パオパオだより

2010年07月14日(水)

増水 [雑感]

◎京都新聞7月14日夕刊より

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河川敷の歩道まで濁流が押し寄せ、立ち入り禁止になった鴨川(14日午前8時27分、京都市下京区・団栗橋から四条大橋を望む)

「西日本で局地的豪雨 京都府内でも住宅浸水」

 日本海に停滞する梅雨前線の影響で14日午前、九州北部で局地的に1時間に100ミリを超す猛烈な雨となるなど、西日本各地で大雨となった。西日本から東北では、15日にかけて大雨が続く見通し。気象庁は、土砂災害や河川の増水に警戒するよう呼び掛けた。

 京都府でも南部を中心に激しい雨に見舞われ、京都地方気象台によると、14日午後1時までの24時間降雨量は、京都市中京区で133ミリに達した。

 亀岡市や京都市左京区などで床上浸水1戸、床下浸水約20戸があった。鴨川が京都市上京区ではんらん注意水位(1・6メートル)を超えたほか、山間地などで土砂崩れが相次ぎ、府と気象台は土砂災害に警戒を呼びかけている。
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 今日は、朝から豪雨。
 真樹を高校まで車で送ることにした。

 家から地球研前に出て、岩倉へ抜けるまっすぐな道を進むと大渋滞。いつも通る花脊造園さんの前のあたりが池になっていた。その一番深いあたりで一台の車が立ち往生している。仕方なくバックしてUターン。産大側からまわって行くことにした。

 途中で見た鴨川は、今まで見たことがないくらい増水していた。河川敷のランニングコースも、橋の下の部分では冠水している箇所もあった。雨は一向にやむ気配はない。

 真樹を高校で降ろしたあと、同じ花脊造園さんの前の道を通ってみた。立ち往生していた車はなくなっていたが、まだ道路は池のような状態だった。これは、長代川が氾濫したのではなく、小さな溝川があふれ出したものだ。大きな川ほどしっかりと治水対策がされているが、こわいのは小さな溝川。このしばらくあと、ここをもう一度通ろうとすると「通行禁止」になっていた。京都市の山間部でないところで、こんなことになるのは本当にめずらしい。

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 こんな日は、あまり出歩かないこと。
 しかし、今日も真樹は学校がお昼までだったので、3人でラーメンを食べに行った。修学院の「魁力屋」。サービス券をもらっていたので、いやしんぼのヨメさんはラーメン+焼き飯+から揚げ。店を出た後、「くるしいー」を連発していた。それ、絶対体重増えるって!

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 家に帰ってから、「TSUTAYA」へ。
 真樹が借りたDVD「雨鱒の川」を、家で2人で見る。
 北海道の大自然を舞台に、2人の幼なじみの初恋にさまざまな人間模様が交錯する純愛ラブストーリー。玉木宏、綾瀬はるか主演。二人の少年少女時代を須賀健太、志田未来(この二人は、この作品が映画デビュー作)。
 6年前の作品なので、玉木さん24歳、綾瀬はるか19歳、須賀健太、志田未来はまだ9歳。なかなかよかったです。

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 夕方雨がやんだので、きくの散歩。
 長代川の石垣が崩れたようで、竹を切り倒し、土嚢を積む作業が行われていた。

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 花脊造園さんの前は、応急処置をされたようで道路の水たまりはなくなっていた。しかし、家の前には土嚢が。たぶん、浸水したのでしょう。

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 大きな被害がなければいいのですが・・・。

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 きくが毎日通る長代川沿いの散歩道も、石垣が崩れ通行止め。当分、通れへんのかなあ。

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2010年07月05日(月)

帰り道 [雑感]

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きくのおしりを足でツンツン、「ナニ!」

 「京都キャロット」の出張販売では、かなり遠くまで運転していく。
 行きしは早朝であったり、ヨメさんが通販の電話に出なくてはいけなかったりして二人で話すことは少ない。しかし、帰りは夜遅くなることが多いので、けっこう話をする。

 ヨメさんは仕事熱心なので、仕事の話が多い。私は、ランニングを通じて知り合った人の話をすることが多い。
 夫婦共通の話題は、廉と真樹ときくとあんも。特に、最近は子どもらの親離れが著しいので、私らを頼ってくれるきくのことを話すことが多くなる。
 家が近づくと、「はよ、きくちゃんすいたいなあ」。きくは、私ら夫婦にとっては常習麻薬のような存在です。

 来年、ヨメさんは「サロマ湖50km」に出場するそうだ。でも、この話題は、私からは絶対してはならない。話がどんな展開になったとしても、最後は「ほっといてー」で終わってしまうから。あの狭い運転席と助手席という空間で、ヨメさんを怒らせてしまったら「高速で事故起こす」ちゅうねん。

 ところが、昨日の帰り道ではヨメさんが自分から話し出した。
 「サロマの50km、一人で黙々と走るのはつらいやろなー。」
 「うん、そやけど、誰かれなしにいろいろと話かけてくれはんでー。ボクはいやな人は一人もなかったけど・・・。」
 「いやー、それもなー。誰かさそおっかなあー。でも、○○さんやったら入賞ねらいやろうし・・・、△△さんやったらしゃべり続けはってこっちが疲れるやろうし・・・、××さんは・・・」
 「そんな気の合う人って、なかなかおらへんて。8時間もかかるんやから・・・。」
 「そやなー。『いっしょに走りませんか』ってネットで募集したりもできるんやけど。私のかわいい写真とか載せたら、マニアがいっぱい寄ってきて困るしなあ。」
 「はー? ますみちゃんのかわいい写真てあるん?」
 「あるある、いっぱいある。」

 (さて、ここからが私の本領発揮。発想の超飛躍。)

 「ますみちゃん、現地調達しー。」
 「北海道でかいな。それは無理。」
 「いやいや、いける。中野さんの次男がおるがな。地元北見在住やで。現地調達ばっちりやがな。」
 「でも、若すぎて・・・。、ちょっと気の毒なような。」
 「だいじょうぶだいじょうぶ、ますみちゃんとあの子のお母さんと同い年やん。」
 「そっかー、慣れとるかー。でも、走れるかー。」
 「今はちょっとデブリンやけどな、中学の時、陸上部やったゆうとったで。10kmくらいまでやったら、今でもお父さんに勝てるって。」
 「そうかー。でも50kmやでー。」
 「そんなもん、今から1年後なんやから、もうちょっとやせてもろてやな、8時間で走れるようにしてもらおうやないか。」
 「うーん、それ、ほんまにええかもな。でも、私みたいな初対面の人にちゃんと応対できる?」
 「あっ、それはだいじょうぶ。今な、中野さんが四国常駐になってから出してはるおたより『南の国から』を最初から読んどんね。そしたらなあ、あこの子はお父さんに連れられていろんなとこ引っ張り出されとる。初対面もくそもないって。」
 「そうかー。小さいときからえらい目におうとんにゃ。」
 「まっ、そういうこっちゃな。サロマの前の晩ビアホール行った時かて、ボクに気つこて気つこて。そういう面ではきたえられとるわい。」
 「いやー、本気でたのんでみよかなー。でもなー、こうじさんでもかなりあやしいオッサンやのに、そのヨメさんて、もっとあやしいと思われへんかなー。」

 「あっ、おもろいこと思い出した。そのビアホールでますみちゃんの話題になったときにな、次男君が中野さんに向かって『会ったことあるん?』って聞いたんや。ほな、中野さんが『一回だけな』って答えはったんやー。その時の次男君の顔がなんか複雑やったどー。」 
 「えー、その『一回だけ』って、なんかエロい響き。」
 「そやろ、あれはお母さんに報告しとるどー。」

 ほんま、次男君、昨日くしゃみしとったやろな。
 よそ様の子の話題で、こんなに楽しんでいいんでしょうか。
 さて、ヨメさんの「サロマ湖50kmへの道」は、今後どのように展開していくのでしょうか。ヨメさんに怒られなかった場合に限り、続く・・・。

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2010年06月10日(木)

京都マラソンは京都迎賓館で [雑感]

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内閣府ホームページより

 昨日走っていてひらめいた。
 2012年から始まる「京都マラソン」のメイン会場を、京都迎賓館にしたらどうでしょう。

 今、政府の事業仕分けが話題になっているが、京都一(ひょっとしたら日本一)宝の持ち腐れになっている施設は「京都迎賓館」ではないでしょうか。
 確かあの施設は200憶円以上かけて作ったものである。ところが、東京に本家迎賓館があるので、年間使用日数は一けたと聞いたことがある。年間維持管理費にいくら使っているのか知らないが、どうして誰も文句を言わないのだろう。
 管轄が内閣府ということは、全額国民の税金でまかなわれているはずである。
 
 元々あの場所は京都御所内の原っぱで、私も若い時は何回も草野球で使わせてもらった。その使用権の抽選に当たるのがたいへんなほどの人気で、今よりも多くの人に喜んで使われていた場所であることはまちがいない。
 「京都迎賓館」は、いわば、草野球選手たちの小さな楽しみを奪った上に出来上がった施設なのである。

 元々そんな場所であるので、ぜひ年1回のマラソン大会くらいには使わせてもらいたい。(長年続いていた「京都元旦ロードレース」も、5年ほど前になくなってしまったことだし。)
 ここなら、地下鉄でも来れるし京阪電車も便利。
 それに、現在「京都マラソン」のメイン会場に予定されている平安神宮は、あのでかい赤い鳥居がめちゃめちゃかっこ悪い。あれが京都の象徴やと思われたら、恥ずかしーてたまらん。
 「京都迎賓館」で、「京都マラソン」に来ていただいたお客様をもてなす。これこそ、本来の使用目的にかなっているのでは。

 京都御所の砂利道がスタートゴールやったら、かっこいいと思うんやけどなあ・・・。こここそ、他のどこでもない「京都」ですっていう感じ。ただし、スタートゴールの走りにくさ日本一の大会になるやろね。でも、それもおもしろいやんね。

 京都のど真ん中を長い時間交通規制するのはむずかしいし、時間がかかる人は後半は御所の中をぐるぐる回るちゅうのもおもしろいかも・・・。うーん、それでは期待して来やはった人らに怒られるかな?

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内閣府ホームページより

◎内閣府ホームページより

 京都迎賓館

 京都迎賓館は日本の歴史、文化を象徴する都市・京都で、海外からの賓客を心をこめてお迎えし、日本への理解と友好を深めていただくことを目的に平成17年に建設されました。
 歴史的景観や周辺の自然環境との調和を図るため、日本の伝統的な住居である入母屋屋根と数寄屋造りの外観をいかし、築地塀を巡らせた品格のある和風の佇まいを創出しています。建設に当たっては、数寄屋大工、左官、作庭、截金(きりかね)など、数多くの伝統的技能を活用し、京都を代表する伝統技能者の技が生かされています。また、調度品についても西陣織や蒔絵(まきえ)、漆などの伝統的技能を活用した家具を配置しています。
 東京(赤坂)に位置する洋風建築の迎賓館とあわせ、国公賓などの賓客の接遇の場としての役割を果たします。


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2010年05月24日(月)

ハゲじかけ [雑感]

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 小豆島オリーブマラソンでは、「京都キャロット」の出店の後片づけの時にゴミがたくさん出る。今出店させていただいている場所は、大会本部とは直接関係のないバス会社の車庫である。そのため、うちの関係のゴミは車にぎゅうぎゅう詰めにして京都まで持って帰らなくてはならない。

 最後の後片づけをしている時、大会のゴミを処理しに役場のゴミ収集車がやってきた。
 「ますみちゃん、ますみちゃんの色じかけでこのゴミ持って行ってもらうちゅうわけにいかんのか。」
 「そら無理やろ。誰も見たないやろ。」と廉。
 「うまい!」と、思わず私。

 ところが、通り過ぎていったはずのゴミ収集車が戻ってきた。
 「そこのゴミも持って行きましょうか。」
 ごみ収集車の作業員の方は、明らかに私に向かって話しかけてこられた。
 「えっ、いいんですか。ありがとうございます。助かります。」

 大きなゴミ袋2つと、シューズの箱をつぶしたものもいっぱい、それらを全部持って行ってくださった。
 「うーん、ますみちゃんの色じかけじゃなくて、パオパオのハゲじかけが効いたんかなー。」
 「その頭では、なんぼなんでも気の毒やと思わはったんやろなー。」
 「うまい!」

 でも、「ハゲじかけ」って・・・。
 確かに、ゴール前500mのところでヨメさんにとってもらった写真は、頭ペッタンなあ。
 ゴール後も、廉から、「頭ヤバイで」って言われたし。
 帽子かぶるべきやったかなあ、ハゲかくしの・・・。 

(注)毎月24日は「勝手に国労応援ラン」の日ですが、今月は26日(水)に実施します。さて、JRのどの駅をめざそうかなあ。

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2010年04月10日(土)

投票率30%台の時代に [雑感]

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左京区役所

 夕方、京都府知事選挙の期日前投票に行ってきた。

 前回の知事選の投票率が新聞に書いてあったが、なんと38.44%。だいたい3人に1人くらいしか投票していないことになる。
 京都は政治への関心が高いところだと思っていたのに、なんとも情けない数字だ。

 私が20歳になった時、お酒もタバコも嫌いだったので、この投票権をゲットできたことが一番うれしかった。投票所の立会人をしておられた近所のおっちゃんおばちゃんたちが、「ほー、こうじも20歳になったんかー」というような顔でこっちを見ておられたことを思い出す。なぜか気恥ずかしく、誇らしくもあった。
 それ以来、1回をのぞきすべて投票に行っている。(行かなかった1回は、全政党相乗りとなった1981年京都市長選。)
 今から思えば、あの1回も行っとけばよかった。自慢できるものが何もない私なので、選挙の投票棄権なしは自慢できたのになあ。

 最近は投票率アップへの活動も、ほとんど目新しいものはない。アイデア不足ですね。

 私が前から思ってたのは、「選挙宝くじ」。
 投票した人だけがもらえて一等3億円とかやったら、投票率アップしません?

 最近思いついたのは、「選挙ポイント」。
 今の若い人は、何でもポイントが付いたらだまされたようにお金を使うらしい。選挙に行くたびにポイントが付いて、連続して棄権しなかったらボーナスポイントがもらえるとかやったら、若い人ら投票に行きません?

 それから、もうちょっとかわいいので・・・。
 投票用紙に、候補者名以外のことを書いてもいいようにする。もちろん、私が想定しているのは候補者名に加えて、という意味ですけど。
 今日も投票してきて思ったんですが、鉛筆で候補者名だけを書くむなしさよ。
 あの用紙、七夕の願いを書く短冊に似てますよね。私なら、「憲法9条守ってください!」の言葉と候補者の似顔絵くらいは書きたいなあ。それも、鉛筆じゃなくてフェルトペンとかで。それだけでかなり楽しい投票行動になると思うんですけど・・・。(注・今これをすると無効票になると思います。)

 とにかく、みなさん、棄権だけはやめましょう。
 少なくとも選挙公報だけでも目を通し、自分の考えにより近い候補に投票してください。いくら考えても投票に値する候補がいない時は、白票でも仕方ないでしょう。その時は、次の選挙であなた自身が立候補することをお勧めします。

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2010年04月06日(火)

足タレ? [雑感]

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京都新聞4月5日夕刊

 「これ、見た?」と、ヨメさん。
 「アンタの足だけ写ってるで。」
 「あっ、ほんまや。『足だけ撮りたい』てゆうてはったけど、見事に腰から下だけやなあ。ほかの人、顔も写ってんのになあ。」
 「これ見てアンタって分かる人は、そうはおらんで。」
 「ほんまや。でも、さすがプロ。じょうずに撮ってあるやん。これで、パオパオも『足タレ(足専門タレント)』デビューやな。」

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 3月27日取材日当日は、同じダッシュを3回くり返し。多くの新聞社のカメラマンが連写でバシャバシャ撮っておられた。
 その前後に、何回も質問にこられていたのが京都新聞のN記者さんだった。「わからないことがあったら、また遠慮なく聞いてください」と言って名刺を渡したら、数日後電話をかけてこられた。

 この記事も、私たちを必死で追いかけ、自分の目でしっかりと見られた成果です。どこにも変なかざりはありません。この先もいい記事を書いてくださりそうな好青年に見えました。
 京都新聞のN記者さん、また機会があれば、「足タレ」としてでもいいので取材に来てください。  

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◎「助っ人」駆ける? 4.11府知事選 (京都新聞4月5日夕刊)

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◎「助っ人」駆ける? 4.11府知事選 (京都新聞4月6日夕刊)

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