこを抜くのに悪戦苦闘。全部抜くのに30分近くかかった。
 「トイレに行かせてください。」
 私は今は30分くらいしかしんぼうできない。
 トイレから戻って、仮の歯を入れるのにまた30分ほど。これはギリギリセーフ。終わってすぐにまた、トイレに行きましたけど。

 そして2時前に家に到着。
 3時くらいに一度トイレへ。 
 しかしそのあと異変が。
 全然トイレに行きたくならない。ずっと続いていた膀胱あたりの違和感も、気にならなくなった。けっきょく、次にトイレに行ったのは6時間後の夜9時。
 
 「もれそ でない いたいの三拍子」が、突如
 「もれそじゃない ふつうにでる いたくない」に変化。

 考えられることはただ一つ。
 抜歯後の痛み止めにもらったロキソニン。60mgと書いてあったので、かなりきついやつやと思う。これが効いたとしか思えない。

 なーんや、こんなことなら痛み止めを出してもらっとけばよかった。
 「痛みを取るのに、私たちができることはなにもありません。日にち薬だと思ってください」なんて言われるものだから、遠慮してしまいましたわ。

 明日、緊急で泌尿器科の診察をお願いした。
 でも、歯科医院でいただいた薬が効いたとしたらなんとしよう。
 「おんなじ薬をいただけますか」と言ったらいいのかねえ。

 「もれそ でない いたいの三拍子」は、昼間は1時間も持たず繰り返し。寝床に入っても、せいぜい1時間半くらいで繰り返し。めっちゃ苦しかった。

 今日は歯を抜いたので、「運動とアルコール」禁止。二つの楽しみがなくなってしまったが、久しぶりに熟睡できそう。
 いなかへ帰る予定も変更。
 多少暑くても、夜中にトイレに行かなくてすんだら楽。

 このまま痛みが取れていったらいいんやけど・・・。

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 雨の中を走ったままで放っておいたシューズを洗った。
 ちょっとでも濡れたら洗わなあかん。かなり臭くなっていた。

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 2足のつもりが、もう1足たして合計3足。
 膀胱全摘なら、最後に思いっきり走って全部処分しようと思っていたシューズたち。

 まだまだ、はくぜー!

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【今日のきく】

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 オバサンが出張鍼灸で、おもしろくないきく。
 かわいい手ってやねえ。

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 夕方お散歩へ。
 アスファルトはまだ少し熱かった。
 本当は土の道のほうがいいんやけどね。

 きくの好きな、旧京都キャロット店舗へ向かう道。

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 途中のくさむらでウロウロ。
 いっぱいいっぱい歩いたね。

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 ちょっと足がからんでコロンとなったこともあったけど、めげずにすぐ立ち上がるきくちゃん。
 えらい!

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 今日のみーちゃんも一枚。
 ますますかわいくなってますよー。

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2020年08月15日(土)

にょうへー [病院]

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膀胱癌の臨床病期

 「うまい やすい はやいの三拍子」じゃなく、
 「もれそ でない いたいの三拍子」。

 ほんまにひどい。
 尿道の管を抜いてもらったのが8月5日(水)。その日は火を吹くような勢いの痛さ。担当医師が「膀胱の内側をやけどしていると思ってください」という意味が分かった。トイレに行くたび毎回5分くらい動けず、ひたすら痛みに耐えていた。

 今まで3回の全身麻酔の手術の時も尿道に管を通されたが、抜いた後にここまで痛くはなかった。今回は膀胱の手術やからまたちがうのかな。

 入院中の強烈な痛みは、退院後には少しだけましになってきた。でも少しだけ。
 もう管を抜いてもらってから10日たつというのに、かなり変。
 1時間もしないうちにもれそうな尿意。(もうこの時点で痛い。)
 そして、出そうとがんばってもほとんど出ない。
 なんとかチョロチョロと出たあとは激痛が走る。
 昼間はまだしも、夜寝ているときもほぼ同じなので安眠できない。

 なんぼ何でもおかしいでと思って、ヨメさんに聞いてみた。
 「それは、にょうへーやな。」
 「なに、その『そうへい』みたいなん。かわいいな。」
 「尿が閉じるで、尿閉や。」
 「にょうへー、にょうへー、かわいいな。」
 「真剣に聞け!」
 ヨメさんは怒り出した。

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経尿道的膀胱腫瘍切除術

 「経尿道的膀胱腫瘍切除術」の術後合併症として、こんなことが書かれていた。

5)尿道狭窄(男性の方のみ):カテーテルを抜いた後、尿が出にくくなることがあります。これは、尿道あるいは膀胱頚部が、手術に使用した機器やカテーテルに圧迫されて浮
腫を起こしたり、虚血後の変化として組織が縮んで硬くなったりすることにより、尿の通り道が狭くなるために起こるもので、尿道狭窄や膀胱頚部硬化症といわれています。
発生率は比較的高く、統計的に約 10%と言われています。発生した場合には、外来で金属の器械で尿道を広げたり、入院して尿道の切開術を行うこともあります。
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 これやね。
 ヨメさんが教えてくれた「尿閉」は、「尿道狭窄」ともゆうみたい。

 ヨメさんは、「アンタの態度が悪いから、お医者さんがガシャガシャと適当にやってしまわはったんちゃうか」などと言う。
 なんちゅうことゆうねん。
 膀胱全摘を免れただけで、もう大先生じゃー。

 この痛みは、「にょうへー、にょうへー、かわいいな」と歌って耐えることにしましょう。
 ああ、でもこの「もれそ でない いたいの三拍子」はいつまで続くん?

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2020年08月13日(木)

運命の分かれ道 [病院]

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 今日は鞍馬口医療センター・泌尿器科。
 8月3日の「経尿道的膀胱腫瘍切除術+前立腺針生検」の結果を聞く日。

 膀胱腫瘍が浅ければ、今後は定期健診を続けて行けばいい。ただし、腫瘍が筋層まで浸潤しておれば膀胱全摘。膀胱全摘になれば、もう走るのはすっぱりやめようと決めていた。
 前立腺癌の方も、そう診断されると長い長い治療が待っているようなことを言われていた。

 自分の人生の重大ニュースを考えると、一番はまちがいなく眞寿美さんと結婚したこと。しかしそのあと、二番三番はスッと思い当たることがない。教師を辞めたこと、子どもが生まれたこと、甲状腺全摘手術をしたこと・・・。いやそれよりも、次は「離婚」が二番に入ってしまうのかと戦々恐々としていた。

 そこに挟まってきたのが今回の膀胱癌。26歳から走り始めて、もうすぐ39年。ランニングとは長い長いお付き合いだったので、走るのをあきらめるのはつらい。結婚生活が35年で、それより4年も長いんですから。
 そうなると、私の人生の重大ニュースは「結婚ー断走ー離婚」の順に落ち着きそう。(「断走」という言葉は「断酒」から思いついた。)
 

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 午後3時、診察室に呼ばれた。
 ヒゲのH医師。

 「今日はお一人ですか。」
 「はい、家族を呼んだ方がよかったですか。」
 「いえ、だいじょうぶですよ。」

 えー、なんやねん。家族を呼ぶちゅうことは、悪い方の告知かーい。 
 胸がドキドキして来た。

 「診断は膀胱癌です。ただし悪性ではなく、今回の切除手術で取りきりました。筋層までの浸潤は見られませんでした。再発しやすい癌ですから、今後定期的に検査を受けて行ってください。
 前立腺の針生研でも、癌ではありませんでした。」
 「やったー! よかったー!」

 本当はバンザイをしたいほどうれしかったが、診察室内だったのでちょっと控えめに。
 ここで一番に思ったのは、「これでまた走れる」ということ。

 「前に血尿が出ているので走るのは控えた方がいいですかとお聞きしたら、全然だいじょうぶと言われたんですが・・・。」
 「だいじょうぶですよ。癌と運動は何の関係もありませんから。運動できるなら、してもらった方がいいくらいです。ただし、今は熱中症に気を付けて。」

 そうですか、そうですか。
 今日から再スタート。落ちるところまで落ち込んでしまったけど、今から挽回していくでー。

 診察の後、癌専門の看護師さん(Kさん)がいろいろとお話をしに来てくださった。この方が若い女性なのにすごく聞き上手で、ずいぶん長話をさせてもらった。これだけでも心が晴れる。
 先日の入院の時も、最初に入院の説明に来てくださったK看護師(看護師になられたばかりのかわいい女性)、薬のこと以外もていねいに説明してくださったM薬剤師(男性)、全身麻酔のことを素人にも分かりやすく説明してくださったT医師(女性)と、鞍馬口医療センターは感じのいい人ばかり。
 この先もお世話になります。よろしくお願いいたします。

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 今日は廉彩夫婦がお見舞いに。
 診断の結果がよかったからお祝いの手巻き寿司パーティになったけど、悪かったらどうなぐさめてくれたんやろうねえ。

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 ついでに3日遅れの廉の誕生日祝い。
 真樹がいたらよかったのになあ。
 きくちゃんが横を向いているのもちょっと残念。

 とにかく、今日が暗くなってしまう日じゃなくてよかった。
 さあ、明日からしっかり走るで!

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【RUN】

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 医師より「走っても良い」とお墨付きをいただいた。
 今日走らないでどーすると思ったが、病院で緊張したせいか体がしんどい。
 午後5時すぎ、ちょっとだけでもと思い、「行くぜ!」Tシャツを着てスタート。

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 やっぱりしんどくてあかん。
 うちから1. 5km先の緑の小屋で折り返し。

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 自宅到着3km、20分06秒。
 かなりへとへと。

 町内ダウンジョグをしていると、黒猫ちゃんがダラーとしていた。
 夏バテせんように、気を付けような。

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2020年08月06日(木)

退院イタタタ [病院]

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 午前10時すぎ、ヨメさんがきくちゃん連れでお迎えに来てくれた。

 かわいいかわいいきくちゃんは、オッサンのこと覚えてくれてたかなあ。それまでワンワンほえていたのに、私が「きくちゃん」と呼びかけると静かになった。
 覚えてくれてたんかなあ。

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 ヨメさんはうっとおしい私がいない間、きっとのびのびと過ごしたんでしょう。
 これからはそうはいかんで。

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 みーちゃんもいつもの場所に引っ込んでいたけど、エアシャーもなかったので覚えてくれてたんかなあ。

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 今日のお昼は、私の大好きな冷めん。
 ヨメさんも気を使ってくれてますね。おいしい冷めん、ありがとうございます。

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 左腕のかいかいは、名札の輪っかに対するアレルギーだろうとのこと。体調が悪い時は、ちょっとしたことにアレルギー反応するみたい。

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 これはかいかいをしんぼうしたらすむ。
 ところがしんぼうできない痛みが二つ。
 一つはオシッコの時の激痛。「イタタタ」というより「ズッキューン」という感じの痛み。もういや。ちょっとずつうずくまる時間が短くはなってはいるが・・・。
 もう一つは腰の痛み。ずっと痛かった左の腰の痛みがましになってきたと思ったら、今度は右。「イタタタ」、「イタタタ」の繰り返し。なんじゃらほいと思ったが、これはどうもぎっくり腰やね。腰がひねれへん。

 明日は寮2の24時間バイト。
 二つの痛みのうち、どっちかでもましになったらいいんやけど。

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【今日のきく】

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 私の退院日なので、一週間ぶりの夫婦水入らずでほっこり・・・、と思ったら大まちがい。
 ヨメさんは夕方から出張施術。乞われて行くところがあるのはありがたいと思わなければ。

 「みーちゃんもきくちゃんもいるし、さびしない」と思ったらこれも大まちがい。
 「両方とも、寝てばっかりで出て来んがなー!」

 7時前にやっと、お腹を減らしたみーちゃんがタンスの後ろの巣穴から出てきた。
 みーちゃんのお上品な食べ方を見ているだけで、心が豊かになる。
 「ほんまに、2年間も野良生活してたん?」

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 8時、やっときくが起きた。
 寝ぼけているけど、むりやりお散歩。

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 そのうちに、だんだんしっかりと歩くようになった。

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 一週間ぶりのオッサンとのお散歩、喜んでくれたかな。
 嫌がってはなかったように見えたけど・・・。

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 歳はとっても、食欲旺盛。
 きくちゃんの食べっぷりを見ていると、まだまだだいじょうぶな気がする。
 まずは、来年3月の16歳を目指そう。

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2020年08月05日(水)

霞がかかる [病院]

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 昨日は左の腰が痛くて、夜に何回も目が覚めた。寝る前に痛み止めの薬をいただいたのだが、ほとんど効かなかった。
 手術の後ずっと同じ姿勢で寝ていたので、前から痛かった左腰の痛みが悪化した。今日も朝昼晩と痛み止めをいただいたら、やっと少し楽になった。

 昨日の夜、点滴の針を抜いてもらって動きやすくなった。
 そして今日の朝、やっとオシッコのくだを抜いてもらった。これでやっと縛りがなくなる。

 そのあとすぐにシャワーへ。
 日曜以来3日ぶり。
 「タオルがぞうきんみたいになりましたわー」と言うと、「あらー、おふろだいじょうぶかしら。うそうそ」とかえしてくださる職員さん。
 こんなちょっとした会話がなごむねえ。

 くだを抜いてもらった一発目のオシッコは出ず。11時過ぎの2回目になんとか20ccほど出たのだが、痛いのなんのって!
 「もうオシッコしたくない!」と思うほど。

 でもそういうわけにもいかず、それから4、50分おきに。
 そのたんびにうずくまってしまうくらいに痛かった。
 ヨメさんにラインで相談すると、「なにか気をまぎらわすことをし」と。動けへんゆうてるのに・・・。
 とりあえず、オシッコのあと病室に帰らず廊下を歩いてみた。1周しても100mもなさそうな廊下。

 そしたら、北の山が霞んでいた。その時はもう午後5時すぎ。
 「こんな時間に霞むことがあるんかなあ。私の前途にも霞がかかってきたなあ」とか思っているうちに痛みがましになった。じっとしてるより、動いたほうがましなんか。

 主治医がまわってこられ、「あさって退院されますか」と。
 「いえ、明日には退院したいんですが・・・。」(「あさってバイト」とは言わんかったが。)
 「うーん、まあいいでしょう。」

 オシッコするときの激痛を話したのだが、「私たちはその痛みを取るのにできることはなにもないです」とおっしゃった。そらそうやわなあ。「膀胱の中がやけどしていると思ってください」と言っておられるのだから。
 でも病院にいても何もしてもらもえないのなら、家に帰った方がよっぽどましやん。
 家には、かわいいかわいいますみちゃん、きくちゃん、みーちゃんがおるもんね。また、みんなにいやがられるだけかもしれんけど・・・。


※やっぱり、「もうすぐ携帯代が高くなりまっせ」メールが来た。時間がかかってもパソコンでアップ。
 

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2020年08月04日(火)

長い名前の手術が短く終了 [病院]

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昨日のお昼12時07分、「着替えてください」と。 
手術開始予定が1時半と聞いていたので、「えらい早いなあ」と思った。
まあ病院では優等生の私は、すぐに着替え準備万端。ただ入院以来ずっとエアコンの寒さにふるえていた私には、この待ち時間はつらかった。

でも、始まったのは予定通り1時半から。
この期に及んで、左肩が痛い、左腕がかいかい、おまたが痛くて歩けない。
でもみなさんやさしい方ばかりで、「手術恐怖症でごちゃごちゃゆうてすんませんなあ」と言ったら場がなごんだ。

手術台に上がるのはもう慣れているはずなのに、今回はかなりドキドキした。去年1年空いたせいかなあ。

膀胱癌の疑い、前立腺癌の疑いにより、「経尿道的膀胱腫瘍切除術+前立腺針生検」。
なんと長い名前の手術だこと。前からも後ろからも、えらいこっちゃ。

あとは、全身麻酔で何もわからんうちに終了。
「フジイさん、フジイさん!」と呼ばれて目が覚めたとき、手術室の時計は2時50分だった。
あんな長い名前の手術にしては、早く終わってよかった。
あとは病室に戻ってうつらうつら。

7時ごろ、家にラインだけしといた。
下腹部全体がいたいたー。
何もできないので、そのあとはただひたすら寝る。

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今日は朝6時に起こされた。今までで一番早い。
「立てますか」と言われたので何とか立ってみた。もう、下腹部全体が取れそうな痛み。お腹をこわしたときの痛みと似ていたので、「整腸剤とか飲んだらあきませんかね」と聞いてみた。「痛みが出ているのは腸じゃないのでね」とのお返事。そらそうや。しんぼうするしかないみたい。

時間がたつにつれ、下腹部の痛みにも慣れてきた。
何もかも順調だと思っていたが、最短退院と聞いていた明日はどうも無理なようだ。
明日おしっこの管を外して、あさって退院になるみたい。

パソコンが超低速化してしまってほとんど使えない。
ああすることがない、ヒマ。


※今日は携帯でブログ記事をアップ。今度は携帯代が高くなるんちゃうん!

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