2024年09月17日(火)
不審者追跡 [アルバイト]
今日も大学警備のバイト。
一日のうち一番長いのは、警備モニターによる監視の時間。
と言っても、ほとんど真剣には見ていませんが。
夕方から順次戸締りをしていく。その一回目が終わり、何気なく警備モニターを見ていると「前庭に不審者!」
旗の掲揚ポールの下あたりをウロウロする・・・、それは人影ではなく猫ちゃんでしたー。
「あらま、アンイやん。パオパオに会いに来てくれたんやな。」
急いで前庭まで。
そしたら、まだアンイはいた。
小石を敷き詰めた前庭は、猫にとってはすごく気持のいいところみたい。
「あれれ、どこ行くん?」
私はまた建物の中へ。
「なーるほど、バッタを狙ってたんか。」
でも、捕まえられなかったようだ。
もう次の戸締りの時間になったので、ここでさようなら。
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戸締りから戻って「もうおらへんやろなあ」と思いつつも、念のためもう一度前庭へ。
「おったー。」
「アンイ、オッサン待っとってくれたんか。」
「べつにー」と言いながら、アンイは私にお尻を向けた。
でも、「アンイ」と呼べば立ち止まってくれる。
「ほれほれ、写真撮りたいんやろ。撮っときやー」って言ってるみたい。
「それでは失礼します。」
大学の柵を超え、アンイの姿は見えなくなった。
ここで、また次の戸締り。
一気にできたら楽なのだが、小まめに戸締り時刻が設定されているのでたいへん。
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しばらくして、また念のため大学の南の路地に入ってみた。
「おったー。」
こんなにうまい具合に会えると、ほんとうに私を待っていてくれたと思ってしまう。
不審猫を追いかけていたつもりだったが、これでは私が不審者そのものだった。
それはもう、警告レベルだったかも・・・。
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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