2008年04月02日(水)
カンピラ荘-やっと八重山3の4-(2月10日分) [宿情報]
鳩間行きの船が欠航のため、上原で泊まることになった。楽しみにしていた「マイトウゼ」(鳩間の定宿)、一希君(マイトウゼに住む中3)、中曽根さん(鳩間の吟遊詩人?)、かなちゃん(琉球犬ハーフ)、浦崎啓子さん(鳩間の柴崎コウ)、みんな夢まぼろしになってしまった。
「カンピラ荘」さんは初めてだが、旅行の前、西表に行くならここがお勧めと言ってくださった人がいた。その方はうちのお客さんで、若い時にカンピラ荘で働いておられた人だった。その時いっしよに働いていた人が、今もおられるらしい。
私たちはおふろにゆっくり入りたかったので、おふろ付きの部屋にした。八重山で、シャワーでなくおふろが付いている所はめずらしい。
ばんごはん、朝ごはんもおいしかった。
ばんごはんには貝のお吸い物が付いていて、食べると「じゃり」っと音がしたが、味はすごくよかった。
朝ごはんは、ごはんとパンの両方が出て、いろいろなジャムもあり、ヨメさんはうれしくなっていっばい食べていた。
ばんごはんの時、となりの女性に話かけられた。
「今日、船浮におられましたよね。イダの浜へ行く道で、すれちがいました。」
「はい。船浮小中の学習発表会を見に行ってたんで。」
「あっ、それ、私らも行きました。もう終わってたんですけど、おやつだけいただきました。」
「それは残念。子ども3人だけの学校でしたけど、すごくよかったですよ。来年、行かはったら?」
お二人は、兵庫の奥山ご夫妻。
話によると、奥様のほうは、30年くらい前から沖縄旅行をしておられるとか。ということは、私たちと同世代?
船浮には、池田卓さんの家が目当てで行かれたらしい。
私たちが鳩間に何回も行っていると言うと、うらやましがっておられた。鳩間加奈子さんの家が見たいらしい。
よくしゃべる奥さんと、時々合いの手のようにちゃちゃをいれるだんなさん。関西には、このパターンの夫婦がかなり多い。(うちも、そうかも。)
家でお座敷犬を飼っていると言われたので、携帯の写真を見せてもらう時、ちょっとドキドキした。私のにがてな高級犬ならどうしよう。よう、ほめん。
なんやー、でかい雑種ですやん。「はな」というそのワンちゃんは、白系のおとぼけ系のかわいいワンちゃんだった。よかった、雑種を飼ってる人はみんないい人やから。
京都の大学に通っておられる息子さんの話、ぼちぼちランニングをされている話、今までの沖縄旅行の話などでだいぶ盛り上がった。
鳩間には行けなかったけど、そのおかげで奥山ご夫妻に出会えた。
もしこのブログを見られたら、ぜひコメントを。必ず、「はな」ちゃんの写真も添付してくださいね。
カンピラ荘さん、どうもお世話になりました。楽しい時間が過ごせました。
(最近のホームページを見てみると、3月から、ばんごはんがなくなったようです。残念。おいしかったのに。)
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2008年03月08日(土)
さたみや旅館 [宿情報]
石川県七尾市の駅のすぐ南。
「さたみや旅館」さんは、うちの子が生まれる前からお世話になっている。
3月第2日曜は、地元京都でハーフマラソンが開催されている。(7000人参加)
本当はこちらで出店させてもらえれば楽なのだが、いろいろ事情があって入れてもらえない。
この日は、石川県能登半島・旧中島町(現在七尾市)で「なかじま万葉の里マラソン」が行われている。そこには、もう14年前から出店させてもらっている。
昔は、本当によく売れた。近くにランニング用品専門店がないせいか、この大会のうちの出店テントで一年分の調達をするというお客さんも多かった。
ただ最近はかなり売り上げが落ち込み、遠くてしんどい割りに合わんなという感じになってきていた。
それでも行き続けているのには、わけがある。
「さたみや」さんに泊まるのが、とても楽しみなのである。
20年近く前、まだ私たち夫婦には子どもがおらず、子どもがほしいという気もちもあまりなかった。その時、偶然泊まったのがこの「さたみや」さんである。当時は、ねこちゃんがいっぱい、ワンちゃんもいて、こっこちゃん(にわとり)までいた。
そして、かわいいかわいいちっちゃい子が3人。たぶん、6、4、2歳くらいだったのかな(女、男、女)。うちのヨメさんは、この子らといっしょにおふろに入り、その時初めて自分も子どもを産んでもいいかなと思ったらしい。初対面のお客さんに体を洗ってもらっている子どもたちが、かわいくてかわいくて。
3人の子たちとヨメさんがいっしょに写った写真は、今も大事にとってある。写真の日付は90年9月。昔あった七尾城山マラソンか、それとも珠洲トライアスロンの帰りに泊まったのか。
とにかくこのかわいい3人は、私たち夫婦にとって「運命の天使?」。
毎年、ここのお料理はすごい。いつも食べきれない。
特に去年は、私が原因不明の嚥下障害になってしまい、ものが飲み込めなくなって困った。超レアものの「しらうお」が出てきて、これにはまいった。ピチピチの元気な魚が、私ののどの前でのたうちまわっていた。「はよ、飲み込んでくれー」 「むちゃゆうなー」
今年は、いきなり蟹が一人一匹ずつ。お鍋はあるわ、お刺身はあるわ、牡蠣が出てくるわ、焼き魚もあるわ、・・・ここは竜宮城?
奥さんが、「ブログ見てます」って言ってはったけど、変なこと書かれたら困ると気を使わはったのかな。いや、それはないな。毎年毎年、竜宮城やもんな。
とにかく、動けへんくらいお腹いっぱいにさせてもらった。全部、すごくおいしかったです。どうもごちそうさまでした。
あっ、ひとつものすごく大事なことを書き忘れていた。
ここの奥さん、私らが知ってる旅館のおかみさんの中で、一二を争う美人です。美人でもあり、かわいい感じの人でもあります。
写真を撮らせてください、とお願いしたのですが、「お化粧もしてないし・・・」と断られてしまいました。残念!
能登半島方面へご旅行されるみなさん、ぜひご宿泊は七尾市の「さたみや」さんへ。
(お話をお聞きしていると、どうもうちの夫婦とさたみやさん夫婦はそれぞれ同い年に近いようです。)
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