パオパオだより

2008年04月09日(水)

やっと八重山シリーズ総括 [沖縄]

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 夢の八重山旅行から、もう2ヶ月がたった。
 4泊5日(実質4泊4日)の、仕事がらみでない旅行は本当に楽しかった。

 「クーの毎日」のクーちゃんに会えただけで、今回の旅行の目的はほぼ達成と言っても過言ではない。マラソンの日と翌日のエコツアーと、2回も会えた。もうそれが、うれしくてうれしくて・・・。テレビや映画でしか見られなかったスターに会えたような、そんな感覚。
 クーちゃんは、世界で2番目にかわいいワンちゃんです。(もちろん1位は、うちの「きく」)

 それ以外の目的も、だいたい思い通り。
 「やまねこマラソン」は雨の中をしっかり走ったし、「船浮小中学習発表会」もしっかり見れた。
 「鳩間」には行けなかったけれど、マラソン会場で古我知先生や小山校長先生に会えた。
 「大浜中」のユニフォームの子を何人も見たので、入波平先生も来ておられたのかも。そうだとしたら、会えなくてちょっと残念。
 「一希君」にお別れが言えなかったれけど、後で手紙を出したら返事が返ってきた。希望の高校に合格し、沖縄本島で元気に暮らしているようだ。
 「宮良校長先生」の笑顔も見られたし、想定外の三崎先生にも会えた。
 真樹がおすすめの「由布島」の水牛車も、ゆっくりと乗れた。めったに撮れないヨメさんとのツーショット写真も撮れたし。

 私の「パラグライダー体験」とヨメさんの「豪華エステ」は、両方アウトやったけど、これはもともとおまけみたいなもんやったから、まあいいか。次のお楽しみに取っとこ。

 旅行前のうちのヨメさんの鬼嫁度を10とすると、旅行中は1、帰ってきた直後が2か3、そして現在は・・・残念ながら8か9です。(だいぶ戻ってしもた。)

 「来年も、また行こな。」と言っても、「だれが、行くかー。」とか言っていたが、最近は、「暖かかったら、行ってもええかな。」と微妙に変わってきた。
 まだ10ヶ月もある。ねばり強く、ヨメさんを説得しよう。

★羽根田治さんの「極私的鳩間日記」4月5日の記事より。

 家に帰って古我知先生から留守電が入っていることに気付く。折り返し電話してみると、セイジとケーコ先生が引っ越したばかりの新居にやってきて4人で飲んでいるところだった。みんなけっこう酔っ払っているようで、楽しそうな雰囲気が受話器を通して伝わってくる。昨夜、先生からは「入籍しました」という連絡を受けたばかり。末永くお幸せに。

◎やまねこマラソンで古我知先生にお会いした時、「4月に本島の学校に異動になります。」と教えてくださった。その時、ちょっと口元がゆるんでいたので、「結婚しやはんのんちゃう?」とヨメさんと言ってたのだが、本当にそうだった。おめでとうございます。古我知先生らしい楽しい家庭を築いて行ってください。

 今度の学校にも、おじゃましてもいいですか?
 また、沖縄に行く理由が一つ増えた。私もヨメさんも、古我知先生の大ファンですから。
 

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2008年04月03日(木)

西表島観光-やっと八重山4-(2月11日分) [沖縄]

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 今日は、初めて普通の観光日。
 カンピラ荘でゆっくり朝ごはんを食べた後、バスで由布島に向かった。
 バス停近くのお店に張り紙がしてあった。「ニラカナイ宿泊のお客様は、お断りします。」
 やまねこマラソンに参加が決まった時、「ニラカナイに泊まろうか」と思ったこともあった。しかし、前に見た道路沿いの「ニラカナイ反対!」の看板が気になっていた。  

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 ネットで調べると、たいへん問題のあるホテルであることがわかった。自然破壊との理由から多くの反対があり、それを押し切って建設されたホテルだった。確かに、人口2000人ちょっとの島に、あのホテルは似合わない。きれいな浜も破壊されたそうだ。
 泊まらなくてよかった。


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 今度はバスに乗り遅れず、無事由布島に着いた。
 途中、山の合間にきれいな滝が見えた。あれが有名な、なんたらの滝か、そばまで行ってみたいなあ。
 今度、よんなぁよんなぁさんお願いします。

 私は3回目の由布島。もう、ベテランです。
 

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 水牛がゆったりゆったり。もうそれだけで、ヨメさんは大満足です。牛がかわいくてかわいくて。ツーショット写真はめったにないので、島でモデル水牛といっしょに撮ってもらいました。かえりの水牛はかなり」ゆっくりで、後ろからきた別の水牛に抜かれていた。おまけにかなり斜行しており、これは競馬なら失格です。おもしろい。何回乗っても飽きません。

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 由布島からまたバスで、大原港へ。
 水中観光船「うみえーる」が目当て。受付で聞いてみると、4人以上集まらないと船は出ないとのこと。そこらにいる人に向かって呼び込みをやろうとしたが、「かっこ悪いし、やめ」とヨメさんにしかられた。

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 仕方がないので、近くのスーパーでも行くことに。その間に人が来れば出航できるかもしれない。
 スーパーの帰り、口のまわりが真っ黒のワンちゃん発見。きくのちっちゃい時によう似とる。
 「きくちゃーん、元気にしとるかい。」
 よそ様の庭先で、勝手に写真を撮ってきた。

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 スーパーから戻ると、もう一人お客さんが増えて合計3人。これで出航してもらえることになった。(これは赤字覚悟ですな。) 沖のほうに行くと、日本最大級のさんご礁。こりゃ、すごい。
 腹ばいで見てくださいとすすめられたのでそうすると、ちょっと船酔い。ヨメさんは、かなりしんどそうだった。
 この船は酔いやすい。気をつけて。

 
 大原港に戻った時、石垣行きの船が出そうになっていた。「うみえーる」の帰りが少し遅れたからだ。(ちょっと長めのサービス?)
 こちらの船の方が、指笛でむこうの船に知らせてくれた。それで気づいてもらって、なんとか乗ることができた。あぶなかった。

 石垣に着くと、まず公設市場のある商店街に行った。ここは京都で言うと、出町? 大宮? いやいやもっとごちゃごちゃした、いい感じの通りです。うちのヨメさんは、こうゆうとこが大好き。
 公設市場のトイレで、横から声が。
 「おとつい、西表におられましたよね。」
 「はい。」
 「犬のTシャツ着ておられたから、よく覚えてるんです。」
 確かに、きくちゃん顔でかでかトレーナー着てましたけど。声をかけてくださったあなたは、だれ?

 

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 そこでいろいろおみやげを買い、タクシーでホテルに向かった。
 今日のホテルは、フサキリゾート。コテージ風の建物がいくつも並んだ、ちょっとかわったホテル。
 ここで、ヨメさん念願の高級エステを予約しようとしたが、すでにいっぱいで断念。残念!

 

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 気を取り直して、創作島料理「ゆんたく」へ。
 ここはよかった。めったに食べられないナポレオンフィッシュを食べ、その後は石垣牛のコース料理。やわらかくて、おいしかった。
 お店の従業員さんも感じがよく、楽しそうに働いておられるのがよかった。料理を運ぶ女の人がすごく日に焼けているように見えたのが、気にはなったけど。(なんぼ沖縄ゆうても、今2月やし・・・。)

 外は、パラパラと雨。
 いろいろありましたが、まずまずゆっくりできた一日でした。


(注)デジカメのバッテリー切れのため、2枚目以降の写真はヨメさんの携帯で撮ったものです。

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2008年03月27日(木)

やっとこさ漕ぎ着けた八重山旅行(2月8日分) [沖縄]

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 今年の年賀状に、2007の10大ニュースを載せました。
 家の引越しのこと、子どもたちの入学(高校と中学)のこと、最高8ひきいたネコが1ぴきになってしまったこと、私の嚥下障害のこと、などなどを写真入りでならべました。
 しかし、ここには入れなかったのですが、私個人にはもっと重大なニュースがありました。
 
 それは、去年の12月14日、私の誕生日のことです。
 この日は、沖縄の「竹富町やまねこマラソン」のエントリーしめきり日。それも、夜の12時までにネット申込みをしなくては間に合いません。
 だいぶ前から、「いっしょに行かへん?」とヨメさんをさそっていたのですが、「旅行まで行って、あんたの世話せんなんのん、かなんわ!」と冷たくあしらわれていました。でも今日は誕生日やし、あかんでもともとのつもりでもう一回言ってみました。モジモジ。そしたら、「そんなに行きたいんかいな。それやったら、はよ申込み!」との奇跡のようなありがたいお言葉。
 こうしてぎりぎりでマラソンエントリー完了。夫婦二人で行く沖縄・八重山旅行が決定しました。
 この事件(!?)が、去年の私の最大のニュースでした。

 でも、ここからもいばらの道が続きます。
 ことあるごとに、「やっぱり、行くのやめようかなあ。」という悪魔の、いやもとえ、ヨメさんのささやき。
 「もう、飛行機取ったし。」と言っても、「キャンセルしたらええやん。」とか。
 「どうしてもってゆうことやったら、全部別行動にしてな。」とか。

 「あんなー、西表島には、『クー』ちゃんがおんねんでー。あの目にパンチ食らったような顔のワンちゃん。めっちゃかわいいでー。そのワンちゃんが、エコツアーについてきてくれるんやでー。」(天使のささやき?) この言葉に、ヨメさんの心はグラリ。

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クーとクーの家(2006年5月)

 
 これで、旅行先の優先順位が決まっていった。
 ?ブログ「クーの毎日」の主役クーちゃんに会う。
 ?「竹富町やまねこマラソン」に参加。
 ?船浮小中学校の学習発表会を見学。
 ?鳩間・マイトウゼの一希君(中3)に再会。通事さん、中曽根さんとしゃべる。
 ?石垣・平久保小学校の宮良校長先生に再会。
 ?あわよくば、古我知先生(鳩間小中)、入波平先生(石垣・大浜中)に再会。
 ?由布島の水牛車。(真樹がおすすめ)
 ?私はパラグライダー体験、ヨメさんは豪華エステ。
 ・
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 ・
 欲ばりです。
 4泊5日、正味は4日しかないのに、けっこうきついスケジュール。でも想像しただけでよだれが出そうな、超豪華ツアーです。(と思っているのは、私だけ?)
 もともとヨメさんは旅行の計画をたてるのは苦手で、私が勝手に作っていく予定をだんだん認めてくれるようになりました。

 

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よんなぁよんなぁさんを見上げるクー(2006年5月)

 2月8日(金)、仕事を早めに切り上げ、「はるか」で関空へ。電車は渋滞の心配もなく、落ち着いて空港まで行くことができました。それにしても、「はるか」はすき過ぎ。金曜の夕方だというのに、1両に10人も乗っていませんでした。
 出発までのあいた時間に食事をとり、夜7時、関空発那覇行の飛行機に乗りました。
 「ああ、これでやっと一安心じゃー。なんぼのうちのヨメさんでも、もう、帰るとは言わんやろ。」(私の心の底からの叫びです。)

 ホテルは、「沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ」。
 夜遅く着いて翌朝早く出発だったので、もったいない感じがしました。ただ、短時間の滞在でしたが、久しぶりにゆったりとした時間が過ごせたように思います。

 (注)クーちゃんの写真2枚は、よんなぁよんなぁさんのブログ「クーの毎日」から取らせていただきました。

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2008年02月03日(日)

琉球・沖縄民俗芸能鑑賞会 [沖縄]

 午後2時開始に間に合うよう、京都を出た。

 「草津かー、なつかしいな。」
 17年前、教師の仕事を辞め、バイトで牛乳をスーパーに卸していた。わかりやすく言うと、配送のにいちゃんをやっていた。(にいちゃんといっても、当時すでに35歳。)毎日、この近江大橋を渡っとったなー。

 市民交流プラザに着くと、こじんまりした会場に50人ほどの人たち。写真を撮ってもいいかだけを確認し、入場。

 第一部  琉球舞踊

 いきなり、面食らってしまった。「かぎやで風」
 めっちゃ、ゆーーーっくり。スローモーションを見ているみたいだった。お二人のゆっくりぶりがシンクロ。こんなゆっくりな踊りがあったとは。あぜんとしているうちに終わってしまい、写真を撮るのも忘れてしまった。
 
 「よんなぁよんなぁ」(ゆっくりゆっくり)とは、このことか。この時、はたと思い浮かんだ。
 ブログ「クーの毎日」のライターは、よんなぁよんなぁさんである。でも、あの人、沖縄出身じゃないよな。

 2番目に、高間さんが一人で出てこられた。「加那ヨー」
 えっ! 一瞬人違いかと思った。この人が、あの高間さん? 2年前、ふんわりした笑顔で、私と娘に話しかけてくださった高間さん?
 お化粧のせいもあるかも知れないが、かなりやせられたように見えた。体調をくずされたと聞いた時、お電話では「全然、たいしたことないです。」とおっしゃっていたが、これはちょっと心配。

 その後、「鳩間節」 「四ツ竹」 「いちゅび小(ぐぁ)」  

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「加那ヨー」の高間悦子さん

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「四ツ竹」の豪華衣装


 
第二部  沖縄館さんしん倶楽部

 高間さんを含め、総勢10名でさんしんを演じられた。中学生の男の子が、お母さんといっしょにしっかり弾いていたのが印象的だった。
 「安里屋ゆんた」 「芋の時代」 「バチクァイ節」

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第三部  新垣優子 島うたライブ

 沖縄本島最北端ヤンバル、「辺戸」出身の新垣優子さんのライブ。
 申し訳ないけれど、まったく知らない方でした。

 いきなり、沖縄の言葉で話し始められ、何がなんだかさっぱり。(会場の半分くらいの人は、わかっていたようだ。)
 辺戸は、100人足らずの村で、今はおじいおばあの一人暮らしがほとんどだそうだ。
 現在、長崎・五島列島・福江在住で、今日の滋賀の雪景色には、びっくりしたとおっしゃていた。
 夫は公表、ご自分の年齢は未公表。(かな?)

 どんな人なんかなーと見ていると、まず、かわいいわらべうた。その後一変して、のびのある沖縄民謡。しんみりした永良部の唄もあり、さんしん一つでこんなにいろいろなことができるんだと感心した。

 お話の中で、一番おもしろかったこと。
 中学生の時、顔にできものができ、近くにお医者さんもいないので困っていたら、「○○のおばあのとこに行け。」と言われた。そこでは、おはらいのような用意がされ、目をつぶっていると、「ペッ、ペッ」と言う音と「シュッ、シュッ」と言う音が交互に聞こえる。恐る恐る目をあけると、「ペッ、ペッ」はおばあのつば、「シュッ、シュッ」はほうきのような物で顔をはく音だった。
 自分のおばあにその話をしたら、「あのおばあは、効かん。」と言われ、また別のおはらいをしてくれたそうだ。(そのおはらい、ちょっと体験してみたいような・・・。)

 昨年12月に出されたCD「風ヌ葉」を買い、それにサインをしてもらった。
 人形劇もされるとプロフィールに書いてあったので、そのことも聞いてみた。
 実は、私も教師かけ出しのころ、発泡スチロールを使った人形劇を学校でやっていた。新垣さんは、それとはまたちがう人形を使ったもののようだ。今度は、それを見てみたい。次は、真樹も来てくれたらいいのにな。

 最後に、高間さんのごあいさつ。
 これからも、このような催しを続けていきたいとのこと。私も、何らかのかたちで協力していきたい。
 最初は、場違いな存在ではないかと心配だったが、大満足な3時間だった。参加費2500円も安い。

 このような機会があれば、ぜひ、次も参加したい。
 (それにしても、高間さんは、やっぱり前よりやせられていた。沖縄県人会・沖縄館・沖縄ファン倶楽部<沖縄出身以外の会>と幅広く活動されているので、疲れがたまっているのでは・・・、心配。)

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新垣優子さん

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高間悦子さん


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2008年01月22日(火)

高間悦子さん [沖縄]

 滋賀・沖縄県人会事務局の高間悦子さんに、初めてお会いしたのは、2006年5月のことである。
 娘の真樹が、「沖縄、行ってみたいなあ。」と言い出し、それなら沖縄の人に直接話を聞いてみてからと思っていた。 ちょうどその時、京都新聞に、沖縄返還34周年の記事が出ていた。

 「本土の人は、自分の見たいものしか見ないのか。」

 これが、その記事に寄せられた高間さんのコメントである。
 高間さんは、湖南市(旧甲西町)で、「沖縄館」を経営しておられた。そこには、沖縄の情報を求めてたくさんの人が訪れる。しかし、そのほとんどが遊びの情報を求め、米軍基地や沖縄戦の話には目もくれない。それに対して発せられたのが、先の言葉である。
 この言葉には、衝撃を受けた。

 とりあえず、「沖縄館」に電話してみた。
 「小6の娘と沖縄旅行に行こうと思ってるんですが、(新聞記事を見て)、見たいものしか見ない人間にならんように、高間さんとお話したいんですが・・・。」
 「お店の仕事で中断するかもしれないけど、それでよかったら、どうぞ来てください。」とのお返事。
 日曜参観の代休を利用し、京都の山奥から滋賀の湖南市まで出かけて行った。

 高間さんは、初めてお会いした人なのに、なにか懐かしいような、ふんわりとしたふんいきを持った人だった。(私の二番目の姉と同世代。) 
  無知な私のへんな質問にもあきれず、ていねいにわかりやすく答えてくださった。横にいた娘も、すべてしっかり聞いていた。

 その話の中で、私が一番印象に残っているのは、今学校で行われている平和教育への失望である。
 招かれて学校でお話をする機会がたくさんあったそうだが、先生方が沖縄について下調べをされてる節はほとんど感じられなかった。ただ、名ばかりの「平和教育」をこなしているという感じすらした、というようなことをおっしゃっていた。(今や、先生までもが見たいものしか見ない人間なのか。)

 この指摘は、きつかった。
 私も、若き日の一時期、小学校教師をしていた。戦争や沖縄のことをほとんど勉強せずに、子どもらにいいかげんなことを言っていたように思う。
 まず、沖縄のことを少しでも知ろう。そして、もうこれ以上沖縄の人をだましたり、裏切ったりするのをやめよう。
 本気で、そう思いました。
 この日から、私の座右の銘は、「見たいものしか見ない人間は、ダメ! 」

 その高間さんから、お手紙をいただいた。うれしいお知らせだった。
 体調をくずされ一時閉館となっていた「沖縄館」が、別の場所で復活。
 2月3日には、「沖縄民俗芸能鑑賞会」を開催。

 お電話させてもらった時、聞こえてきた声はすごく元気そうだった。「鑑賞会」の会場が草津と近かったので、行かせてもらうことにした。
 「私も、舞踊とさんしんの両方に出ますので・・・。」

 しっかり見させてもらいます。
 また、楽しみがひとつふえた。

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2006. 5.22 高間さんと真樹

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ポーク玉子定食・沖縄そば・ソフトクリームをいただきました


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