2009年09月20日(日)
第9回丹後100kmウルトラマラソン −28年目の告白ー [ランニング]
<七竜峠にて>
「さっきは、久美浜でいっしょに写真撮ってもらってありがとうございました。あの時は言えなかったんですけど、前から増田明美さんにお会いしたら言おうと思っていたことがあったんです・・・。」
「えっ?」
「実は、私が走り始めたのは、当時高校生だった増田明美さんが日本新を連発している姿をテレビで見てからなんです。」
増田さんは、絶句。大きく目を開かれ、黙って右手を出された。そして、かたいかたい握手。
「ということは、20・・・」
「たぶん、28年くらい前になると思います。顔にブツブツのできた小さな女の子がすごいスピードで走っている姿を見て、ひょっとして自分もフルマラソン走れるんじゃないかなあと思って。当時の増田明美さんの姿には、ちょっと心が痛みましたけど・・・。」
「それは、よく言われました。」
「今から20年ほど前ですかねえ、長野の何とか村とかいうところのマラソン大会に行ったとき、増田明美さんとおんなじ宿になって、うちのヨメさんがいっしょにおふろ入ったって言ってました。」
「まあー、そうだったんですか。なにかご縁があるんですねえ。」
そう言われたときの増田明美さんの笑顔は、少女のようにかわいかった。
私がマラソンを始めたのは、正真正銘「増田明美さんのおかげ」。(このことは、ことあるごとに言ってます。)
そのころ(28年くらい前)走り始めた人のほとんどが、私と同じ動機だと思い込んでいた。しかし、周りのランナーに聞いてみると、同じ理由という人はいない。
(もし、「増田明美さんを見て走り始めた」という方がおられましたら、ぜひコメントを!)
「28年目の告白」
いつかお会いできたら言おうと思っていたが、やっと実現できた。今までも何回もマラソン大会のゲストととしてお見受けしていたが、こんな近くで直接お話できるとは思ってもみなかった。
ほんとうにうれしかったです。
※ あとで思い出した。うちのヨメさんが増田明美さんといっしょにおふろに入ったのは、「サラダ街道・信濃山形マラソン」だったと思う。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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