2021年11月27日(土)
「梅切らぬバカ」 [映画]
◎シネマトゥデイより
梅切らぬバカ (2021) 2021年11月12日公開 77分
■見どころ
女優の加賀まりこが自閉症の息子の将来を案じる老いた母親を演じるヒューマンドラマ。地域社会から孤立し、息子と二人きりで生きてきた母親が、息子の自立を模索する。お笑い芸人で『間宮兄弟』などの俳優としても活動する塚地武雅が息子を演じるほか、渡辺いっけいや森口瑤子、斎藤汰鷹、林家正蔵、高島礼子などが共演。監督を『禁忌』などの和島香太郎が務める。
■あらすじ
占い師の山田珠子(加賀まりこ)は自閉症の息子・忠男(塚地武雅)と二人で暮らしていたが、ある日、忠男の通う作業所で知的障害者のためのグループホームへの入居を勧められる。珠子は自分の死後の忠男の人生を考え、忠男の入居を決める。しかし、環境の変化に戸惑った忠男は、ホームを抜け出した際に、ある事件に巻き込まれてしまう。
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いつもスタートからつまずいている。
「梅切らぬバカ」という映画なのに、「『横切らぬバカ』ゆう映画見てくるわ」とヨメさんに言っていた。すぐヨメさんがまちがいを指摘してくれたけれど。
「『梅切らぬ』ってしょうもないやん。『横切らぬバカ』の方が絶対見たくなる題やん。」
そう言っても、ヨメさんは全然同意してくれなかった。
この映画のオフィシャルサイトでは、以下のように説明されていた。
◇ ◇ ◇
■ストーリー
父親代わりの梅の木が運んでくれた“小さな奇跡”とは・・・
山田珠子は、息子・忠男と二人暮らし。毎朝決まった時間に起床して、朝食をとり、決まった時間に家を出る。庭にある梅の木の枝は伸び放題で、隣の里村家からは苦情が届いていた。ある日、グループホームの案内を受けた珠子は、悩んだ末に忠男の入居を決める。しかし、初めて離れて暮らすことになった忠男は環境の変化に戸惑い、ホームを抜け出してしまう。そんな中、珠子は邪魔になる梅の木を切ることを決意するが・・・。
■ことわざ「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」とは?
樹木の剪定には、それぞれの木の特性に従って対処する必要があるという戒め。転じて、人との関わりにおいても、相手の性格や特徴を理解しようと向き合うことが大事であることを指す。
◇ ◇ ◇
私の走友、兵庫・ゆめさき舎の松本さんは、知的障害者の施設を運営されている。その関係で、私も何度か遊びに行かせてもらった。
ただし、「相手の性格や特徴を理解しようと向き合う」つもりで行かせてもらったわけではない。自分が全然知らない世界を少しでも見せてもらえたら、という軽い気持ちだった。
幸い通所者のみなさんと打ち解けることができ、松本さんからは「藤井さんがどこにいるのか分からんくらいです」とお褒めの言葉(?)をいただいた。
でも、それは「遊びに来た者」の思い上がり。
毎日毎日延々と続く日々は、(なんと言ったらいいんでしょう)・・・。十分なコミュニケーションが取れない相手との(なんと言ったらいいんでしょう)・・・、うーん。
私がこの映画を見て一番に思ったのは、「ゆめさき舎、また行かなあかんなあ」ということ。
長いこと行かせてもらってへんから、通所者もだいぶ変わってしもたんやろね。
思い立ったら実行。
年内に、「行く!」
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【今日のきくみー】
今日、私はイレギュラーの24時間バイト。
早起きしてお茶漬けサラサラを食べているとき、早くもきくちゃんが起きてきた。このごろパターンが崩れてきて、いつ寝ていつ起きるか分からないらしい。
でも、私は朝からきくちゃんが見られてよかった。
み―ちゃんは安定。
今日も朝から、みーみーゆうてます。
「かしこそう。」
Posted by パオパオ トラックバック ( 0 ) コメント ( 0 )
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