パオパオだより

2010年01月07日(木)

2010年賀状大賞 [雑感]

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2010年賀状大賞

 まいりました。

 今年の年賀状大賞は、結婚した3組(甥の学ちゃん、姪の悦ちゃん、元教え子のちいちゃん)からの年賀状のどれかにしようと思っていた。
 しかし、土壇場で大逆転。こんなかわいいネコちゃんには誰も勝てません。
 年賀状としてのセンスのよさにも脱帽です。
 はからずも、高山夫妻は2年連続の年賀状大賞受賞です。(去年の年賀状はは、こちら)

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 最後の最後まで大賞候補だった、悦ちゃんからの年賀状。
 「門さん悦ちゃんポスター」の時のきりりとした顔とはまたちがって、いい笑顔です。

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 こちらもいい年賀状です。
 ほんとにほんとにいい結婚式でした。その時のことが思い出されます。


 もう一人のちいちゃんの年賀状も、結婚式をあげた神社の前で撮ったすごくいい写真だった。ただ、個人情報の問題もあるので、身内以外の写真は慎重に・・・ということで一応非公開。
 その代わりと言ってはなんですが、ほっこりする年賀状を。

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 私の姉夫婦(恵藤)から送られてきた年賀状。これ、手書きです。誰が書いたんでしょう。「ほのぼの賞」をあげたいです。

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 こちら、毎年恒例、目がチカチカするうちの年賀状。
 これがまた、手作りなんですわー。写真と写真の間にビミョーに隙間があるのが、分かります?
 写真を縮小コピーして、はさみでチョッキンチョッキン。のりでペタペタ。それをまたカラーコピーして・・・。うちの家族は毎年あきれています。

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 表書きを見よ!

 眞寿美さんが京都キャロット「代表」で、私はあくまで役に立たない「雑用係」。ここ、大事です。

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 「今日もきくとナイトラン」

 今日も、夕食後、きくとナイトラン。
 きくは昼間元気がなかったので心配だったが、夜走るのになれてきたようだ。
 最初と中間あたりに「シッコタイム」をとってやれば、変なところでとまったりしなくなった。「てってってって」とよく走る。

 いつもの2kmコースを、今日は18分くらいで走れた。まあ、このスピードだと、きくにとっては「早歩き」。早く、きくの体が地面から浮く走りをしたいものだ。

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2009年12月10日(木)

「しょうがい」って? [雑感]

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 「『しょうがい』って聞いたらなあ、ワクワクドキドキすんねん。」と私。
 「はあー?」とヨメさん。
 「『しょうがい』ってゆったら、運動会の障害走やん。まともに走ったら勝てへん相手でも、網をくぐって、はしごくぐって、ハードルくぐったら勝てるかもしれんちゅうやつ。ワクワクドキドキするやろう。」(私は極端に小さかったので、くぐる系は大得意。)
 「わけ分からんわ!」
 「そやし、『しょうがい』ってゆう言葉に悪い印象持ってる人ばっかりやないってことや。今、『しょうがい』の『がい』の表記でいろいろと言われてるやろ。『害』っていう字、使わんとことか。
 たしかに、そういわれたらかなん人が多いんやったら変えていかなあかんとは思うけど、今バラバラやしな。新聞もテレビも、今は全部『障害』やもんな。
 『しょうがい』って聞いて、障害走思い出してワクワクドキドキする人っておらへんのかなあ。」
 「あー、もう、アンタは論外やちゅうねん!」

 こんな会話も、障害者と呼ばれる方にとっては腹の立つものだろうか。よく分かりません。
 こんな話題になったのは、高3の廉が学校から感想文集を持って帰ってきたから。その文集は、学校に聴覚障害者の方に講演に来てもらい、そのあとで書いた感想文を集めたものだった。
 23人の感想文が載っていたが、その中に廉のものが入っていた。自分の子の文なので、ここで公開してもいいでしょう。
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  「聴覚障害者は目印になるものをつけるべきか」

 今日の講演を聴いて最初に感じたことは、森本さんはこんなにも上手に話されるということでした。僕が持っている聴覚障害者のイメージでは、音がよく聞こえなくて話すのが苦難な人というものだったからです。しかし、現在の教育・リハビリテーションをすれば、他の人と変わりない話し方ができるのだと分かりました。
 また今日の質問に出てきた「聴覚障害者の方はその目印になるものをつけるべきか」という問題がありました。それについては、僕はつけるべきではないと思います。まず、そもそも「障害者」という言葉が好きではありません。目が見えにくい人、耳が聞こえにくい人、脳の成長が遅い人をまとめて「障害」というのは間違っていると思います。確かに信号を渡るのに手助けが要ったり、人に迷惑をかける回数が多くなるかもしれません。しかしその迷惑を「障害」というのであれば、僕たち人間すべて数が少ないにしても迷惑をかけているはずなので、「障害者」と区別すべきではないと思います。なので聴覚障害である印をつける必要はないと思います。印がないと困っている人を助けられないし、事故に繋がることもあるかもしれません。ですが僕たちひとりひとりの人間が、そのような人たちが世間にはいることを自覚すれば、助けを求めている人に気がついたり、車で移動したりするときも気をつけたりすると思います。
 まだまだ自分たちにはその自覚が足りないけれど、今日の講演をきっかけに小さなことから知っていくべきだと思いました。
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 私的には突っ込みたいところがいっぱいあった。
 しかし、ヨメさんに言わせると「うちのレンピョちゃんは、さすが。一番深いこと書いとる。」やて。

 おまえのとうさんは、かたっぽの腕の先がない人としゃべってても全然気がつかんようなやつやぞー。目が見えへん人に、一生懸命商品の色の説明するようなやつやぞー。こんな人のために、「障害者」の目印はあったほうがいいのかも・・・。

 全員の感想文を読ませてもらった。
 書くほうもいい子ちゃんばかり。選ぶほうもいい先生ばかりでしょう。「障害者」にかかわる感想文は、道から外れているようなんはあかんのかなあ。
 一つだけ残念だったのは、「私達の学校は、どうして障害のある方といっしょに学べないんでしょう」という感想文がなかったこと。
 社会がいろいろな人といっしょに歩んでいかなくてはならないのと同じように、学校もすべての人を受け入れてほしいと私は思います。

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2009年12月04日(金)

めげないやつ [雑感]

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 今日、不愉快な記事を見つけてしまった。それを紹介するのもどうかなとも思ったが、これは見過ごせない。

◎<阿久根市長>ブログに障害者への差別的記述、議会が追及へ (12月3日14時43分配信 毎日新聞)

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が自身のブログに「高度医療が障害者を生き残らせている」と、障害者に差別的な記述をして波紋を広げている。

 記述は11月8日付。医師不足解消策として勤務医の給与増額が議論されていることを批判する中で「高度医療のおかげで以前は自然に淘汰(とうた)された機能障害を持ったのを生き残らせている。結果 擁護施設に行く子供が増えてしまった」(原文のまま、以下同)と記述。さらに「『生まれる事は喜びで、死は忌むべき事』というのは間違いだ」と持論も展開した。

 さらに翌9日付では、自身の発言を批判する読者のメールを紹介したうえで「慎重さを欠く見解に見えたかもしれない」と記述。だが「高度医療が多くの人々に高い精神性を追求せざるを得ない機会を与えているのは現実だ」と持論を続けた。

 竹原市長のブログは「やめさせたい市議」実名アンケートなど、たびたび物議を醸した。木下孝行市議は「障害者やその家族に配慮のかけらもない」と批判。14日の12月議会一般質問で追及する構えだ。

 知的障害者の家族でつくる「全日本手をつなぐ育成会」(本部・東京都、会員約30万人)の大久保常明・常務理事は「命の価値に軽々しく差をつけ、優生思想にもつながる危険な考えだ。障害の有無に関係なく生きる権利を否定しており、公人の意見とはとても思えない」と強く反発している。【馬場茂、福岡静哉】
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 こんなレベルの低い市長の発言にいちいち引っかかったていたら、こっちまでレベルが低くなってしまう。しかし、今、この市長のブログはアクセス数がすごいらしい。私ものぞいてみた。
 「きっしょくわるー」
 なんでこんなきっしょくわるい人が、市長なん?

 阿久根市と言えば、うちの通販のお客様もいらっしゃる。毎年12月には、「あくねボンタンロードレース」もおこなわれている。私は、ボンタン好きやのになあ。

 そんな阿久根市に、この市長。一度リコールされた出直し選挙で再選。こんな言い方は失礼かも知れませんが、「こんな市長を選んで支持している阿久根市民の見識を疑います。」

 うん?
 今日のテーマ「めげないやつ」から、だいぶそれてしまったな。

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 昨日の話の続き・・・。

 兵庫県姫路近辺では、「こわれる」ことを「めげる」と言う。
 標準語の「めげる」は、「がっくりくる」とか「元気がなくなる」という意味。
 姫路あたりの「めげる」は、ものが「こわれる」という意味。
 そうか、物がこわれると心がこわれるのちがいだけなんや。

 避妊手術から帰ってきたきくは、体はめげていたけど心はめげていなかった。おなかが痛いのに、ウンコがんばって出してくれた。

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 おばしゃんにも、ちゃんと愛想してくれた。

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 おなか痛くても、走れるでー。

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 うちの家族の「めげる度」は・・・。(A・めげない、B・ふつう、C・めげめげ)

 ヨメさん、(体A・心C)。体はじょうぶだが、よくぶちきれる。ただし、仕事中は一家の大黒柱として、いつも「がまんがまん」です。
 廉、(体A・心不明)。こないだ新型インフルエンザにかかって休むまで、皆勤。心のほうは強いのか弱いのかよう分からん。
 真樹、(体A・心B)。体はがっちり系。心は若干弱そうに見えるが、やる時はやるヤツ。頼もしいでー。
 パオパオ、(体C・心A)。顔面骨折、嚥下障害、副鼻腔炎、歯痛と、次々と病院のお世話に。心は超鈍感なので、ほとんどのことには動じない。究極の「めげないやつ」かも。

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 きくもあんもも含め、みんな心も体も「めげないやつ(こわれないやつ)」をめざしてほしい。

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2009年11月24日(火)

イタチ! [雑感]

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 きくの散歩コースは、岩倉幡枝町の長代川沿いの道。

 ちょっと体調の悪かったきくだが、動物病院でいただいた薬を飲ませるとだいぶ復活してきた。
 昨日のこと。
 きくは散歩中にきょろきょろするのがくせだが(私といっしょ)、体調が悪い時はそれもなかった。復活してからは、きょろきょろきょろきょろ。・・・「見っけ!」

 長代川の草むらに、なにやらちょろちょろ。薄茶色の小さな生き物。2本足で立ったりもしている。きくも一生懸命見つめている。・・・「イタチ! 」

 「写真、写真。」
 しかし、動きが早くてうまく撮れない。やっと撮れた一枚が、トップの写真。
 うちのいなかでよく見たイタチに比べると、このイタチはちっこい。まえに家の近所でイタチを見たが、それもちっこかった。街のイタチは、おっきくなれへんのかなあ。

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昨日のきくちゃん

 きくの体調はよくはなってきているが、手術は避けられないようだ。来週あたりか・・・。

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昨日のタロウちゃん

 ご近所に引っ越してきてくれたイケメン犬・タロウちゃんは、相変わらずきくを見ては「クンクーン」と言ってくれる。きくも、今のところは「ガウガウ」と襲いかかっては行かない。仲良しっぽいんやけどなあ・・・。

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 あー、もうなにもかもめんどくさい。今日はイタチも見つけられたことやし、ビローンとなってゆっくり寝とくか!

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2009年11月19日(木)

京都水族館 [雑感]

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(財)京都市都市緑化協会ホームページより

◎毎日新聞(京都版)11月16日朝刊より

 支局長からの手紙:京都水族館 /京都

 日本は四方を海に囲まれているせいか、日本人は魚を食べるのが好きなだけでなく、見るだけの水族館も大好きなようです。正確なことは忘れましたが、大きな水族館がこれほど多くある国は珍しいと聞いたことがあります。水族館は自由に生きている魚を人間の都合で水槽に閉じ込めるからけしからん、と魚の立場に立つ意見もあるでしょうが、「水族館はあってはならない、悪いもの」とは思いません。

 ところが、京都市内中心部にある市有の梅小路公園にオリックス不動産(東京都港区)が日本初という内陸型大規模水族館「京都水族館(仮称)」を建てる計画だと聞くと、「水族館がある京都なんて想像もしなかった。京都に似合うだろうか?」と素朴に思います。大阪市や神戸市に水族館があっても違和感はありませんが、京都市に水族館が出来ると考えるだけで、違和感を覚える人は少なからずおられるのではないでしょうか。

 市緑政課が「京都水族館」とJR西日本が計画する「京都鉄道博物館」の建設を軸にまとめた「梅小路公園再整備の方向性(案)」を読むと、市は公園の再整備で地域が活性化することを大いに期待していることが伝わってきます(もっとも、同公園を作るときにも「地域を活性化する」と周辺住民に説明があったそうです)。しかし、市が最も期待しているのは市の財政が少しでも良くなることではないでしょうか。

 市は市有地を民間に貸せば借地料を稼げます。また、観光客が市内の宗教施設にお金を落としても税収にあまり直結しませんが、民間の水族館に約200万人(開業初年度の目標)も入場すれば市にも大きな増収となるでしょう。市は周辺社寺など「歴史文化資源」との連携を強化し、共存共栄を目指そうとしていますが、観光客が200万人も純増するでしょうか。現実的に考えれば、観光客は何カ所かの社寺で使う時間とお金を水族館に回すようになるでしょう。その結果、水族館建設を認めた市と社寺がぎすぎすするようなことにならないか心配です。

 そもそも同公園は平安遷都1200年を記念し、「都心の緑の創造」「歴史の継承と未来への飛躍」「緑の文化の発信」をテーマに整備されたそうです。京都水族館が「ワカメや昆布を主体にした海の植物園」になるのなら梅小路公園の理念にピッタリです。もちろん、そんなはずはないでしょうね。でも、どのような水族館になるか具体的な計画案はまだ市にも示されていないそうです。

 伝統と格式を重んじる一方で、革新性も併せ持つ京都、京都人が納得して受け入れられる水族館なのかどうか。早く青写真を見せてほしいという声をよく耳にします。皆さんはどのようにお考えですか。【京都支局長・北出昭】

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◎ (財)京都市都市緑化協会ホームページより

 梅小路公園のご案内

 梅小路公園は、市街地の中心(京都駅から西へ徒歩約15分)にありながら人が緑と花で憩える空間として、また災害時には市民の皆さんが避難できる場所として、1995(平成7)年から開園している面積約11.7ヘクタールの都市公園です。公園内には、広々とした「芝生広場」、水と親しめる「河原遊び場」、賑わいのあるイベントが開催される「七条入口広場」、フィールドアスレチックのある「ふれあい広場」などがあり、また有料施設として、建都1200年記念の日本庭園「朱雀の庭」や、自然がいっぱいのビオトープ「いのちの森」、昔懐かしい「チンチン電車」(土日祝のみ運行)、レストランや貸室(和室・茶室・イベント室)のある「緑の館」があります。
 公園の隣には、蒸気機関車のことならなんでもわかる「JR梅小路蒸気機関車館」があります。

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 3日前の朝。

パオパオ「今日の毎日新聞に、京都水族館のこと、わかりやすー書いてあったわ。『支局長からの手紙』っていうコラムあるやん、あそこに。」
ヨメさん「なんて?」
パオ「京都市に水族館は違和感を覚えるって。梅小路公園は緑の創造をテーマにつくらはったんやて。それやったら、ワカメや昆布の水族館にしたらテーマに合うって書いてあったわ。」
ヨメ「そんな変な水族館、誰が行くねんなー。」
パオ「そう、それが言いたかったわけや、支局長さんは。誰も作ってほしいってゆうてへんもん無理やり作って、誰が行くねんてな。」
ヨメ「そんなんゆうたら、動物園かてみんなそうやん。」
パオ「いや、それはいっしょにしたらあかんと思うけど・・・。」

 ここ最近の流れを見ていると、「何が何でも、梅小路公園に水族館作ったんどー」という京都市の意気込みが感じられて気色悪い。「そんなに必死になって作らんならんようなもんかい?」
 京都市の説明によると、水族館建設予定地は現在別の建物が建っている場所で、水族館ができても公園が狭まることはないらしい。
 しかし、しかし・・・。
 
 去年、パスポート申請で京都駅ビルに行き、お昼ごはんを食べたレストランから北側を見て絶句した。
 「オウ、ナンテコッタイ! コンクリートジャングル・キョウト」。
 よう、これで観光都市ってゆうてるなーと思った。とても「古都」のイメージではない。奈良のほうがよっぽどまし。

 その時思ったのは、コンクリートの建物を壊し公園に作り替えた会社に、莫大な報奨金を与えたらどうだろうということ。これから人口も減ってくるらしいし、会社や工場もどんどんつぶれていくだろう。そんな廃墟を残すくらいなら、今のうちに予算を計上し、それこそ「緑化」に力を入れていけばと思う。

 この梅小路公園も、ぐるっと回れば800mほどのジョギングコースがとれるらしい。それなら、その水族館予定地もジョギングコースにしてもらって、車の心配なく走れるコースを伸ばしてもらったらどうだろう。

 京都はまわりを山に囲まれているので、緑が多いと錯覚している人が多い。とんでもない。街中で安全に走れるところはほとんどないと言ってよい。大都会東京のほうが、よっぽど走れるところは多い。

 私が今ほしいのは、コンクリートで囲まれた冷たい建物ではなく、なーんにもない安全な原っぱです。

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2009年11月13日(金)

七階建てアパート、ガス中毒で全滅!? [雑感]

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 「ガス中毒で全滅!」
 と言っても、人間の世界の話ではありません。スズメバチの世界の話です。

 上の写真は、我が家の廉の部屋の屋根裏から出てきたスズメバチの巣。外側の丸い壁が壊れてしまったのでよくわからないでしょうが、ゆうに直径30cmは超えています。

 9月だったと思います。
 「パオパオー、コンセントが変な音してるー。」
 廉が自分の部屋で勉強している時、困った顔をして訴えてきた。廉の部屋へ行くと、エアコンのコンセントが、「ジジジ・・・」。天井裏から壁を伝って、なにやら液体が・・・。
 ブレーカーを切ってコンセントを開けてみると、中には甘ーいような液体。そして、小さくて黒いものがいっぱい。私には、アリに見えた。
 その前から廉の部屋の屋根裏にハチが出入りしているのは分かっていたが、すぐそばを通っても攻撃してこないのでそのままにしておいた。たとえハチでも、無駄な殺生はしたくない。
 しかし、この期に及んでは保健所に連絡するしかない。連絡した答えは、「今混んでいて、行くのはだいぶ先になります」。
 シビレを切らしたヨメさんは、ゴキブリ退治も兼ねてバルサン頼み。それを焚いたあと、ハチの死骸がいっぱい家の外に落ちていた。

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 そして、今週の月曜(11/9)。
 天井張替えの業者さんが天井めくったら、ドン!
 出てきました、スズメバチのでっかいボール型の巣。
 出入りしているハチのお尻が黄色ではなく黒かったので、スズメバチではないと思っていた。「クロスズメバチ」というのがいるそうだ。どうも、それであったらしい。

 ハチさんたちは、例のバルサンで全滅していたようだ。天井裏にはハチの死骸がなかった。みんなバルサンにいぶされて苦しくなって外に出て、そこで息絶えたようだ。気の毒だった。 
 それにしても、ハチの子までどこにもいない。あの子たちは、いったい・・・。

 バルサンを焚いたヨメさんは、「私は、絶対まともな死に方はでけんな」と言っている。それはそれで、気の毒。
 クロスズメバチに全身刺されて・・・、いやいやそんなことはない。きっとそんな時に、今まで大事にしてきたネコちゃんやワンちゃんが助けてくれるって。

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 こんなんが、ね!

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