パオパオだより

2024年08月06日(火)

[雑感]

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◎NHK 2024年8月5日 23時23分

   体操 女子種目別 ゆか 岸里奈は7位 パリオリンピック

パリオリンピック、体操の女子種目別、ゆかの決勝が行われ、オリンピック初出場の16歳、岸里奈選手は7位でした。

体操の女子種目別、ゆかの決勝は、5日、予選を通過した9人の選手が出場しました。

日本からは予選を8位で通過した初出場の16歳、岸選手が出場しました。

岸選手は序盤に2回宙返り2回ひねりのH難度の大技「シリバス」を決めますが、その後は着地でわずかに乱れ、13.166で7位でした。

金メダルはブラジルのレベッカ・アンドラーデ選手で14.166、銀メダルはアメリカのシモーネ・バイルズ選手で14.133、銅メダルはアメリカのジョーダン・チャイルズ選手で13.766でした。

■岸里奈「次の大会ではメダルを取りたい」
7位だった岸里奈選手は「細かいミスもあったが、その中でも予選や決勝などノーミスで演技することできたのは成長だった」と今大会を振り返りました。

そのうえで「これからはDスコアの演技も技術を上げる必要があるが、技が難しくても美しい体操をしたい。今回、オリンピックで演技した経験を糧にして、またオリンピックでいい演技をして、次の大会ではメダルを取りたい」と、意気込みを話しました。
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 「糧(かて)」という言葉を久しぶりに聞いた。
 まさかの16歳の女子体操選手の口から。

 私は競技や演技より、そのあとのインタビューを真剣に見てしまう癖がある。
 走り幅跳びの橋岡優輝選手、群を抜いてよかったねえ。ほかの誰でもない「橋岡」という感じで。
 1500予選惨敗のあとの田中希実選手もよかった。ニュースで「号泣」と書いてあったが、全然号泣ではなく、しっかり話していた。
 バドミントンのワタガシペアは、普通によかった。私もこんな普通の受け答えを素直に受け入れられると、自分でも意外だった。
 でも、やっぱり岸里奈選手の「糧」が今のところ私の1位。

 私が初めて「糧」という言葉を聞いたのは、ピンクピクルスの「一人の道」。
 東京オリンピック(1962)マラソン銅メダリスト・円谷幸吉選手の悲運を歌った曲の中で。(今の若い子は「つぶらや」と読めるだろうか。)

 「大きな夢はただ一つ 五つの色の五つの輪
  日本のためのメダルじゃない 走る力の糧なんだ」

 円谷選手の遺書「○○おいしゅうございました」を知っている者は、この「糧」には大きな思いが込められていると感じたと思う。

 私の走る(生きる)糧はなんだろう。
 よーく考えなければ。

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