2010年09月20日(月)
第48回京都スポーツ祭典陸上競技大会・京都府立大編 [陸上競技]
10000mを走る廉。それを見守ってくださっている塚本政琉さん。そして、その二人がうまい具合に写真に入るように苦心している私。
いい写真でしょ。
後で廉に「塚本のおっちゃん、知ってるやろ」と聞いたら、「知ってる」とのこと。
な、知らんとこで応援してくれてはる人いっぱいいるんやで。それ、忘れたらあかんで。
「京都キャロット」のお客様の中に、京都工芸繊維大学陸上競技部の女子選手がおられ、「工繊大と府立大はいっしょに練習してますので、ぜひ来てください」と言ってもらったのがきっかけ。(今となっては、それがどなたであったのか分からないのだが・・・。)
大学入学式の2ヶ月も前に、「陸上競技部に入部させてもらった」と言ったときは正直ビックリ。「大学入ったら陸上やるかも」と言ってたんは、パオパオをぬか喜びさせるためじゃなくて本気やったんや。
どうせなら、「陸上競技未経験者がどこまでやれるか見せたらんかい!」と、パオパオは思っています。
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さて、今日も京都府立大学陸上競技部の宣伝を。
まず先陣を切るのは、三須選手(2年)の女子1500m。
三須さんは、いつも部のホームページに大会のスタートリスト(タイムテーブル)をアップしてくれている。そのおかげで、応援する私も予定がたてやすい。いつも、ありがとね。
ラストのスプリント勝負、すごかった。おしかった。でも、大学ベスト。
「よかったね」と私が言った時の微笑返しがステキでした。
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2番手は、有山選手(2年)の男子400m予選。
スタートダッシュも見ごたえあり。
予選は軽く2位通過。
400mはスタートからゴールまで呼吸しないと聞いたことがあるが、本当にそれで持つのだろうか。
決勝が楽しみ。
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3番手、青木選手(1年)の女子100m予選。
これぞ「横綱相撲」というレース。体の張りが他の選手とちがうように見えた。
レース前、上り坂ダッシュをくり返していた姿がかっこよかった。短距離が苦手な私は、ガッガッガッと進むあの姿にあこがれてしまう。
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4番目は、男子4×400mリレー。
1走、内海選手(1年)。
2走、小林選手(1年)。
3走、佐藤選手(1年)。
4走、有山選手(2年)。
アンカー有山選手は、さすがに400mの専門。見事な追い上げで2チームを抜き去ってゴール。これは、個人としての400m決勝も期待できる。
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5番手、庵原選手(1年)の女子800m。
「でっ、でたー」と思わず叫んでしまった。先頭走ってるじゃないですか。
残り100mでも2位以下にかなりの差。「これはいける!」
かなり追い詰められるもトップでゴール。
「やったー、表彰台!」と思ったが、もう1組あり、全体では6位とのこと。でも、ワクワクドキドキさせてくれるいいレースでした。
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6番手は、大竹選手(4年)の女子走り高跳び。
最初のほうはずっとパスをしていて、私が見たときはすべて失敗だった。「まさかの記録無し?」と心配だった。
跳躍系は、本番で急に跳び方が分からなくなるというということもあると聞いたことがある。オリンピックや世界陸上などでも、有名選手が記録無しというのもめずらしくはない。
「まさか、まさか」と思っていたが、私がたまたま目をはなした時に一度成功していたようだ。しかし、記録的には不本意で、2位とはいえ本人は喜べないものであったようだ。
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7番手、有山選手(2年)の男子400m決勝。
好調持続で力強い走り。弟3レーンの選手とデッドヒート。
僅差の2位。
しかし、いい勝負をみせてもらった。
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8番手、佐藤選手(1年)の男子5000m。
佐藤選手は、廉と同学年で廉より速い長距離選手。シーズン当初は、いつも廉のだいぶ前を走っていた。しかし、現在故障からの回復途中で本来の走りができていない。
「早く本来の調子を取り戻して、廉といっしよに強くなってくれ!」
そんな思いで佐藤選手のひたむきな走りを見つめていた。
力を振り絞ってのゴールは、自己ベストから1分以上遅いものだった。でも、今回のレースは次へのステップだと考えて・・・。
しかし、この後、不可解なことがあった。
三須さんが全員の記録を控えてきてまとめてくれていたのだが、佐藤選手の5000mの記録が「17′30″44」になっていたというのだ。
私が撮った写真では、ゴール数メートル手前で「17′20″」。三須さんたちが独自で計測していたもので、「17′22″」であったらしい。
「うちは写真判定を採用しているから・・・」というのがこの大会の主催者さんの自慢である。しかし、これではそれ以前の問題と言わざるをえません。大会主催者さんがミスしてはいけない最大のものは、「記録計時と記録発表」であると思うのですが・・・。
(※ もしこの部分が私のかんちがいでしたら、おわびして訂正します。)
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9番手、内海選手(1年)の三段跳。
この種目は、目の前で見られることはめったにない。せっかくなので連続写真で。
見ているだけでもおもしろい。ワクワクドキドキ。自分もやってみたくなった。
この後の私と廉の会話。
「三段跳、やってみようかな。」
「なんで?」
「出場者少ないし、全国行けるかも知れん。」
「ムリムリ。三段跳ってな、踏み切り板から砂場まで10mあんねん。砂場に入れへんかったら記録なしやで。」
「そっかー。そら知らんかった。」
陸上競技も奥が深い。
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10番手は、青木選手(1年)の女子100m決勝。
(動画撮影に成功したのですが、アップの仕方が分かりません。動画から切り取った静止画で。)
結果は、後半の伸びがすばらしい見事なブッチギリ優勝。
「おめでとう!」
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さて、満を持しての登場(?)。
藤井選手(1年)の男子10000m。
このレースの見所は、藤井選手が目標としていた6位以内に入れるかどうか。(もう一つの目標「34′30″以内」は気温が上りすぎ、かなりきつい。)
6位以内に入るには、まず、いつもの合同練習の仲間・京都工繊大のメンバー5名の中の上位に食い込まなければならない。
初めはやや控えめな位置取りだったが、次第に前へ。自分たちのグループ内では2番手、全体の中でも5番手くらいの位置を走っていた。
それまで雲に隠れていた太陽が、こんな時に限って顔を出してきた。このレースの時だけ30℃を超えていたのではないだろうか。
「廉、水取れよ!」
これだけは何度もくり返し叫んだ。
やはり暑さのせいで、目標にしていた34分30秒にはとても届きそうにない。
残り2周。
後ろに迫っているのは、ゴールを迎える工繊大のS選手。なんとか2周抜かれを免れた。
ゴールは、35′31″10 。
4位で全国大会出場決定。11月3日の千葉での全国大会では、34分30秒以内をめざせ!
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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