2010年06月10日(木)
京都マラソンは京都迎賓館で [雑感]
昨日走っていてひらめいた。
2012年から始まる「京都マラソン」のメイン会場を、京都迎賓館にしたらどうでしょう。
今、政府の事業仕分けが話題になっているが、京都一(ひょっとしたら日本一)宝の持ち腐れになっている施設は「京都迎賓館」ではないでしょうか。
確かあの施設は200憶円以上かけて作ったものである。ところが、東京に本家迎賓館があるので、年間使用日数は一けたと聞いたことがある。年間維持管理費にいくら使っているのか知らないが、どうして誰も文句を言わないのだろう。
管轄が内閣府ということは、全額国民の税金でまかなわれているはずである。
元々あの場所は京都御所内の原っぱで、私も若い時は何回も草野球で使わせてもらった。その使用権の抽選に当たるのがたいへんなほどの人気で、今よりも多くの人に喜んで使われていた場所であることはまちがいない。
「京都迎賓館」は、いわば、草野球選手たちの小さな楽しみを奪った上に出来上がった施設なのである。
元々そんな場所であるので、ぜひ年1回のマラソン大会くらいには使わせてもらいたい。(長年続いていた「京都元旦ロードレース」も、5年ほど前になくなってしまったことだし。)
ここなら、地下鉄でも来れるし京阪電車も便利。
それに、現在「京都マラソン」のメイン会場に予定されている平安神宮は、あのでかい赤い鳥居がめちゃめちゃかっこ悪い。あれが京都の象徴やと思われたら、恥ずかしーてたまらん。
「京都迎賓館」で、「京都マラソン」に来ていただいたお客様をもてなす。これこそ、本来の使用目的にかなっているのでは。
京都御所の砂利道がスタートゴールやったら、かっこいいと思うんやけどなあ・・・。こここそ、他のどこでもない「京都」ですっていう感じ。ただし、スタートゴールの走りにくさ日本一の大会になるやろね。でも、それもおもしろいやんね。
京都のど真ん中を長い時間交通規制するのはむずかしいし、時間がかかる人は後半は御所の中をぐるぐる回るちゅうのもおもしろいかも・・・。うーん、それでは期待して来やはった人らに怒られるかな?
◎内閣府ホームページより
京都迎賓館
京都迎賓館は日本の歴史、文化を象徴する都市・京都で、海外からの賓客を心をこめてお迎えし、日本への理解と友好を深めていただくことを目的に平成17年に建設されました。
歴史的景観や周辺の自然環境との調和を図るため、日本の伝統的な住居である入母屋屋根と数寄屋造りの外観をいかし、築地塀を巡らせた品格のある和風の佇まいを創出しています。建設に当たっては、数寄屋大工、左官、作庭、截金(きりかね)など、数多くの伝統的技能を活用し、京都を代表する伝統技能者の技が生かされています。また、調度品についても西陣織や蒔絵(まきえ)、漆などの伝統的技能を活用した家具を配置しています。
東京(赤坂)に位置する洋風建築の迎賓館とあわせ、国公賓などの賓客の接遇の場としての役割を果たします。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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